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雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Nathalie Loriers / Walking Through Walls, Walking Along Walls

   ↑  2009/10/01 (木)  カテゴリー: piano

nathelie noriers walking





ベルギー・ジャズ界の才媛、ナタリー・ロリエ ( Nathalie Loriers , 1966~ ) の95年にリリースされたサード・アルバム。

先日、通算7作目となる作品 『 Moments d'Eternite 』 がリリースされたので買ってみたのですが、やはりというか今回もピアノ・トリオではありませんでした。今回はバート・ヨリスのトランペットとストリングス入り。前作 『 L'Arbre Pleure 』 はウード入りの中近東音楽だったし、その前の 『Tombouctou 』 は3管入ってたし、このところピアノ・トリオからどんどん離れていってます。

やっぱり、ナタリー・ロリエはピアノ・トリオで聴きたいなぁ、と思うと、この95年の 『Walking Through Walls, Walking Along Walls』 と99年の 『 Silent Spring 』 ( ともに Igloo ) まで遡らなくてはいけません。彼女、相当ピアノの演奏力に秀でているのに、昔から作曲の方面に関心が強いらしく、リーダー作になるとトータル・サウンド重視の作風になってしまいがちです。ちょっと残念。

そんなことを思いながら、昔のアルバムを聴き返していると、やっぱり、結局、このあたりに落ち着くわけです。日本ではガッツ・プロダクションから国内盤も出た 『 Silent Spring 』 の方が有名ですが、本作 『Walking Through ~』 もなかなかの出来のよさです。

 


 



今晩は当直してます。
幸い、比較的ひまな病院なので、こうしてブログなんかノンキに書いてます。

今朝、妻が珍しくパソコンに向かっていたので
どうしたの?と聞くと、
キッザニアの予約をいれようと思って、と真剣な表情。

そうか~、やっとキッザニアに行けるか~。
子供とキッザニアに行くのが夢だったんですよね。

やっと子供がキッザイアで遊べる年齢になったのを
感慨深く思いながら、家を出てきました。

このところ、毎週週末には子供のためのイベントを
なにかしら作って、子供を喜ばせるのが習慣になりました。


昔は、あまり子供が好きじゃなくて。

自分だけの人生が、子供のための人生になってしまいそうで。

でも、子供ができて人生が変わった。

今は子供中心の生活を楽しんでいます。

多分、今が人生最高の時のような気もするし。


話は変わるけど、
先日、栃木の実家に電話したら、ショックなことを父親から聞かされました。

中学の時にいっしょにビートルズやキッスのコピーバンドをやっていた
ギターのKちゃんが、病死したって。

ぜんぜん実感が湧かないのですが、やっぱりホントなのでしょう。

数年前にはそのバンドでベースをやってたAちゃんが自殺してるし。

これでバンド4人中、2人がすでに亡くなったことになります。

まるで呪われたバンドだ!! なんて冗談で妻に話したら、
真剣なまなざしで、怒られた。

自殺したAちゃんは、高校卒業後、バークリーに留学したけど、
結局、ジャズでは飯が食えず、妻も子供もいながら、
生活に疲れ、死んだ。


今、こうして眼をつぶると、

Kちゃんと Aちゃんと僕の三人で、アンプやギターを積んだリヤカーを押しながら、
夕暮れの田舎町をかけずりまわったことを、昨日のことのように思い出します。


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2009/10/01 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Heiri Kanzig / Grace of Gravity

   ↑  2009/09/28 (月)  カテゴリー: bass

heiri kanzig





ヘンリ・カンツィグ ( Heiri Kanzig ) は、90年代半よりティエリー・ラング・トリオの・レギュラー・ベーシストとして活躍し、近年は ジャン・クリストフ・ショレ ( Jean-Christophe CHolet ) らとの連名でトリオを組んで活躍している技巧派ベーシストです。ネット上には英語による彼の詳しい情報がほどんと公開されていないのですが、ニューヨク生まれのドイツ系スイス人 ( Swiss German ) のようです。年齢は不詳です。


今回、この記事を書くにあたり検索して初めて知ったのですが、彼は1978年から20年近くにわたり、ウィーン・アート・オーケストラ ( Vienna Art Orchestra ) のベーシストを務めていたのですね。僕も近年の同オーケストラの作品はだいたいのところは所有しているのですが、80年代から90年代の作品はあまり所有していないので、詳しいことは言えませんが、確かに手許にある94年作品 『 Duke Ellington & CHarles Mingus 』 に彼の名前がクレジットされており、ベースソロまでフューチャーされているのを見つけました。

今日聴いている 『 Grace of Gravity 』 はスイスのレーベル、Plainsphare から95年にリリース ( 録音は94年 ) されたセカンドです。デビュー作は92年にドイツの L+R から出した『 Awakening 』 という作品で、ケニー・ホイーラを招いて制作されていてます。そちらは未所有ですが、こちらのサイトで試聴できます。

現在もティエリー・ラングと活動を共にしていて、昨年発売されたラングのリーダー作 『Lyoba 』 にも名を連ねていました。チェンバー・ジャズ的なスイスのフォークソング集で、クラシカルなチェロ奏者らとのコラボも見事で印象的な好盤でした。

2007年には久しぶりのリーダー作 『 Acoustic Strings 』 をリリース。なんとプログレシッヴ・ロック風のラディカルなスタイルを披露していました。



さて、この『 Grace of Gravity 』の話に戻しましょう。本作はウエスト・コースト・ジャズを代表するアルト・サックス界の巨匠、チャーリー・マリアーノを招聘して制作されたカルテット作品です。ピアノはもちろんテティエリー・ラングです。

チャーリー・マリアーノは今年6月に亡くなられました。あまり話題になりませんでしたが、マリアーノに関心の薄いファンには2重の意味で驚かれたのでないでしょうか。

まず、不謹慎ではありますが、「マリアーノってまだ存命中だったのかぁ!! 」 という驚き。まあ、1923年生まれですから、普通なら ( 男性なら特に ) すでに亡くなられていてもおかしくないわけですから。実際には癌と闘いながら、亡くなる直前まで精力的にライブ活動も行っていて、昨年録音されたライブ音源が先日、ENJA から 『The Great concert 』 という盤題で発売されました。

そしてもうひとつ驚かされたのが、亡くなられた場所がドイツのケルンであったということです。50年代のウエスト・コーストで活躍していたマリアーノしか知らないファンにとっては意外かもしれませんが、シドニー・ベシェ、ケニー・クラーク、デクスター・ゴードン、それにチェット・ベイカーなど、多くの米国ミュージシャンが安住の地を求めて60年代に渡欧したように、マリアーノもまた70年代に渡欧していたのです。

渡欧したマリアーノが居を構えたのがケルンで、そこを拠点に欧州諸国のミュージシャンらと競演を重ねてきました。

欧州に活動の場を移してからの彼の活動は、ワールド・ミュージック的なものから、United Jazz + Rock Ensemble への参加にみられるようにジャズロック的なものまで、ジャズを超えて広がりを見せました。が、もちろんアコースティックな4ビート・ジャズでもその卓越した技術は多くの欧州ミュージシャンに影響を与え、多くの作品に客演していました。

このヘンリ・カンツィグの作品への参加もその流れで実現したもので、以後、マリアーノとカンツィグはたびたび共演し交友を深めていき、アルバム・ベースでは2006年録音のマリアーノのバラード集 『 Silber Blue 』 でも二人は共演しているほどです。この 『 Silber Blue 』も深い哀感を全編に漂よわせる味わい深い作品で、僕の秘かな愛聴盤であります。

ともかく、このカンツィグの作品ではマリアーノが要になっていることは疑う余地がありません。円熟の極みとも云うべき豊穣なフレーズで作品全体が満たされていますが、晩年のいかにも枯れた味わいは此の頃はまだみられません。マリアーノは50年代のウエスト・コースト時代からバラードが得意で、思わず陶酔してしまうような官能フレーズが僕は大好きだったのですが、本作でもゆったりとしたリズムの上に情感をうまく乗せて、欧州独特のリリカルな作品に仕上げています。

Heiri Kanzig  /  Grace of Gravity  星1つ星1つ星1つ星1つ
Planinisphare  1994  PL 1267/102

Heiri Kanzig  ( b )
Charlie Mariano  ( as )
Thierry Lang  ( p )
Alfredo Golino  ( ds )

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2009/09/28 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Lorenzo Tucci / Touch

   ↑  2009/05/04 (月)  カテゴリー: drums
lorenzo tucci 

≪ Olhos Negros  ≫


≪ Please Don't Leave ≫


High Five Quintet やロザリオ・ジュリアーニのバンド,あるいはピエトロ・ルッソ、ピエトロ・シアンカグリーニリと組んだLTC などで活躍中のイタリアの人気ドラマー,ロレンツォ・トゥッチ( Lorenzo Tucci , Roma, Date of Birth: Unknown ) の『 Sweet Revelation 』 ( 2001 ) 、『 Drumonk 』 ( 2007 ) に続く通算3作目となる最新作。前作 『 Drumonk 』 ( 前項あり )  は、ファブリツィオ・ボッソ、ピエトロ・シアンカグリーニと組んだピアノレス・トリオによるモンク集であった。トランペット・トリオという特異的なフォーマットであったためやや取っつきにくい作品であったが、トゥッチの技術が遺憾なく発揮されており、何度聴いても味わい尽くせない素晴らしい作品だった。昨年発売されたLTC の『 A Different View 』 ( 前項あり )  も洗練された粋なハード・バップ作品で好盤だった。


さて、本作はトゥッチにとっては初めてのイタリアのクラブ・ジャズ・レーベル Schema からのリリースだ。参加ミュージシャンは、ファブリツィオ・ボッソ、ダニエレ・スカナピエコ、マックス・イオナータ、ジャンルーカ・ペトレラ、ルカ・マヌーッツァ、ピエトロ・ルッソ、そしてパオロ・レッチア ( 前項あり )  と、こうして名前だけ並べてみるととんでもなく強力なハードバップ合戦が繰り広げられるかと期待してしまうが、アリーチェ・リシャルディとウォルター・リッチという男女のヴォーカルが参加しているし、ニコラ・コンテもギターでクレジットされているあたりから、聴く前から大体の音が想像できてしまうかもしれない。

全12曲。トゥッチのオリジナル曲1曲以外はすべて他のミュージシャンの曲。Schema らしくほとんどが軽いラテン・ジャズ。フランシー・ボラン、サヒブ・シハブ、ジミー・ウッズ、ゲイリー・マクファーランド、そしてジョン・サーマンらの曲がスタイリッシュに蘇っている。こうしてみるとクラブ・ジャズ系のリスナーに人気が高いクラーク=ボラン・ビッグバンド関連の曲が多い。ジョン・サーマンの≪ Wintersong ≫ だってCBBBのレパートリーたった。サヒブ・シハブのラテン・ジャズの名曲≪ Please Don't Leave ≫ もウォルター・リッチのヴォーカルでカヴァーされているのも泣ける。これらの選曲はやはりクラブ・ジャズならではのもので、普通に米国系ジャズを聴いていたら一生耳にしない曲ばかりだ。

ボッソ以下の凄腕ミュージシャンも緩くバック・アンサンブルで参加するだけで、それほどソロらしいソロはとっていない。まあ、凄いことをやっていない時の彼らもたまにはいいもんだ。それにしてもボッソ=スカナピエコ=イオナータ=ペトレラ=レッッチア らが一列に並んでアンサブルしてるなんて、ヴィジュアルを想像しただけで鳥肌が立つでしょ。

BGMとして聴き流すことももちろん可能な軽薄さがいかにもイタリアのラウンジ・ユース的であり、好き嫌いが分かれるところだろう。

こんな作品を吊るしあげて、良し悪しを議論するなんて意味がない。天気のいい日にベランダでビールを飲みながら何も考えずに聴き流し聴き終えた後、あれ、何を聴いていたんだっけ? て、忘れてしまうくらいのいい加減な聴き方が許される好盤ではないかな。

Lorenzo Tucci  /  Touch     星1つ星1つ星1つ星1つ
2009  SCHEMA  SCCD 445

Lorenzo Tucci ( ds )
Luca Mannutza  ( p, arr )
Fabrizio Bosso  ( tp, flh )
Paolo Recchia  ( as )
Gianluca Petrella  ( tb )
Gianfranco Marchesi  ( tb )
Daniele Scannapieco  ( ts )
Max Ionata  ( ts )
Nicola Conte ( g )
Pietro Lussu  ( p )
Walter Ricci  ( vo )
Alice Ricciardi  ( vo )
Pietro Ciancaglini  ( b )
Luca Florian
 ( perc )




 Sahib Shihab  /  Summer Dawn ( 1963  Argo )  収録 ≪ Please Don't  Leave ≫


Lorenzo Tucci_hilmet  LTC 
LTC + Mark Turner   (  2005  V.V.J. )   前項あり
イタリアのヤングライオン LTC が米国コンテンポラリー・ジャズの先駆者、マーク・ターナーと共演した傑作。

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2009/05/04 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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