雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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CDの盛況と衰退

   ↑  2011/08/31 (水)  カテゴリー: 未分類
CD suisei 2

2011年8月29日付けの GIZMODO に、CDセールスの年次別推移を示した GIF アニメーションがアップされていましたのでコピペさせていただきました。ブログアップのためアニメーションをリサイズしてしまったのでちょっと見にくいのですが、赤がCDセールスを示しています。これを見ると今後、CDという媒体が衰退の一途をたどっていくのは火を見るより明らかですね。

GIZMODO の元記事はこちら
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2011/08/31 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Bugge Wesseltoft, Henrik Schwarz / Duo

   ↑  2011/08/27 (土)  カテゴリー: 未分類
Bugge Wesseltoft, Henrik Schwarz Duo / Bugge Wesseltoft, Henrik Schwarz ( amazon.co.jp )
2011 Jazzland

Bugge Wesseltoft ( p )
Henrik Schwarz ( computer )



昨日は大阪で仕事がありました。午後には仕事も終わり新幹線で東京に向かってところ、例の東京を襲った突然のゲリラ豪雨のため新幹線がストップ。そこで僕は途中の小田原で下車し、箱根登山鉄道に乗り換え、箱根にやってきました。ここ箱根には会員になっているホテルがあるので突然泊まりたくなったときには大変便利です。東京からも近いし。家族に電話して呼び寄せ、ホテルで一夜を過ごして、せっかくなので今日は箱根小涌園ユネッサンで遊んで雨があがったら深夜にでも東京に戻ろうかと思ってます。それよりも明日も雨なんだろうか? 明日は日比谷野音でプログレッシブ・ロック・フェスティバルなんだけどなぁ。

さて、ブッケ・ヴェッセルトフトの新譜がでました。

ブッゲ・ウェッセルトフトは、いわゆる Future Jazz 界の中心的存在として 自らも “ Jazzland ” レーベルを主宰し、クラブ・シーンとの交流を深めるノルウェーの鍵盤奏者。

一方のヘンリク・シュワルツは、ベルリンのハウス・レーベル“ Innervision ” を拠点に活躍するドイツのエレクトロニクス奏者。

ジャズとエレクトロニカ。各々の分野では奇才と称される二人のアーティストの邂逅がもたらす不思議な異次元音空間ともいいましょうか、なんともアンビエントでクールな世界が提示されています。

でも何ですなぁ、こんな音楽は今までにもブッゲ・ウェッセルトフトの自己の作品でも散々やってきたことの延長線上にありそうで、目新しさは感じませんねぇ。

2007年の『 IM 』、2009年の『 Playing 』などと同様、“ ブッゲのピアノソロ+α ” 的な作品です。ブッゲだって相当ラップトップ・ワーク得意ですから。ライブだって何だかわからん機材を大量にステージに持ち込んで、リアル・タイム・サンプリングやルーピングを駆使して即興しちゃうんで、ヘンリク・シュワルツの手助けなくてもこのくらいのサウンドは生み出せそうですが・・・。でもそれは僕がこのヘンリク・シュワルツという人を知らないからだけで、本当はこの人、その世界では凄いクリエーターなのかもしれません。

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2011/08/27 | Comment (2) | Trackback (1) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

ヘッドフォン AKG Q701 を買ってみた

   ↑  2011/06/18 (土)  カテゴリー: 未分類
AKG Q701_1

以前から使っていたAKGのヘッドフォン K701 のケーブルが断線し、あっけなくお釈迦になってしまいました。仕方なく飛行機での移動時や外出時用に購入していたノイズキャンセリング・ヘッドフォン Bose QuietComfort 15 ( 前項あり ) を自分の部屋でも使っていたのですが、やっぱり逆位相の波形って脳に悪影響を与えいるのでしょうか。長く耳に当てているとだんだん頭痛がするようになるんですね。それに、騒がしい場所で使用するからノイズキャンセリングのありがたみがあるわけで、静かな自分の部屋で使用するのはナンセンス。そんなわけでこのたびヘッドフォンを新調することにしました。

僕はあまりオーディオ関係に詳しくないので、とりあえずどんなジャンルでもそこそこの音を鳴らしてくれて、あまり機材を選ばない無難なヘッドフォンで、しかも装着感がよく、イヤパッドは合皮ではなくベロア系、値段は大体3~4万ぐらい、という条件を満たすヘッドフォンということで AKG K701 をチョイスし使っていたのですが、低域から広域までそつなく鳴らし、音の分解能も十分すぎるほどあって、別段不自由していなかったので、今回もK701 の後継機であるK702 にでもしようかと思っていました。K702 ならケーブルが脱着式なので、いくらケーブルを引っ張ろうが、脚にひっかけようようが、噛み切ろうが(愛犬がやってくれるんですぅ)へっちゃら。


そしたら知らない間にAKGから更なる新製品が発売になっていたんですね。それが今回購入したQ701 。Q701はあのクインシー・ジョーンズとAKGのコラボレーションにより生まれたヘッドフォン。Q701 はK701 をベースにしているらしいのですが、別にクインシーが自らチューンアップしたモデルではなさそうです。モノ自体はK701 もQ701も全く同じ。ただし、Q701のケーブルはK702と同様、miniXLRプラグを用いた脱着式です。

それからハウジング部のサイドカバーに “Q” のエンブレムと、本革ヘッドバンドに “ Quincy Jones ” のエンボスが入っています。まっ、だからなんだって感じですが。カラーリングはグリーン、ホワイト、ブラックの三種類が用意されています。僕が買ったのはおそらく最も人気のないであろうブラック。僕も歳が20歳若ければグリーンを、10歳若ければホワイトを買っていたと思うのですが・・・。歳をとると全てにおいて地味な色をチョイスするようになってしまうのですねぇ。

Q701 のブラックを買うくらいなら濃紺のK702 とほとんど変わらないように思いますが、実際にモノを手に取ってみると、塗装方法の違いからか、質感はQ701のほうが良い感じがします。僕が買ったときはQ701は3,7000円ほどしましたが、今ではK701 とほぼ同価の3,2000円ほどで買えますので、どうせ買うなら Q701 かなって。

インピーダンスは62Ωもあるので、iPod などではアンプ出力的にかなり無理。ポータブルで使う場合はUSB DAC が必要不可欠となりますが、そもそもオープンエアーなので屋外では使用することもないので問題はないですね。今は Onkyo HDC-2.0 のヘッドフォン端子に刺して聴いていますが、そろそろヘッドフォンアンプで買おうかと物色中です。



AKG オープンエアヘッドフォン Q701BLACK Q701BLK
AKG 価格:31,978円 評価:★★★★★

AKGのヘッドホン新モデルとして、音楽プロデューサー クインシー・ジョーンズとコラボした「Quincy Jones Signature Line」。「K701」をベースに開発されたオープンエアー型ヘッドホン。

testtest

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2011/06/18 | Comment (3) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

東電株がストップ安で安値、東証社長の法的整理望ましい発言報道

   ↑  2011/06/06 (月)  カテゴリー: 未分類

東京電力株が大幅続落し、上場来安値を更新。東京証券取引所グループの斉藤惇社長が、東電の再建は法的整理によるものが望ましいとの見解を示した、と一部報道で伝えられた。法的整理、上場廃止の可能性を警戒した売りがかさみ、一時ストップ安(値幅制限いっぱいの下落)に当たる前週末比80円(28%)安の206円まで下げ幅を広げた。

  4日付の朝日新聞朝刊によると、東証の斉藤社長は同紙の「法と経済のジャーナルAsahi Judiciary」のインタビューに対し、「東電でも日本航空と同様の処理が望ましい」と語り、債務超過だった場合、一時国有化、銀行には債権放棄を求め、いったん上場廃止とした後、数年後に発電会社として再上場する案を示した。また、送電設備の売却や原発の国有化の可能性も指摘した、という。[ Bloomberg.co.jp   2011/06/06 ]

東証の社長斎藤氏が、朝日系のインタビューで、「 東電もJALと同様の処理が望ましい 」なんて思いつきか何かで言っちゃったものだから、そりゃ、東電株を保有している人はみんな売るよね。なんでこんな時期に言っちゃうのか、理解に苦しむが、でも斎藤氏だってバカじゃないんだろうから、何か思惑でもあるんでしょうか。

それはさておき、今日の東電は終値207円と、ストップ安はぎりぎり免れたものの、上場来最安値を更新してしまいました。まあ、最後はカラ売りの買い戻しが入ったのでしょうか。

ディフェンシブ株の最右翼、東電株が200円になっちゃうなんて誰が予測できたでしょう。東電の上場は戦後間もなくのことで、今までの最安値は1951年12月につけた393円でしたが、今回の原発事故でその上場来最安値をあっさり更新。今や200円でですからねぇ。100株単位だから2万もあればあなたも東電の株主になれるわけです。

先ほどネットを見ていたら、「2011年2月23日に付けた年初来最高値の2197円の1/10以下に下落!! 」なんて書いている人がいましたが、ず~と昔に遡ると、東電株ってすごく高かった時代があるんですよね。上場来最高値はバブル全盛期の1987年4月22日に付けたなんと9420円 !! 今じゃ絶対あり得ない値を付けていた頃があったんです。

実は、僕の父親は昔から大の株好きで、僕が生まれる前から株取引をやっていたんですよね。僕が物心つく頃には毎日のように証券会社の担当者が僕の家にやってきて、取引の話をしていたのを覚えています。

僕と弟が大学を卒業する頃には父は「お前ら二人を大学まで出すくらいの金は株でもうけたんだぞ」と自慢げによく話していました。なんでも今まで大きく負けたのはNTT株ぐらいだったとのこと。80年代に、東電が5000円から9000円に暴騰していった時期にも父はよくこう言ってました。「俺はなぁ、東電株を404円で○○○○株買ってるからなぁ~」

父の株人生において、東電は常にポートフォリオの主軸銘柄だったようです。

そんなこともあって、今回の東日本大震災&福島原発事故の直後、両親の安否のつぎに心配だったのが父の保有する東電株のこと。震災後、やっと実家に電話連絡がつき、両親の無事を確認した際、父親に聞いてみたんです。「ところでさぁ、親父の東電株、これから大変なことになるんじゃないかなぁ。」って。そしたら父はあっけらかんとした口調で「大丈夫。今は持ってないから。」って言うんですわ。拍子抜けして詳しく聞いてみたら、なんでも、僕が生まれる前から売買を繰り返しながら保有していた東電株は、1999年に全て売却しててしまい、以後いっさい買っていないらしいのです。

で、重要なのは、1999年に東電株を手放したその理由なんです。覚えている方も多いと思いますが、1999年というのは茨城県東海村で臨界事故が起きた年です。作業員の決死の沈殿槽周囲の冷却水抜きとり作業の結果、臨界後20時間で無事終息。今回の福島第一原発事故のような大惨事には至らずに済みました。そんな報道を見ながら父は決意したといいます。「国の最重要インフラである東電とはいえ、原発がひとたび爆破したら潰れるかもしれんな。」と。それで全ての東電株を売却したというのです。

身内ながら流石だなぁ、って思います。長年、利益を生んできた東電株に対して、冷静に分析し、見切りをつける決断力。損をしてきた銘柄を諦めることってできるのですが、美味しい思いをさせてもらってきた銘柄ってしがみ付きたくなるものです。株をやっている方ならわかると思います。その銘柄惚れを断ち切ることができる父は、おそらく株式売買の適正があるんだろうな。僕も多少、売買していますが、利益が出ている銘柄はひとたび下落してきてもなかなか損切りできない。だからいつになっても株で資産を築けない。まあ、お小遣い程度に儲かっているから良しとしてますが。









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2011/06/06 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

いまだに震災後症候群

   ↑  2011/05/29 (日)  カテゴリー: 未分類

東日本大震災から2か月あまり経ち、世の中では徐々にではあるが復興の兆しが見えていた感じもするが、でも個人的にはあの忌まわしい震災のショックからいまだに立ち直れないでいる。

仙台市の弟家族も、いわき市の叔母夫婦も無事だったのだから、それほど陰に籠る必要もないのだが、どうも元気が出ず、休みがとれても生産的なこともせず、だらだらと懶惰な時間を過ごしてしまうことが多い。

そして、震災以降、どうしてもジャズを楽しむ気になれないのだ。無理して聴く必要もないのだから、そのうち聴きたくなったら聴けばいいさ、と思いながら、気がつけばあっという間に2ヶ月が過ぎてしまった。

震災で亡くなられた数多くの方々に対する追悼の念とか、自粛とかいう気持ちから音楽を聴かないのではない。一瞬のうちに津波にのまれ、何が何だかわからないうちに大量の泥水を飲まされ、息絶えていった人々の無念さを思うと、胸が締めつけられて、どうしても音楽に没頭できないのだ。

特に、亡くなられた幼い子供たちのことを思うと胸が張り裂けそうになり、目が潤む。

「複数の子供の遺体が、がれきとともに山の斜面に折り重なっていた」と言われる全児童の8割が死亡した石巻市釜谷の市立大川小学校の子供たち。

津波が押し寄せる中を、逆に海に向かって走っていき、津波に飲み込まれ亡くなった幼稚園バスの園児5人。バスの中では、泣き出す年小の園児の手を握り、「大丈夫だよ」と励ます年長の子供のいたという。

また、一方では、震災で両親を亡くした孤児が震災三県で少なくとも184人に上ることもわかっている。

仕事を終え、遅い時間に帰宅すると僕の帰りを待っていた息子が「パパ、おかえりなさい」と言いながら駆け寄ってくる。いつものように深く抱きしめる。一日のうちで一番幸せを感じる瞬間。でもそれと同時に亡くなった子供たちのことが脳裏をかすめる。「この子だけは絶対に守らなければ」と強く心に刻み、抱きしめる腕にもいっそう力が入る。

そして、現に人類が今まで経験したことのない「長期間低線量被曝」の底知れぬ恐怖に子供達は晒されている。おそらく長期間低線量被曝は僕ら大人にはあまり問題ではないのだろう。問題は僕らの子供の世代にどんな晩発性障害が現れるかだ。枝野官房長官の「ただにち健康に影響はない」という言葉が今後、徐々に現実味を帯びてくるのだろう。

更には、身体的不安ばかりではなく、経済的にも多大なる不安を与えられつつある。復興税や消費税アップの問題。物価も少しづつインフレに傾いてきている。日本経済は本当に立ち直れるのだろうか?

「誠に残念ですが、日本は貧しい国になるでしょう」。米国家経済会議(NEC)前委員長のローレンス・サマーズ米ハーバード大学教授が23日、ニューヨーク市内の講演で断言すると、会場が静まり返った。米国では、震災後の落ち着いた日本の社会秩序が評価される一方で、経済の先行きが懸念されている。[ 2011.3.30 MSN ニュース ]

日本が今後、貧しい国になっていくという予測は、なにもこのハーバード大学の教授だけのものではないだろう。世界中の人々が表向きは日本復興を応援しているように振舞ってはいるが、しかし内心ではおそらく日本はもう終わったと思っているに違いない。こうなると、あとはアメリカだけが頼みの綱だろう。日本が沈没して一番困るのはアメリカだから、あらゆる手段を講じて日本を蘇生してくれるだろう。それに期待するしかない。

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2011/05/29 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

徒然なるままに

   ↑  2011/05/07 (土)  カテゴリー: 未分類

久しぶりの更新です。最後のエントリーが1月26日ですから実に3か月もブログを放置していたことになります。今年に入り加速度的に仕事が忙しくなってきて、自由になる時間が確保できなくなったことがその原因なのですが、そればかりではなく、昨年暮れに急に息子が小学校受験をすることになったため、息子の塾の送り迎えや自宅で勉強を教えたりに忙しくて、とってもじゃないけど、ブログを更新する余裕がなかった、というのが実情でした。

小学校受験といっても、何が何でも私立に通わせたい、という情熱は夫婦共にないんですけどね。第一志望の私立に受からなければきっぱり諦めて、近隣の区立小学校に通わせるつもりでいるんです。小学校受験を経験された親御さんならお分かりだと思うのですが、女のお子さんなら通わせたいお嬢様私立小学校がたくさんあるのですが、男の子だと話は別で、偏差値の高い中学校にエスカレーターで進学できる私立小学校って殆どないのです。麻布、開成、武蔵などの御三家などに受かるお子さんは、殆ど区立の小学校出身かつ低学年からSAPIXなどの塾通いで鍛えられた優秀なお子さんですから。ちなみに明日も全国統一模擬試験で学習院に行ってきます。


東日本大震災02

そんなこんなでバタバタしていて音楽を聴く暇もなく慌ただしく日々は過ぎていった訳ですが、そんな中、例の3月11日の東日本大震災が起きました。

我が家では、台所の食器類が割れたり、僕の部屋のCDラックからCDが放り出されたり、またスピーカー ( KEF ) が転倒したりしたりしてちょっと大変でしたが、しばらく連絡の取れなかった仙台に住む弟家族も無事でしたし、いわき市に住む叔母夫婦も無事でしたので、ほっとしています。仙台の弟は3年程前に仙台市に一戸建てのマイホームを建てたばかりだったので、その新築の家のことも心配だったのですが、全くの無傷だったようです。弟の話によると、東北太平洋側には、いずれ大きな地震と津波が来ることが予測されていたので、多くの方が対策を講じていたようです。弟の場合も、家は仙台の内陸部の、しかも地盤調査会社に依頼し、地盤の強固な土地であることを確認して建てたらしいです。

そんな弟の話を聴いていると、亡くなられた方や被災した方々には申し訳ないが、やはりリスク・マネージメントの甘さが多くの犠牲者を生んでしまったのではないかと考えてしまいます。冷たいようだけど、ある意味、自己責任の問題。生まれ育った海沿いの漁村に終生拘泥して住み続けるのではなく、危険な土地だと思ったらさっさと別な土地に移り住み、別な仕事を見つける潔さや勇気があったら、恐らく命を落とさずに済んだのに。考えてみれば、世の中は殆どすべてが自己責任を基盤に成り立っているようなもの。突き詰めていけば、自己責任でない不慮の死なんて、アルマゲドンやディープインパクトみたいな隕石にぶつかって死ぬぐらいのものだろう。日々、リスク回避のために神経を研ぎ澄ませて生活しなければ長生きはできない。

自己責任といえば、今問題となっている「焼き肉酒家えびす」の腸管出血性大腸菌 O111 による集団食中毒問題もそう。食中毒患者は全部で99人。内24人が重症化していて、すでに4人が亡くなられている。亡くなられたなかには6歳のお子さんもいらっしゃる。うちの子と同じ歳。親御さんの心中を察すると胸が締め付けられる思いがします。が、やっぱり、子供に生肉を食べさせるのはいけないことだろう。いや、大人だって生肉を食べるなんて、本当はしちゃいけないと思う。僕は子供のころから父親が「肉は焦げるぐらい十分火を通すこと」とうるさかったので、いままで生肉を食べる習慣がありません。焼き肉はけっこう好きですが、決してレバ刺しやユッケは注文しません。お子さんを亡くされた親が「お店で出される肉は安全だと思っていた」とおっしゃっていましたが、生死に関わることをそう簡単に信じちゃいけない。ましてや「黒毛和牛一皿380円」を堂々と謳っているお店など、その時点でまずは疑ってみるべきだったのではないかな。

消化器外科医として長年患者さんを診てきた立場から言うと、思いのほか食中毒患者って多いのですよ。食中毒と聞くとすぐに集団食中毒を連想しますが、実は集団で罹患するよりも散発性の食中毒のほうが臨床では多くて、散発性なので保健所には届けませんが、日常的に訳のわからない感染源の不明なウイルス性や細菌性の食中毒に遭遇するものです。大抵は症状が軽いので病原菌の同定まではしませんが、入院が必要な患者さんの場合は便培養検査などを行い、原因菌を同定するわけです。サルモネラ、キャンピロバクター、今回問題となっている病原性大腸菌などなど、いろいろな菌が検出されますが、どうしても原因菌のわからないものや、感染源の不明なものもあります。中にはコンビニの鳥のから揚げ弁当で感染する方もいます。おそらくから揚げに十分火が通っていなかったのでしょう。とにかく、魚介類、肉類は絶対火を通さないといけません。焼き肉ならわかるが、それじゃ寿司はどうすんだい、とおっしゃる方もいるでしょう。そう、寿司だって本当はすごく危険なんですよ。寿司の場合は細菌よりも寄生虫の方が問題でしょうけど。サバやイカなどにくっついているアニサキスなんていう寄生虫は有名ですよね。胃や腸に突き刺さって激痛を引き起こす寄生虫ですが、あんなのは氷山の一角で、実に様々な寄生虫が寿司ネタには潜んでいるですよ。ちょうど今、ホタルイカの季節ですが、先日もホタルイカを食べて腹がパンパンに膨れて運び込まれた患者さんを診ました。実はホタルイカには旋尾線虫という寄生虫が潜んでいることがあるのです。この寄生虫が体内に入ると独得の病態を引き起こすのです。それは腸閉塞。恐らく、寄生虫によって小腸粘膜の炎症からさらには腸管狭窄を引き起こすのでしょう。しかも大量の腹水を伴うこともあるので、腸管壊死による腹膜炎と誤診され緊急手術を施される危険性もある恐い病気です。

このホタルイカも熱には弱いのでボイルしたホタルイカなら大丈夫です。決して踊り喰いしてはいけません。というか、食べたいなら自己責任の意味を十分理解してから食べましょう。

兎に角、動物をナマで食べるなんていうことは普通に考えて安全なわけないわけで、今回の「焼き肉酒家えびす」事件を教訓に、厚労省などの形骸化した基準などを信用せず、ひとりひとりが食の安全性とはなにか、ということを再確認すべきなのでしょう。でも、1996年に関西でO-157が猛威を振るった時にも、生肉は危険だぞ、とみんな身にしみたはずなのにね。そうそう、2009年にはステーキチェーン店の「ペッパーランチ」でもO-157による食中毒がありましたよね。みんな生肉は危険だと頭ではわかっているはずなのにねぇ。


それにしても、今回の病原性大腸菌 O-111 が何故かその毒性たるや恐ろしいものがあります。 O-111 って、たまに便培養などで検出されることがあり、それほど珍しい菌ではありませんが、やっぱり溶血性尿毒症性症候群 ( HUS ) を併発すると恐いです。しかも今回は全患者数99人中、重症化した患者が24人でしょ。この24人はおそらくHUS を併発しているのでしょうから、かなり手強い O-111 です。1996年の O-157 騒動の時は患者数が1万322人でそのうち死亡者が8人だったのに対して、今回は感染した99人中4人が死亡し、もしかすると今後も死亡者は増えるかもしれないわけですから、それらかみても今回はかなり毒性の高い進化系 O-111 による仕業だったのでしょう。HUS併発率も異様に高い。「焼き肉酒家えびす」の調理法や衛生環境などに問題があったとしても、この原因菌がえびす内で発生したはずもなく、恐らくは進化系 O-111を腸内に保菌した牛を解体した段階で腸管外に拡散したのでしょう。そういう意味では「焼き肉酒家えびす」の社長さんも気の毒に思えてきます。もちろん責任がないわけではありませんが。だた、今回の事件がたまたま「焼き肉酒家えびす」で起きただけであって、「牛角」や「安楽亭」で起きても不思議じゃなかったと思うのです。

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2011/05/07 | Comment (8) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

PIEGA TS3 を買ってみた

   ↑  2011/01/26 (水)  カテゴリー: 未分類
自室 Piega _03

スイスのスピーカー・メーカーであるPIEGA ( ピエガ ) 社のTS3 という超小型のスピーカー ( H21×W14×D16cm, 144,900円/税込ペア ) を買ってみた。

すでに我が家には KEF 105/3S ( ×2 セット ) やJBL 4318 などのデカいスピーカーが各部屋に鎮座しているので、いまさら小型スピーカーなんか必要ない気もするが、しかし実際に一日のうちで最も頻繁に使用しているスピーカーはどれか、と考えるとそれは明らかにPCの脇に設置してある BOSE Computer Musicmonitor M2 なのだ。平日はだいたい帰宅すると9時を過ぎているし、子供も寝ていることが多いので、どうしても KEF で思いっきりジャズを聴くというわけにはいかない。さらには、最近は Youtube で音楽を聴く、観る機会が増えため、さらにKEF 105/3S やJBL 4318とちゃんと対峙して音楽を聴くということが減ってしまった。そんな状況もあって、PC用のスピーカーにもう少し投資してもいいんじゃないか、と思い、このところ小型の卓上スピーカーを物色していたのだ。

B&W のCM1 や ELAC のBS203A や KEF のiQ3 なども候補に挙がっていたが、なにしろこれらは小型とはいえ、PCモニターの脇に置くにはちょっと大きすぎる。ELAC のBS203Aなどは試聴していたく気に入ったのだが、最終的にはPIEGA TS3 の小ささとそのスタイル、アルミの質感に惚れ込んで購入に至った。

こんな小さいのに定価で15万、実売12万前後もするスピーカーなので、購入をしばらく迷っていたが、ちょうどその迷っている頃に読んでいた、あらかわ菜美著『モノのために家賃を払うな!』のなかの、《滅多に使わないものは捨てる。余計なモノは買わない。そのかわり、毎日使うものを購入するときは使い勝手や質、デザインに徹底的にこだわり、多少値が張っても満足のいくものを買うこと。そうすればモノに愛着が湧く氏、生活が楽しく、豊かになります。》という一文に背中を押され、買ってしまった。本機は、デンマークの名門スピーカーメーカー、ピアレス社と共同開発したオリジナル設計のウーファーとネオジウム磁気回路を備えたソフトドーム・トゥイーターで構成されている。PIEGA といえばリボン・トゥイーターが有名だが、本機にはそのリボンは搭載されておらず、ふうつのドーム・トゥイーターだ。まあ、PIEGA のラインナップとしては最下位クラスなので仕方ないか。




Piega ts3_01

アルミ押し出し、ヘアライン仕上げの筐体は実に美しい。そういえば、昨年手に入れた Apple MacBook Air もアルミ削り出しのボディーだった。このアルミのヒンヤリした肌触りがなんとも気持ちがいいいもんだ。こういう趣向が高じるといわゆる触覚フェチになってしまうのだろうか。

エンクロージャーは後ろに向かうに従い緩くテーパリングされており、後面は綺麗にラウンドしている。グリルも金属製で、しっかりウーハーを保護している。なにしろ普段は雑誌や書類などで散らかし放題のデスクの上に設置するスピーカーであるから、この金属製のグリルはありがたい。グリル色は黒とシルバーが選択できるが、僕はシルバーを選んだ。今から思うとやっぱり黒のグリルのほうがよかったかなって後悔している。グリルだけの販売もしていて、ペアで12600円(税込) だ。



piega ts3_02のコピー

PC用のスピーカーと言えば、ふつうはアンプ内蔵のアクティブスピーカーを用いるところですが、僕が所有するPCは、D/A コンバーターとデジタルアンプを内蔵したONKYO のHDオーディオコンピューター、HDC-2.0A というちょっと変わったPCなので、パッシブスピーカーでも接続可能。ちなみにDACにはバーブラウン社のチップ PCM1796 が使われている。




piega ts3_05



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2011/01/26 | Comment (7) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

東京ジャズ2010 二日目夜の部

   ↑  2010/09/05 (日)  カテゴリー: 未分類
20100904_東京ジャズ_Peter Beets01

9月4日土曜日の夕方、国際フォーラムの広場でピーター・ビーツ ( Peter Beets ) を聴く。Criss Cross の最新作『 Chopin Meets The Blues 』からの楽曲を演奏。普段はジャズを聴かない通りすがりの一般の方も聴き覚えのあるメロディーについ足を止めて聴き入ったのではないか。ジャズファンもジャズファンでない方も一体になり大盛り上がり。ビーツのテクニックも相変わらず抜群。超絶技巧を遺憾なく発揮して観客を大いに沸かせた。まるでピーターソンの生まれ変わりのようだ。

ビーツを聴き終えたあと、Hall A に移動し、ロバータ・フラックとアル・ジャロウを聴く。


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2010/09/05 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

ま、5年も書いたし、そろそろ

   ↑  2010/09/04 (土)  カテゴリー: 未分類
20100904_自分

久しぶりのブログ更新です。結局、8月は一度も更新しませんでした。どうして一カ月以上も更新しなかったか。「もう仕事に追われて、毎日がいっぱいいっぱいで・・・」というのがその理由なのですが、実はそれだけではありません。仕事以外にもあることに時間を使っていました。それは2つ。ジョギングと英語の勉強です。以前から、やらねばと思いつつ、先送りにしていた懸案事項だったのですが、やっと重い腰を上げることができました。こうなったら徹底的に集中するぞぉ、とブログそっちのけで取り組んでいました。


僕は現在47歳。ここ数年で体力の衰えをひしひしと感じるようになってきました。駅の階段での息切れ、土日で家族旅行をしたあとの月曜日の倦怠感、それから二日酔いからの再起動が異様に遅くなったり・・・。これじゃいけない。絶対いけない。仕事だって最後は体力勝負。子供もまだ小さいし、まだまだ働かなくてはいけないのにこんな体力じゃ家族を養っていけない。

"禁酒"
そう思い、まずは酒をやめました。僕はもともとタバコは吸わなかったのですが酒はけっこう好きでした。が、きっぱりやめました。5月11日以降、飲酒していません。結局この夏はビール一本も飲まなかった。最近はあまり飲みたいとも思わなくなったし。

飲酒は高血圧、糖尿病、高尿酸血症、脂肪肝を含む肝機能障害などなど、いろいろな病気を引き起こすことは知られていますが、それだけではありません。脳細胞にも障害を引き起こすし、アセトアルデヒドは立派な発癌物質。食道がん、喉頭がん、大腸がん、などなど、あらゆる癌の危険度を高めます。「でも酒も一合ぐらいなら体にイイんでしょ~。酒は百薬の長、って昔から言うし~。」とおっしゃる方もいますが、最新のデータでは酒一合でも癌の危険率を高めるということがわかってきました(sorce は失念しましたが、調べ次第掲載します)。禁酒は健康に良いばかりでなく、生活をパターン化しやすいというメリットもあって、このところ仕事の効率も上がってきました。

"ジョギング"
8月中旬から週3回のペースで、30分で4km のジョギングを開始しています。決して速いペースではありませんが、あまり無理して膝を痛めても本末転倒ですので、長い間、運動とは縁遠い生活をしていた僕にはこのくらいがちょうどいい運動量だと思います。現在は30分で5kmのペースまでアップしています。30分のジョギングの前後に10分程度のストレッチを行い、ジムのシャワーを浴びて合計でちょうど60分。我がマンションにはジムといえるほど立派ではないものの、8台程のマシンを完備したフィットネス・ルームがあり、そこでトレーニングをしていますから、ジムまでの移動時間を節約できるのも有難いです。

現在の僕の身体は、身長171cm、体重68kg、BMI 23.3、体脂肪率21%、標準体重よりも3.7kgオーヴァーしてます。ジョギングの目的は体力作りあり、ダイエットではないのですが、できればこの腹の贅肉を落とし、年末までには標準体重の64kgまで落とすぞ、と、とりあえず目標を立てました。そのためには運動だけでは無理ですから、やっぱり食事量も減らさないと。でもなんだか最近、妻が料理の腕をあげちゃって、美味しい料理作るんだよねぇ。( 上掲の写真は今日の自分自身。最近また太って胃が出っぱってきたみたい。)

ちょっと話は逸れますが、体重計で面白いものを見つけました。 『 WiFi Body Scale 』 というフランスの Withings社の体重計です。これはWiFi ネットワークに接続できる体重計で、体重、体脂肪率、BMIなどのパラメーターをPCに自動送信してくれるスグレ物です。測定結果がグラフ化され、Withings のブラウザかiPhoneの体重管理アプリ『 Wiscale 』 で閲覧できるようです。これ欲しいです。でもこれ1万7800円もするんです。迷うところです。少なくとも妻には反対されそう。

"英語"
とにかく英語が苦手です。仕事上、欧米の論文を読む機会は日ごろ多いのでリーディング力はそこそこあると思うのですが、なにしろヒアリング力とスピーキング力が極端に落ちるのです。特にスピーキング力は中学生レベル。内向的な性格のために日本語でのスピーキングも覚束ない僕ですから、英語で話せなんて言われるとそれだけで目の前が真っ白。港区で働いているので時々外国人の患者さんも来られるのですが、もうそうなると診療どころじゃなくなっちゃうのです。という訳でこのあたりで真剣に英語を勉強し直そうと一念発起して頑張っています。で、やるからには何か目標を立てなければと言うことで、TOEIC を受けることに決めました。いきなり受けても玉砕されるのは目に見えていますから、4か月の準備期間を置いて、まずは来年1月の試験を受けようと、先日申し込んだところです。

単語力もないくせに英会話教室に通っても効率が悪いので、まずは徹底的に単語力をつけようと、朝夜の通勤時に単語帳を開いて勉強しています。こんなに単語を頭に詰め込むのは大学受験以来ですから、かれこれ30年ぶりです。あの頃は赤尾好夫著 『 英単語基本集 』 ( 通称『赤尾の豆単』 ) とか、森一郎著 『試験に出る英単語』 ( 通称『 でる単』 )  なんかを通学の電車の中でよく読んでいました。懐かしいなぁ。

あの頃の文字情報だけからの英単語学習に比べれば今はとっても便利で効率的な学習ができるようになりました。僕が今つかっているのは旺文社の『 新TOEICテスト英単語・熟語マスタリー2000 』 という参考書ですが、これは収録単語・熟語の音声ファイルおよびテキストファイルを旺文社のサイト『 eスタディBooks 』からダウンロードして利用することができます。ダウンロードした音声およびテキストファイルは簡単にiPod に取り込めるので通勤時などの学習には最適です。

なにしろ自分の英語の実力がどのくらいのレベルにあるのは見当もつかないのですが、模擬テスト集を解いた感じでは現時点では500点ぐらいのレベルなんじゃないかと思ってます。1月の本番ではなんとか600点をクリアしたいなぁ。

一日24時間。
この時間は万人に平等に与えられた資源。この貴重な時間を如何に効率よく使うかを真剣に考えないといけないなぁ、とやっとこの歳になって考えるようになってきたのです。ただ暇に任せてだらだらとジャズを聴いていることに焦りを感じ始めたわけです。

24時間のうち、起床する朝6時から帰宅するだいたい8時までの14時間は仕事のために消費されまず。この労働時間は自分ではコントロールできない時間です。それから睡眠時間も5時間30分もこれ以上削れません(余談ですが、睡眠時間5時間を切ると心筋梗塞や脳卒中のリスクが有意に上昇することが分かっています)。それらを差し引くと自分の自由になる時間は4時間30分。実際にはトイレに行ったり着替えたりなどの時間もあるので、実質4時間ぐらいでしょうか。独身ならこの残りの時間を自分だけのために使いきることができますが、家族のいる僕としては家族と過ごす時間も大切にしたい。みんなでおしゃべりしながら夕食も食べたいし、息子とお風呂に入りたい。絵本も読んであげたい。犬の散歩もしたい。となるとだいたい2時間はかかってしまいます。そうなると本当に自分自身の為に使える自由時間って2時間ぐらいしか残っていない計算になります。その中で、あれもやりたい、これもやりたいととなるわけですから、そりゃ無理が生じます。しっかりした優先順位をタスクにつけ、時間割を作らないとアクションできません。そうして考えると、現在の僕にとっては英語の勉強やトレーニングよりもジャズの優先順位は低くなってしまうのです。いろいろと時間割をいじってみてもブログ更新に充当できる時間は隔日で30分程度。これからはしばらくこの時間枠の中でできることをやっていかねばなりません。たぶんブログ更新は週一ぐらいのペースになるかな。まあ、無理して更新する必要などないわけでですからのんびりマイペースでこれからも続けていこうと思ってます。



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2010/09/04 | Comment (14) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Orrin Evans / Faith in Action

   ↑  2010/04/12 (月)  カテゴリー: 未分類
orrin evans_faith in action Orrin Evans / Faith in Action  (HMV)
2010 Posi-tone Records

Orrin Evans (p)
Luques Curtis (b)
Nasheet Waits (ds)
Rocky Bryant (ds)
Gene Jackson (ds)



1999年のセロニアス・モンク・コンペティション優勝という輝かしい経歴をもち、15年に渡りニューヨーク・ジャズ・シーンの中心で活躍するピアニスト、オリン・エヴァンス ( Orrin Evans , philadelphia , 1976~ ) の Posi-tone からの第一弾作品。

今作は久しぶりのトリオ編成。なにしろオリンのトリオ作品には駄作は今まで一切なかっただけに非常に楽しみな作品だ。御存じのようにCriss Cross を中心に Imani や Palmetto などから10作品以上ものリーダー作をリリースしているオリンだが、そのほとんどが管入りの編成によるもので、中には Ortet などもあったりと、彼の大編成嗜好が窺えるのだが、意外にトリオ作品の出来栄えが充実しているのを忘れてはいけない。

古くは『 Blessed Ones 』 ( Criss Cross ,2001 ) や『 Deja Vu 』 ( Imani , 2001 ) 。最近では『 Live in Jackson , Mississippi 』 ( Imani , 2006 ) など、どれも彼の繊細さと大胆さが共存する独創的なピアニズムを堪能できる秀作だった。

そんな期待を込めて今作を聴いてみたが、これが何と旧トリオ作品を遥かに凌ぐ優秀盤で、腰を抜かした。これは実にイイ出来栄えだ。先日ご紹介したラルフ・ボウエンもそうであったように、Criss Corss から Posi tone に鞍替えしたことが良かったのかもしれない。

今作は恩師であるボビー・ワトソンへのオマージュ作品で、ワトソンの楽曲が中心になっている。ただし見事なアレンジ力により全くオリジナルとは別物に仕上がっていると云ってよい。オリン・エヴァンスは非常に独創的なスタイルを持ったピアニストだ。メロディー感覚はセロニアス・モンクを連想させ、その諧謔的フレーズは好き嫌いが分かれるところかもしれない。オリンのピアノを聴いていると、モンクがもしもハービー・ハンコック並みのテクニックを持って今も現役で活躍していたとしたら、彼のようなピアノを弾いていたかもしれない、とあり得ない空想を掻き立てられる。静謐で繊細な美メロディーを奏でていたかと思うと、突如、メロディーをパーカッシブに破壊、解体し、狂乱のフリー・モードに迷入し、そしてまた何もなかったかのように戻ってくる。

兎に角、表現力の幅が異様に広く、カメレオンのごとく瞬時に奏法を変化させられるのが凄い。インサイドとアウトサイドを縦横無尽に往来しながら、非常に密度の高い即興を繰り広げる。このニューヨーク・ジャズの刺激臭がたまらいのだ。

盟友ナシート・ウェイツとの息もぴったりで、いつになく強烈なフィルインを連発し、オリンを煽りまくっている。また、ロッキー・ブライアントとジーン・ジャクソンがサブドラマーとして一曲づつ参加しているしている。

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2010/04/12 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

CDはもう買わない?

   ↑  2010/04/01 (木)  カテゴリー: 未分類
週刊アスキー 2010年4月13日・20日合併号
山崎浩一 「 今週のデジゴト 」より引用

ふと気がつくと私は最近タワレコやHMVどころか渋谷や下北沢の中古CDショップにも足を運ばなくなった。じゃiTunes からダウンロードしているかといえば、今やそれすらめっきり減った。ダウンロードしてiPod やiPhoneに同期して音楽を持ち歩く、というプロセスすら省略し始めているのだ。なぜか?そう、もはや音楽は手持ちのコレクションだけでお腹いっぱいだからだ。クラシックもジャズもロックもJポップもワールドミュージックも、とりあえず一生聴き続けられる分は購入し終えてしまっている。(中略)高齢リスナーはもはや貪欲に新しい音楽を漁ったりしない。自分の記憶やコレクションの中の音楽こそが最高だと信じている。



昨年のちょうど今日、4月1日に ONKYO のハードディスク・オーディオ・コンピューター HDC-2.0A を購入し、それ以来、暇を見つけては所有するCDをiTunes にリッピングしてきた。現在、iTunes 内の楽曲数は11,200曲。相当な数だがまだまだリッピングしいないCDが4000枚ほどあるので、このペースで作業していっても5年ぐらいはかかりそうだ。

そんなわけで昨日、iTunes の Cover Flow でジャケットをスクロールしながら、「たぶん僕は、このiTunes の中の楽曲だけで残りの人生、生きていけそうだなぁ」なんて思っていたが、その矢先に上掲の山崎浩一氏のコラムを読み、思わず膝を打ち鳴らしてしまった。「 そうだよなぁ、手持ちの音源だけでお腹いっぱいでゲップが出そうなのに、これ以上、新譜なんか買う必要なんかないよなぁ。もう新譜買うのや~めよう。」 と一瞬思ったけど、その次の瞬間には iTunes Store でOlivia Trummer の最新作『 Nobody Knows 』をポッチとしてしまっているわけで、これからも新譜買いしばらく続きそうだ。

ただし最近は、新譜買いとは言っても、その内容が以前と比べだいぶ違ってきた。何が違うかというと、新譜を買う店がリアル店舗からネット配信の店舗にかなりの部分で移行してきているのだ。


今年も早いもので3ヶ月が過ぎ、今日から4月だが、この3ヶ月間で購入したアルバム数は計55枚。そのうち47枚が iTunes ストアからの購入だ。さらには最近は楽曲単位での購入も増え、購入した単体楽曲数は全部で49曲にのぼる。まるでJ-Pop好きの女子高生みたいな買い方で自分で笑ってしまうが、意外に曲買いは楽しいのだ。

以前にも書いたことがあるが、都内の狭小マンションに住む我が身としては、これ以上CDに居住空間を侵食されるのはごめんだし、大体において、購入したCDはすぐにiTunes にリップしてしまえば、その後はトレイに乗せることはまずないので、僕にとってはダウンロードで十分なのだ。しかも意外に iTunes のAAC128kbps エンコードは音がいいし、我が家の陳腐な装置で聴く限り、CDと比べても遜色ない。

しかもアルバム1枚1,500円はとっても安い。なかには1,000円以下で買えるアルバムもあり、クリックするだけという手軽さも手伝い、一度利用しだしたら病み付きになってしまった。DRM で制限が付加されているとはいえ、アップルが採用している FairPlay は非常に緩い DRMなので、実質上、ほとんど問題となることはない。これじゃ売れるわけだ。いまやiTunesストアは音楽配信市場のデファクト・スタンダードとなったが、使ってみて改めてその必然性を納得した。

韓国の音楽市場では、すでに2003年にはインターネットでの音楽配信の売り上げがパッケージの売り上げを上回ったらしいが、近い将来、日本も韓国同様の道を歩むことになるのは必至だろう。

しかし、そんな iTunes ストアにも不満がないわけでもない。先ほどアルバム1枚1,500円は安いと言ったが、よく考えると、この購入したアルバムは中古商品として買取業者に転売することはできないのだ。CDなら2,500円で購入しても気に入らなければ500円とか800円で売り飛ばせるが、ダウンロードしたデジタル・コンテンツはそうはいかない。そう考えると1,500円は割高のような気がしてくる。

パッケージ商品と違ってデジタル・コンテンツは、製造(プレス)コストや流通コストなどを限りなくゼロに近づけることができるのだから、もう少し販売価格を下げられるのではないだろうか。これからの柔軟な価格設定に期待したい。

アップルの音楽ビジネスの主目的はハード( iPod/iPhone ) を売ることだと言われている。itunes ストアはそのハードを売るためのプロモーションという位置づけをしているので、アップルとしては音楽配信事業そのものでの収益をあまり当てにしていない。音楽コンテンツを iTunes ストアで販売することで顧客を呼び込み、そこでハードを売り上げる、というビジネスモデルであるなら、コンテンツの販売価格はせめて1曲 0.49 ドル、アルバム 4.99 ドルまで下げていただけないだろうか。そうすれば僕は「新譜買いはもうや~めた。」なんて、決して言わない。



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2010/04/01 | Comment (4) | Trackback (1) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

3月20日 新潟へ

   ↑  2010/03/22 (月)  カテゴリー: 未分類

やっと新潟に行ってきた。

 

新潟市は大学時代を過ごした懐かしい町。卒業して20年以上経つがその間に2,3回しか行っていない。最後に訪れてからもすでに10年は経っていると思う。

 

今回、訪れた目的は3つ。まずは、大学時代に入り浸っていたジャズ喫茶 A7 にお邪魔すること。それから、『 ジャズ批評 』 に投稿させていただいていた際にお世話になった花村圭さんが新潟市内に開店されたジャズカフェ&レコード店 Catshouse ( キャッツハウス ) に御挨拶に伺うこと。そして、拙ブログ開設以来ずっと親しくお付き合いいただいている 『 My Secret Room 』 のスズックさんにお会いること。後者のお二人とは意外にも今回が初めてお会いする。

 

土曜日。仕事は3時に終了。そのまま新幹線で新潟へ。6時45分に新潟へ到着。タクシーで直接、古町通6番にあるキャッツハウスへ。ちょっと初めて行かれる方には分かりにくい裏通りにある。もともとこのお店の場所にはジャズママというジャズバーがあった。新潟のジャズの老舗として有名だったが、JASRAC 音楽著作権使用料問題で閉店を余儀なくされたお店だ。

 

cats house 看板 

お店に着くと花村さんが出迎えてくれた。スズックさんは僕が泊るアパホテルまで迎えにいってくれているらしい。あとで分かったのだがメールの行き違いがあったようだ。

スズックさんが戻ってこれられて御挨拶。3人でビールで乾杯後は、花村さんの音楽業界の裏話などで大いに盛り上がる。

スズックさんが Nicholas Folmer の新譜 『 Meets Bob Mintzer 』 を持参されたのでそれをかけさせてもらう。この盤は抱き合わせの関係でまだ僕の手許には届いていなかったのでとっても嬉しい。すごく元気があってかなりの好盤だ。ミュンツァーの自身のビッグバンドの時よりも気合いが入っているようだし。

スズックさんから事前に頼まれていた Sidsel Storm の新作 『 Swedish Lullaby 』 をお貸し、ついでにお店でかけさせてもらう。花村さんは、支離滅裂、一貫性のない僕らのジャズの戯言に、丁寧に応対してくれて、話題にのぼるCDを引っ張り出してきては聴かせてくれた。感謝多々。

catshouse 店内店内には壁一面にLPが12,000枚。CDも8,000枚。試聴可能で販売も行っているところが他のジャズ喫茶とは決定的に違うところで面白い。仕入れたばかりのCDも無造作に積まれている。

これだけ膨大なアナログ盤を所有されているならさぞ高価なアナログプレーヤーをお持ちかと想像するが、実は使用されているプレーヤーはテクニクスの SL-10 だった!!

79年に発売されたジャケットサイズのダイレクト・ドライブ・プレーヤーで人気があった。当時、僕も欲しくてたまらなかったプレーヤーだが、当時10万円という価格は、学生だった僕にはとうてい買えるものではく、ただただ憧れをもって眺めているだけだった。

実はこの SL-10を数年前にヤフオクで手に入れている。動作確認だけして殆ど使用せず、物置に突っ込んでいるだけだが、久しぶりに使ってあげようかな。

cats house 購入CDせっかくなので何か買っていこうと思い、仕入れたばかりの新譜を物色。

キャロル・スローン ( Carol Sloane ) の最新作 『 We'll Meet Again 』( 2009 Arbors ) があるのを見つけて購入。中古紙ジャケのコーナーから以前から欲しかった アイリーン・クラール ( Irene Kral ) の 『 The Band and I 』もいただくことにする。

花村マスターのお薦め新譜でスウェーデンのボーカリストでベースも弾くらいしい Margaretha Evmark のコールポーター集 『 Get Out Of Town 』( 2008 imogena ) と、な、な、なんと、バリー・マニロウ ( Barry Manilow ) の 『 2:00 AM Paradise Cafe 』( 1984 Arista ) を購入。

バニー・マニロウの本盤はスズックさんの御推薦もあった。さらにはこの後、訪れた A7 のマスター、大井さんもイイとおっしゃっていたので、はたして帰宅後聴いてみたら、すごく良くてびっくりした。しかも、全曲がマニロウのオリジナルだと知って更に驚いた。 今日は朝からこれをずっと回している。

A7 玄関共通のジャズの話題で語り合っていると、時間の過ぎるのは速いもので、時計を見たら既に10時になろうとしていた。ちょうど二人連れのお客さんが入ってきたところだったので、僕らも次のお店 A7に移動した。花村さん、いろいろ奥の深いお話ありがとうございました。

キャッツハウスから A7 までは徒歩で5分程。東京と違って町が小さいから移動も楽。キャッツハウスの新しくて綺麗な看板と違って、地味で年気の入った看板を感慨深く眺めながら、懐かしい階段を上り、扉を開けると、マスターが優しい笑顔で迎えてくれた。十数年ぶりなのに、なぜかそんな月日が経ったとは思えない。つい数日前にもこのカウンターに座っていたかのような錯覚させ覚える。

店内にはお客さんが二人。その彼らがリクエストしたマイルスの 『 Quiet Nights 』が控えめな音量で店内に流れていた。スズックさんはず~と昔に A7に来られたことがあったようだが、マスターとお話をされるのは今回が初めて。初対面でも共通の話題があるのですぐ打ち解けて盛り上がった。

マスターのところに届いた軽音楽部時代の仲間の年賀状を見せてもらった。あの頃の仲間もみんな良きパパになっていた。家族に囲まれほほ笑む彼らの写真を見て、胸が熱くなった。
A7 レコード棚
昔は、レコードブースで針を落とすマスターの姿を眺めながら、次は何をかけてくれるのだろうとわくわくしたものだが、今はもう滅多にレコードはかけないという。もっぱらかけるのはCDで、ご覧の通り、レコードブースはCDが無造作に山積みされていて、物置状態だった。昔はアナログ一辺倒だったのに・・・、こんなところにも時の流れも感じる。

「 クリス君は、ハードバップが好きだったよね。」とマスターは云いながら Joe Wilder ( ジョー・ワイルダー ) の Savoy 盤 『 Wilder 'n' Winlder 』をかけてくれた、CDで。ハードバップと云ってジョー・ワイルダーをかけるあたりがいかにもマスターらしいところだ。

 

普段はほとんど酒は飲まない僕だけど ( 本当は酒好き。、健康のために極力飲まないようにしているだけ ) 、マスターにお願いして新潟県の銘酒、緑川をいただく。調子に乗って千代の光も飲ませてもらい、すっかり酔いが回ってしまう。その後の記憶はかなり曖昧で、もしかするとスズックさんに失礼なことやトンチンカンなことを云っていたかもしれない。

 

マスターはタバコはずいぶん昔にやめたようなので、それはとってもよいのだが、酒は好きそうなので、ちょっと健康には心配だ。やっぱり酒は飲まないに越したことはない。

 

あのハンク・ジョーンズが小川隆夫氏に 「 健康長寿の秘訣は何ですか? 」 と尋ねられて、ハンクは 「 タバコはすわない。酒も飲まない。そしてクスリもやらない。」 と答えていた。最後は冗談としても、やはり飲酒は体にとってもいけないのだ。

 

いつ店を出たか、そのころには全然記憶がない。ただ、スズックさんにホテルまで送ってもらったのは覚えている。酔いで頭がくらくらし、這うようにしてベッドへ。しかし気分は最高。久しぶりにこんな楽しいお酒が飲めて、心底、嬉しかった。みなさん、お付き合いいただいて、どうもありがとうございました。

 


 

Cats House ( キャッツハウス )

住所 新潟市中央区古町通6番町965-1 古町ビル裏口2階
電話(FAX) 025-224-1667

カフェタイム 11:00~18:00 バータイム 18:00~25:00 ( ランチもやってます )

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2010/03/22 | Comment (15) | Trackback (1) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Pippo Matino

   ↑  2010/01/11 (月)  カテゴリー: 未分類
ピッポ・マティーノ ( Pippo Matino , Napoli , 1965~) のリーダー作は計4枚ある。初リーダー作 『 Bassa Tensione 』 は93年に V.V.J. の第一弾作品 ( VVJ001 ) としてリリースされたが、その後長らくリーダー作は制作されず、第二作目となる『 Essential Team 』 が発売されたのはなんと14年後の2007年のことであった。しかし、その後は一年に一枚のペースでコンスタントにリリースし、元気なところを みせている。

pippo matino_zawinul Pippo Matino / Joe Zawinul Tribute ( amazon )
2009  Wide Sound

Pippo Matino (b), Amit Chatterjee (g, vo), Peter De Girolamo (key), Emanuele Cisi (ts), Claudio Romano (ds), Antonio De Luise (key), Sergio Di Natale (ds), Silvia Barba (vo)











pippo matino_third 
Pippo Matino / Third  ( amazon )
2008  Wide Sound

Pippo Matino (b), Claudio Romano (ds) , Emanuele Cisi (ts), Peter De Girolamo (p), Rosario Giuliani (as ), Paco Sery (ds), Julian Oliver Mazzarriello (p), Flavio Boltro (tp), Amit Chatterjee (g)











pippo matino_essentialteam Pippo Matino  /  Essential Team  ( HMV )
2007  Alfa Music

Pippo Matino (b), Claudio Romano(ds), Giulio Martino(ts,ss), Roberto Schiano(tb), Stefano Di Battista(ss,as), Pietro Iddice(ds)












pippo matino_first Pippo Matino / Bassa Tensione  ( amazon )
1993  V.V.J.  VVJ001

Pippo Mation (b, Key), Mike Stern (g), Horacio Herandez (ds), Tommy De Paola (key), Javier Girotto (ss), Maurizio Giammarco (ss,ts), Fabrizio Aiello (per), Pietro Lodice (ds), Claudio Colasazza (key), Arnaldo Vacca (per), Daniela Velli (vo), Antongiulio Frulio (vo)





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2010/01/11 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Bobby Broom / Livin' For The Beat ( 2 )

   ↑  2009/08/12 (水)  カテゴリー: 未分類


さて、このあまりにも恥ずかしいジャケット・デザインの彼の第二弾作品の話をしよう。

恥ずかしいとは云って当時のブラコン系のアルバムにはこんな臭いジャケットが横行していたから別段珍しくなかった。ジャケットからも想像がつくように本作の半分はBCM系で、残りの半分はJAZZ系でできている。そして前者のプロデュースを手掛けたのはBCM界の売れっ子チーム、テッド・カリアー&デヴィッド・スプラッドリーで、後者はもちろんデイヴ・グルージン&ラリー・ローゼンが担当している。1984年当時、私は大学生で毎日のようにディスコに通い、家ではエリック・ドルフィーとアイズレー・ブラザーズを何の抵抗もなく並列で聴いていたので、こんなBCM系JAZZにはごく自然に接することができた。とにかく、ヘヴィな打ち込みリズム&サンプリング&エフェクトが印象的A面に対して、ボビーのソウルフルなギター・ソロをじっくり聴かせるB面というコントラストが面白く、その日の気分で聴き分けていたものだ。


ソニー・ロリンズや渡辺貞夫のバンドでの活躍や、90年代以降のリーダー作などを聴けばわかると思うが、彼はウェス系のストレート・アヘッドなジャズを演奏するのも得意だが、この作品で聴かれるようなベンソン系のフュージョンでもその才能をいかんなく発揮する。

マイナー・ペンタトニック+♭5th を主軸に、コード分散的フレーズと大胆なクロマチックラインを織り交ぜながらソロを構築していく手法はベンソンそのものだが、ベンソンに比べたら超絶技巧度は低め。そのかわりグラント・グリーンっぽいBlackness がプンプン漂ってくるのが彼の個性となっている。まあ、このあたりのベンソンズ・チルドレンではノーマン・ブラウンが圧倒的に巧いので、ボビー・ブルームにとってはちょっと分が悪い。

ヘフナー・ギターのJazzica モデルを地面と水平に抱え、ベンソン同様に逆アングルでピッキングする。何ともいえずカッコいい。あのような格好でフルアコを弾けるにはやはり体が大きく、腕の長い欧米人じゃないと無理だな。

70年代から80年代にかけてロリンズのバンドに長期に在籍し、また、レコーディングすらないものの87年頃にはマイルスのバンドに参加していたという輝かしい実績があるにも関わらず、ほんと、彼の知名度は低い。悲しくなるくらい低い。

ちなみに本アルバムと1981年リリースの初リーダー作 『 Clean Sweep 』 の2作品は、おそらく未だCD化されていないと思う。ので、手に入れるのは困難だが、最近の作品の中では、1995年のCriss Cross 作品 『 No Hype Blues 』 や、昨年にOrigin からリリースされたライブ盤 『 Way I Play 』 などが出来がいいと思う。ぜひこの機会に御一聴あれ。


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2009/08/12 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

# Myriam Alter 『 Reminiscence

   ↑  2009/01/27 (火)  カテゴリー: 未分類
≪ Belgian Jazz Vol.3 ≫

ベルギー出身の女性作曲家兼ピアニストであるMyriam Alter (ミリアム・アルター)の94年のデビュー作『 Reminiscence 』。B.Sharp原盤のジャケットは車中で眠るミリアムのモノクロ写真でしたが、04年に澤野から復刻された際、上のようにジャケットが変更されています。Gino Lattuca (ジノ・ラトゥカ)(tp)とBen Sluijs (as&ts)をフロントに据えたクインテット編成で、哀愁味溢れるヨーロピアン・ハード・バップを展開しています。ジャズに必要な要素とは、美しい(そして哀愁ある)メロディー、リズム、そして即興の醍醐味を味わえる胸のすくような各人のソロであるわけですが、ここに登場するメンバーは全員ハッキリ言って決して腕の立つミュージシャンではありません。後述しますが、特にミリアム・アルターは生粋のジャズ・ピアニストではないため、お世辞にも巧いとは言えないピアニストです。がしかし、彼女の曲は聴き手の心を惹きつける魅力に満ち溢れています。ジャズが、インタープレイやソロがいま一つでも、メロディーやリズムが魅力的であれば、立派に成立する音楽であることを確認させられる秀作であると思います。これほどメロディーの求心力というものを体感できる作品も珍しい。

ミリアムは、8歳の時にクラシック・ピアノのレッスンを始めるも15歳で断念せざるを得ませんでした。そしてブリュッセル大学では心理学で学位を取得しました。卒業後は広告会社に7年間務めるもその後ダンス・スクールを起業しましたが、それも7年で辞めて音楽の道に進むことを決心。アメリカ人サックス奏者John Ruocco 、アメリカ人ピアニスト Denis Luxionらなどに師事。そんな中、オランダ人ベーシスト兼 Challenge オーナーでもある Hein Van De Geyn (ハイン・ファン・デ・ゲイン)に惚れられ、彼のプロデュースのもと、本作でのデビューに至ったという異色の経歴の持ち主です。

彼女の現在までのリーダー作は以下の5作品。

1. 『 Reminiscence 』 1994年 B.Sharp (本作)
2. 『 Silent Walk 』 1996年 Challenge
3. 『 Alter Ego 』 1999年 Intuition
4. 『 If 』 2002年 Enja
5. 『 Where Is There 』 2007年 Enja

僕が所有しているのは本作以外には、国内盤で出た3) 『 Alter Ego 』だけです。ハイン・ファン・デ・ゲインと共にニューヨークに渡り、ケニー・ワーナーをはじめ、ジョーイ・バロン、ビリー・ドリューズ、ロン・マイルス、マーク・ジョンソンという、強力メンバーと録音されたもので、世界進出を目論む彼女の意欲作でした。当然、デビュー作より数段クオリティーも高くて素晴らしい出来です。アヴァター・スタジオ&ジョー・ファーラで録音も最高です。アルバム全体に漂うエスニックの香り。そのあたりがセファルディー系ユダヤ人である彼女の最大の魅力なのですが、しかしあまりにもエスニック度が高く、好き嫌いの別れる内容かもしれません。そして、この第三作以降、彼女はピアニストとしての自分に見切りをつけ、コンポーザーに徹して作品を制作しています。つい先日発売になったばかりの最新作『 Where Is There 』では、アントニオ・カルロス・ジョビンのグループでの活動で有名なブラジル人チェリスト Jaques Morelenbaum (ジャキス・モレレンバウム)と、ミリアムの師匠でもあるジョン・ロッコがクラリネットで参加している民族音楽色を更に強めた作品です(こちらで試聴できます)。

ミリアムの卓越したメロディー・センスが光るBlue Note 4000番台のリー・モーガン作品を彷彿させるB級哀愁ハード・バップ。本作は時々、中古店で澤野商品としては破格の安値で見かけることがあります。ピアノ・トリオ中心のラインナップを揃える澤野商会の作品の中ではあまり人気がないのでしょうが、意外に出来がイイので見つけたら拾っておいても損はないと思いますよ。


(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/blog-entry-286.html

2009/01/27 | Comment (1) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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