雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Jim Beard / Revolutions ( ReEntry )

   ↑  2009/10/30 (金)  カテゴリー: large ensemble

jim beard Revolutions2 




ジム・ベアードの9年ぶり、4作目となる最新作。本作は世界で唯一ストリングス・セクションを持つオランダのビッグバンド、メトロポール・オーケストラとの共演盤。指揮者はもちろんヴィンス・メンドゥーサ。ということで、三者そろい踏みの豪華絢爛な絵巻物語のはじまりである。

一聴して何だか初めて聴いた感じのしない、懐かしい気分になった。それもそのはずで、全10曲中4曲が91年の初リーダー作 『 Song of The Sun 』 からの楽曲であった。それ以外にも過去の作品からの再演が2曲含まれていた。数多く作曲を手がけているジムにしては、セルフ・カヴァーが多すぎる感じもしたが、おそらく、自分の愛着のあるオリジナルをオーケストラ・ヴァージョンで再演したらどうなるか、彼自身も興味があったのだろう。


曲は全てジムのオリジナルだが、メンドゥーサがアレンジするとその表情は一変する。

知的で繊細なジムの楽曲にメンドゥーサのラテンの血が注ぎ込まれ、一気に燃え上がるのだ。メンドゥーサの奇抜な和声とエンターテインメント性が繰り成す独特のグルーブ感は麻薬的であり、聴けば聴くほど彼の虜になっていく。弦と管が複雑に絡み合い、幾重にも音が重なり合い、そして比類稀なるファンタスティックな音世界が構築される。

ジムはサイドメンとして起用されるときは、シンセサイザーを扱うことがほとんどだが、自己のリーダー作では生ピアノをメインに弾いてきた。今回もほとんどがピアノを弾いている。もともと彼はピアニストであったから当然といえば当然のことだ。シンセを扱えるほうがギャラが高かったためにシンセを弾きはじめたが、皮肉なことにピアニスト・ジムよりも、キーボーディスト・ジムの方が評価されたのだ。

ジムの知的でクールなピアノも流石だが、盟友ボブ・マラックやビル・エバンスの熱きソロにも痺れる。また、メトロポール・オーケストラのメンバーであり、 Jazz Orchestra of The Concertgebouw のメンバーでもあるトランペッター、Ruud Breuls ルード・ブルルスがなかなか爽やかなソロを聴かせてくれる。そしてドラマーはbrussels Jazz Orchenstraでの活動も並行して行っているマタイン・ヴィンクが7曲を担当。

アレンジはメンドゥーサが7曲担当し、残りはマット・ハリス、ゴードン・グッドウィン(Gordan と表記されているがGordonの間違いだろう)、そしてジム・ベアードがそれぞれ一曲づつ担当している。ゴードン・グッドウィン=Big Phat band という固定観念が僕にはあるので、ちょっと意外。


< Biography >

ジム・ベアードは1960年、フィラデルフィア生まれた。両親の薦めで7歳からピアノを始め、クラシックを学ぶ一方であのジョージ・シアリングの個人レッスンも受け、さらにはクラリネット、サックス、ベースなどを習得していった。85年にはニューヨークに移住したが、1年もしないうちに、マハビシュヌ・オーケストラのツアー・メンバーに抜擢された。その頃、あのステップスのイリアーヌ・イリアスがバンドを脱退し、マイケル・ブレッカーらは彼女の後釜を探してオーディションを開いた。そこでジムもオーディションを受けたが、結果的にはキーボーディストではなくギターのマイク・スターンが加入してしまった。しかしそのことがきっかけでジムとマイケルとの交流がはじまり、のちにマイケルの作品にも参加することとなった。86年暮れからはウェイン・ショーターのツアーに参加。ショーターとの関係は2000年まで続いた。その間にもジョン・スコフィールドやパット・メセニーらのサポートを行うなど、常に超一流アーティストのブレインとして第一線で活躍してきた。



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2009/10/30 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Marco Tamburini / Isole

   ↑  2009/10/28 (水)  カテゴリー: trumpet

marco tamburini isole





イタリア人トランペッター、マルコ・タンブリーニ ( Marco Tamburini , 1959~ ) の2007年暮れに発売された自身の作品として7作目となる最新作。前作 『 Frenico 』 から2年ぶりであり、Emercy からの第一弾作品となる。

イタリア人のトランペッターでは云うまでもなくファブリツィオ・ボッソが名実ともにダントツに巧いが、彼以外でもフラビオ・ボルトロやパオロ・フレズなども素晴らし吹き手で、人気もある。それに対してタンブリーニの認知度はいまひとつだ。特に日本での知名度は限りなくゼロに近い。まあ、知る人ぞ知る名手なのだが、この吹き手、なかなか美しい音を聴かせてくれるので侮れない。

ボッソやボルトロのような超絶技巧の派手なスタイルでは決してないが、詩情豊かな表現を身上とする趣味の良い吹き手である。一見地味だが、聴けば聴くほど愛おしくなる音だ。今まで彼の作品を3作品聴いてきたが、いづれも第一印象はピンとこなかった。ところが、忘れたころになんとなく聴きたくなり、つい手が伸びてしまう作品ばかりなのだ。

本作は、ピアノに SPLASC( H) からトリオ作品も出しているイタリアの隠れた名手、マルチェロ・トノロ ( Marcello Tonolo , 1955~ )、テナーサックスには2007年に PHILOLOGY から初のリーダー作 『 The Bright Side of The Moon 』 をリリースしたばかりの期待の若手、ステファノ・ベデッティ ( Stefano Bedetti , 1973~ ) が参加している。マルチェロはエヴァンス系のオーソドックスな奏法を披露しているが、どうも自己の作品ではスインギーなピアノも得意としているようだ。一方のベデッティはロリンズやデクスター・ゴードンを彷彿とさせる骨太で豪快な吹き手で、古きジャズの香りを放つ、なかなかの逸材だ。

全10曲で、そのうち8曲がタンブリーニのオリジナル。ハードバップもあるが、あくまで陰影豊かなリリカルな曲想でスマートに演奏している。バラードでは幻想的で宇宙的なサウンドを聴かせる。フックの効いたメロディーはほとんど登場しないが、逆に何度聴いても飽きない奥深さがある。

ところで、11月18日に、ボッソの新プロジェクトによる新譜 『 Black Spirit 』 が M&I より発売される。そのメンバーのなかにこのタンブリーニもクレジットされているのだ。2曲だけ客演するようだが、ボッソとタンブリーニという、ある意味、対極的な二人がどう対決するのか、今から楽しみだ。
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2009/10/28 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Eldar / Virtue

   ↑  2009/10/27 (火)  カテゴリー: piano

eldar virtue



キルギス共和国出身で、現在はニューヨーク在住の馬鹿テクピアニスト、エルダー・ジャンギロフ( Eldar Djangirov, 1984~ ) のメジャーデビュー後4作品目となる最新作。前作 『 Re-Imagination』 が2008年のグラミー賞にノミネートされるなど、確実にその評価を高めてきているエルダーだが、今回は今までとは比較にならないほど素晴らしい作品に仕上げてきた。これは必聴、必携の凄盤だ。

デビュー作 『 Eldar 』 を始めて聴いたときは、オスカーピーターソンを凌駕する瞬間が随所に垣間見られる超絶的なテクニックに、驚きを通り越して呆れかえるほどだった。しかし、その後の作品も含め、率直に言って、今までの彼の作品に共感できなかったし、心を揺さぶられることはなかった。

< 演奏力> と< 音楽性 > がこれほどまでに乖離しているミュージシャンも珍しいと思った。ただ巧いだけ。そんな印象をだった。さらに録音も良くなかった。ピアノの一音一音が鉛の玉がぶつかり合うような硬く冷たい響きを持っていた。感覚的に不快な音で、最後まで通して聴くことができる作品は一枚もなかった。
 
それが驚くことに今回はすべて改善されているのだ。やっと彼の技量が正当に記録された作品に出会えたようだ。

さて、本作は現在のレギュラー・トリオを軸に、ジョシュア・レッドマンやニコラス・ペイトンが一曲ずつ参加。また、キューバ出身でアルトゥーロ・サンドヴァルやゴンザロ・ルバルカバらとの共演で知られるテナー奏者、フェリペ・ラモグリア( Felipe Lamoglia ) が3曲で参加している。

注目はバックを支える二人。つまり、ベースのアルマンド・ゴラ ( Armando Gola . cuba , 1978~ ) とドラマーのラディック・アフォンソ ( Ludwig Afonso , Cuba , 1978~ ) だ。二人ともフェリペ・ラモグリア同様、キューバ出身であるあたりから、このバンドの志向性が窺えるだろう。さらにフェリペ・ラモグリアとアルマンド・ゴラはゴンザロ・ルバルカバのバンド出身。一方のラディック・アフォンソ はスパイロ・ジャイラ出身ということで、聴く前から何となくサウンドが浮かんでくるだろう。

全11曲で、8曲がエルダーのオリジナル。静かなバラード系の曲もあるが、兎に角、超絶技巧変態リズムの
楽曲に耳は釘づけとなる。M-1 ≪ Exposition ≫ 、M-5 ≪ The Exorist ≫、M-7 ≪ Blackjack ≫あたりがそれだ。限りなく細分化された複雑なビートが実に心地よい。人間技とは思えないデジタライクなビート感だ。何処となくチック・コリアのエレクトリック・バンドを彷彿とさせるハード・フュージョンである。

ベースのゴラが刻むライン、リズムはちょうどジェームス・ジナスに似ていて、派手さはないものの、低音域を中心にした強力なグルーブ力をバンドに与えていて好感が持てる。非常にベースらしいベース人だ。フレットレスでこれだけ歯切れよくビートを刻めることにも驚きを覚える。
 
エルダーのピアノはデビュー当時から、誰にも真似のできない神技の域に達していたが、ここにきて更にその技に磨きがかかってきた。しかも音楽的に最も美しく聴こえる閾値ぎりぎりで演奏を抑える術も身につけてきた。そうすることで、激しく昇降するラインのなかに、時々はっとするような美しい旋律が浮かび上がる場面を演出することに成功している。この技術力にこの旋律美。まさに鬼に金棒だ。


濃密なサウンドが渦巻くハード・フュージョン好きには無条件でお勧めできる作品だ。また、プログレ・ファンにも親和性が高いと思う。

Eldar / Virtue ( amazon )  星1つ星1つ星1つ星1つ星半分
2009  Masterworks Jazz  88697-46236-2

Eldar Djangirov  ( p, key )
Armando Gola  ( b )
Ludwig Afonso  ( ds )
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2009/10/27 | Comment (2) | Trackback (2) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Pierrick Pedron / Cherokee

   ↑  2009/10/26 (月)  カテゴリー: alto

pierrick pedron  cherokee




フランス人アルトサックス奏者、ピエリック・ペドロン ( Pierrick Pedron b.1969 ) の2001年にリリースされたデビュー作。

日本ではいまだ知名度は低いが本国ではかなりの高い評価を得ているアルティストだ。本作は発売当時、天才と騒がれていたピアニスト、バティスト・トロティニョン ( Baptiste Trotignon b.1974 ) が参加していたこともあり、輸入盤店を中心に話題となった。


ペドロンはキャリアの割に世に認められたのは遅く、1996年にアラン・ジャン・マリーのサイドメンとして “ ラ・デファンス・ジャズ・コンサート” に参加したときの実況盤が録音デビューであった。意外に遅咲きのアーティストなのだ。本作でデビューを飾ったあとは、順調に活動の場を広めていき、のちにフランスの独立系レーベル Nocturne の看板アーティストにまで成長している。

パーカーの遺伝子がものの見事に融解したバップ魂に溢れる技巧派で、饒舌流麗な語り口はフィル・ウッズを彷彿とさせる。同世代の欧州圏のアルティストではイタリアのロザリオ・ジュリアーニが彼に似たテイストを持ってるのではないか。

全8曲で、タイトル曲の ≪ Cherokkee ≫ と≪Autumn in New York ≫ 以外はメンバーのオリジナル曲で構成されている。基本的にはバピッシュな曲が大半を占めるが、現代的なモーダルな楽曲も挟み込まれた、新旧折衷の不思議な作風だ。そのあたりの志向はたぶんにトロティニョンの参加が影響しているように思う。

この頃はリップ・コントロールに難があるのか、やや不安定に感じる箇所も散見されるが、のちの作品を聴くとそのあたりは完全に克服されているようだ。

トロティニョンも主役を飲み込む勢いで鋭的かつ知的ソロを聴かせてくれるし、また、ドラマーのフランク・アギュロンもずば抜けた瞬発性と精緻さをもって主役を煽るので、全編を通して緊張感が持続する素晴らしい作品に仕上がっている。

フランク・アギュロンはピエール・ド・ベスマン、エリック・レニーニ、デヴィッド・エル・マレク、それからピエール・アラン・グルチらなど、フランスのトップ・アーティストらのサポートで名を馳せる名手だ。

 
なお、ペドロンを初めて聴くという方には2006年リリースの第三作 『 Deep in A Dream 』 ( 前項あり )  をお薦めする。単身訪米し、ブルックリンの Systems Two Recording Studio で、マルグリュー・ミラーのピアノ・トリオをバックにバピッシュに激しくブローするペルドンが聴ける。彼の持ち味が最もストレートに表現されている名盤だと思う。
 
コルトレーンの出現以降、テナリストばかりか、アルティストまでがコルトレーンに影響を受け、モーダルな奏法を身につけていったことを考えると、ペドロンのような正真正銘のパーカー直系のアルティストの存在意義は大きいと思う。
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2009/10/26 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

ありのみコースの紅葉

   ↑  2009/10/25 (日)  カテゴリー: daily

 091024_ありのみ_紅葉01   



091024_ありのみ_紅葉03

 

  昨日、千葉県市川市にあるフィールドアスレチック施設、ありのみコースに家族で遊びにいってきました。ロープと木材で作られた本格的な遊具がたくさんあり、けっこう大人も楽しめます。小高い丘の上にあるちびっこ広場にはトンネル滑り台や回転するシーソーなどあって、最低、半日は飽きずに遊べます。あいにく夕方から雨が降ってきたため帰ってきましたが、子供はまだまだ遊び足りないようでした。

久しぶりの自然公園散策だったので、デジイチを持って出かけたのですが、木々の葉は淡く色づき始めたばかりで、まだまだ鮮やかな紅葉とはいきませんでした。そんな中、赤く色づいた楓をみつけシャッターを切ってみました。今月末ぐらいになるともっと綺麗なんだろうな~。

このアスレチック施設の周辺には、栗拾いや梨狩り、それからタケノコ狩りやイモ掘りまでさせてくれる農家があるようなので、今度はそちらを楽しみに行きたいと思います。

ここは都心から高速を使わずに一時間たらずで行けるので大変便利ですしね。

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2009/10/25 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Mads Vinding Trio / Bubbles & Ballads

   ↑  2009/10/25 (日)  カテゴリー: piano

mads vinding bubbles ballads




デンマーク出身のベース界の重鎮、マッズ・ヴィンディング ( Mads Vinding , 1948~ ) の最新作。2007年に、同国のもう一人のトップ・ベーシストであるイエスパー・ルンゴー ( Jesper Lundgaard , 1954~ ) とのデュオ・プロジェクトで2作品目となる 『Bassments 』 をリリースしたのも記憶に新しいとこころだが、今回は約10年ぶりとなる待望のピアノ・トリオ編成での作品だ。

ヴィンディングは1997年に自身のトリオ・プロジェクトを始動し、ドラマーはアレックス・リールに固定したうえで、ピアニストをエンリコ・ピエラヌンツィ、ロジャー・ケラウェイ、カールステン・ダールと変えながら1999年までに3作品を制作した。特にピエラヌンツィを迎えて制作されたファースト 『 The Kingdom 』 ( 前項あり ) はデンマークで “ Best Jazz CD 1997 ” 賞に輝くなどした優秀盤だった。

今世紀に入ってからは、前述したようにイエスパー・ルンゴーとのデュオ活動などを展開する一方、母国の民謡を演奏するプロジェクト、ULC Quintet への参加や、クラシックの作品を発表するなどして、より多角的な活動に重点がおかれた。そのためかどうかはわからないが、ここ10年間、自身のピアノ・トリオによる活動は事実上、休止していたようだ。

それだけに本最新作には驚きと同時にかなりの期待を抱いて購入した方も多いのでは。

 
さて、注目のピアニストだが、、今回はスウェーデン出身の攻撃的抒情派ピアニスト、ヤコブ・カールゾン ( Jacob Karlzon , 1970~ ) が抜擢された。今年、自身としては6作目となる作品 『 Heat  』 ( 前項あり )   をリリースしたばかりのカールゾンだが、同じピアノ・トリオというフォーマットでありながら、リーダーとサイドという立場の違いで、どう演奏が変わっていくのかが聴きどころとなるだろう。

一方のドラマーもアレックス・リールからモーティン・ルンド ( Mortin Lund , 1972~ ) に新旧世代交代している。ルンドはまだ30代と若いながら、ヤン・ラングレン、ラーシュ・ヤンソン、ステファノ・ボラーニ、ウルフ・ワケニウスなど、超一流ミュージシャンから信頼を得ている売れっ子ドラマーだ。

レーベルも今までは Stunt Records だったが、今回はデンマークの新興レーベル、BRO Records からの発売となっている。


全11曲で、ヴィンディングのオリジナル2曲とカールゾンのオリジナル ≪ Cesterbal ≫以外はすべてスタンダードかジャズメン・オリジナルという構成。カールゾンの≪ Cesterbal ≫は2003年の 『 Big5 』 で演奏されていた曲だ。

≪ On Green Dolphin Street ≫ や ≪ All The Things You Are ≫ など、オールド・スタンダードの中でも超有名な馴染みの曲が並ぶが、ショーターの≪ Nefertiti ≫ と≪ Footprints ≫ が挟み込まれているのが非常に良いアクセントになっている。しかも、手垢の付きまくったスタンダードにも関わらず、アレンジがどれも洒落ていてので、マンネリ感やチープ感は皆無だ。そのあたりのセンスの良さは流石だと思う。

そして本作は、全編を通じてヴィンディングの枯淡の境地から醸し出される気品に満ち溢れた作品である。長年にわたりオランダ・ジャズ界で人気を二分してきた故ニールス・ペデルセン ( Nils Pedersen , 1954~2005 ) の派手さとは対極にあるような地味なパフォーマンスではあるが、あえて超絶技巧を封印し、悠々と余裕を残し坦々とリズムを刻む姿勢は保守派ベーシストの王道をいく。しかし目を瞑って彼の音に聴き入っていると、彼の発する音列は、明晰な運指技巧が眼裏に浮かんでくるほど見事であり、聴き惚れてしまう。

カールゾンは歌伴からアグレッシブな現代的ソロ、果てはクラシックまで、極めてヴァーサタイル、フレキシブルに対応できるピアニストだが、今回はヴィンディングの音楽的趣向に合わせ、良い意味で正統的な演奏スタイルにモード・チェンジしているようだ。それはそれで非常に心地よい。

M-3 ≪ All The Things You Are ≫ では、徐々にコード進行を崩していき、より現代的でアヴァンギャルドな展開に発展させる手法もみせ、羊の皮をはぶった狼の姿がちらっと顔を覗かせるなど、カールゾン・ファンはニンマリするような場面もある。

Mads Vinding Trio / Bubbles & Ballads  星1つ星1つ星1つ星1つ
2008  BRO Records  BRO002

Mads Vinding  ( b )
Jacob Karlzon  ( p )
Morten Lund  ( ds )


mads vinding kingdom


Mads Vinding Trio Mads VInding / Alex Riel & Enrico Pieranunzi   『 The Kingdom 』
1997 年 Stunt Records STUCD19703



mads vinding roger kellaway
 

Mads Vinding Trio Mads VInding / Alex Riel & Roger Kellaway  『 Daddio Don 』
1998 年 Stunt Records STUCD19813



mads vinding carsten dahl 


Mads Vinding Trio Mads VInding / Alex Riel & Carsten Dahl 
『 Six Hands Three Minds One Heart 』 
2000 年 Stunt Records STUCD00052

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2009/10/25 | Comment (6) | Trackback (3) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

外山安樹子トリオ @ 上野アリエス

   ↑  2009/10/21 (水)  カテゴリー: live report
 091021_外山安樹子blog1    

= ライブ・メモ =

上野 ARIES 2009.10.21 ( 水 ) 19:20 ~ 21:30 2 set

外山安樹子 ( p )
関口宗之 ( b )
金井塚秀洋 ( ds )

飲食: アサヒ黒生、アーリータイムズ


正直なところ、たいへんびっぐりしている。

山中千尋や上原ひろみの名前を持ち出すまでもなく、昨今の日本ジャズ界の女性ピアニストのレベル向上には驚かされるが、今夜、彼女のピアノを聴いてその思いをさらに強くした。彼女の9月1日に発売されたセカンド『 All is in The Sky 』 を十分聴きこんで予習していったつもりだったが、その驚くべき演奏力に圧倒された。

云っちゃ悪いが、上野の風俗店が立ち並ぶ雑居ビルの一室で、こんな素晴らしいジャズが聴けるなんて・・・、一昔前にはとても考えられないことだった。

50分のステージを2セット観る。彼女のアルバムからオリジナル曲 ≪ Standing Alone ≫、≪ Calm Days ≫、≪ Springlake ≫などを演奏。そのほかはスタンダードの≪ Smile ≫、≪ Amapola ≫、≪ Alone Together ≫、≪ Autum Leaves ≫、それからガレスビーの≪Manteca ≫ などを、いずれも凝ったアレンジを施し披露した。とにかく、予想以上に巧い。打鍵も相当強く、流石にクラシックで鍛えられただけあって指の運びに曖昧さやひ弱さが微塵もない。オリジナルの美旋律はイヴァン・パドゥアを彷彿とさせる。ちょうどポリスターの『 Trio Live, Live at I' Espace Paul Delvaux 』 を聴いているような感じか。

休憩時間に外山さんと関口さんにごあいさつ。関口さんは僕と同年代。関口さんとドラムの金井塚さんは大学のジャズ研時代から一緒に演奏されているそうだ。


絶対、また観に行こう。わざわざ高いチャージを払って来日ミュージシャンを観に行かなくたって、こうしてスゴイ日本人の演奏が聴けるんだから、しあわせ。

最新作 『 All is in The Sky 』 の試聴はこちらから


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2009/10/21 | Comment (13) | Trackback (5) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Diederik Wissels / From This Day Forward ( ReEntry )

   ↑  2009/10/20 (火)  カテゴリー: piano

diederik wissels from this day forward





静かなバイオリンの音色で始まり、それをストリングス・アンサンブルが包み込み、やがて恐ろしく澄んだ音色でメロディーが奏でられる。ただただゆっくりと、夢幻的な世界に聴き手を誘う幽玄なサウンドがディーデリク・ワイセルズの持ち味。他の誰にも到達できない彼独自の孤高の音世界。それは幻想世界に鳴り響く鐘の音かもしれない。

本作はベルギーを代表するジャズ・シンガーであるデヴィッド・リンクスとの共同作品も多く制作しているディーデリク・ワイセルズの97年の代表作。D・ワイセルズは1960年にロッテルダムに生まれ、68年にブリュッセルに移住。その後渡米し、バークリー音楽院でケニー・ドリューやジョン・ルイスに師事し、,80年代以降は常にブリュッセルのジャズ・シーンの第一線でピアニストおよびコンポーザーとして活躍してきた。

彼の音楽はヨーロッパの叙情的サウンドというよりは、徹底的にクールネスとダークネスに貫かれた彼独自の音世界であり、他の欧州圏のピアニストを聴き慣れた耳には多少の違和感を感じるかもしれない。光りを求め、魑魅魍魎が蠢く霧深き森を彷徨う迷い人、そんなヴィジュアル・イメージを想起させる本作だが、しかし、その幻想的で立体的、そしてドラマティックな音世界に一度嵌ると病みつきになること必至だ。そして、D・リンクスの透明感溢れるクレヴァーなヴォーカルが絡んだ作品では、その世界観は更に深度を増し、他の何処にも存在しない極めて特異なサウンドを放散する。彼のジャズには、4ビートを基調としたスウィンギーな伝統芸能としてのジャズの要素など微塵も感じられない。これぞコンテンポラリー・アート。そんな音だ。

Diederik Wissels / From This Day Forward  ( amazon )
星1つ星1つ星1つ星1つ
1996 Igloo IGL128

Diederik Wissels  ( p )
Kurt Van Herck  ( sax )
Gwenael Micault  ( bandoneon )
Cecile Broche  ( violin )
Frans Vander Hoeven  ( b )
Hans Van Oosterhout  ( ds )
Michel Seba  ( perc )
Ilona Chale  ( vo )
David Linx  ( vo )

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2009/10/20 | Comment (6) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Michel Bisceglia / Invisible Light

   ↑  2009/10/20 (火)  カテゴリー: piano

michel bisceglia invisible light





イタリア系ベルギー人ピアニスト、Michel Bisceglia ( ミシェル・ビセリア?、ビシェッリア? ) の通算5作目となる最新作。

2007年リリースの前作 『 Inner You 』 に収録されていた ≪Paisellu Miu ≫ という美曲が、寺島靖国氏監修のコンピレーションCD 『 JAZZ BAR 2007 』 で取り上げられたり、また同年、お馴染みのMOONKS 集団による現代ジャズの指南書 『 JAZZとびっきり新定番500+500 』 で 『 Night and the Music 』 が推挙されたこともあり、近年、日本でも俄かに人気が出てきたピアニストだ。

ビセリアは1970年生まれ。同じベルギー出身のピアニスト、エリック・レニーニ ( 1970~ ) ,イヴァン・パドゥア ( 1966~ ) ナタリー・ロリエ( 1966~ ) らと同世代だ。がしかし、前述したようにビセリアが日本で知られるようになったのはこの2,3年このことだし、レコーディングも殆どが今世紀に入ってからのものなので、比較的遅咲きのミュージシャンだったのだろうか。

彼のマイスペから Works を覗いてみると、映画音楽やミュージカルの仕事が多いことがわかる。また、オーケストラを率いて指揮者としても活躍してらしく、ジャズの範疇を超えて広く活動していることが窺われる。


全10曲で、マイク・ノックの ≪ Dark Light ≫ とチャーリー・ヘイデンの≪ First Song ≫ をカヴァしている以外はすべてビセリアのオリジナルという構成。

繊細で静的な音空間が全編に横溢している。淡いモノクロームの抽象画を配したジャケットが、その世界を象徴しているかのようだ。

彼の奏法の特徴を一言でいうならば、“ 右手一本入魂 ”  とにかく左手はほとんどピアノに触れない。コード進行がかろうじてわかる程度にアドリブラインにハーモニーを重ねる程度なのだ。圧倒的に右手の比重が高く、その右手が奏でるアドリブラインは繊細で研ぎ澄まされ、一音、一音が慎重に発信されていくため、メロディーに求心力がある。

ベルギーというバックグラウンドのせいだろうか、幾分内省的でメランコリックな曲調が多いが、重すぎることはなく聴き易い。

きちんと静聴すればそれなりに心を揺さぶる音楽ではあるが、たとえば雨の日曜日、なにかの作業をしながらBGMとして一日中部屋で流しっぱなしにしても心地よいはずだ。

それにしてもなんと表現したらよいのだろうか、この浮遊感。この何処までいっても帰着しないような、“ たゆたう ” コード感がたまらない。

系譜的に云うならば、ビル・エバンス~キース・ジャレットあたりの系譜に位置するのだろうが、でも明らかに彼らの模倣に終始しているわけではない。考えてみれば、ビセリアのようなピアノ・スタイルって、今までありそうでなかったように思う。

決して派手ではないが、こういう確かな余韻を残してくれるジャズを慈しむもの、ジャズ・ファンとしては楽しいものかもしれない。

Michel Bisceglia / Invisible Light ( HMV ) 星1つ星1つ星1つ星1つ
2009  PROVA RECORDS  PR 0909-CD10

Michel Bisceglia  ( p )
Werner Lauscher  ( b )
Marc Lehan  ( ds )
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2009/10/20 | Comment (4) | Trackback (1) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Tingvall Trio / Vattensaga

   ↑  2009/10/16 (金)  カテゴリー: piano

 

tingvall trio vattensaga





リーダーのピアニスト、マーティン・ティングヴァルはスウェーデン人、ベースはキューバ人、ドラムスはドイツ人という多国籍ユニットによる第三弾。

彼らのデビュー作  『 Skagerrak 』 が輸入盤店を中心に話題となったのが2006年のこと。あれから恐ろしいことに3年の月日が経ってしまった。夢中になって聴いていたのがつい先日の事のように思いだされるが、ほんとうに時の流れの速さには驚ろきを通り越して、怖さすら感じる。

デビュー作を最初に聴いたときの鮮烈な印象は今も忘れない。クラシック音楽の修練により身に付けた驚くべき演奏力を基盤として、ロックやラテンなどのポップな語法も適度にミクスチャーして作り上げられた自曲群は、とても新鮮に僕らの耳に響いたものだ。

メロディーやリズムが明快で気難しいところがなく、良い意味で4ビートに拘泥することのない新しい感性は、ジャズの範疇を超えて人気を獲得する素質に溢れていた。ちょうど、同郷のエスビョルン・スヴェンソンを連想させるような独創的なスタイルがすでにデビュー作で確立されていたわけだ。

昨年発売されたセカンド 『 Norr 』  ( 前項あり )  では、ポップで耳に馴染みやすい主題の提示がより明確となり、下手すると即興パートが蔑ろになりかねない危うさを孕んだ作品だったが、それでも洗練されたクールで硬質的なサウンドは今まで体験したことのない驚きに満ちていて、やはり相当の逸材であることを再確認できる好盤だった。

この作品を聴くと、彼らはクラシック音楽を学ぶ一方で、相当量のリアルなロック体験を積みながら、最終的にジャズにたどり着いたであろうことが容易に想像できる。それくらいロック・テイストに満ち溢れた作品でもあった。

そして早くも第三作目の登場。しかし、これがちょっと微妙な出来だ。

何度か繰り返し聴いたのだが、どうも心に響いてこない。演奏力はもちろん文句のつけようがないくらい素晴らしいのだが、今回は自曲の個性がいささか希薄なのだ。メロディーの創造に行き詰まりがあるのだろうか。そう勘繰りたくなる曲ばかりだ。お得意のフックに富んだオリジナルがほとんど見られない。

しかもどの曲も2分から5分ほどの短い曲ばかりだ。よってアドリブ部が極端に少ない。もともと彼らの音楽は非常に聴き易い半面、ジャズの即興的スリル感に乏しいことが唯一の弱点であったのだが、その弱点がいっそう強調されてしまった作品と言える。

このような彼らのジャズを上級ジャズファンが聴いたらどう感じるだろうか。けっこう評価は低いのではないかと僕は推測する。前述したように、ロック体験を通して生み出された歯切れの良い ( と云うか、良すぎる ) リズム感には、揺らぎやブレというものが全くない。つまりはスイングしない音楽である。いまどきスイングしないジャズなんて佃煮にして売れるほど巷に溢れているが、彼らのビート感はあまりにもジャズ的でない。ジャズファンを軽く苛立たせるに十分ロックしているのだ。

そんなわけで、少々辛口の評価になってしまったが、新しい感性を持った新人であり、なかなかありそうでなかったサウンドなので、これからも注目していきたいと思う。いっそうのこと次作ではプログレなんかやってくれると相当かっこいい作品ができるのになぁ~、と思ったりもする。

Tingvall Trio / Vattensaga ( amazon )  星1つ星1つ星1つ
2009  Skip Records SKP9087-2

Martin Tingvall  ( p )
Omar Rodriguez Calvo  ( b )
Jurgen Spiegel  ( ds )
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2009/10/16 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Terence Blanchard / Choices

   ↑  2009/10/10 (土)  カテゴリー: trumpet

terence blanchard choices







テレンス・ブランチャードのレギュラー・グループによる最新作。今回は古巣コンコードからの復帰第一弾となる。

正直なところ、このようなコンセプチュアルな堅苦しい作品ばかり作っているから日本で人気がでないんだろうなぁ、と納得してしまうような作品だ。グラミーをとった前作 『 A Tale of God's Will 』 よりはマシだが。

完全に考え過ぎ、作りこみ過ぎ、オーバー・プロデュースもいいところ。ライブだとすごく溌剌とした素晴らしい演奏を聴かせてくれるのに、残念だ。

でも、あま、本国ではこんなメッセージ性の強い作品ってウケるんだろうね。日本人にはそのあたりは言葉の壁もありなかなか理解できない部分だけど。

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2009/10/10 | Comment (0) | Trackback (1) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

椎名豊トリオ @ Tokyo TUC

   ↑  2009/10/07 (水)  カテゴリー: live report


= ライブ・メモ =

Tokyo TUC 2009.10.7  19:30~22:15 2 set

椎名 豊  ( p )
David Grossman  ( b )
広瀬  潤次  ( ds )
本川悠平  ( b )

091007_shiina yotaka live2
椎名豊さんのライブを 彼のホームグラウンドでもある Toyo TUC で聴く。

ベースは現在ニューヨーク・フィルの公演で来日中のベーシスト、デヴィッド・グロスマン ( David Grossman ) 。

クラシックとジャズの両方のフィールドで活躍するプレーヤーらしいが、僕は初めて聴いた。

ピチカートも巧くてよく歌うソロを聴かせてくれたが、やはりクラシック界の一流ミュージシャンだけあって、ボーイングの美しさはずば抜けている。

ジャズの世界ではこんなに美しいボーイングは聴くことができない。

さすがはクラシックのベーシストだ。

ドラマーはいつもと変わらず広瀬潤次さん。相変わらず地味で真面目そうな外見とは裏腹に、アグレッシブなソロを叩いていた。いつもながら巧い。

現在のレギュラー・ベーシストの本川悠平さんも急遽、出演。

グロスマンと本川さんのダブル・ベースで大いに盛り上がる。

リハーサル不足なのか、苦笑いで乗り切る場面も多かったが、それがまたスリリングで大変面白かった。

本川さんの演奏は初めて聴いたが、アンプに頼らない力強いピチカートで、弦がブリブリ言っていた。なんだか、チャーネット・モフェットみたいでかっこいい。まだ20代だからこれからが楽しみ。フォローしていこう。

お客は30人足らず。ほとんど女性。しかも若いファンばかりでちょっと居心地悪かった。

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2009/10/07 | Comment (0) | Trackback (1) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

椎名 豊 / Walkin' in the Clouds

   ↑  2009/10/06 (火)  カテゴリー: piano

Shiina Yutaka  walkin' in the clouds






椎名豊 ( 東京都出身, 1964~ ) の新作が9年ぶりと聞いても、久しぶりだという実感が湧かないのは、おそらく普段から都内のライブハウスで彼の演奏を聴いているからだとう思う。

さらには、2000年発売の前作 『 Happy to Swing 』 が、これはもう素晴らしい作品で、今まで、時あるごとに思い出して、引っ張りだしては繰り返し聴いてきて、それでもいまだに鮮度を保ちつつ、飽きずに聴いていられる、ということが9年という時間の感覚を鈍麻させている理由であろう。

本最新作は、リーダー作としては通算6作目にあたり、また、このたび彼自身が立ち上げたレーベル、Scene-a Music からの記念すべき第一弾となる作品だ。

彼は昨年、ミシガン州立大学で教鞭をとったが、その流れで今回の録音はそのミシガン州のランシング郊外にありクラシック専用のスタジオ、 Blue Griffin Recording Studio で行われた。ここは同州内では最も音がいいと言われるピアノが置いてあるスタジオらしい。

メンバーは、テナーのティム・アマコストを加えたカルテット編成。曲によってはピアノ・トリオでの演奏となる。ドラムは盟友、広瀬潤次。ベースはデトロイト出身でけっこう日本人ミュージシャンとの付き合いが多いロドニー・ウィテカー。さらにもう一人の若手ベーシスト、本川悠平 ( 1981~ ) が1曲でウィテカーとのダブル・ベースで参加している。

全8曲(ボーナス1曲を含む)中6曲が椎名さんのオリジナル。ただし、≪ Tuck-A-Way ≫ はトリオ・バージョンとカルテット・バージョンの2種を収録されていて、8曲中4曲が基本的にブルースなのが、僕個人的にはちょっと残念。こう云っちゃ身も蓋もないが、9年間あったのだからもう少しオリジナルに工夫があってもよかったのでは・・・と思う。

僕は椎名さんが大好きだが、特に彼の抒情的な静かなオリジナルが大好きだ。前作だと≪Summer Mist ≫ というボサノバ調のバラードがキラー・チューンだった。今回も≪In The Dusk ≫ という美しい抒情曲が収録されているので救われる。全体の印象としては前作の方がメロディー重視の姿勢が窺われるソフトな作品であるのに対し今回は、モーダルな楽曲やミンガスの≪ II BS ≫ のように癖のある楽曲を取り上げるなど、よりハードな作品に仕上がっている。

テナーのティム・アマコストは UGETSU というバンドで聴いたきりなので殆ど印象に残っていない吹き手だったが、これがなかなか腰が座っていて雄々しく豪快に吹きまくるテナリストで、好感が持てた。現代的なスタイルではないが、かといってオールド・スタイルでもない。なんだか面白い立ち位置で勝負しているミュージシャンだ。彼の父親は以前、日本駐日大使であり、現在は実業家だそうだ。

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2009/10/06 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

休日はキッザニア東京

   ↑  2009/10/05 (月)  カテゴリー: daily

先週の土曜日、ららぽーと豊洲内にある 《 kidzania 》 に行ってきました。

僕ら家族にとっては初めてのキッザニアです。以前からずっと行きたいと思っていたのですが、子供がある程度大きくなって、仕事の意味や楽しさを理解できないと行っても面白くないと聞いていたので、今まで我慢していたのです。 

091003_キッザニア_kaburimono2 キッザニアとは子供が様々な仕事を疑似体験できるテーマパークです。

消防署、警察、クロネコ宅急便、モスバーガー屋さん、ガソリンスタンド、レンタカー屋さん、病院、歯科医院、などなど、実に50以上ものパビリオンが体験できます。

はじめは子供騙しのアトラクションぐらいにしか思っていなかったのですが、これが実に面白くて、子供はもちろん興奮しっぱなしだし、僕ら大人も笑いっぱなしの半日でした。

僕らは午後4時から9時までの5時間のコースだったのですが、その時間内に、消防士、歯科医師、

セールスドライバー(宅急便)、キッチンスタッフ(モスバーガー)、医師、パイロット、建設作業員の、計7つのパビリオンを回るとこができました。

待ち時間はすべて30分以内だったので助かりました。知人から1時間ぐらいは覚悟したほうがいいよ、って言われていたので、土曜日のわりには空いていたのかも。インフルエンザの影響もあるのかな?

091003_キッザニア_dental3  基本的に親はブースの中にははいれません。たとえば右の写真は歯科医に扮しているわが子ですが、この姿はガラス越しにしか見ることができないのです。

子供は親から離れ、一人で仕事に励むわけです。ダミーの人形の口の中に器具を入れて何をしているのかわかりませんが、普段は決して見ることのないわが子の真剣な眼差しに感動し、胸が熱くなります。

スタッフは、相手が子供だからといって手加減はしません。厳しい表情で仕事の内容を説明し、きびきびと行動させます。使う言葉もわざと難しい専門用語を使っているそうです。そのほうが子供達は真剣に耳を傾けるそうです。

僕が一番すごいなぁと感心したパビリオンは病院でした。僕が外科医をやっているのは子供ながらぼんやりと理解しているようで、その影響か知りませんが、「手術がしたい」と言い出し、一人でパビリオンの中に入って行きました。

091003_キッザニア_surgery2 

この手術室、なんだと思ったら、なんと腹腔鏡下胆嚢摘出術( 通称ラパコレ ) のシュミレートをしているところだったのです。

いや~、これは本格的です。驚きました。

おなかを切らずに、そのかわり3箇所ないしは4箇所から穴をあけて、そこを通してマジックハンドみたいな鉗子を使って胆嚢をとるわけです。

左の写真に写っている装置がそのシュミレーターで、正確には Virtual Endoscopic Surgery System  ( 略して VESS ) と云って、腹腔鏡などを用いた外科手術における医師の技術習得および向上の目的で、主に研修施設で使われているシステムです。

現在は多くの会社が製品化しています。よく外科系の学会にいくと、メーカーのブースでデモンストレーションをやっているのを見かけます。それと全く同じ本物を使用しているのです。お金かかってます。

おそらく数百万円するはずです。どこの製品かはわかりませんでしたが、ジョンソン・エンド・ジョンソンが協賛していたので、Lap Mentor という製品かもしれません。

うちの子も看護師さんの手助けなしに鉗子をうまく使って胆嚢を切除することができていたところをみると、このシステムは子供用にかなり易しくチューニングされてたのでしょうね。

091003_キッザニア_sonny2 
うちの子は嫌がってやらなかったのですが、ソニーが協賛しているフォトスタジオでは、なんと子供達に一眼レフを渡して、施設内で自由に写真に撮ってくる、というお仕事をさせてました。

子供は危なっかしい手つきで、体には不釣り合いな大きなSLRを抱えて駆けずりまわっていました。

転んだら一発でお釈迦になってしまうようなSLRを子供たちに預けちゃうなんて、ソニーって、なんと太っ腹なメーカーなのでしょう。

撮った写真は最後にナイスショットを自分で選択しプリントしてもらえるようです。


091003_キッザニア_street2 
そんなわけで、とっても楽しいキッザニアでした。半日でやっと7パビリオンですから、まだ体験していない仕事が40以上あるわけで、こりゃ、リピーターが増えるわけですね。

ディズニー・ランドも我が家は年に3、4回のペースで通ってますが、このキッザニアもこれから繰り返し通い詰めることになりそうです。

子供がいなくてもディズニは行けるけど、キッザニアは子供が小さいうちしか行けないので、この時期に思いっきり遊んでおこうと思います。



キッザニアで遊んでいたら、理由はわからないけど、久しぶりに岡村靖幸を聴きたくなってしまった。『 家庭教師 』 のジャケットの中央に描かれている子供の顔が、わが子にすごく似ているな~と思いながら、20年近くも前に買い集めた岡村のCDを聴きまくっています。

okamura yasuyuki kateikyoushi 
岡村って、ホント、才能豊かなミュージシャンなのに、麻薬で人生を棒に振ったことは実に悲しいことです。


最近の彼の動向はわかりませんが、今も収監されているのでしょうか。

3度目の逮捕で、今回も実刑くらってますからね。

今、あらためて聴いてみると、歌詞が当時から相当危なかったですものね。麻薬で逮捕された時は、やっぱりな~、と誰しも思ったんじゃないかな。

でも、だからと云って、彼の音楽の価値がそのことで左右されるわけでは決してないのですが。



 
 





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2009/10/05 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Jacob Karlzon / Heat

   ↑  2009/10/04 (日)  カテゴリー: piano

jacob karlzon heat

 





スウェーデン出身のピアニスト、ヤコブ・カールゾン ( Jacob Karlzon , 1970~ ) の単独リーダー作としては通算6作目となる最新作。昨年リリースされた前作 『 Improvisational 3 - piano improvisations inspired by Maurice Ravel 』 は盤題が示す通り、ラベルの音楽にインスパイアされて制作された即興ピアノ・ソロ作品で、カールゾン・ファンと云えど面食らった方も多かったのではないかと推測するが、今回はそんな前作で面食らったファンをもちゃんと納得させる素晴らしい作品と言える。

スキンヘッドの強面は e.s.t. の故エスビョルン・スヴェンソンを彷彿とさせるが、作り出す音楽はスヴェンソンに比べてずっとコンベンショナルだ。あくまでエヴァンス~キースが築き上げた抒情派路線を踏襲している。しかし、どんなフォーマット、たとえばビクトリア・トルストイのバンドのような歌伴であっても、常に攻撃性と尖鋭性を失わず、常に自己の美学を貫く姿勢は、明らかに現代を生き抜くアクチュアルなピアニストのそれである。


本最新作は、フロントラインにトランペットのピーター・アスプルンド ( Peter Asplund , 1969~ ) とテナーのカール・マーティン・アルムクヴィスト ( Karl-Martin Almqvist ) を擁したクインテット編成。このフロントの二人とはカールゾンの2003年の作品 『 Big5 』 でも共演している仲である。アスプルンドとアルムクヴィストは共にスウェーデンの三大名門ビッグバンドのひとつ、Stockholm Jazz Orchestra  ( 以下SJO )のメンバーで、特にアルムクヴィストは同ビッグバンドの看板ソリストとして本国では非常に人気がある。アスプルンドとカールゾンは SJO や Bohuslan Big Band と並ぶ名門、Talvan Big Band でも活躍している。

アスプルンドに関しては拙ブログでも何度か取り上げているので、下記をご参照あれ。

 Peter Asplund / As Knights Concur

   Peter Asplund / Open Mind



全10曲で、そのうち7曲がカールゾンのオリジナル。その他の3曲はアメリカのメタルバンド、Korn の≪ Hollow Life ≫、映画 『 指輪物語 』のサントラ ≪ Gollum's Song ≫ 、そして彼が敬愛するラベルの ≪ Sonaitne: Modere ≫ 、という構成。フロントラインが『 Big5 』 と同じだが、今回はフロントの二人の出番は10曲中4曲とやや少なめ。だから今回は “ Big5 ” を名のっていないのだろう。管が入った曲は緻密な構成ながらも熱くハードな演奏を披露し、ピアノトリオの曲では逆に冷徹で静謐な美意識に貫かれた世界感を表現している。非常に緩急に富む内容で、ちょうど『 Big5 』 とファーストの『 Take Your Time ! 』を交互に聴いているような錯覚を覚える作品だ。

個人的にはピアノ・トリオでのカールゾンが大好きなので、久しぶりに彼のピアノがたくさん聴けてうれしい。ピアノの高音域をものすごい速さで昇降する複雑なパッセージに鳥肌が立つし、打鍵も力強くダイナミックで心地よい。

ところで、先日発売されたデンマークのベース界重鎮マッド・ヴィンディング ( Mads Vinding ) の新作 『 Bubbles & Ballad 』( bro records )  でもピアノトリオでカールゾンが参加している。残念ながらいまだ入手していないが、そちらもぜひ聴いてみたい作品である。





Jacob Karlzon / Heat ( amazon ) 星1つ星1つ星1つ星1つ
2009  Caprice  CAP21809

Jacob Karlzon  ( p )
Hans Andersson  ( b )
Jonas Holgersson  ( ds )
Peter Asplund  ( tp )
Karl-Martin Almqvist  ( ts & ss )

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2009/10/04 | Comment (6) | Trackback (2) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Nathalie Loriers with Bert Joris & String Quartet / Moments d'Eternite

   ↑  2009/10/02 (金)  カテゴリー: piano

Nathelie Loriers moments





ナタリー・ロリエといえば03年にガッツ・プロダクションから国内盤 『 Silent Spring 』 ( 原盤は Pygmalion , のちに W.E.R.F. 録音は99年) が発売され、 同年、紀尾井ホールで開催された The Synergy Live 2003 においてアントニオ・ファラオ、e.s.t. 、ジャン=ミシェル・ピルクらとステージを飾り、日本でも高い評価を得たことが印象に残っているけど、その後は彼女のことが話題に上る機会はあまりなかったように思う。

最近はベルギーのビッグバンドの最高峰 Brussels Jazz Orchestra ( 以下BJO ) の常任ピアニストを務め、本国では最も優れたピアニストとして評価されているし、今世紀にはいってからは Igloo から W.E.R.F. に移籍し、決して多作ではないがコンスタントにリーダー作をリリースいている。

本最新作は、彼女のリーダー作としては通算7作目にあたる作品だ。このところ、次々とフォーマットを代えながら新境地を開拓してきたロリエだが、今回はレギュラー・トリオにベルギーを代表するトランペッター、バート・ヨリスを迎え、さらにストリングス・アレンジを加ええるという、豪華な編成で臨んでいる。

作曲は全曲彼女によるもので、アレンジはバート・ヨリスが担当している。ロリエはピアノの演奏よりも作曲にその軸足を置いている感じだ。どの曲も彼女のクレヴァーさが表出した素晴らく優雅な楽曲ばかりだ。

基本的にはヨーロッパの叙情的サウンドなのだろうが、何処となく仄暗い陰影感を漂うわせているあたりがいかにもベルギー人らしい。同じベルギー人ピアニストと比較すると、ディーデリク・ワイセルズよりは陽気で、イヴァン・パデュアよりは陰鬱な印象を受ける。

ただ、高速モーダル・チューンの冒頭曲≪ 400 Million Years Ago ≫ を除けば、地味な印象を拭いきれないし、また、過剰装飾気味のストリングスも好き嫌いの分かれるところだろうから、万人に受け入れられる音楽ではなさそうだ。僕個人的には、秋が少しづつ深まっていくこの季節、とくに長雨の音を聴きながら自室で静かに聴き入るにはうってつけの好盤なのだが・・・。

ベルギーのジャズに関しては、Jazz in Belguim  というサイトが便利ですよ。

Nathalie Loriers with Bert Joris & String Quartet / Moments d'Eternite ( HMV )
星1つ星1つ星1つ星1つ

Nathalie Loriers  ( p )
Phillpe Aerts  ( b )
Joost Van Schaik  ( ds )
Bert Joris  ( tp )
Igor Semenoff  ( violin )
Stefan Willems  ( violin )
Aurelie Entringer  ( viola )
Jan Sciffer  ( cello )

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2009/10/02 | Comment (10) | Trackback (2) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Nathalie Loriers / Walking Through Walls, Walking Along Walls

   ↑  2009/10/01 (木)  カテゴリー: piano

nathelie noriers walking





ベルギー・ジャズ界の才媛、ナタリー・ロリエ ( Nathalie Loriers , 1966~ ) の95年にリリースされたサード・アルバム。

先日、通算7作目となる作品 『 Moments d'Eternite 』 がリリースされたので買ってみたのですが、やはりというか今回もピアノ・トリオではありませんでした。今回はバート・ヨリスのトランペットとストリングス入り。前作 『 L'Arbre Pleure 』 はウード入りの中近東音楽だったし、その前の 『Tombouctou 』 は3管入ってたし、このところピアノ・トリオからどんどん離れていってます。

やっぱり、ナタリー・ロリエはピアノ・トリオで聴きたいなぁ、と思うと、この95年の 『Walking Through Walls, Walking Along Walls』 と99年の 『 Silent Spring 』 ( ともに Igloo ) まで遡らなくてはいけません。彼女、相当ピアノの演奏力に秀でているのに、昔から作曲の方面に関心が強いらしく、リーダー作になるとトータル・サウンド重視の作風になってしまいがちです。ちょっと残念。

そんなことを思いながら、昔のアルバムを聴き返していると、やっぱり、結局、このあたりに落ち着くわけです。日本ではガッツ・プロダクションから国内盤も出た 『 Silent Spring 』 の方が有名ですが、本作 『Walking Through ~』 もなかなかの出来のよさです。

 


 



今晩は当直してます。
幸い、比較的ひまな病院なので、こうしてブログなんかノンキに書いてます。

今朝、妻が珍しくパソコンに向かっていたので
どうしたの?と聞くと、
キッザニアの予約をいれようと思って、と真剣な表情。

そうか~、やっとキッザニアに行けるか~。
子供とキッザニアに行くのが夢だったんですよね。

やっと子供がキッザイアで遊べる年齢になったのを
感慨深く思いながら、家を出てきました。

このところ、毎週週末には子供のためのイベントを
なにかしら作って、子供を喜ばせるのが習慣になりました。


昔は、あまり子供が好きじゃなくて。

自分だけの人生が、子供のための人生になってしまいそうで。

でも、子供ができて人生が変わった。

今は子供中心の生活を楽しんでいます。

多分、今が人生最高の時のような気もするし。


話は変わるけど、
先日、栃木の実家に電話したら、ショックなことを父親から聞かされました。

中学の時にいっしょにビートルズやキッスのコピーバンドをやっていた
ギターのKちゃんが、病死したって。

ぜんぜん実感が湧かないのですが、やっぱりホントなのでしょう。

数年前にはそのバンドでベースをやってたAちゃんが自殺してるし。

これでバンド4人中、2人がすでに亡くなったことになります。

まるで呪われたバンドだ!! なんて冗談で妻に話したら、
真剣なまなざしで、怒られた。

自殺したAちゃんは、高校卒業後、バークリーに留学したけど、
結局、ジャズでは飯が食えず、妻も子供もいながら、
生活に疲れ、死んだ。


今、こうして眼をつぶると、

Kちゃんと Aちゃんと僕の三人で、アンプやギターを積んだリヤカーを押しながら、
夕暮れの田舎町をかけずりまわったことを、昨日のことのように思い出します。


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