雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Georges Paczynski Trio / Presences

   ↑  2010/01/31 (日)  カテゴリー: drums

GEORGES PACZYNSKI_presences Georges Paczynski Trio / Presences ( amazon )
2009  King International  KKJ10

Georges Paczynski ( ds )
Armel Dupas ( p )
Joachim Govin ( b )






フランスのベテラン・ドラマー、ジョルジュ・パッチンスキー ( Georges Paczynski , 1943~ ) の通算4作品目となる最新作。パッチンスキーと云えば真っ先に思い出されるのが1996年リリースの 『 Lévin'song 』 です。

フランスの超マイナー・レーベル JPB Production からわずか800枚程しかプレスされなかったという希少性と、 Moonks の 『廃盤レア盤本』 に掲載されたという内容の信頼性が、ジャズ・マニアの購買意欲を刺激し、 『 Lévin'song 』 は中古市場で数万円で売買されていました。

しかし、2007年に澤野から再発されてしまったため、最近はかなり売買価格も落ち着いてきたようです。まあ、この 『廃盤レア盤本』 掲載の激レア盤も、最近はかなり再発が進んだので、中古市場の価格もだいぶ値崩れしているみたいです。それでもオリジナルのファースト・プレスCD (CDにオリジナルもリイシューもないとは思うのだけどね ) 盤は、まだまだ高い。

昨日、仕事で新宿に行った際、久しぶりにDisk Union に立ち寄ったのですが、この 『 Lévin'song 』 が三階の中古フロアで8,400円で売られていました。一階の新品売り場にはちゃんと2,500円の澤野盤が売られているにも関わらずです。

それはさておき、ご多分にもれず、僕も澤野から再発された際に買って聴いたのですが、正直あまり好みのジャズでなかったのですぐに売りに出してしまったと記憶してます。何といってもこの 『 Lévin'song 』 のウリは、録音直後に癌で急逝したジェニー・クラーク (  Jean-Francois Jenny-Clark , 1944~1998 ) の驚異的テクニックを駆使した独創的なベースラインなのですが、これがどうも肌に合わなかった。ただ単に巧いだけ。それだけ、ってな感じで、ぜんぜん心にに響いてこない。ピアノのジャン・クリストフ・レヴィンソン ( Jean-Christophe Levinson ) はクールに決めたエヴァンス風だったりして、結局、彼ら描く原風景は、三人とも全く別風景である気がして、バランス的にも良いとは云えない作品だったと思う ( 今は手許にないので記憶が曖昧ですが ) 。
 
この激レア盤  『 Lévin'song 』 以外では、1992年リリースのデビュー作 『 8 Years Old 』 も澤野から復刻されていますし、2006年には若きフランス人ピアニスト、ルノー・パリソー ( Renaud Palisseaux ) を迎えて新録盤 『 Generations 』( Art & Spectacles ) もリリースしています。

後者はジャズ批評誌主催の 『 ジャズオーディオ大賞 2007 金賞 』 を受賞している作品で、僕も聴いてみましたが、これも肌に合わずDU逝きになってしまいました。確かに録音は素晴らしかったと記憶してます。シンバルの音 ( パッチンスキーはもともと繊細な消え入るようなシンバリングを得意とします ) が鳥肌が立つくらい臨場感があるのですが、内容がちょっとつまらなかったですね。パッチンスキーのソロなんか、正直なところ眠い。繊細というよりも神経質で内省的な印象すら受けるし、妙に間をとった曲想で、リスナーとしては緊張感が維持できない感じかな。

まあ、「 音はイイに越したことはないけど、そこそこ良ければそれで満足 」 しちゃう僕には 『 ジャズオーディオ大賞 2007 金賞 』など、あまり意味を持たない訳です。

と云う訳で、買ったCD 2枚とも玉砕されてしまったので、さすがにもうパッチンスキーは買うのをやめようと思っていたのですが、先日、Youtube を見ていて偶然目にした下掲のライブ映像にいたく感心し、この新録盤 『 Presences 』 を買ってみました。はたして出来はすばらしく、このところひたすら愛聴しております。 
 
ピアニストが前作のルノー・パリソーからアルメル・デュパ (  Armel Dupas , Nantes , 1984~ ) に変更されています。このまだ20代半ばの若き俊英ピアニストがなかなか良いです。僕は初めて彼を聴きましたが、素晴らしく才能がる前途有望な音楽家であると感じました。

簡単に経歴を示すと、アルメル・デュパは 1984年、フランス西部の都市ナントの音楽一家生まれました。地元のジャズ・ミュージシャンと交流しながらキャリアを積み、18歳のときに地元のナント音楽院でディプロマを取得。本格的な音楽教育を受けるために2005年にはパリに移り、ヨーロッパ最高峰の音楽教育機関であるパリ国立高等音楽・舞踏学校 ( Conservatoire national supérieur de musique et de danse de Paris ) に入学しています。卒業後は有名無名の様々なミュージシャンと共演しており、その中には、ピエール・ドゥ・ベトマン、ヘンリ・テキシエ、ステファン・ベルモンド、ベンジャマン・エノック、クリストフ・ウォーレム、デヴィッド・リンクスなどなど、錚々たるミュージシャンの名前をみることができます。フランス語なので詳細はわかりませんが、クラシック・ピアノやヴォーカル!などもやっているようで、ジャンルに捉われるのを嫌い、ジャンルレスで活動域を広げていくタイプのようです。





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2010/01/31 | Comment (6) | Trackback (1) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Absolute Ensemble featuring Joe Zawinul / Absolute Zawinul ( 2 )

   ↑  2010/01/29 (金)  カテゴリー: piano

joe zawinul _absolute EnsembleAbsolute Ensemble featuring Joe Zawinul / Absolute Zawinul ( amazon )
2010   Intuition
星1つ星1つ星1つ星1つ星半分

Joe Zawinul (composer, key, vocoder), Kristjan Jarvi (music director, conductor), Gene Pritsker (arranger), Absolute Ensemble & Sabine Kabongo (vo), Allegre Correa (g, vo), Aziz Sahmaoui (perc, vo, gumbri), Jorge Bezerra (perc), Paco Sery (ds, perc, kalimba), Linley Marthe (e-b)


    M-1 ≪ Bimoya ≫  by Joe Zawinul




2007年9月、75歳で亡くなったジョー・ザヴィヌルの生前最後のスタジオ録音盤がリリースされた。

ザヴィヌルは2005年、西ドイツ放送局専属のビッグバンド WDR と共演して 『 Brown Street 』( 前項あり ) という作品を制作する一方で、2007年には、フランスの National Orchestra of France とも共演したりと、晩年は Large Ensemble への傾倒ぶりが顕著でした。

今回、リリースされた最新作 『 Absolute Zawinul 』 もその流れの中で実現したプロジェクトで、ニューヨークを拠点に活動しているシンフォニックなアンサンブル集団、アブゾリュート・アンサンブル ( Absolute Ensemble ) との共演作品です。

アブゾルート・アンサンブルと言われてもクラシックに無知な僕には初耳のオーケストラなのですが、なんでも指揮者のクリスチャン・ヤルヴィ ( Kristjan Jarvi, Estonia, 1972~ ) はウィーンのトーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者と音楽監督を昨年まで務めていたエリートだそうです。そう言われてもトーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者という地位がクラシック界でどの程度の地位を有するのかわかりませんね。そこで、職場の同僚で東京芸大楽理科卒の婦人科のドクターK氏にうかがったところ、トーンキュンストラー管弦楽団は大したことない楽団とのこと。指揮者のクリスチャン・ヤルヴィって知ってますか? とたずねたら、知らない、との答え。しかし、クリスチャンの父親のネーメ・ヤルヴィは偉大な指揮者らしいです。ネーメ・ヤルヴィのシベリウスは最高だ! と興奮しながら話してくれました。ということで、クリスチャンのお父様はエラいお方のようです。

このアブゾリュート・アンサンブルは、クラシックなオーケストラの編成をとりながらもその活動範囲は非常に広く、クラシックはもとよりマイルスやミンガスなどのジャズやジミヘンやザッパなどのロックまでもレパートリーとしている非常に柔軟な発想で活動を続けている集団のようです。今回のザヴィヌルとの共演もクリスチャン・ヤルヴィ側からのオファーにより実現したようです。検索して初めて知ったのですが、2000年にパキート・デリベラを迎えて 『 Habanera 』 という作品を enja から出しているようです。なんだかそっちも欲しくなってきた。


閑話休題。全8曲で、すべてザヴィヌルの過去のレパートリーからの再演です。ソロおよびザヴィヌル・シンジケート時代の楽曲が5曲、ウェザー・リポート時代の≪ The Peasant ≫と≪ Ice Pick Willy ≫ もやってます。≪ Ballad For Two Musicians ≫ はトリロク・グルトゥ ( TRILOK GURTU ) のアルバムに収録されていたグルトゥとザヴィヌルのデュエット曲。


前述したWDR との共演作品『 Brown Street 』 は、ザヴィヌルの楽曲が意外にもビッグバンド・サウンドとの親和性が高いことを発見できたすばらしい作品でした。しかし、相手がクラシック・オーケストラとなるとどうなるのでしょう。フルートやオーボエ、それにバスーンなどがザヴィヌルの高速で複雑なリズム、メロディーに合うはずはないだろう、とあまり期待はしていなかったのですが、開けてみたらこれがとんでもなくスリリングでスケール感のある見事な出来栄えだったのです。

良質の音楽は、どんなアレンジ、処理を施しても、その良さは損なわれることはない。そんなことを実感させられる傑作だったのです。

ザウィヌルの描く音楽はつねに祝祭的だ! と僕は思っているのですが、ここでもその祝祭性は健在で、聴いているうちにだんだん幸せな気分になってきて、なんだか服を脱ぎ捨て踊りだしたくなるような快感が押し寄せてきます。アフリカやアジアの民族音楽と、西洋のクラシック音楽をジャズの文脈に流し込んで、高速攪拌したような無国籍、ボーダレスな快楽音楽。ああ、なんて幸福な音楽なんだろう。

本作はあたかもアブゾルート・アンサンブルの中にザヴィヌルだけが客演したかのようなタイトルがついていますが、実はシンジケートのメンバーもちゃんと参加してます。シンジケート時代のリズムを支えたベースのリンレイ・マルト とドラムスのパコ・セリ ( ds ) はもちろんのこと、ギターのアレグレ・コリア、パーカッションのアジズ・サマウイ、そしてヴォーカルのサビーネ・カボンゴと、全員が勢ぞろいで盛り上げます。

ベストトラックはクラブ系の方々にも人気が高い冒頭曲≪ Bimoya ≫ でしょうか。インド音階を用いたグルーヴィーなサウンドです。サビーネ・カボンゴの歌う  ♪♪ Bimoya~Bimoya~ ♪♪ がどうしても ♪♪ イモ屋~イモ屋~ ♪♪ に聴こえてしまい、なんだか親しみを覚える曲です。この ≪ Bimoya ≫ から2曲目の ≪ Sultan ≫ ( 95年の 『Stories of The Danube 』 に収録 )の流れが最高! 

このCDにはボーナス・トラックとして、リハーサルやレコーディング風景、それからザヴィヌルとヤルヴィの会話などが収められた11分に及ぶ映像特典 ( Quick Time ) がついています。が、ほぼ同内容の映像はYoutube でも観ることができます。


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2010/01/29 | Comment (10) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Absolute Ensemble featuring Joe Zawinul / Absolute Zawinul ( 1 )

   ↑  2010/01/28 (木)  カテゴリー: piano


DEEZER で全曲試聴できるみたいです。


Absolute Ensemble featuring Joe Zawinul / Absolute Zawinul ( amazon )
2010   Intuition
星1つ星1つ星1つ星1つ星半分

Joe Zawinul (composer, key, vocoder), Kristjan Jarvi (music director, conductor), Gene Pritsker (arranger), Absolute Ensemble & Sabine Kabongo (vo), Allegre Correa (g, vo), Aziz Sahmaoui (perc, vo, gumbri), Jorge Bezerra (perc), Paco Sery (ds, perc, kalimba), Linley Marthe (e-b)
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2010/01/28 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Roberto Gatto Quintet / Remembering Shelly を聴く前に

   ↑  2010/01/27 (水)  カテゴリー: drums
shelly manne black hawk  shelly manne navy swing shelly manne boss sounds

イタリアン・ジャズドラマー界の重鎮ロベルト・ガット ( Roberto Gatto , Roma , 1958~ ) の最新作が Albore Jazz からリリースされました。

ガットは2006年にマイルス・デイヴィスへのオマージュを捧げたクインテット ( Tribute to Miles Davis '64-'68 ) を結成しフェスティバルに参加。『 Jazz Italiano Live 2006 』 シリーズでアルバムもリリースしていますね。フロントにダニエレ・スカナピエコとフラビオ・ボルトロを配したこのクインテットは、母国イタリアで好評を博し、2008年5月にはウンブリア・ジャズが提供する 『 Top Italian Jazz 』 の一環として来日も果たしています。僕も Blue Note Tokyo で彼らの演奏を聴いていますが、残念ながら観客も少なく、演奏もセッション風のやや単調なものでした。


さて、今作も前作のマイルス・トリビュートに続きオマージュ作品です。ターゲットとなったのは50年代のウエスト・コースト全盛期に活躍したドラマー、シェリー・マン ( Shelly Manne , NYC , 1920-1984 ) です。非常に洗練されていて知的で、いま聴いても全く古さを感じません。僕はそんなシェリー・マンのスタイルが今でも好きで、Contemporary の『 More Swinging Sounds 』 などは、年に数回引っ張り出して聴いている愛聴盤です。

なので、昨年暮れに本作のアナウンスがあったときからずっと発売を待ち望んでいた作品なのです。で、一昨日、やっと手に入れたのですが、これが、とにかく、イイのです。胸のすくような最高の出来です。Albore Jazz のカタログのなかでも傑出した作品ではないかと思っています。僕的にはガットよりも、フロントのマックス・イオナータとマルコ・タンブリーニ、それからピアノのルカ・マヌッツァの演奏に耳を奪われてしまいました。特にイオナータは絶好調です。彼自身のリーダー作よりも粋のいいアドリブを披露しているのではないでしょうか。

そんなわけで、この数日間、聴きまくっているのですが、シェリーマンの演奏した原曲をしばらく聴いていない間に随分忘れてしまっているようなので、この機会に原曲を聴いてみようと思い立ちました。まだこのCDを買っていない方は、原曲を聴いて予習してみてはいかがでしょうか。

ライナー・ノーツによると、今回のセッションは 『 Shelly Manne and His Men at Black Hawk 』 ( Contemporary ) のレパートリーをフィーチャーしているとのこと。そして、今回演奏する曲のうちいくつかは、録音すらされたこととのないもの らしい。

というわけで、久しぶりに 『 Shelly Manne and His Men at Black Hawk 』 を引っ張りだして聴いてみました。このブラック・ホークでのライブ音源は、Vol.1 から Vol.5 までの5枚あります。メンバーはジョー・ゴードン ( tp )、リッチー・カミューカ ( ts )、ヴィクター・フェルドマン( p )、モンティー・バドウィック ( b ) 、そしてシェリー・マンの5人。

ガットのこの新作に収められている楽曲は計7曲で、そのうち1曲だけがガットのオリジナルで、他の6曲すべてがシェリー・マンのレパートリーです。ただし 『 at Black Hawk 』 に収めされていた曲はこのうち ≪a gem from tiffany ≫、≪ nightingale ≫、≪ Cubu ≫ の3曲だけのようです ( たぶん )。残りの3曲はライナー・ノーツにもあるように “ 録音すらされたことのない ” 楽曲なのかなぁ~、と思っていたのですが、なんと、ちゃんと音源があったのです!!!

≪ the king swings ≫ と ≪ fan tan ≫ は、60年代にウエスト・コーストで放送されたラジオ・プログラ『 The Navy Swings 』 のために演奏された音源が残されています。アルバム名もプログラムと同じ 『 The Navy Swings 』 ( Studio West ) です。≪ the Breeze and I ≫ は『 The Navy Swings 』でも聴けますが、 『 Boss Sounds 』 ( Atlantic ) にも収録されています。

結局、すべて音源が残されていたのですね。ガットに教えてやろうかなぁ~。



ガットのアルバムと同じ曲順でプレイリストを作ってみました。
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2010/01/27 | Comment (10) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Gianluca Renzi / Looking For The Right Line

   ↑  2010/01/26 (火)  カテゴリー: bass

Looking For The Right Line Gianluca Renzi / Looking For The Right Line  ( amazon )
2004  Wide Sound  WD127
星1つ星1つ星1つ星1つ

Gianluca Renzi ( b ), Giovanni Amato ( tp,flh ), Max Ionata ( ts,ss ), Raffaele Carotenuto ( tb ), Pietro Lussu ( p ), Pietro Ioduce( ds )






昨夜、拙ブログでとりあげたルカ・マヌッツァのトリオでベースを弾いていたジャンルカ・レンツィ ( Gianluca Renzi , Frosinone , 1975~ ) の2004年にリリースされたデビュー作です。

レンツィは現在までに本作を含め3作品を発表しています。自己のセクステットで 『 Looking For The Right Line 』 ( 本作 ) と『 Don't Stop Your Mind 』 の2作品を出した後、一昨年にはイデア6のアンディ・グラビッシュやピエトロ・ルッソやロレンツォ・トゥッチやマックス・イオナータや、ふぅ~、ファブリツィオ・ボッソら、10人編成のビッグバンドで、チャールズ・ミンガスとジョー・ヘンダーソンに捧げた作品 『 Charles & Joe 』 をリリースしています。

 たぶん『 Charles & Joe 』 は面白いと思うのですが、まだ手に入れていません。僕の所有するのはこのデビュー作だけなのですが、これがなかなか出来の良いハードバップ作品ですのでお薦めです。3 リズム+3 管フロントラインのセクステット編成で、温かみのあるハーモニーを奏でています。マックス・イオナータも参加していますので、彼のファンは要チェックです。

収録曲はレンツィ のオリジナルが殆どなのですが、これらがいずれもすばらしい曲ばかりです。素朴で何処か垢ぬけないのですが、でもフックの効いたメロディーが魅力的で、全編から彼の非凡な作曲能力が窺えます。ベースの演奏をとってみても、圧倒的なテクニックを有しているにもかかわらず、それを顕示、誇示することなく、音楽的な気持ちよさへと昇華できるクレヴァーさも身につけているのも彼の魅力です。

こう言っちゃなんだが、High Five Quintet に彼が参加すれば、いまよりももっとレパートリーの幅が広がり、同バンドの更なる飛躍に寄与するのではないかと、おもっちゃうのだが。

 

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2010/01/26 | Comment (5) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Luca Mannutza / Longin'

   ↑  2010/01/25 (月)  カテゴリー: piano
LUCA MANNUTZA_Longin'2 Luca Mannutza / Longin'  ( amazon )
2010  Wide Sound
星1つ星1つ星1つ星1つ星半分

Luca Mannutza ( p )
Gianluca Renzi ( b )
Nicola Angelucci ( ds )

 




いまや現代のジャズ・シーンの中心軸は北米から欧州に移った感がある、などと声高らかに言おうものなら、各方面から集中砲火を食らいそうなので口が裂けても言えませんが、でもこんな素晴らしいアルバムを聴いちゃうと、破竹の勢いを見せる欧州ジャズの底知れぬポテンシャリティに度肝を抜かれます。

High Five Quintet やファブリツィオ・ボッソ周辺で活躍していることで日本でも徐々にその知名度をアップさせてきたイタリア人ピアニスト、ルカ・マヌッツァ ( Luca Mannutza , Cagliari , 1968~ ) のソロ名義としては初となるアルバムです。すでに Venus Records から Roma Trio 名義で実質的なソロ・アルバムを3作品リリースしているのですが、プロデューサー主導の邦盤ではおそらく腹のうちを明かすことができなかったであろうマヌッツァが、自国の Wide Sound ではどんな演奏をしてくれるのか、とっても楽しみ。

サポート・メンバーは ローマ・トリオと同様、ベースはジャンルカ・レンツィ ( Gianluca Renzi , Frosinone , 1975~ ) 、ドラムスはニコラ・アンジェルッチ( Nicola Angelucci , Abruzzo , 1979~ ) の二人。

ジャンルカ・レンツィ はジョヴァンニ・ミラバッシのサポートで知られている名手です。ミラバッシ==レンツィ=レオン・パーカーで来日した際に僕は観ているのですが、涼しげな顔でとんでもなく速い運指で指盤を昇降しながらソロをとっていたの覚えています。彼の演奏力は同世代のベーシストであるピエトロ・チャンカリーニやニコラ・ムレーズやジュセッペ・バッシらと比べても際立って優れていると思います。個人的には密かにファンであるイタリア人女性ピアニスト、ステファニア・タリーニ ( Stefanian Tallini ) の作品によく参加しているので印象に残っています。タリーニのアルバムではかなりレンツィのソロパートが用意されているのでレンツィの馬鹿テクぶりを聴きたければお薦めです。近いうちにタリーニについては紹介しましょう。

ニコラ・アンジェルッチはフランチェスコ・カフィーソやステファノ・ディ・バティスタらと共演歴のある若手らしいのですが、あまり詳細は知りません。あ、そうそう、上記のステファニア・タリーニの作品にもレンツィと一緒に参加しているのを、先ほど知りました。

さて、内容ですが、全10曲でそのうち4曲がルカ・マヌッツァの、1曲がニコラ・アンジェルッチのオリジナル曲です。残りはスティングの《 Message in a Bottle 》 と 《 Tea in the Sahara 》 のカヴァ、ベニー・ゴルソンの《 Whisper Not 》、ロリンズの 《 Airgin 》 、それからスタンダードの《 Tea for Two 》 という構成です。で、ここでお気づきと思いますが、《 Message in a Bottle 》、《 Whisper Not 》、 《 Airgin 》、そして《 Tea for Two 》 の計4曲は、 Venus Records からの第一弾 『 慕情 』 でも演奏されていた曲なのです!! 

しかも聴いてみたらアレンジまで Venus 盤と Wide Sound 盤はそっくりなのです。せめてアレンジを変えてほしかった。それ以外は非の打ちどころのない完璧な作品なので非常に残念です。しかしその難点を補って余りあるほどの感動がありますので、『 慕情 』を既に所有している方もぜひ聴いてみるとよいでしょう。

彼らの技術的な特徴としては、変拍子の多用とリズム・チェンジの妙技、ということが挙げられるでしょう。《 Whisper Not 》 がなんと7拍子、《 Tea for Two 》 が5拍子、《 Airgin 》も途中で3拍子を挟み込んだり・・・、と、兎に角、手垢のついたスタンダードがアレンジ次第でここまで洗練されたカッコイイ楽曲になるのか、と驚きの連続です。もちろん驚異的なテクニックがあってこそ成し得る演奏なのは言うまでもありません。しかも相当凝ったアレンジで高度の技術力を要する楽曲にも関わらず、決して難解な堅苦しい演奏に聴こえないのが素晴らしい。

一方、オリジナル曲はがらりと雰囲気を変えた、いかにも欧州的な抒情性豊かな曲群です。極上のメロディー・ラインが横溢しています。タイトルチューンに表現された深淵に導かれるかのような抒情性には思わず震撼します。導入部での暗欝な雰囲気を湛えたレンツィのボーングも見事です。喩えが陳腐で申し訳ないが、 M. ナイト・シャマラン監督の映画にサントラになっても違和感のないような曲です。
 
こうして聴いてみると、アルバムの半分が Venus 盤と同じなのにもかかわらず、全編を通して聴いたときの印象は随分と違うものです。この Wide Sound 盤のほうがマヌッツァの音楽性が遥かに分かりやすい。 作品にとって、いかにアーティストのオリジナル曲が大切かが、この2枚を聴き比べることで理解できるのではないでしょうか。



  中年音楽狂さんの記事 『 Luca Mannutza のこれが本音か ?』 はこちら
  ヨシカワさんの記事 『 Luca Mannutza  /  Longin' 』 はこちら
  monaka さんの記事 『 自信に満ちて LONGIN' / Luca Mannutza 』 はこちら
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2010/01/25 | Comment (14) | Trackback (2) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

James Weidman / Three Worlds

   ↑  2010/01/24 (日)  カテゴリー: piano

James Weidman_Three Worlds2 James Weidman  /  Three Worlds ( HMV )
2009  Inner Circle Muisc  INCM 009
星1つ星1つ星1つ

James Weidman (p, melodica , xaphoon), Marty Ehrlich(as, Bb-cl, bcl), Ray Anderson(tb), Jay Hoggard(vib), Brad Jones(b), Francisco Mela(ds)





ニューヨークを拠点に20年以上にもわたり活躍し続けるピアニスト、ジェームス・ウェイドマン ( James Weidman , Ohio , 1953~ ) の6年ぶりとな最新作が、グレッグ・オスビー主宰の新興レベール Inner Circle よりリリースされました。

80年代後半から90年代にかけて、 グレッグ・オスビーやスティーブ・コールマンらとM-BASE派と称した摩訶不思議なアヴァンギャルド集団の一員として活躍していた印象が強いウェイドマンですが、実はなかなか繊細で美しいピアノもイケるバーサタイルな腕前の持ち主なんです。

1996年に TBC からリリースされたデビュー作 『 People Music 』 などは実にピアニスティックで滋味深く、M-BASE派のカルト系ミュージシャンが作り上げた音楽とは俄かに信じられない秀作であり、個人的には今でも密かな愛聴盤です。

さて、満を持して登場したウェイドマンの最新作ですが、これが一筋縄ではいかないツワモノ達による演奏で、ちょっと今までとは趣を異にしています。

前作 『 All About Time 』 にも参加していたヴィブラフォン奏者、ジェイ・ホガード ( Jay Hoggard , Washington, D.C. , 1954~ ) が今作にも参加。それ以外では、アヴァンギャルド系のマルチリード奏者であるマーティ・エーリッヒ ( Marty Ehrlich , 1955~ ) や、スイングからフリーまでなんでもこなす異色のトロンボーン奏者、レイ・アンダーソン ( Ray Anderson , 1952~ ) らがフロント・ラインを形成しています。そしてベースもブラッド・ジョーンズ ( Brad Jones ) くれば、誰が考えてもヘンテコな作品に仕上がっていることは想像に難くないでしょう。特にマーティ・エーリッヒが発生させる磁場はいつも強力なことを考えると、聴く前から嫌な予感が脳裏をよぎります。

まあでも、彼の今までのサイドメンとしての活動や人脈から考えれば、今回のメンバーはすごく自然な流れなのですが、やっぱりリーダー作ぐらいはピアノトリオで作ってもらいたかった、というのが正直な感想ではあります。

本作は全11曲で、うち9曲がウェイドマンのオリジナル。彼はレコーディングをする数年前から上記のメンバーを想定し作曲したと言っています。トリオによる演奏。ジェイ・ホガードを加えたカルテットによる演奏。そしてマーティ・エーリッヒとレイ・アンダーソンを加えたセクステットによる演奏。盤題の 『 Three Worlds 』 とは、これらの3種のフォーマットを意味しているのでしょう。

案の定、アヴァンギャルドな楽曲が半分以上を占めます。もちろんM-BASEの頃に比べたら全然聴きやすいのですが、木に竹を接いだようなぎくしゃくしたメロディーの連結にはどうも馴染めません。 前作同様のジェイ・ホガードのヴィブラフォンが入った楽曲は美しく、実に聴きごたえがあります。ウェイドマンは曲によってメロディカを弾いたり、あるいはザフーン ( Xaphoon ) と呼ばれるハワイ産のリコーダーのような形をしたサックスを吹いたりしています。

今回ウェルドマンは作曲に才気を発揮したのは分かるのですが、裏方稼業が長かったせいか、自己のリーダー作にも関わらず少々露出度は低めだったようです。出来は悪くないのですが、個人的には幾分もの足りなさを感じる作品でした。





james weidman2 James Weidman / People Music ( amazon )
1996  TBC
星1つ星1つ星1つ星1つ

James Weidman ( p ), Belden Bullock ( b ), Marvin "Smitty" Smith ( ds )

発売当時は輸入盤ウォッチャーの間でけっこう人気があったのを記憶している。寺島氏か誰かの本でも紹介されていたような、されていないような。




James Weidman_All About Time

James Weidman / All About Time ( amazon )
2004  Contour
星1つ星1つ星1つ星半分
James Weidman ( p ), Jay Hoggard ( vib ), Charene Dawn ( vo ),Ed Howard ( b ), Marcus Baylor ( ds )

GRPサウンドで青春を過ごした僕らの世代には懐かしいジェイ・ホガードが参加した作品。こんなところでホガードに再会するなんて夢にも思わなかった。出来はなかなかよいです。ボーカルの入った曲もいいアクセントになっていて好感が持てます。

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2010/01/24 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

The Fred Knapp Trio / More Happy Jazz

   ↑  2010/01/22 (金)  カテゴリー: drums

Fred Knapp2
The Fred Knapp Trio / More Happy Jazz  ( amazon )
2009  Fred Knapp Music
星1つ星1つ星1つ星半分

Dave Proulx  ( p )
Dave Rosin  ( b )
Fred Knapp  ( ds )





ミシガン州で活躍するドラマー、フレッド・ナップ ( Fred Knapp, Rhode Island , 1974~ ) の2009年にリリースされた通算4作品目となる自主製作盤。ピアノを弾いているのはデイヴ・プルー ( Dave Proulx ) という長年一緒に活動しているらしいミュージシャンです。ナップは幼少期からピアノのトレーニングを受け、ウエスタン・ミシガン大学に入学後もピアノを専攻していたのですが、同時にビリー・ハートに師事しドラムを習得。そのことが契機となり、以後はドラマーに軸足を置いて活動を続けているようです。

今作は盤題が物語っているように、とっても幸福に満ちた作品です。頭をからっぽにして、ナップの奏でるシンバル・レガートに身を任せれば、ほ~ら、だんだんユーホリックになってくるでしょ~。

で、僕がこのアルバムが好きな最大の理由は、チック・コリア作の 《 The Loop 》 のカヴァが収められている点なのです。だから iPod で聴くのもほどんどこの一曲だけ。この《 The Loop 》っていう曲は、チックの名盤 『 Trio Music Live in Europe 』 の冒頭に収められている曲なのですが、超美曲であるにも関わらず、意外にカヴァが少ない。と云うか、ほとんどありません、僕が知る限りにおいて。

jim watson 僕の手持ちのCD の中で唯一 《 The Loop 》 のカヴァが聴けるのがイギリス人ピアニスト、ジム・ワトソン ( Jim Watson ) の 『 The Loop 』 というアルバムです。そのままタイトルになっています。こちらのほうがチックの雰囲気が出てますね。

The Jim Watson Trio / The Loop (  amazon )
2005  Reese Records










chick corea live in europe 
こちらが本家本元のチック・コリアの演奏。言葉では表現できないほどの無限の美しさを放っております。静謐にしてエレガント。こんな音世界を構築できるジャズ・ピアニストが他にいるでしょうか。
《 無尽蔵のクリエイティビティ 》というキーワードで検索、ソートすれば、チック・コリアは間違いなく最上位にインデックスされるでことでしょう。
こんな《 The Loop 》を聴いたあとにフレッド・ナップの《 The Loop 》を聴いちゃうと、激しく物足りなさを感じでしまうのは致し方ないでしょう。ま、僕個人的にはチック・コリアの最高傑作はこれかな。

Chick Corea / Trio Music, Live in Europe ( amazon )
1986  ECM


《 1月23日追記 》

adjapi さんから《 The Loop 》のカヴァ・ヴァージョンを教えていただきました。
ありがとうございました。

1) Chick Corea / The Trio ~ Live from The Country Club

2) Gary Burton / Whiz Kids




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2010/01/22 | Comment (6) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Joan Monne Trio / Standards

   ↑  2010/01/20 (水)  カテゴリー: piano
joan monne standard Joan Monne Trio / Standards  ( amazon )
2008  Fresh Sound New Talent
星1つ星1つ星1つ星1つ

Joan Monne ( p )
Bori Albero ( b )
David Xirgu ( ds )








スペイン人ピアニスト、ホアン・モネ ( Joan Monne , Barcelona , 1968~ ) が初めて取り組んだスタンダード集。身も蓋もない言い方をすれば、キース系。あるいはエバンス系。でも、時折ブラッド・メルドーを彷彿とさせる危うい音列や音間が現れ、思わずひとりニヤリとしてしまいながら聴いています。モネと云えば、今作よりも MOONKS 本『 新定番500+500 』 で紹介された2000年リリースの前作 『 Mireia 』 の方が有名かな。あちらはオリジナル中心で、おそらく評論家受けがイイのでしょうね。出来としては甲乙つけがたい出来の良さですが、個人的にはこのスタンダード集の方に愛着があります。
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2010/01/20 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Dick Fregulia Trio / That's Amore : The Music of Salvatore Guaranga ( Harry Warren )

   ↑  2010/01/20 (水)  カテゴリー: piano

dick fregulia2Dick Fregulia Trio / That's Amore  ( amazon ) 
1998  Blue Koala Records
星1つ星1つ星1つ星1つ

Dick Fregulia  ( P )
Omar Clay  ( ds )
Jeff Neighbor  ( b )







iPod のホイールをカチカチ回しているとつい指が止まり、そのたびに聴き入ってしまう本当の意味での愛聴盤っていうのが少なからずあります。でも、そんな素敵なアルバムをブログにアップしようと思い、いざ書き始めると、「これ、いいよねぇ~」 みたいな貧祖な語彙力丸出しの表現でしか語れないことに気づき、結局はアップせずに終わってしまうのです。

本当は、「これ、いいよねぇ~」 とか、「 これ、かっこいいよねぇ~ 」 だけでも十分なのかもしれませんが、どうしてもカッコつけてブログ記事を仕上げたくなっちゃう悪い癖が災いして、どうしてもアップできない作品がたくさんあるのです。

でも、まあ、たまにはシンプルに 「ねえねね、これいいよ。聴いてみてよ。」 みたいな作品をアップだけしてみようと思い、今日から数枚、紹介しちゃいます。だから、解説はほとんどなしです。

サンフランシスコ界隈で50年代から活動しているピアニスト、ディック・フレグリア ( Dick Fregulia ) による1998年制作のピアノトリオ盤です。とにかくジャズの楽しみがいっぱい詰まった珠玉のハリー・ウォーレン集です。ストレスフルな社会に揉まれて毛羽立った心を優しく包んでくれて、少しだけ幸せな気分になれる、そんな心優しいメロディーに溢れています。

実は、この2月に約10年ぶりとなる新作 ( タイトル 『 Art For Sale 』 ) が出るみたいです。今聴いている 『 That's Amore 』  は現在入手困難らしいので ( Vento Azul さんのとことでは入手可能かも ) 、興味のある方はぜひ今度の新作を予約してみてはいかがでしょう。

-Dick Fregulia has performed as a jazz pianist in the San Francisco area since the late 1950's, as a solist, sideman, accompanist to jazz vocalists, and leader of his own jazz combos. For over 30 years he has been the resident Thursday night pianist at Washington Square Bar and Grill in North Beach. -As a record producer he created Blue Koala Records in 1978 with the highly acclaimed "Sunday Morning at Washington Square" solo jazz piano LP. "That's Amore" was recorded in 1998 with drummer Omar Clay and bassist Jeff Neighbor. It is a tribute to the songwriting of Harry Warren. The Blue Koala catalogue contains eight CD titles currently in print, with a new piano-guitar-bass trio album coming out in March of 2007. -As a composer, Dick has written for several film projects and a variety of Sesame Street spots. The CD "Good Vibes" presents eleven originals by Dick played by the Good Vibes Quintet (piano, bass, drums, vibes, and guitar).  (  payplay.fm より引用 )

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2010/01/20 | Comment (7) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Pietro Condorelli with Francesco Nastro

   ↑  2010/01/17 (日)  カテゴリー: guitar

一昨日取り上げたイタリア人ピアニスト、フランチェスコ・ナストロ ( Francesco Nastro , Napoli , 1967~ ) の元気のイイ演奏が聴けるアルバムを紹介しておきます。ここでは同じイタリア人ギタリスト、ピエトロ・コンドレリ ( Pietro Condorelli, Milan , 1962~ ) との共演盤という視点で3枚アップしておきます。

二人の共演盤は計4枚あります。コンドレリのリーダー作にナストロが客演した 『 On My Browser 』 、『 Quasimodo 』 、『 Easy 』 の3枚と、その逆で、ナストロ作にコンドレリが客演した 『 A tempi alterni quintet 』 とで計4枚です。ただ、ナストロの1997年のデビュー作でもあるこの 『 A tempi alterni quintet 』 は残念なことに所有していません。

僕は決して廃盤に散財するようなマニアではないのですが、もしこの 『 A tempi alterni quintet 』 が手に入るなら、5,000円、いや6,000円 ( ちょっとセコイ )  ぐらい出してもいいくらいです。どなたか御持ちじゃないですか?

Pietro Condorelli_On my browser Pietro Condorelli  /  On My Browser    ( 独amazon )
1998 SOS ( Sound on Sound )  0010
星1つ星1つ星1つ星1つ 
Pietro Condorelli (g), Francesco Nastro (p), Vittorio Pepe (b), Pietro Iodice (ds)
Guest Musician : Franco Coppola (fl, as), Roberto Schiano (tb), Daniele Scannapieco (ss, ts), Leonardo La Peruta (as), Marco Sannini (tp)





Pietro Condorelli_quasimodo Pietro Condorelli / Quasimodo   ( amazon )
2000  Red Records 123289
星1つ星1つ星1つ星1つ
Pietro Condorelli (g), Fabrizio Bosso (tp, flh), Francesco Nastro (p), Pierto Ciancaglini (b), Pietro Iodice (ds)







Pietro Condorelli_easy Pietro Condorelli / Easy  ( amazon )
2005 Red Records 123307
星1つ星1つ星1つ星1つ
Fabrizio Bosso(tp,flh), Daniele Scannapieco(ts,as), Jerry Popolo(ts,as), Roberto Schiano(tb), Pietro Condorelli(g), Francesco Nastro(p), Pietro Ciancaglini(b), Pietro Iodice(ds)

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2010/01/17 | Comment (4) | Trackback (3) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Giuseppe La Pusata Trio / Naissance

   ↑  2010/01/15 (金)  カテゴリー: drums
francesco nastro naissance Giuseppe La Pusata Trio / Naissance ( Tower Records )
2009  Itinera
星1つ星1つ星1つ星1つ

Giuseppe La Pusata  ( ds )
Aldo Vigorito ( b )
Francesco Nastro ( p )






リーダーのジュゼッペ・ラプサタ ( Guiseppe LaPusata ) はナポリを中心に活躍するドラマーですが、今盤のウリは何と言っても10年ほど前に瞬間風速的に話題になったイタリア人ピアニスト、フランチェスコ・ナストロ ( Francesco Nastro , Napoli , 1967~ ) が参加している点に尽きます。

誰しもがナストロと聞いて思い出す作品が、1998年にゲイリー・ピーコックとピーター・アースキンという巨匠らを迎えて制作された『 Trio Dialogues 』 と、2001年リリースの yvp盤 『 Heavy Feeling 』 だと思います。

前者はけっっこう評判が良かったように記憶します。しかしこれが長らく廃盤状態で入手が困難だった、と、とある販売店サイトに書かれていました。でもね、ときどき中古店で見かけたように記憶しているのですが・・・、しかも格安で。僕の記憶違いかな?

それはともかく、この入手困難盤『 Trio Dialogues 』もつい最近、ジャケットを差し替えてリイシューされました。ジャケ替えで再発、ということはよくあることですが、このことを知ったとき、瞬間的に寺島靖国氏のこの盤に対するコメントを思い出しました。

この顔はジャズの顔ではないなと思ったら、案の定ジャズじゃない。ジャズは顔でわかるのだ。しかし、ベースがゲイリー・ピーコックでそそられた。キース・ジャレット以外のトリオでピーコックを聴いてみたい。ベースとドラムしか用のない盤だった。聴くまいと思っても、ピアノが聴こえてつらい。こんなクラシックじみたピアノ、聴いていたら耳が腐る。 ( 寺島靖国 『 JAZZピアノ・トリオ名盤500 』 大和書房、2006、156頁 )


いやしくもジャズ評論家たる者、ミュージシャンの優劣を顔で判断しちゃいけないよなぁ。しかも『名盤500 』 と謳っておきながらこんなにボロ糞に叩かれちゃ、ナストロも立つ瀬がないだろうに。せめて、本書がイタリア語に翻訳されていないことを祈るばかりです。
 
再発盤を手掛けた担当者は、そんな寺島氏の暴言を知っていたわけではないでしょうが、再発盤では彼のポートレイトは綺麗なイラストに差し替えられています。

ナストロという人は、自身のリーダー作では兎に角、メロメロの悩殺美メロで攻めてくるわけですが、ひとたび他人のサポートにまわると、これはこれは激しく躍動するモーダル・スタイルに変身するジキルとハイドのような弾き手なんですね。寺島氏が残念なところは、彼のジキル博士の顔しか見ずに駄目だししてしまったとこと。本当は結構な暴れん坊さんです、ナストロは。

もし機会があったら、ピエトロ・コンドレッリ ( Pietro Condorelli )の 『Quasimodo 』( 2001 RED )や 『 Easy 』 ( 2005 RED )、それからサルヴァトーレ・トランキーニ ( Salvatore Tranchini )の 『 Faces 』(2004 RED) などを聴いてみてください。爆走型モード系ソロに、思わずのけ反ってしまいますよ。作品としても素晴らしい出来ですので、ぜひご一聴を。と云っても、欧州ファンには有名な盤ですのでご存じの方も多いでしょうが。

さて、今盤はジュゼッペ・ラプサタがリーダーではあるものの、実質的にはナストロがリーダーと考えて差し支えないでしょう。ベースはアルド・ヴィゴリート ( Aldo Vigorito ) というやはりナポリ出身のミュージシャンです。このヴィゴリートというベーシストは僕自身、今まで馴染みがなかったのですが、昨年暮れに愛聴盤コーナーで紹介させていただいたイタリア人ピアニスト、ヴィンセンツォ・デニス ( Vincenzo Danise ) の作品でも弾いていたことが判明しております。で、さらに、この三人、実は10年前のナストロの yvp 盤 『 Heavy Feeling 』 でも仲良く共演していました。たぶんこの10年間、地元ナポリでレギュラーを組んで地道に活動してきたのでしょうか。

疲れたので、明日に続く。

 《 1/16 追記 》

全8曲ですべてジュゼッペの自曲。ドラマーが書いた曲とは俄かに信じられないくらい美旋律に満ちています。

モード系変拍子がカッコイイ冒頭曲 ≪Danse d'un seul pied ≫からしてエキサイティングでございますよ。ちょっと耽美的ではありますが、昔のようなピッツァ臭さを完全に排したタイトル・バラード≪Naissance ≫ なんかも、とってもナイスでございます。

まあ、全体的には相変わらず抒情的な曲想なのですが、甘さ一辺倒にはならず、シュガー&スパイスのバランス感覚がとってもイイ感じです。

10年ほど前、日本で欧州抒情派ピアノが流行りはじめたころは、エバンスやキースの経年劣化版みたいな、あるいは粗悪コピー版みたいなピアニストが雨後のタケノコのごとく世に出てきましたよね。ややもするとナストロもそんな中の一人だとみるムキもありましたが、いやいやどうして、彼は地元ナポリで堅実にキャリアを積んできたようです。素晴らしいできです。

録音に関しても、ナストロのピアノの音がとっても柔らかく記録されているし、各楽器のバランスも抜群です。

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2010/01/15 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Fahir Atakoglu / Faces & Places

   ↑  2010/01/13 (水)  カテゴリー: piano

FAHIR ATAKOGLU2 Fahir Atakoglu / Faces & Places  ( amazon )
2009  Ates Musik
星1つ星1つ星1つ 
Fahir Atakoglu (p)
Randy Brecker (tp)
Wayne Krantz (g)
Romero Lubambo (g)
Bob Mintzer (ts)
John Patitucci (b)
Horacio “El Negro” Hernandez (ds)




イスタンブール出身のキーボーディスト、ファーヒル・アタコール ( Fahir Atakoglu ) の通算10作品目となるフュージョン作品。日本では無名に近いアーティストだが、2003年の外務省が制定した 『 日本におけるトルコ年』 に関連したイベントの一環で、一回だけ来日したことがあるらいし。

90年代初頭から活動を開始し、94年にはデビュー作もリリースしていたようだが、すべてトルコ国内のインディーズからリリースされていたため、世界のリスナーの耳に届く機会がほとんどなかった。しかし、2008年リリースの前作 『 Istanbul in Blue 』 が彼にとっては初めての米盤リリースとなり、一部の珍しもの好きなジャズファンの目にとまり、徐々にその知名度をアップさせてきている。

ただ、これだけのメンバーを揃えたのだから凄いハード・フュージョンなんだろうと、期待して聴くと拍子抜けしてしまうだろう。イスタンブール生まれだけあって、中東のエキゾッチクな哀愁美漂う楽曲はそれなりに魅力的だが、いまひとつツメが甘いというか、洗練さに欠けるというか、少々もの足りなさを感じてしまう。

基本的にスパニッシュ、ブラジルリアン、そして十八番の中東風のサウンドを違和感なくミクスチャーしたサウンドはそれだけで魅力的だし、曲によってはニューヨーク・フュージョンそのものだったりして、けっこう変化に富んだ飽きない作品作りをしているだけに、もう少しどうにかならなかったものか、という失望の念を禁じえない。

ラテン系フュージョン・ピアニストと言えば、真っ先にミッシェル・カミロ ( Michel Camilo ) を思い浮かべて比較してしまうが、アタコール はカミロほどのテクニックはない( ように聴こえる。ほんとうは分からないけど )。

カミロに所縁のあるオラシオやアンソニー・ジャクソンなどのリズム隊を好んで起用するあたりはカミロと共通しているが、やはりカミロにはぜんぜん敵わないことは一聴すればすぐ分かってしまう。

ラテンって、そこそこ巧いくらいのレベルでは聴き手を魅了することは難しいんだな~と、つくづく思う。カミロぐらいの馬鹿テクがあって初めて、ラテンは熱く燃え上がるわけ。悲しいかなアコタールにはそこまでのテクニックがない。でも、作品としてはなかなか楽しめるので、このところよく聴いてはいるが。

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2010/01/13 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Pippo Matino

   ↑  2010/01/11 (月)  カテゴリー: 未分類
ピッポ・マティーノ ( Pippo Matino , Napoli , 1965~) のリーダー作は計4枚ある。初リーダー作 『 Bassa Tensione 』 は93年に V.V.J. の第一弾作品 ( VVJ001 ) としてリリースされたが、その後長らくリーダー作は制作されず、第二作目となる『 Essential Team 』 が発売されたのはなんと14年後の2007年のことであった。しかし、その後は一年に一枚のペースでコンスタントにリリースし、元気なところを みせている。

pippo matino_zawinul Pippo Matino / Joe Zawinul Tribute ( amazon )
2009  Wide Sound

Pippo Matino (b), Amit Chatterjee (g, vo), Peter De Girolamo (key), Emanuele Cisi (ts), Claudio Romano (ds), Antonio De Luise (key), Sergio Di Natale (ds), Silvia Barba (vo)











pippo matino_third 
Pippo Matino / Third  ( amazon )
2008  Wide Sound

Pippo Matino (b), Claudio Romano (ds) , Emanuele Cisi (ts), Peter De Girolamo (p), Rosario Giuliani (as ), Paco Sery (ds), Julian Oliver Mazzarriello (p), Flavio Boltro (tp), Amit Chatterjee (g)











pippo matino_essentialteam Pippo Matino  /  Essential Team  ( HMV )
2007  Alfa Music

Pippo Matino (b), Claudio Romano(ds), Giulio Martino(ts,ss), Roberto Schiano(tb), Stefano Di Battista(ss,as), Pietro Iddice(ds)












pippo matino_first Pippo Matino / Bassa Tensione  ( amazon )
1993  V.V.J.  VVJ001

Pippo Mation (b, Key), Mike Stern (g), Horacio Herandez (ds), Tommy De Paola (key), Javier Girotto (ss), Maurizio Giammarco (ss,ts), Fabrizio Aiello (per), Pietro Lodice (ds), Claudio Colasazza (key), Arnaldo Vacca (per), Daniela Velli (vo), Antongiulio Frulio (vo)





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2010/01/11 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Rosario Giuliani, Pippo Matino, Benjamin Henocq / Trio Ostiko

   ↑  2010/01/10 (日)  カテゴリー: alto

trio_ostiko Rosario Giuliani, Pippo Matino, Benjamin Henocq  /  Trio Ostiko  ( HMV )
2009  V.V.J.
星1つ星1つ星1つ星1つ星半分

Rosario Giuliani  ( as )
Pippo Matino  ( el-b )
Benjamin Henocq   ( ds )







ロザリオ・ジュリアーニ、ピッポ・マティーノ、ベンジャミン・エノクからなるトリオ、Trio Ostiko による第一弾。

ステファノ・ディ・バティスタと共に、イタリアを代表するアルティストに成長したロザリオ・ジュリアーニ ( Rosario Giuliani , Terracina , 1967~ ) と、ジャコのフォロワーとしても有名なイタリアのベーシストであるピッポ・マティーノ ( Pippo Matino , Napoli , 1965~)、そして90年代に Prysm のメンバーとして活躍したフランス人ドラマー、ベンジャミン・エノク ( Benjamin Henocq , Paris , 1969~ ) の豪華な顔合わせによるサックス・トリオである。欧州きっての馬鹿テク集団がどんなジャズを奏でるのか、CDが届くを楽しみにしていたが、これがまさに僕のストライクゾーンど真ん中のコンテンポラリー・ハード・フュージョン作品だった。

ピッポ・マティーノがエレベで参加しているからには4ビート・ジャズではないことはだいたい想像はつくが、スタイル的にはピッポの過去の作品、とくに2008年の 『 Third 』 あたりとよく似ている。『 Third 』から無駄をそぎ落としたらこうなった、みたいな作品とも言える。

本作は3人の共同名義になっていって、ジュリアーニが3曲、マティーノとエノクがそれぞれ2曲ずつ曲を提供することでアルバムの多面的な魅力を引き出すことに成功している。がしかし、音楽的意匠を決定し、多彩なバリエーションを有する楽曲をコンセプチュアルにまとめ上げているのは、おそらくピッポ・マティーノではないか。

ワイルドでグルーヴィー、そして最高にファンキーなフュージョンを奏でたかと思うと、一転してエモーショナルで耽美的なバラードでリスナーの心を鷲つかみにするそのスタイルは、いままでのポッポの作品群にみられた特徴そのものである。そして、ピッポのライフワークとも言うべきプロジェクト、 “ Essential Team ” ( 前項あり ) の指向性の延長線上に生まれたのがこの Trio Ostiko と、捉えることもできるだろう。

そういえば、95年頃にジュリアーニが ピッポの Essential Team に客演したのがきっかけで、二人の蜜月関係が始まったんだっけ。

一方のエノクは、近年のジュリアーニの作品、たとえば 『 More Than Ever 』( 2004, Dreyfus ) や『 Anything Else 』( 2007, Dreyfus )  に参加し、ジュリアーニとの親交を深めていたのはご存じのとおり。

肝心の内容だが、三人がそれぞれのを嗜好を活かし、高度なレベルで融合したようなハード・フュージョンだ。全編を貫くのはファンキーでドライブ感のあるリズムと、キャッチーでポップなメロディーである。三人ともその分野では欧州で頂点に君臨するテクニシャンだけに、とにかく巧い。そして、次々と繰り出される音楽的語彙の豊富さにも圧倒される。
 
冒頭曲≪ Footprints ≫ からジュリアーニはフルスロットルで豪快に吹きまくる。≪イタリアのケニー・ギャレット≫、あるいは ≪アルトを手にしたコルトレーン≫ の異名をとるジュリアーニ ( 僕が勝手にそう呼んでいるだけだが ) の激情的な節回しに心地よい高揚感を覚える。基本的にバックのリズムが4ビートだろうが16ビートだろうが、ジュリアーニの演奏スタイルは変わらないと思う。
 
ピッポのジャコ激似ぶりは健在だが、時々、ジェフ・バーリンに変身したり、あるいは、それほど巧いとは思えないスラップを披露したりと、せわしく弦を掻きむしっている。まあ、そこまで弾かなくてもいいんじゃないかと、ふと思ったりするが、でも馬鹿テクぶりには素直に感服する。
 
そして、エノクだが、ここまでグルーヴするフュージョン系の太鼓が叩けるとは今まで知らなかった。単純に驚いた。まあ、彼にとっては新機軸を打ち出したというよりも、自身のキャリアの一部を新たに披露しただけなのだろう。それにしてもこのクラスの一流ミュージシャンのフレキシビリティは、僕らリスナーの想像を遥かに超えている。
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Tal Wilkenfeld CDが売れないのは音楽不況ではない

   ↑  2010/01/08 (金)  カテゴリー: bass
tal w
毎週火曜日、仕事帰りに駅の売店で週刊アスキーを買って電車に揺られながら読むのが僕は好きです。

基本的にはパソコン関係の雑誌ですが、著名なコラムニストが連載する記事もたいへん面白く、そこが同誌の大きな魅力だと思っています。

個人的に特に愛読しているコラムは、歌田明弘氏の 『 仮想報道 』  と 山崎浩一氏の 『 今週のデジゴト 』 なのですが、年末の大掃除で雑誌の整理をしながら改めて再読し、なるほどな~、鋭いな~と感心するコラムが目にとまり、ついつい掃除も忘れて読みふけってしまいました。

そんなコラムの中でちょっと面白い記事があったので、ここに引用しておきます。

2009年3月24日号週刊アスキーの 『 今週のデジゴト 』から引用。
 
2009年2月21日、さいたまスーパーアリーナで行われたエリック・クラプトン&ジェフ・ベックの夢の共演ライブを著者が観戦したときの感動を綴ったコラムなのですが、コラムの後半はCDが売れない現状について自説を展開しています。

( 以下、一部引用。)

いまや音楽は時空の支配からもパッケージからも開放されて、外界の空気を振動させないまま私たちの聴覚中枢にダイレクトに届けられる。それが音源として創造された瞬間から、何MBかのデータに変換され、iTunesにアップロードされダウンロードされファイル交換され、デジタル携帯プレーヤーからイヤホンに伝わって、さらに私たちの小耳骨から電気信号として聴覚中枢へと・・・・。ようするに音楽とはデータの運搬手段みたいなものになっているわけだ。そのデータ量を私たちはバラ買いしている。

私自身もこの20年間にそんなプロセスを無意識に受け入れてきた。だって便利だし( まあ、私のiPod は今んとこ宝の持ち腐れになっているんだが )。でも、その一方で時空に束縛されてこそ体験できる音楽の身体性や同時性、そして、その時空をみんなで共有してこそ確認できる音楽の波動性や祝祭性は、自分の中で相対的に縮小しているようだ。いや、ロックやJ-POPやクラシックコンサートへはわりと頻繁に足を運んでいたつもりだったのだが、この日のような感覚は長い間忘れていたような気がする。

音楽という文化市場はデータの軽さも手伝ってネットとの親和性が高いけれども、だからこそ逆にライブ体験への希求が高まって、この10年でライブ市場は50%近く拡大している、という統計もある。CD不況=音楽不況ではないのだ。

興奮冷めやらぬまま帰宅して、さて、この余韻をネットでも共有しようかと思っていそいそと接続すると、すでに余韻どころかさっき聴いたばかりの音楽がファイル共有される祝祭が密かに始まっていたりする。これもまた音楽の今日的ライブ感覚というものか。やれやれ。



音楽とは元来、質量を持ちません。その質量ゼロの音楽にLP やCDという形あるパッケージを与え、それを流通させることで音楽産業は今まで発展してきました。僕らは子供のころからごく自然にパッケージ化された音楽に慣れ親しんできたので、なんの疑問も感じてきませんでしたが、実は音楽はパッケージである必要など全然ないんです。むしろ、音楽は質量ゼロの量子化されたデジタルデータとして存在する姿のほうが自然なのではないでしょうか。

ただ、電車で揺られながらiPod から流れる音楽をイヤホンを通して聴けば聴くほど、リアルな音楽を全身で享受してみたいという希求が高まっています。やっぱりライブが聴きてぇ~、観てぇ~、という身体の欲望の趣くまま、ライブハウスに足しげく通うわけですね。
僕もここ数年、CDの購入量はめっきり減ってしまいましたが、それに反してライブハウスに出かける回数はますます増えてきました。まさに、山崎氏が示す統計と同じ行動を僕はとっているようです。

ところで、上のイラストは山崎氏自身が書いているのですが、さすが早稲田大学漫画研究会出身でイラストレーターとしても活躍していた同氏だけのことはあり、とっても巧いですね。
 
雑誌を整理していたら、タルちゃんがベースマガジンの表紙を飾った2008年4月号も出てきました。せっかくなのでここにアップしちゃいます。

 tal w3   tal w4
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2009年極私的愛聴盤_その六_その他の楽器編

   ↑  2010/01/02 (土)  カテゴリー: diary

chris potter coming together Chris Potter, Steve Wilson, Terell Stafford, etc. / Coming Together  ( amazon )  2009  Inarhyme
将来を嘱望されながらも2005年4月、交通事故により24歳という若さで急逝したテナー奏者 Brendan Romaneck に捧げられた作品。 本来ならこの作品は ブレンダンのデビュー作になるはずで、曲もスタジオもメンバーも決定していた矢先に亡ってしまったのです。しかし、彼の家族と恩師であるピアニスト Keith Javors がブレンダンの意思を受け継ぎ、プロジェクトを完成させました。ブレンダンの代わりにはクリス・ポッターが参加し、渾身のソロを披露してます。リスナーの心に強く刻まれるであろう入魂のソロです。クリポタ参加は前半の6曲。後半はスティーヴ・ウイルソン+テレル・スタッフォード参加のクインテットによる演奏です。非常に出来がイイです。クリポタ・ファンならずとも必聴です。


Monterey quartet 2007 The Monterey Quartet / Live at the 2007 Jazz Festival ( amazon )
2009  Monterey Jazz Festival Records
2007年9月に開催されたモンタレー・ジャズ・フェスティバルの50周年記念イベントのために結成されたオールスター・バンドによる実況録音盤。メンバーはデイヴ・ホランドをリーダーに、ゴンザロ・ルバルカバ、エリック・ハーランド、そしてクリス・ポッターという、とんでもなく豪華なドリーム・バンド。この演奏、滅茶苦茶スゴイです。特にクリポタのソロは近年の彼のソロの中では最高ではないかと。本盤は強烈に推挙したいです。まさに神盤です。

 

 




joe_martin2 Joe Martin / Not by Chance  (amazon )
2009   Anzic
ニューヨークで活躍中のベーシスト、ジョー・マーティンの最新作。 とは云うものの、買う人は、クリス・ポッター・ファンかブラッド・メルドー・ファンか、あるいは両方のファンだろう。2009年はまさにクリポタ豊穣の一年でした。ここでも百戦錬磨のクリポタは、他の誰にも真似できない斬新なパッセージを矢継ぎ早に繰り出し、聴く者を圧倒します。 思うに、サックスの機能的構造の制約下のもとでは、吹きやすいフレーズと、指順の関係で極めて吹くのが困難なフレーズがあると思う。その結果、長いジャズ・サックスの歴史の中で頻繁に用いられるフレーズと淘汰されていくフレーズ、さらには歴史上、まったく吹かれることのなかった音列などがあるのではないか。クリポタの凄いところは、そのようなサックスの構造的制約あるいは限界をさらっと超えたところでアドリブを構築できることだと思うのです。



ANDERS CHRISTENSEN Dear Someone2 Anders Christensen / Dear Someone ( amazon )
2009  Stunt
ポール・モチアンのエレクトリック・ビバップ・バンドのベーシストとし俄かに注目を集めてきたデンマークの若き精鋭アンデルス・クリステンセン のデビュー作。個人的にはモチアン・バンドでのエレクトリック・ベースを弾いていたクリステンセンよりも、ヤコブ・ダイネセン ( Jakob Dinesen ) との一連の作品で聴かれる温かみのあるウッドベースの弾き手としてのクリステンセンが印象深い。先日取り上げたジョージ・ガゾーンの 『 Among Friends 』 にも名を連ねていました。ヴァーチュオーソと云うよりも音色とセンスの良さでここまで喰ってこれた感じがします。ここではむしろピアノのアーロン・パークスに注目したいですね。NYコンテンポラリー系の最先端というイメージがあるアーロンですが、ここでは力の抜けたとてもりらっくすした雰囲気の演奏をしています。





dana hallDana Hall / Into the Light ( amazon )
2009  Origin
ブルックリン生まれでフィラデルフィア育ち、90年代からはシカゴを拠点に活動を続けている中堅ドラマー、ダナ・ホール のデビュー作。最近ではテレル・スタッフォード・クインテットのメンバーとして活動していますね。以前からその爆音炸裂プレーには定評がありましが、やはり自身の記念すべきデビュー作だけあって、さらに激しさを増しています。トニー・ウイリアムス、ラルフ・ピーターソン、ジェフ・ワッツあたりが好物だというファンには絶対、共感が得られると思いますよ。


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2010/01/02 | Comment (11) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

2009年極私的愛聴盤_その伍_トランペット編

   ↑  2010/01/01 (金)  カテゴリー: trumpet
fabrizio bosso black spirit3 Fabrizio Bosso / Black Spirits  ( amazon )
2009   M & I
ボッソの最新作は一昨年暮れに亡くなったフレディ・ハバードに捧げた作品。ただし、ほとんどハバードの曲は取り上げていないけどね。マックス・イオナータの Albore 盤 『 Inspiration 』 に客演し、マックスとの素晴らしいマッチングを披露したボッソだけど、今作ではそのイオナータがゲスト出演しています。《 ボッソの金管 vs マックスの木管 》 というカウンタータイプの多彩なハーモニーはここでも健在です。High Five 組からルカ・マヌッツァとロレンツォ・トゥッチ、さらにはイタリア・トランペット界の隠れた名手マルコ・タンブリーニがそろい踏み!!  とくれば、色めき立つイタリアン・ジャズ・ファンも少なくないでしょう。 そして、なんだかんだ言ってプロデューサー 木全信氏の手掛ける作品には大きなはずれは決してありませんので安心して購入できます。






dave douglas a single sky3 Dave Douglas with Frankfurt Radio Big Band / A Single Sky ( amazon )
2009 Green Leaf
デイヴ・ダグラスはかなりの多作家ですが、昨年はレスター・ボウイに捧げたプロジェクトBrass Fantasy で1枚と、このビッグバンド作品の計2枚をリリースしました。個人的にはこちらのほうが好みです。フランクフルト放送ビッグバンドとは HR Big Band のことです。同バンドには2008年からVJOのジム・マクニーリーが Artist - in - Residence として指揮をとっています。全体としては、スピード感よりも重厚感を全面に押し出したサウンドで、その圧倒的な迫力、音圧はヘビー級ボクサーにこれでもかと云うくらい殴られて気が遠くなっていくときの快感に似ているかも。どにかくスケール感が半端じゃなくて、大音量を浴びるように聴けば、かなりのトリップ感が得られること必至ですよ。そして、トニーラカトスも最高です。





2008年は、あまりトランペットの作品を聴かなかったみたいです。他にきっと素晴らし作品はリリースされているはずですが、なにしろ昨年はCD買わなかったからなぁ。だから、上記の2枚は愛聴盤ではありますが、ベスト盤ではないです。結局、一番よく聴いたトランペットはリー・モーガンだったような。
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2010/01/01 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

2009年極私的愛聴盤_その四_ビッグバンド編

   ↑  2010/01/01 (金)  カテゴリー: large ensemble

Vanguard Jazz Orchestra live Vanguard The Vanguard Jazz Orchestra / Monday Night Live At The Village Vanguard ( amazon )
2008  Planet Arts

やっぱり観に行っとけばよかった。12月はじめに Blue Note Tokyo に来てたんですよね。仕事が忙しくて行けなかったけど、無理すればいけたのに・・・。 このヴィレッジ・ヴァンガードのライブ盤を聴くたびに後悔してます。メンバー・チェンジをしないことで有名なVJO ですが、今作を見るとトランペット陣ががらりとメンバー・チェンジしてますね。で、大好きな
テレル・スタッフォードとスコット・ウェンホルトが加入!! あ~、絶対聴くべきだった。Blue Note のライブは学バンのファンとそのOBの異様な ( ホント異様だったらしい ) 熱気で凄いことになっていたようですが、このライブ盤はこれまた別な意味で異様に静か。レコーディングだからと観客は気をつけていたのかな。これ、近年のVJO の最高傑作でしょう、間違いなく。




joris teepe bb Joris Teepe Big Band / We Take No Prisoners  ( amazon )
2009 challenge
オランダ生まれで、90年代初頭には渡米しNYを中心に活躍している左利きのベーシスト、ヨーリス・テーペーの初ビッグバンド作品。テーペーと云えば90年代にMons から出した一連の作品が思い出されます。 『 Bottom Line 』 なんかメッセンジャーズを現代風にアレンジしたようなハードバップで愛聴していました。そんな彼がビッグバンドを手掛けるようなったのは、2007年に北オランダ交響楽団のスコアを書いたのがきっかけらしいです。オーケストラ用の曲が評価が高く、気を良くした彼が自らのビッグバンドを立ち上げてしまったのです。今作は著名なプレーヤーは参加していませんが、非常にセンスのよい心地よいサウンドで、心に残る愛聴盤でした。





vince mendoza el vientoVince Mendoza and the Metropole Orchestra / El Viento: The Garcia Lorca Project  ( amazon )
2009  ACT
グラミー賞をはじめ数々の賞に輝く現代最高のジャズ・アレンジャー、ヴィンス・メンドゥーサの最新作。今回のプロジェクトは20世紀のスペインを代表する詩人兼劇作家のフェデリコ・ガルシーア・ロルカを題材にした大作。演奏するのは世界最高のストリングス入りビッグバンド、メトロポール・オーケストラ。スペインに舞台を移しても、彼の壮大な世界感は普遍です。もともとラテンの血脈を受け継ぐ彼ですから、このあたりは得意分野です。ロマンティックな物語を紐解いていくようなワクワク感に溢れ、まさに仮想サウンドトラック的な作品です。まあ、いつも彼の作品はそんな感じですが。スパニュッシュ・フレイバー溢れる扇動的な多重美旋律にぜひ酔っていただきたい。


上記以外では、Bohuslan Big Band のクリスマス作品 『 Good Time Christmas 』 や、ロイ・ハーグローブのビッグバンド作品 『 Emergence 』 も良かった。ロイのビッグバンドは Blue Note Tokyo でも観れたし、いつまでも思い出に残る作品になるでしょう。それから、全然新作ではありませんが、フィンランドのビッグバンド、The UMO Jazz Orchestra の Naxos 盤 『 UMO Jazz Orchestra  』 は噂通り素晴らし出来だった。 まあ、そんなことろでしょうか。

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新年あけましておめでとうございます

   ↑  2010/01/01 (金)  カテゴリー: daily

2010年賀状ブログ用


ELP  《 Twilight 》


ブログ用に年賀状を作ったのはいいけれど、これじゃ字が読みにくいですね(T_T)
しかも、Power Point によるプレゼンテーション画像みたくてカッコ悪いし(ToT)

というわけで、あらためて

あけましておめでとうごございます。

昨年中は拙ブログへのご訪問、ありがとうございました。
素敵なブログ友達に恵まれ、楽しい一年を過ごすことができました。

旧ブログ 『 雨の日にはJAZZを聴きながら 』 から引越して一年、
最近ではアクセス数が一日約200人、約600ページビューまで
順調に増えてきました。
これもひとえに皆様のおかげと感謝しております。
しかしながら、いまだに旧ブログへの訪問者数のほうが多いのは
少しばかり頭が痛いところではあります。

ジャズの新譜を話題にするというニッチなブログゆえ、
それほどアクセス数には期待はしてはいませんが、
増えると純粋に嬉しいものです。
                        
今年もマイペースで更新していこうと思っています。
そして、何かしらの共感を抱いていただける皆様と心が通じ合い、
ジャズの輪が広がっていければと思っています。

どうか今年もよろしくお付き合いのほど、お願いいたします。

                       平成22年1月1日  

新年早々、嫌な話で申し訳ないのですが、4日ほどまえに前の職場の同僚が突然、自殺してししまいまして、昨日はかなり僕自身も動揺し、大変でした。僕らの医療業界も最近は世間からの風当たりが強く、よほどのメンタリティーが維持できないとやっていけない時代になってしまいました。僕の弟は産婦人科医なのですが、昨年、若い同僚を自殺で失っていると聞きました。僕の同僚もまだ30代ですから、これからまだまだ可能性があるはずだったのに、惜しいです。

そんなこんなで、結局昨日はブログの更新どころではなかったのです。まだ2009年の愛聴盤シリーズが続くはずなのですが・・・。

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