雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Fabrizio Bosso 『 You’ve Changed 』

   ↑  2007/03/11 (日)  カテゴリー: 未分類

Fabrizio Bosso (ファブリツィオ・ボッソ)に関してはHIGH FIVE QUINTET のようなハードなプレイが好きだったので,今回のBlue Note からのストリングス物は正直あまり期待していなかったのですが,これが凄く良くて,毎晩のように聴き浸っています。

ストリングス入りだと,どうしてもプレイが甘口になり,pacific のチェット・ベイカーしかり,CTI のフレディー・ハバードしかり,コマーシャルな堕落したプレイに陥り,セールスはそこそこ見込めるものの,ミュージシャンを駄目にするきっかけになりかねません。しかし,ボッソの新作は凄いです。バラードでも吹きまくっています。聴き応え十分です。

しかも選曲が素敵です。M-1《 The Nearness of You 》では思わすマイケル・ブレッカーを思い出し胸が熱くなり,次いでエンリコ・モリコーネのM-2 《 Nuovo Cinema Paradise 》などは,僕の感傷中枢直撃です。〈 ニュー・シネマ・パラダイス 〉と聞いただけで僕は涙腺が緩むんですよね。切ない映画でしたよね。老いたサルヴァトーレが何十年ぶりかに自分の部屋に戻ってくるシーンなど大人げなく涙が出ちゃうんですよ。もうこの2曲を聴き終える頃にはすっかり気持ちよくなっているのですが,さらにM-3 《 You’ve Changed 》とくるからもう溜息しかでません。この僕の大好きな曲をダイアン・リーブスが歌うんですが,なかなか彼女ってイイんですね。今までどちらかというと敬遠していた部類のヴォーカリストだったのですが,意外にイイんじゃないの。こんど中古店で彼女のCDが安く捨てられていたら何か一枚ぐらい買ってもいいかなって,思っちゃいました。

そしてこのアルバムの最大の収穫はなんと言っても《 Estate 》と《 Per Ricordarmi Di Te 》を歌う Sergio Cammariere (セルジオ・カンマリエーレ)です。以前からカンマリエーレの作品にボッソやバティスタが参加していることは知っていたのですが,なにしろ男性ですから,あまり食指が伸びなかったんですね。でもこのヴォーカルは気に入りました。彼のオフィシャルサイトでビデオ・クリップが観れます。ポップス畑の人のようですが,ジャズ寄りの曲もけっこう歌っているようです。以前に紹介したこともあるイタリアの歌えるジャズ・ピアニスト,Larry Franco (ラリー・フランコ)に似ています。イタリア人男性のジャズ・ヴォーカルって,みんなこんな感じに歌うのでしょうか?色気ムンムン,ちょい悪親父のフェロモン発散させてます。ぜひカンマリエーレの作品を手に入れたい,そう思いました。

その他にはイヴァン・リンスの曲やボッソのオリジナルなども演ってます。ステファノ・ディ・バティスタも2曲だけですが参加しています。Blue Noteのお抱えミュージシャンを贅沢に使い,とっても色彩感豊かな娯楽作品に仕上がっていると思います。僕のような軟弱ジャズ・ファンにはたまらない作品でした。

Fabrizio Bosso 『 You’ve Changed 』 2007 Blue Note / EMI
Fabrizio Bosso (tp)
Pietro Lussu (p)
Luca Bulgarelli (b)
Lorenzo Tucci (ds)
Dianne Reeves (vo)
Sergio Cammariere (vo&p)
Stefano Di Battista (ss)
Bebo Ferra (g)
Bruno Marcozzi (perc)
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2007/03/11 | Comment (6) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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Comment


Manuel Rocheman

売り切れでしたか~。これイイですよ。いやー,最近,当たりが続いているので嬉しいですわ。

というわけでもないのですが,ロシュマンの記事書いてみましたので,よろしく。

ロシュマンの中で(「tropic city」以外では),ベストです。

ちなみに,Steve Czarnecki は迷った末,買ってません。

criss to marty |  2007/03/21 (水) 21:26 [ 編集 ] No.2595


確かに邪魔かもしれませんが,

最近,こういったゲスト・ミュージシャンを加えて付加価値と付けて売ろうとするレーベル,増えてますね。Blue Noteも資金力に物を言わせて,これでもかってくらいに詰め込んだ感じですね。
僕はけっこう,そういうの好きなほうですいけど。

ということで,こちらからもTBさせていただきます。

criss to nary |  2007/03/21 (水) 21:15 [ 編集 ] No.2596


やっと入手しました

クリスさん、こんにちは。
昨晩、やっとこれを入手しました。ストリングスものと聞いてたので、私もちょっと不安でしたが、やっぱりボッソは桁違いにウマイですね。こういうボッソもありなんですね。

昨晩は、これの他にSteve Czarnecki、Tony Genge「Blues Walk」,Pat Metheny/Brad Mehldauの「Quartet」、Jean-Simon Maurin「Rhythm With A Pinch Of Something」とAlan Broadbentの旧作の計6枚を購入。Stev Kuhnの新作やクリスさんお奨めのDavid Udolfは今回は見送り、Manuel Rochemanは売切れでした。欲しいCDが一杯あって何を買おうか迷ってしまいました。全部買えるといいんですが(笑)

Marty |  2007/03/21 (水) 16:25 [ 編集 ] No.2597


ようやく聴きました

ブルーノート作品なのでレーベル専属のダイアン・リーブスとセルジオ・カンマリエーレ(このひともBNかな?)の2人のボーカルまで入れてゴージャスな作りになったのでしょうが、かえって邪魔でした(笑)
それと歌手よりもボッソのTPの方がはるかに歌ってますね。

TBさせていただきます。

nary |  2007/03/21 (水) 06:42 [ 編集 ] No.2598


私は、この盤はオッケイ。

私、雑食だけど、ボーカルはかなり保守的なんですよね。
でも、だんだん、雑食度拡がってるのか、?これ、オッケイでした。

しかし、ボッソはホント華がありますね。
何やらせても惹きつけ方が全然ちがう。
リンスの曲もすっかり忘れてて、こんな素敵な曲があったんだ!って、改めて本人のアルバム聴き直しました。
本人も、やはり、良いです。(^_^);

すずっく |  2007/03/17 (土) 12:45 [ 編集 ] No.2599


歌ものはねー

crissさん、こんにちは、monakaです。
このアルバム、Bossoの沢山でているアルバムで選んで良かったものです。それほど多くbossoを聴いていないので、HIGH FIVE QUINTET とこのアルバムの関係が好きです。
ただね、ここが違うのでしょうが、完全に好みですね。Sergio Cammariere の歌、あの声で、あの節回し、下心が見えるようなスケベ心(ウソウソ)私ちょっと恥ずかしくって乗り切れませんでした。
それにしてもBassoの引き出しには驚きました。

monaka |  2007/03/12 (月) 20:15 [ 編集 ] No.2600

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