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2006/01/24 (火) カテゴリー: tenor

連日のライブドア問題やマンションの耐震データ偽造問題の報道のためにあまり話題にはなりませんが,先日,米国産牛肉にBSEの危険部位である脊柱が混入し,輸入再停止となった問題がありました。米国が取り決めを遵守しなかったことには当然問題はありますが,僕はそこまでどうして狂牛病に日本人は神経質になるのかと,不思議でなりません。きっと米国民もそう感じているに違いありません。テレビの報道番組で道行く人にインタビューしていましたが,「ホント恐いわね~。もうアメリカの牛肉は食べられないわ。」などと答えていました。このインタビューに答えているおばさんは何が恐いのでしょうか。自分も狂牛病に罹ることが恐いのでしょうか。大体たとえ運悪く狂牛病の異常プリオンを含んだ牛肉を食べてもクロイツフェルト・ヤコブ病には決して罹患しないんですよ。プリオンはタンパク質ですから消化管からは吸収されないんですから。それとも異常プリオンはバクテリアかウイルスと思っているのでしょうか。そもそも世界で100人ほどしか罹ったことのない新型クロイツフェルト・ヤコブ病の心配をするくらいなら,年間日本で10万人以上に死をもたらす喫煙こそ,本当は恐がらなくてはいけないのです。しかし,政府は<全頭検査>などという嘘の安全を国民に植え付けてパニック回避を図る一方で,貴重な財源たるタバコの規制に関しては消極的でいるのです。<全頭検査>をすれば100%BSEを発見できると大多数の国民は勘違いしていると思うのです。そんなこと検査キットの感度の問題で不可能であることなど,冷静に考えればすぐに分かることですが。ちょうど,検診で異常なしと言われたから,自分は健康であり病気ひとつ無いんだと勘違いする人と同じです。最後に一言。イラクであれだけ殺戮行為をしてきた米国が,極めて稀なクロイツフェルト・ヤコブ病の事など,真剣に考えていると思いますか。
さて,JAZZのお話するスペースが少なくなってしまいましたが,今日は,昨日のヘルマン・クシチの『 This is New 』のつながりで,リック・マーギッツァの『 This is New 』を取り上げてみました。このタイトル曲<This is New>はアイラ・ガーシュウィンとクルト・ワイルがミュージカル『 Lady in the Dark 』(1941年)のために書いた曲ですが,意外にジャズで取り上げられることは少ないのではないでしょうか。僕がすぐに思いつくのがこのリック・マーギッツァの『 This is New 』(1991年)ぐらいです。このアルバムは新生ブルー・ノトにマーギッツァが吹き込んだ3作目のリーダー・アルバムです。前2作品が全てオリジナルであったのに対し,本作は9曲中7曲がスタンダードを取り上げています。そのため邦題も『スタンダード・ニュー』と換えられています。バックもジョーイ・カルデラッツォ,ボブ・ハースト,ジェフ・ワッツですから悪いはずも無く,ブランフォード・バンド,ブレッカー・バンドと比べても決して遜色ない出来栄えだと思います。ジェフ・ガードナーと組んで制作したChallenge の『 Game of Chance 』と共に,マーギッツァの愛聴盤です。
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2006/01/24 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |コメントを投稿する 記事: Rick Margitza 『 This is New 』
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