雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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George Garzone 『 Night of My Beloved 』

   ↑  2007/07/19 (木)  カテゴリー: 未分類

Googleでジャズ・ミュージシャンの情報を得ようと検索をかけると、検索結果の上位、時にはトップテン内に自分のブログが表示されて驚くことが時々あります。

昨夜も Helge Lien の『 To The Little Radio 』 を聴きながら、そろそろ新作の情報でもアップされていないかな、と思いながら“ Helge Lien ”でググってみたら、何と検索結果の1位と2位に僕のブログが表示されるではないですか。一瞬目を疑いましたがやっぱり間違いありません。ちなみに1位は『 To The Little Radio 』を、2位は『 Live 』を紹介した時の記事でした。

こんな順位になるのは国内(日本)の Google で検索しているからだろうと思い、今度は Google USA で同様の検索をかけてみると、さすがにトップテンとはいきませんが、それでも英文の記事に混じって僕のブログが19位に表示されているんです。この結果は HMVやTower Records 、それに本作をプッシュしていた Disk Union の山本隆氏の記事よりも上位であるわけで、なんでこんな順位になるのか、摩訶不思議なわけです。

一体Google って、どういう数式で検索順位を決めているんでしょう? これは誰にも分らないんですよね。まさにブラックボックスです。この検索アルゴリズムは、話に聞くところによると、Google 社の社員のうち数人しか把握していないとのことです。驚くことに、CEO のエリック・シュミット氏ですら詳細は知らないそうです。

それにしても僕なんか、もう Google  なしでは生きていけない体になってしまいました。このブログを書くためには絶対必要だし、仕事で自分の専門外の知識をすばやく得るのにも頻繁に使用しています。旅行するにも、おいしいレストランを探すにも、本を買うにも、ちょっと人には言えない恥ずかしい.......にも、“ とりあえずはググって ”みる。そんな生活の一部、もしかすると近未来的には 、Google が僕らの体の一部に移植される可能性だってあるかもしれません。

そんなわけで、今日もビール片手に、先ほど仕事帰りに買ってきたジョージ・ガゾーンの新作『 Night of My Beloved 』を聴きながら、彼についての検索結果を閲覧しております。

彼って教育者としてのキャリアが長かったために、作品デビューが95年と遅く、リーダー作は本作を含めたった6作品しかありません。僕は“ Fringe ”(ジョン・ロックウッドとブブ・ガロッティとのサックス・トリオ)名義を含めると5作品を所有していますが、何と言っても95年のスタン・ゲッツ・トリビュート盤にしてデビュー作である『 Alone 』が最高の出来栄えだと思います。以前、拙ブログで『 Four’s and Two’s 』が好きだと書きましたが、あれは嘘。『 Alone 』の方が全然良いです。

ジョージ・ガゾーンという人は、作品によってその音色、スタイルを変化させるのが特徴で、“ Fringe ”ではどちらかというとコルトレーン寄りのブローイングでとっつきにくい癖のあるソロをとっていましたが、『 Alone 』 では一転、輪郭のすっきりた、透徹な音色で、それでいて非常に技巧的なフレーズに満ちたスタイルでした。そういった意味ではマイケル・ブレッカー的なアプローチで作り上げた作品だともいえます。全11曲でどの曲も美しいのですが、その中に3曲だけラテン系の曲があり、そのどれもが素敵なメロディーを持っていて、この作品全体の印象を決定づける重要な要素であったと思います。そう、ルシアナ・ソーザも参加していたんですよ、この作品には。

そういうこともあって、今回の Venus Records から発売されたボサノバ集 『 Night of My Beloved 』にはとっても期待していたのですが、これがなかなか心地よい作品でした。全10曲中、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲が4曲。ガゾーンのオリジナルである名曲 ≪ Alone ≫、≪ Ballad for Lana ≫ (どちらも 『 Alone 』からの再演)。あとは≪ Gentle Rain ≫、≪ いそしぎ ≫などのスタンダードと、 Venus Records らしからぬ好選曲です。

バックはブラジル3人組みのユニット、トリオ・ダ・パズ+ケニー・ワーナー。トリオ・ダ・パズはニューヨークで活動しているようですが、ギターのホメロ・ルバンボはルシアナ・ソーザとデュオ作品を制作していました。僕はそれしか知りませんが、なかなか上手いです。ケニー・ワーナーはガゾーンの『 Moodiology 』でも共演していました。ガゾーンは非常にピアニストに恵まれた人で、『 Four’s and Two’s 』ではジョーイ・カルデラッツォ、『 Alone 』 ではデヴィッド・キコスキなど、腕利きばかりと共演しています。

本作はボサノバ集ですから、全体にまったりとした雰囲気で、時間軸がびよ~と伸びきったような曲ばかりなのですが、ガゾーンの音も12年前の 『 Alone 』 の時とはだいぶ違っていて、同じボサノバを演奏していても今回はより枯れてハスキー調で、古色蒼然としたなんとも言えないイイ味がでています。

全体に単調な印象を受けてしまいますが、真夏のどうしようもない暑さの中で、ビールでも飲みながら、ぼーとして聴くとは無しに聴くには丁度いいかも。再来週の伊豆旅行、9月の沖縄旅行にはぜひとも連れて行こうと思ってます。

George Garzone  『 Night of My Beloved 』 2007 Vevus Records  TKCV-35403
George Garzone  (ts)
Kenny Werner  (p)
Romero Lubambo  (g)
Nilson Matta  (b)
Duduka Da Fonseca  (ds)


George Garzone  『 Alone 』 1995年 NYC Records  NYC60182
George Garzone  (ts)
Chuck Loeb  (g)
David Kikoski  (p)
Eddie Gomez  (b)
Lenny White  (ds)
Mike Mainieri  (vib)
Bashiri Johson  (perc)
Luciana Souza  (vo)

ガゾーンはコルトレーンとスタン・ゲッツの振幅の中で、巧みに音色、スタイルを変化させ作品を制作しているように思われます。本作はゲッツ・トリビュートではありますが、結構オーバー・ブローイング気味の荒々しさが見られます。本作では何と言っても、チャック・ローブのナイロン弦に乗せて歌うルシアナ・ソーザの≪ How Insensitive ≫ が最高。間奏でのガゾーンのソロも絶品。爽やかなのにどこなく切ない哀愁美曲ですね~。

Gazone  Gomez  Nussbaum


 

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Comment


はじめまして。

お越しいただき、感謝いたしております。

90年代以降のジャズに特化しているわけではないのですが、気がついたら最近の作品のレビューばかりになってしまいました。以前はそうでもなかったのですが、なかなか古いジャズ・ジャイアントの作品って、すでに評価が決まっていて、今さら記事にもできないもので、つい、手あかのついていない新作レビューが増えてしまいがちです。

まあ、推薦盤というより、自分の嗜好盤的レビューなので、そのあたりを考慮して眺めてやってください。

そして、「買ったけどぜんぜんつまんねーぞ」というご意見がありましたら、どんどんコメントください。

では、今後ともよろしくお付き合いのほどを。

criss to MAKAMURA |  2007/07/20 (金) 23:10 [ 編集 ] No.2775


Unknown

はじめまして!
私もググって貴ブログを見つけ、ここ数ヶ月CD購入の参考にさせていただいております。
90年代以降のJAZZの情報はあまり多くはないので、重宝しております。
今後も楽しみにしておりますのでよろしくお願いいたします。

NAKAMURA |  2007/07/20 (金) 09:31 [ 編集 ] No.2776

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