雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

ブログパーツ

スポンサーサイト

   ↑  --/--/-- (--)  カテゴリー: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/?overture" target="_new

--/--/-- | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

ギンザ・インターナショナル・ジャズ・フェスティバル2007 (1)

   ↑  2007/11/07 (水)  カテゴリー: 未分類

ブログもご覧ください。

11月3日,4日の2日間にわたり,ギンザ・インターナショナル・ジャズ・フェスティバルが行われました。本フェスティバルは,全銀座会,銀座通連合会,GILC(国際ブランド委員会)がオーガナイザーとなり,毎年一回開かれている完全無料制のジャズ・フェスティバルで,今年で3回目になります。毎年,国内外の数多くのアーティストが銀座の各会場で熱いライブを繰り広げてくれるのですが,特に,毎回,欧州のちょっとマイナーでマニアックなアーティストが出演するので,個人的にはお金を払ってでも観たい程のお気に入りのフェスティバルです。今年はなんと言ってもフラビオ・ボルトロとエリック・レニーニがお目当てです。本フェスは,事前にインターネットか葉書での応募(抽選あり)が必要なホールライブと,事前応募の必要ない全席自由のショップライブ(デパート屋上)の2本立てで行われます。僕はインターネットで応募したのですが,10ほどのライブに応募したにもかかわらず,当選は3日のエリック・レニーニのライブ1つだけでした。妻の名前でも応募しましたが,そちらは全く当選なし。ちょっと悔しい気持ちはありましたが,まあ,一番観たかったエリック・レニーニが当選したので,まずはほっとしました。

山野楽器本店でのエリック・レニーニのライブは18時30分からだったのですが,すこし暇があったので,その前の15時からの銀座松坂屋屋上で行われたエリック・レニーニ・カルテット with フラビオ・ボルトロの屋外ライブも観てみようかと思い,14時30分頃に会場に到着。しかし,すでに長蛇の列。慌てて最後尾に向かって小走りに急いで行くその間にもどんどんと人が並んでいくのが見えます。400席ほどある座席はあっという間に満席となり,その他のお客さんは立ち見状態。僕は何とかぎりぎりセーフで最後列に着席できました。こんなにエリック・レニーニって,人気あったのか~と,驚きながら周囲の客を眺めてみると,どうみてもジャズ・ファンには見えない買い物袋を下げたおばちゃんや,高校生風のカップルなども大勢いるではありませんか。おそらく何の行列かもわからず並んだ人々も大勢混じっているのでしょうね。

さて,まぶしい西日に曝されながらも待つこと30分。エリック・レニーニ,フランク・アギュロン(ds),マティアス・アラマンヌ(b)の3人がステージに登場です。レニーニは終始笑顔で,日本語で「こんにちは」と軽く挨拶。巨漢にアマガエルのような愛嬌のある小さな顔がとってもチャーミングな方です。1曲目は《 New Boogaloo 》という彼の新曲でスタート。ハンコックの《 Watermelon Man 》を連想させる軽快な曲です。2曲目は最新作『 Big Boogaloo 』(前項あり)からいかにも“ Keithy ”らしい抒情的美曲 ≪ Trastevere ≫を披露。しかし,そんな素敵な雰囲気を乱すかのように上空をジェット機が爆音をたてて通り過ぎ,デパートの商品案内の放送が飛び交います。2曲目が終わったところで,ステファン・ベルモンド(tp)がステージに登場。レニーニが彼のために作ったという『 Big Boogaloo 』に収録されていた《 Soul Brother 》を演奏しました。ステファン・ベルモンドのリーダー作は2004年にB-flat から発売されたスティービー・ワンダー集『 Wonderland』(前項あり)しか聴いておらず,僕の中では今ひとつイメージが固定されていないトランぺッターでしたが,この吹き手が実に魅力的な人でした。質朴な中にも力強さを感じ,情緒の機微をきめ細やかに歌い上げる様は,まさにフランスのアート・ファーマーと比喩してもおかしくない逸材かと。日本ではほとんど話題にならない人ですが,本国ではかなり人気があるようです。まあ、そんなオブスキュアな現在の立ち位置に、逆に僕なんかは魅力を感じてしまうわけですが。4曲目は一転してスタンダード・バラード ≪ Darn That Dream ≫ です。ベルモンドはフリューゲルホーンに持ち替えて朗々と歌い上げます。それほど饒舌でないところがむしろ味があって良いのですね。量よりも質をひたすら追い求めているその姿勢に共感します。5曲目はタイトルのアナウンスなしで始められたモードの楽曲。Fドリアン,16小節,一発もの。マッコイ風に鍵盤を縦横無尽に駆け巡るレニーニ。多面体的才能を垣間見せる瞬間でした。ここでゲストのフラビオ・ボルトロが登場。僕は力いっぱい拍手したのですが、会場の反応はイマイチ。「だれこの人?もう一人トランペット?」みたいな反応でした。会場の一部では歓声が上がり、局地的に盛り上がっていましたが。7曲目はやはり『 Big Boogaloo 』に収められていた ≪ Mojito Forever ≫。ラテンタッチの陽気な曲。アルバムではジュリアン・ラウロー(its)とベルモンドの2管でしたが、ここではボルトロ=ベルモンドの2管で演奏されました。そして最後は『 Big Boogaloo 』のタイトル曲 《 Big Boogaloo 》をベルモンドとボルトロで熱唱し,楽しい70分間のライブは終了しました。

ライブ終了後に恒例のサイン会が行われました。レニーニの『 Antraigues 』と『 Big Boogaloo 』が販売されており、購入者にサインをしていましたが、ほとんどサインの列に並んでいるお客はいませんでした。ちょっとレニーニ、可哀そうだったかも。一枚ぐらい彼の写真を撮りたいな~と思い、スタッフに許可を求めましたが、基本的にダメ、との事。欧米ではコンサートの写真撮影や録音など、ほとんど規制がなく、録り放題なのに、まったく日本人は真面目と言うか何と言うか、も~。すでに持っている『 Antraigues 』でも買ってサイン貰おうと思ったけど、止めて会場を後にしました。

2007年11月3日(土)Eric Legnini Quartet with Flavio Boltro @銀座松坂屋屋上
15:00 ~ 16:20

1. New Boogaloo
2. Trastevere
3. Soul Brother
4. Darn That Dream
5. Unknown ( Fm7 one mode )
6. Mojito Forever
7. Big Boogaloo

つづく
関連記事

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/blog-entry-1083.html

2007/11/07 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


TBありがとうございます。

いや~,ほんと,こんなにジャズ・ファンっているのかって,
吃驚するほどの人出の多さでしたね。
無料というのは凄い力があるもんです。
個人的にはお金をとって,本当にジャズが好きな
人だけで鑑賞したかったですが。

松坂屋屋上のレニーニの時,僕の前のおじちゃんなんか,
2曲目くらいにはすっかり寝入ってしまっていてましたよ。

また,開演ぎりぎりに来て,スタッフに
「座れねーのかよー」
「まだ何処か席空いてんじゃねーのー」
とクレームを付けるジジイもいて,
絶対こんなやつ,ジャズファンじゃないな,って
思ったりしました。

スタッフの手際の悪さも目につきましたが,
でも,無料ですからね。文句言っちゃいけませんよね。

criss to monaka |  2007/11/08 (木) 21:46 [ 編集 ] No.2890


TBありがとうございます。

僕は残念ながらこの時事通信ホールでもボルトロは観れなかったのですが、2005年の澤野のコンサートではボルトロを観ています。あの時はビラバッシのバンドでしたよね。あまりボルトロの演奏は印象に残っていないのですが、彼って、いいところまでいってるとは思うんですが、今ひとつ、花がない、というか、魂、情念、みたいなものが希薄な気がしちゃいます。

もっと熱く吹きまくれば、もっとすきになるのにな~と、思いながら、今、PENTA の彼のデビュー盤『 Flabula 』を聴いています。やっぱり、この盤が最高です。

criss to bobbida |  2007/11/08 (木) 21:45 [ 編集 ] No.2891


TBさせていただきました

こんばんは、僕も3日は銀座に居りました。
時事通信ホールでボルトロ、松坂屋でレニーニのコースです。このジャズフェスは初参戦だったのですが(抽選はずれ続きで)、あんなに人が多いとは思わなくて参りました。週末要因と無料要因を甘くみました。

bobbida |  2007/11/08 (木) 00:57 [ 編集 ] No.2892


すばらしいレポート

クリスさん,こんにちはmonakaです。
クリスさんが夕方のエリック・レニーニ行くことはしていましたが、こちらでまたクロスしましたね。
私前から3番目に座ることが出来ましたが、スピーカーに近く増幅されたピアノ音にちょっと参りました。
屋外だからしょうがないか、マイクをはずしたトラペット音がすると良いと思ったりしました。
ところで時系列のレポートさすがですね、ステファン・ベルモンドも実は真剣でいながら、上手くいくとやんちゃな感じと、フラビオ・ボルトロの凄く真剣で張り詰めた対比がステージ脇で感じ楽しめました。
TP2管の演奏はなかなか楽しむ機会がありませんから、いいものを聴くことができました。

monaka |  2007/11/07 (水) 23:02 [ 編集 ] No.2893

コメントを投稿する 記事: ギンザ・インターナショナル・ジャズ・フェスティバル2007 (1)

お気軽にコメントをぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメントとして投稿する。(管理人にのみ公開)
 

Trackback

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。