雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Mario Biondi & the High Five Quintet @ Blue Note

   ↑  2007/12/18 (火)  カテゴリー: 未分類

ブログもご覧ください。

12月14日(金)に, Mario Biondi and The High Five Quintet のライブをBlue Note Tokyo に観に行ってきました。

正直なところ、直前まで観に行くかどうか迷っていました。今年の確か6月に舞浜イクスピアリにファブリツィオ・ボッソが来たときも、DJ須永辰緒氏の『 夜ジャズライブ 』というDJイベントの一環での来日だったので結局行きませんでしたが、今回も主役はマリオ・ビオンディであり、High Five Quintet はあくまでバック・バンドとしての来日でしたので、あまり気が進まなかったのです。がしかし、今、どうしても、どんな形でも、ボッソとスカナピエコをこの目で見ておきたいと思い、前日に予約を入れたというわけです。

願いはただ一つ。マリオ・ビオンディ抜きでのHigh Five Quintet の演奏が一曲でも多く観られますように、ということ。

僕が観たのは9時30分からの2nd stage。いつも開演ぎりぎりに入店するので,僕が座る席は決まって隅のほう。その日もステージ向かって左奥の,ちょうどPAの後方。ステージを左真横から観る位置。でもこの席、結構気に入っているんです。PAの手元がよく見えるからね。PAはいつもの若い女の子。客席は満席状態。マリオ・ビオンディのライブということもあり,クラブ好きのおしゃれな若者ばかりだったらどうしようと心配しいましたが,意外に僕のようなオジさん連中も散見され,ちょっと安心。

さあ、ライブの始まりです。拍手に迎えられてHigh Five Quintet のメンバーがステージに上がります。おっと、主役のマリオ・ビオンディが登場しません。徐にHigh Five Quintet だけでのハードバビッシュな演奏がはじまりました。のっけからフルスロットルでぐんぐん飛ばします。これはいい出だしです。スカナピエコのソロが凄くイイ。カッコいい。でもそのあとのボッソのソロがもっとイイ。ボッソは有無を言わさぬ存在感と説得力をもっているんです。スカナピエコだって相当上手いのに,そんな彼の存在が薄れてしまうほど,ボッソの存在感は絶大です。4小節ぐらいなら軽々とノン・ブレスで超高速パッセージを繰り出し,そのあとに切れ味鋭いタンギング・フレーズでアクセントをつけ,縦横無尽に駆け巡る。いや~、CDで聴くよりはるかに野性的なんですね、ボッソって。痺れる~。

2曲目は一転して美しいメロディーの地中海風バラードです。ボッソとスカナピエコがテーマを吹き分けます。クールダウンしたところで3曲目は彼らのオリジナル曲 ≪ Five For Fun ≫ 。BN4000番台リー・モーガン風のジャズ・ロック・スタイルの軽快な曲です。このあたりは、マリオ・ビオンディ目当てで来店したクラブ・ジャズ・ファンを意識した選曲でしょうか。まさに≪ 踊れるジャズ ≫ です。3曲目の終盤になり、やっとマリオ・ビオンディがステージに登場です。割れんばかりの拍手。やっぱりマリオ目当ての観客が大多数なのでしょうね。クラブ・ジャズ系の方々からすると、ボッソなんかは≪ マリオ・ビオンディといっしょに演ってる上手いトランペッター ≫ という位置づけですからね。

このマリオ・ビオンディという大男。71年生まれの37歳。歌いだしたのが33歳の時と言うからまだ4年程しか芸歴がないのに,このデビュー作『 Handful of Soul 』(前項あり)でイタリア国内で10万枚も売れたそうです。純ジャズ・ヴォーカルでもないし,どちらかというとソウルやAOR領域にいそうな声質,歌唱法なのです。そんな彼、なんとなく胡散臭さを感じでしまうのは僕だけでしょうかね。そんなわけで,始めから眉に唾をつけて聴き出したのですが,これが意外に心地よいのです。

AORでいうとクリス・レア。ソウルでいうとテディ・ペンダーグラスあたりを彷彿させるセクシーな濁声で、どことなくダニー・ハザウェイに歌い方がにているかもしれません。クラブ・ジャズ系の方々はこういうのを≪ 激渋・ヴォーカル≫ というのでしょうかね、わかりませんが。ただ,冷静に聴くと,それほど歌唱力があるわけでもないようです。もしかしたら一発屋で終わってしまうかもしれない?

マリオが歌いだした4曲目以降の曲名は以下の通りです。すべて『 Handful of Soul 』からの選曲です。Blue Note Tokyo のホームページにも当日の演奏リストがアップされていますが、たぶん間違っていると思います。以下のリストが正解です。

4. RIO DE JANEIRO
5. NO MERCY FOR ME
6. THIS IS WHAT YOU ARE
7. I’M HER DADDY
8. HANDFUL OF SOUL
9. ON A CLEAR DAY
10. NEVER DIE
ENCORE
11. SLOW HOT WIND
12. THIS IS WHAT YOU ARE

High Five Quintet だけでの最初の3曲中、曲名が分かったのは3曲目の
オリジナル曲 ≪ Five For Fun ≫ だけでした。スカナピエコがイタリア訛りで曲紹介したのですが、1曲目と2曲目は聞きとれませんでした。イタリア人の曲みたいなこと言っていたような、いないような。

マリオ・ビオンディの曲でもボッソのソロはかなりフィーチャーされていましたので、ボッソ・ファンも最後まで飽きずに楽しめたと思います。ホント、ボッソはCDで聴くより凄かったです。あんなに吹きまくって腹筋が割れないのか? 肺に穴があいて気胸にならないのか? 酸欠でぶっ倒れないのか? そんな心配を他所にこれでもかと言わんばかりに吹きまくってくれました。感謝感激であります。

最後のアンコール曲が終わり、メンバーがPAの女の子の脇を通ってステージを降りる際、(いいですかここが大切なのですが)ボッソとスカナピエコとマンヌッツァの3人は、そのPAの女性に頭を下げてお礼の言葉をかけているんですね。これには胸が熱くなりました。あれだけビッグ・スターになっても、スタッフへの感謝を忘れない、その真摯な姿勢に感激してしまいました。イイ奴らなんですよ、きっと。

CDでは決して味わえない高揚感に満ち溢れたライブでした。このところ仕事に忙殺され、日々、憂鬱な思いが蓄積していたのですが、そんな陰鬱さもすっきり中和し、心地よい充実感までも体感できた素晴らしいライブでした。

次回、来日の際は、ぜひ High Five Quintet 単独でお願いしますね。
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2007/12/18 | Comment (5) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


Unknown

ありがとうございます。アーティチョークさんのブログも拝見しました。ご紹介ありがとうございました。まだ、タワーレコードには入ってきていないようです。。もうちょっと待つか、通販するか迷います*_*

rhodia |  2008/06/30 (月) 16:14 [ 編集 ] No.2928


HFQ

>Eliの情報ありがとうございました!嬉しいです。
いや、こちらこそ、エリ・ディジブリの情報を教えて頂き、ありがとうございます。

なんでも、HFQの新譜が出るみたいですよ。知ってました。僕のブックマークにもある「晴れ時々ジャズ」のアーティチョークさんの情報です。アーティチョークさんもフランス、イタリアのジャズにめちゃくちゃ詳しい女性です。
もしよろしければ覗いてみてください。
では、また。

criss to rhodia |  2008/06/30 (月) 14:17 [ 編集 ] No.2929


今さらな追加で失礼します

crissさん
Eliの情報ありがとうございました!嬉しいです。
(風邪、大丈夫でしょうか?あとブログのデザインが変わってる!)
今さらなコメントでスミマセン、HFQだけで演奏をした時、私が行ったライブセットのときには「campagna」を演奏してました。最初と最後のボッソとスカナピエコのハーモニックスがすんごい良かったので強烈に覚えていただけです(苦笑)。はい。

rhodia |  2008/06/29 (日) 22:46 [ 編集 ] No.2930


はじめまして。

rhodia さん、はじめまして。
お越しいただき、ありがとうございます。
rhodiaさんもイタリア・ジャズがお好きなようで。
僕のブログ仲間さん達にもイタリア好きな「すずっく」さん(my secret room)やフランス好きな「アーティチョーク」さん(晴れ時々ジャズ)など、いらっしゃいますよ。すでにご存じかもしれませんが、とってもマニアックですが、楽しいブログですので、ぜひ訪問してみてください。

ボッソに肩を抱かれての写真、イイですね~。臆病者の私にはとってもできません。うらやましい。

ラリー・フランコ好きなんですか? 僕も横浜ジャズプロムナードで観て以来、大ファンです。

確かにrhodia さんのブログ、「ラリー・フランコ」でググると2番目にヒットしてきますね。すごい!
ちなみに、僕のブログも143番目に出てきます、ハイ。

criss to rhodia |  2007/12/22 (土) 02:07 [ 編集 ] No.2931


私も聴きに行きました。

はじめまして。初めてコメントさせていただくのドキドキしています。実は、ずっと前からブログを拝見しておりましたー。
隠れファンです。
私は土曜セカンドで聴きに行っておりましたので、ついつい乗じてコメントさせていただいています。
ほんとうにボッソの演奏はCDではなくライブが一番ですね。
5月にまた来日するようですよw

rhodia |  2007/12/21 (金) 22:51 [ 編集 ] No.2932

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