雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Tarcisio Olgiati 『 Hidden Colors 』

   ↑  2007/12/21 (金)  カテゴリー: 未分類

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Mario Biondi and The High Five Quintetのライブからちょうど一週間がたちましたが、あの超絶技巧ぶりを遺憾なく見せつけたファブリツィオ・ボッソのトランペットの音がいまだに頭の中で鳴り響き、忘れられません。いや~、ホントに凄かった。ボッソが奏でる野性的でかつ繊細なジャズは、世の中に数ある音楽のなかでも僕にとって希有な存在であると、確信しました。いや、ホント。で、この一週間、暇を見つけてはボッソ参加の旧作を棚から引っ張り出して聴いていましたが、やっぱりThe High Five Quintetでの演奏が一番凄いんですね、やっぱり。特に金管(ボッソ)と木管(スカナピエコ)のカウンタータイプの繰り成す音響的な面白みや多彩なハーモニーの美しさは快感以外の何物でもありません。

それにしてもここ2,3年のボッソ参加作品の多さにはびっくりです。僕もはじめはボッソ参加作品を完全制覇してやろうなどと大風呂敷を広げてはみたものの、あまりにも次々と発売される作品群を前に最近はやや意気消沈ぎみです。

さて、今日聴いているのは Tarcisio Olgiati (タルチシオ・オルジャーティー)というイタリアの新鋭テナー奏者のリーダー作『 Hidden Colors 』( 2003 abeat ) です。隠しトラック1曲を含む全11曲中、ボッソの参加曲は3曲と、ボッソ度は低めですが、これがなかなかの出来栄えで聴きやすく、たびたび引っ張り出して聴いています。

以前にも書いたことですが、「ボッソ参加作品」はほぼ全てが秀作ではあるのですが、しかし、その出来具合にもいわば「 松竹梅 」があるわけですね。「 松 」がHigh Five Quintetの『 Jazz For More 』,『 Jazz Desire 』やSalvatore Tranchinini の 『 Faces 』であり,「 梅 」がRenato Sellani Trio Plus Fabrizio Bosso やMare Mosso だとすると,さしずめタルチシオ・オルジャーティーの『 Hidden Colors 』は「 竹 」といったところでしょうか。

このオルジャーティーの詳しい経歴はわかりませんが、1968年生まれで、93年よりプロとして活動を開始し、現在までに10枚の参加作品と2枚のリーダー作を発表しているようです。本作は彼の2枚目のリーダー作で、おそらくイタリア国内では2流の吹き手であろうオルジャーティーが、超1流のボッソを迎え、一世一代の大舞台と意欲満々で制作された作品です。

オルジャーティーはそれほど腕の立つ吹き手ではないのですが、ボッソが参加した3曲中、特にハードバップ調の2曲、≪ Tough, just enough ≫ と ≪ Dietro I’angolo... ≫ はオルジャーティーの士気が感じられる素晴らしい楽曲に仕上がっています。さらに、Michele Franzini (ミケーレ・フランチーニ)の繊細で透明感のある美しいピアノの音色も本作の魅力の一つです。フランチーニも日本ではまだまだ無名ですが、すでに6枚のリーダー作をリリースしている新鋭ピアニストです。このような「知られざる金鉱」がイタリアにはまだまだ眠っているんでしょうね。abeat からブライアン・リンチを加えたカルテット作品『 Odd Stories 』を最近リリースしています。これはCatfish Records さんから購入可能です。前作は『 Three Sides 』というトリオ作品で、こちらのほうは Vento Azul Records さんから購入できます。

Tiziana Ghiglioni (ティツィアーナ・ギリオーニ ) というイタリアで人気の女性ジャズ・シンガーも2曲だけ参加しており、なかなか多彩な楽曲が詰まった飽きない作品です。探して買うほどではありませんが、見つけたら拾っておいても損はないと思いますよ。
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2007/12/21 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


Carlo Uboldi

>最近、Carlo Uboldiというピアニストの「Free Flight」というCDを入手しました.

DUに明日行く予定なので、ちょっと探してみます。DUの通販サイトでもかなり良い感じの紹介のされかたなので、間違いなさそうですね。

>そろそろクリスさんの今年のベスト10が紹介される頃ですね。

そうなのですが、年末になり、なんだかんだと忙しく、選びきれません。昨年も31日にアップしていたみたいだし、今年も除夜の鐘を聴きながらの記事作成になりそうです。

僕は今まで購入記録をつけていなかったので、年間何枚買ったのか把握していなかったですが、naryさんに見習い、今年は1月1日から、購入したCDを記録していますが、本日までで、新譜121枚、旧譜(再発盤を含む)189枚、DVD24枚 でした。

criss to Marty |  2007/12/24 (月) 00:37 [ 編集 ] No.2933


Italy

クリスさん、こんにちは。
昨今のイタリアジャズの層の厚さには驚きですね。
最近、Carlo Uboldiというピアニストの「Free Flight」というCDを入手しました。あまり雑誌やblogで紹介されていないのですが、私的には今年のベスト5に入る作品です。切ない位の美旋律な作品が多く、2曲だけaltoとclarinetが入っています。殆どがオリジナル曲で、1曲目の「Welcome to Nippon」でノックアウトされました。
そう言えば、そろそろクリスさんの今年のベスト10が紹介される頃ですね。私の場合、今年は昨年より仕事が忙しかったせいか購入枚数が減りました。クリスさんは、いかがだったでしょうか?今年の年初は、昨年のクリスさんの推薦盤を拝見して、何枚か購入しましたが、全て当たりだったので、今年も期待しています。勿論クリスさんの推薦盤を全部買った訳ではないですが(笑)。

Marty |  2007/12/22 (土) 12:33 [ 編集 ] No.2934

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