雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

ブログパーツ

スポンサーサイト

   ↑  --/--/-- (--)  カテゴリー: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/?overture" target="_new

--/--/-- | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Eli Degibri 『 Emotionally Available 』

   ↑  2006/09/18 (月)  カテゴリー: tenor
Eli Degibri  『 Emotionally Available 』
エリ・ディジブリの新作『 Emotionally Available 』(FSNT)がなんと3年ぶりに発売になりました。前作『 In The Beginning 』については以前に書いていますのでそちらを参照してください。簡単なバイオグラフィーも記しておきました。エリはイスラエル人で,現在はNYを中心に活動しているテナーマンです。ハービー・ハンコックのバンドに在籍していたことをセールスポイントにしているようですが,調べたところハンコックの『 Gershwin’s World 』(1998 verve)発売時のフォロー・ツアーに参加しただけのようです。

音色は雄々しく豪快ですが,その技法はかなり現代的。マーク・ターナーやジョシュア・レッドマンらと同じ言語でジャズを語る最先端メインストリーム系の吹き手です。ただ,彼が他のテナーマンと決定的に異なるのは,その比類稀なるメロディー・センスだと思っています。耽美的で哀愁漂う彼のオリジナル曲に前作同様,すっかり心酔してしまいました。同じテナーサックス奏者であるブランフォードなどの対極に位置すると思われます。

思うに,ジャズってあまり饒舌,流暢に語られるとたとえそれが凄く技術的に優れていても聴き手に伝わりにくいように思うんですね。少々舌足らずながらも一音一音に魂を乗せながら丁寧に吹かれると感じてしまうというか,伝わるんじゃないでしょうかね。彼は決して口数多いわけではありませんが,全てのフレーズに歌,心,情念が込められているんですよ。そこがたまらなくイイ。

バック・ミュージシャンはアーロン・ゴールドバーグ,ベン・ストリート,ジェフ・バラードで,前作からカート・ローゼンウィンケルが抜けただけです。これまた最高のメンバーですね。特にアーロンが素晴らしい出来で,必ずソロの何処かに目の覚めるような美フレーズを用意していて,「これって,前もって考え抜かれたストック・フレーズなんだろうな~。」なんて疑っちゃう程,出来すぎたソロです。

今,僕が一番聴きたいテナーの音って,多分,彼のような音なんだろうな。今年のテナーの新譜の中,これが一番です。
関連記事

FC2スレッドテーマ : JAZZ (ジャンル : 音楽

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/blog-entry-113.html

2006/09/18 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
この次の記事 : Eli Degibri 『 Emotionally Available 』
この前の記事 : Branford Marsalis 『 Braggtown 』

Comment

コメントを投稿する 記事: Eli Degibri 『 Emotionally Available 』

お気軽にコメントをぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメントとして投稿する。(管理人にのみ公開)
 

Trackback

この次の記事 : Eli Degibri 『 Emotionally Available 』
この前の記事 : Branford Marsalis 『 Braggtown 』
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。