雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Ivan Paduart 『 In Exile of Dreams 』

   ↑  2008/04/20 (日)  カテゴリー: 未分類

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 欧州系レーベルSarahを手掛けたVideo Artsの海老根久夫氏、P.J.L.(ポリスター・ジャズ・ライブラリー)で監修を務めた杉田宏樹氏、そしてGats Productionの笠井隆氏らの尽力により、近年、かなり日本でも知名度が浸透してきたイヴァン・パドゥア(66年ベルギー、ブリュッセル生まれ)だが、このたび彼の最新作がChallenge Records から発売になった。

  06年の前作『 My French Heart 』ではフランス人の歌曲を演奏していたイヴァンだが、これは笠井氏の提案によるものだった。もともと哀愁味溢れる抒情的フレーズを得意とする彼が、今迄にも増して修飾過剰のクサい耽美的メロディーを紡いでいた。あの時は流石に僕も引いてしまったが、今回の新作はどうだろうか。

  まずは聴く前からその豪華なメンバーにうなってしまう。なんと、David Linx デヴィッド・リンクス(65年ベルギー、ブリュッセル生まれ)と Fay Claassen フェイ・クラーセン(69年オランダ、ナイヘーメン生まれ)という素晴らしいヴォーカリストが参加しているのだ。

  デヴィッド・リンクスとフェイ・クラーセンは05年のディーデリク・ワイセルズの『 One Heart, Three Voices 』で共演している(これは秀作!)。また、フェイ・クラーセンは03年のイヴァンのライブ作品『 A Night at The Music Village 』に参加していた。しかし、この3人が一緒に顔を合わせるのは初めてではないだろうか。少なくとも録音ベースでは。そしてこの三役揃い踏みのメンバーにもう一人、アムステルダム・ジャズ・クインテットのメンバーでもあるオランダの売れっ子テナー奏者、Toon Roos トゥーン・ルースが加わり、本作はレコーディングされた。

  3部構成からなる組曲を含む全9曲。半分がイヴァンとデヴィッドの合作で、残りがイヴァン、ディーデリク、トゥーンらのオリジナル。デヴィッドとフェイのデュエットは『 One Heart, Three Voices 』でその美しさは承知していたが、あらためてその2人の強烈な個性を再認識させられる。

  圧倒的な歌唱力と甘く中性的な歌声をもつデヴィッド。アムステルダムの溜息と形容されるハスキーな美声をもつフェイ。そして二人ともスキャットが技巧的で恐ろしく巧い。なかでもデヴィッドのレアな音世界とレアな歌声は、完全にアルバムを自分のカラーに染め上げてしまうほどの凄味がある。イヴァンはあまり出しゃばらず、2人の歌に花を添えている。硬質なリリシズムに貫かれた洗練された楽曲と、天空を飛翔する白鳥のごとく自由に美しく唄うデヴィッドとフェイ。聴き終えた後、心の中に確かな余韻を残してくれる、そんな素晴らし作品だ。


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