雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Steve Kuhn Live at Tokyo TUC

   ↑  2008/07/20 (日)  カテゴリー: 未分類

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July 19th 2008
Steve Kuhn (p)
Eddie Gomez (b)
Billy Drummond (ds)

※曲目については、公式のものではありません。

< 1st set >
01. If I Were A Bell
02. Two By Two
03. La Plus Que Lente / Passion Flower
04. Pavane pour une infante défunte (亡き王女のためのパヴァーヌ)
05. Round About Midnight ( intro ) / I Thought About You
06. Ocean In The Sky

< 2nd set >
07. Lotus Blossom
08. Love Letter To My Father
09. Slow Hot Wind
10. Poem For #15
11. Airegin

< encore >
12. Stella By Staright


日本のジャズ・ファンに愛され、毎年のように来日されているピアニスト、スティーブ・キューンのライブを、先週の土曜日、神田のTokyo TUC に聴きに行ってきました。

平日はビジネスマンで活気ある神田岩本町も、土曜日となるとたいへん静かな街に変わります。Tokyo TUCは、秋葉原駅から徒歩で5分ほど、初めて訪れる人は大概迷子になってしまうだろう裏路地に、ひっそり佇んでいます。

同店は、事前に料金を郵便振り込みした時点で予約成立となり、その順番で店内に案内されるというシステムです。僕は仕事の都合もあり、直前予約だったので74番でした。ですから良い席ははじめから諦めていたのですが、上手い具合にピアノの近くの席にすわることができてラッキーでした。

会場を見渡すとそれほど大きくない空間にもかかわらずざっくり計算して100人以上はお客が入っています。ギュウギュウ詰めの地下室は、酸欠を起こしそうなくらい熱気にあふれ、雰囲気も上々。ここは、Blue Note Tokyo や Cotton Club のように、入店してからライブが始まるまでの時間が長くなく、しかも食事のオーダーをせずに済むので非常に良心的で合理的です。

ビールを飲みながら待つこと15分。薄暗いステージにライトがあたり3人が静かに登場です。キューンは一曲目の≪ If I Were A Bell ≫ のあのイントロを弾きながらモニター音量を軽くチェックし、そのまま演奏に入っていきます。

演奏曲目は上記のごとくですが、M-01 ≪If I Were A Bell ≫、M-02 ≪Two By Two≫、M-03 ≪La Plus Que Lente / Passion Flower≫、M-07 ≪Lotus Blossom≫、M-09 ≪Slow Hot Wind≫、そしてアンコールの ≪Stella By Staright≫ などすべて、昨年発売された作品『 Live at Birdland 』( 2007 Blue Note ) でも演奏されていた曲です。ですので、大体の雰囲気は『 Live at Birdland 』と同じだと思ってもらって結構です。

M-4 ≪亡き王女のためのパヴァーヌ≫ は同名のVenus 盤からの選曲。M-06 ≪Ocean In The Sky≫ は言わずと知れたキューンの代表作ですし、ロリンズの M-11 ≪Airegin≫もたびたび演奏する彼の愛奏曲です。唯一M-08≪Love Letter To My Father≫ だけがエディー・ゴメスのオリジナルで、彼のリーダー作『 Next Future 』( 1993 Stretch ) に収められていたバラードです。普段はあまり観られないゴメスの美しいボウイングによるメロディーが聴かれました。

M-05 ≪Round About Midnight ( intro ) / I Thought About You≫ は、僕が勝手に曲名をつけてしまいましたが、≪I Thought About You≫に≪Round About Midnight≫のイントロを引用した曲です。途中に≪Round About Midnight≫のあのブリッジ部分も引用されたり、また≪ My One and Only Love ≫ を大々的に引用したりして不思議な世界を演出していました。このような引用(いわゆるコーテーション Quotation )のさりげない使い方は彼の得意技ですね。

M-10 ≪Poem For #15≫ はやはりキューンのオリジナルで、スティーブ・スワローとのデュオ作品『 Two by Two 』( 1995 Owl ) や、デヴィッド・フィンク、ビリー・ドラモンドとのトリオ作品『 The Best Things 』( 2000 Reservoir ) に収められていました。前者ではメロディーをバックにキューンが詩を朗読するといったヴァージョンでしたが、後者には詩の朗読は入っていません。今回のステージでは詩の朗読ではなく、詩をメロディーに乗せて歌っていました。誰しも彼の歌は上手いと思わないでしょうが、なかなか味があり、僕は嫌いではありません。僕の隣にいた中年の男性は、いきなりキューンが歌いだしたので吃驚していました。Venus あたりからキューンのファンになった方にはキューンのヴォーカルは驚きかもしれませんね。

この曲についてキューンは、「この曲は元ニューヨーク・ヤンキースの野球選手に捧げて書いた曲です。彼はキャッチャーをしていて、またチームのキャプテンも務めていましたが、不幸にも飛行機事後で亡くなられてしまいました。25年以上も前の話です(正確には79年のことです)。彼の名前はサーマン・マンソンといいます。」と話されていました。

全12曲。休憩をいれて、約70分のセットを2回。70歳のキューンにはかなりハードだったのではないでしょうか。アンコールの演奏の前に深く溜息をつかれていました。終演後にサイン会があり、大勢のファンが残っていましたが、僕は私用のためそれには参加せず、帰ってきました。ホント素敵な一夜を過ごすことができました。キューン、ありがとう。

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Comment


Unknown

>テキストにさせて頂き、少しずつ読ませて頂きながら楽しんでいきたいと思っています

大変うれしいのですが、僕のテキストを鵜呑みにすると、とんでもない方向に行ってしまいますので、注意してくださいね。

基本的には、誰でも知っている名盤は取り上げませんし、過去の作品は、普段は聴いていますが、すでに評価が確立しているので、記事にはしません。

あくまで、欧州のジャズについてのアップデイトのつもりで書いています。

まあ、暇つぶしにお使いください。

では、また。

沖縄より。

criss to ピッピさん |  2008/09/13 (土) 18:42 [ 編集 ] No.3348


ありがとうございました。

ご返事有難うございます。体調が整わず、お礼が遅くなりました。Jazz初心者で何も分かりませんがただ好きなだけで…テキストにさせて頂き、少しずつ読ませて頂きながら楽しんでいきたいと思っています。宜しく御願いします

ピッピ |  2008/09/12 (金) 13:49 [ 編集 ] No.3349


はじめまして。

こんな辺境ジャズ・ブログまでお越しいただき、感謝いたします。

見ての通り、かなり偏屈な内容のブログですが、お役にたてるのであれば、リンクは大歓迎です。今後ともよろしくお願いいたします。

P.S. 僕の実家にもランというパピオンがいます。親父が好きなだけ餌をあげるので、ブクブク太るだけ太り、完全なメタボ犬です。
パピオンも太ると醜いです。
ちなみに、我が家にはミニチュア・ダックスフンドがいます

criss to ピッピさん |  2008/09/07 (日) 00:14 [ 編集 ] No.3350


初めまして

初めてお邪魔致します。『長靴下のピッピ』が好きなピッピです。私は縁あってJazz Liveに行くようになりました。実はKuhn氏のお弟子さんで帰国初ライブをされたので、今ブログにUPしつつ、Kuhn氏の情報を検索していましたところ、こちらへ辿り着きました。Googleで検索してよかったです。私はTUCのチケットをKuhn氏のお弟子さんのお母様に譲り、JZ Bratへ行ったんです。とても素敵な演奏でした。こちらのHPを皆さんにご紹介させて頂いても宜しいでしょうか?よければお友達でライブに憧れている方がいらっしゃると思いますし、こちらの方がJazzに関してはお詳しそうなのでまた英語もおできになられるようですので心強いです。頼りにさせて頂いたら厚かましいかな?拙い事をチマチマ書いています。こちらの更新がわかるように読者になっても構いませんか?よろしくお願いします            

ピッピ |  2008/09/06 (土) 00:40 [ 編集 ] No.3351


Unknown

>ベーシストは如何でしたか?

ベースのエディー・ゴメスはですね~、個人的には好きなのですが、やっぱりキューンとはいま一つ相性が悪いような印象を受けました。でもまあ、エディーって、お茶目で観客受けは非常に良かったので、楽しめましたけどね。

>ジョージ・グルンツ氏を御存知だったのですね。

もちろん。9月にドイツ公演があるんですか? グルンツのツアーって、たぶん、毎年夏に行われていたと思いますよ。

>席は、円形で、かなり座り心地の悪い椅子が難点でしたが、5mくらいの至近距離でパワフル音楽が聞けたのですごく良かったです。

ビッグバンドで5mというと、凄い迫力ですよね。ジャズ好きでなくても興奮しますよね。

お、今、東京、地震がありました。
テレビで福島県が震源地らしいです。
震度4!


とっくに、テレビの速報は終わっているのに、
まだ、うちのマンションは大きく揺れてます。
こわ
高層マンションって、いつまでも揺れるんですよね。これて、揺れることで地震のエネルギーを吸収しているのはわかっていても、こわい。

まだ、揺れてる。

やっと、止まった。

アダムって今もメンバーなんですね。
彼って80年代頃から、このバンドに参加して
ましたよ。今、手元のCDありますもん、古いの。長いですね。

ということで、今日のエントリー記事で、ちょっと一枚、好きなグルンツのCDを紹介してます。

では、また。

criss to Laie |  2008/07/21 (月) 20:44 [ 編集 ] No.3352


よかったですね。

演奏会、盛り上がったようですね。きっと大盛況だったのでしょう。。
スティーブさん、70歳ですか?以前、お会いした際、すごくお若いイメージだったので、驚きです。ベーシストは如何でしたか?

そうですか。。ジョージ・グルンツ氏を御存知だったのですね。ビックバンドにも色々あるようで、奥が深そうですね。。私なんか、皆同じに聞こえます(苦笑)

去年のグルンツ氏のライブで、時折、ドイツ語で色々と曲の解説をしてくれました。

それから、他のメンバーは、クリスさんがおっしゃるように、ほとんどアメリカからかき寄せられている感じでした。名前は、誰が来たのか全く記憶していません。(苦笑)

席は、円形で、かなり座り心地の悪い椅子が難点でしたが、5mくらいの至近距離でパワフル音楽が聞けたのですごく良かったです。

元々、ドラムのアダムが来る予定で、見に行ったのですが、アダムの個人的な理由で、フランス人のドラマーに代わってしまいました。その時、ドラムのスティックが折れて、中に舞っていたのを見ました。彼自身、すぐには気がつかなかったみたいでしたが、そのまま、ハーフを終えるまで叩きまくっていました。ビーのドラムとは、良く分かりませんが、少しタイプが違うように感じたのを記憶しています。

グルンツ氏、新譜を出したのですね。後で覗いてみます。9月は、エッセンの新ファニーホールですが、彼以外のアーチストは、まだ未定のようです。アダムだったら良いのになあ。。その内、発表になったら、また、お知らせ出来ればと思います。

添付されているお写真、とても素敵に撮れていますね。

専門医の試験、頑張って下さい。





Laie |  2008/07/21 (月) 18:35 [ 編集 ] No.3353

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