雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Roy Hargrove Big Band @ Blue Note Tokyo

   ↑  2008/09/20 (土)  カテゴリー: 未分類

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9月18日木曜日、Blue Note Tokyo にロイ・ハーグローブのビッグバンドを聴きに行った。5年ほど前にRH Factor で来日した時は観られたが、昨年の今頃、Quintet で来日した際は仕事の都合で観に行けず、悔しい思いをした。だから今回は大好きなビッグバンドを引き連れてくるということもあり、絶対にハズす訳にはいかないと思っていた。しかも今回は驚異のイタリア人歌手、Roberta Gambarini ロバータ・ガンバリーニもゲスト出演するということで、なんとも贅沢なステージである。これだけギャラ高のメンバーのステージなのにチャージが8.400円とは有り難い。しかも僕は Blue Note のメンバーになっているので、10% off の 7.540 円 で観られる。さらに先日行われた東京JAZZ のチケットの半券を提示すると2.000円分のギフトカードが頂けるキャンペーンがあったので、実質 5.500年ほどでニューヨークの一流ビッグバンドが観られるわけであるから、かなりお得なライブである。 はじめ、ロイがビッグバンドを立ち上げるのは今回が初めてかと思ったが、調べてみたら2006年にリハーサルバンドを組んで、 NYC の Jazz Gallery を拠点に活動していた時期があるようだ。そして、そのライブは All About Jazz の2006年度 Performance of The Year に選ばれている。当時のメンバーの半数ほどが今回も参加しているようだ。 ところで、ロイとロバータ・ガンバリーニの共演とはちょっと意外だが、どういう経緯で二人は共演に至ったのだろうか。長年ロイのマネージャー兼プロデューサーをしてきた Larry Clothier ラリー・クロージェは、ロバータ・ガンバリーニの作品のプロデュースも手掛けていたので、彼がこの二人を引き合わせたのかもしれない。そういえば、ロバータのデビュー作にはロイのバンドのピアニスト、ジェラルド・クレイトンも参加していたっけ。 僕が観たのは 7時からの 1st set 。客席はほぼ満員。まずはビッグバンドのメンバーがステージに登場してくる。CDでしか聴いたことのない憧れのミュージシャンがこんな間近に座っている。それだけで早くも軽い興奮状態になる。リード・トランペットのフランク・グリーンは想像していたより大柄だ。 Bob Mintzer Big Band や Gerald Wilson Big Band 、それから Village Vanguard Big Band などなど、様々なビッグバンドにハイノートヒッターとして参加してきたビッグバンド界の重要人物だ。意外に日本での知名度は低い。4th トランペットの席には大好きなダレン・バレットが座っている。髪を伸ばしてかなりイメージが変わっていた。リード・サックスは、個人的にはかなり注目しているジャスティン・ロビンソンだ。ピアノも天才肌の新人、ジェラルド・クレイトン。長いドレッドヘアーを馬の尻尾みたく後ろで束ねている。まだまだ少年ぽさの残る若者だ。お、バリトンのジェイソン・マーシャルと目が合ってしまった。コワッ! タイトル不明のおそらくロイのオリジナルで幕を開ける。(結局最後までMCがなかったので演奏曲目は全てアナウンスなし。) テーマが終わるといきなりジャスティン・ロビンソンの長尺なソロ・パートが用意されていた。通常、ビッグバンドにおいては、ソロのコーラス数はあらかじめ決められているものだが、このバンドは決まっていないのだろうか? ジャスティンのソロは永遠と続く。熱く激しいソロ。やっぱりこの人は巧い。2曲目はスタンダード ≪ September in The Rain ≫。台風13号によるドシャ降りの東京に合わせて選曲したのだろうか。ロイはヴォーカルまで披露。決して巧くはないが妙に味がある。2曲目が終わり、ここでロバータが登場。まずはしっとりと≪ Everytime We Say Good Bye ≫ を歌う。同然、ロイもフリューゲルに持ち替えて情感豊かに歌い上げる。それにしてもロバータはめちゃくちゃ巧い。ほんとにイタリア人かと疑うほど英語も巧い。何となくカーメン・マクレイを彷彿とさせる。玉石混淆の女性ボーカル界にあって、彼女は間違いなく本物だ。4曲目は一転、ラテン・アメリカ系の哀愁漂うナンバーをスペイン語で歌い上げる。どうも ≪ La Puerta ≫ という曲らしい。一度聴いたら覚えてしまいそうな美しいメロディーをもった曲だが、ネットで調べたところメキシコの “ ロス・トレス・アセス ” というボレロ系のギター・トリオが歌っていた曲らしい。ロバータは2曲を歌ったところでステージを降りた。続いての演奏曲は95年のロイの作品『 Family 』に収録されていた3部構成の組曲 ≪ Triology ≫ 。8ビートで盛り上がるこのファンキーな曲に乗せてギターのソール・ルービンのソロがフューチャーされる。これがなかなかカッコいい。ジョージ・ベンソン系のフュージョン・ギターだ。 ギター~トロンボーン~トランペットとソロが続くが、そのソロを煽り、盛り上げるバックリフがこれまたカッコいい。決して構成やアンサンブルが複雑ではないのだが、観客を楽しませるツボを押さえているから否応なしに体が揺れる。組曲の最後には再びロバータがステージに登場し、ロイとスキャット合戦で盛り上がる。続く8曲目はミディアム・テンポのファンキーな4 ビート物(タイトル不明)。 3rd トランペットのターニャ・ダービィがビッグバンドらしい爽快なソロを聴かせてくれる。髪が短く小太りなのでちょっとわかりづらいがターニャは“ 女性”だ。最後は、高速ラテンにアレンジされたロイの名曲 ≪ Public Eye ≫ 。怒涛のテュッティ! 煽るバックリフ! ここでフランク・グリーンの脳天を突き抜けるハイノート・フレーズも炸裂する。ここでいったん演奏は終了し、ロイはステージを降りるが、当然、万雷の拍手は鳴りやまず、アンコールに応えるため再登場。曲はこれまた unknown 。どこかで聴いたことのあるスタンダードのような気もするが、思いだせない。 結局、アンコールを含め10曲を演奏。演奏時間はなんと1時間30分にも及んだ。Blue Note のステージでこれだけ長いセットは初めての経験かもしれない。ロイのトランペット・ソロはあまり聴くことができなかったが、あくまでビッグバンドが主役なのでその点は仕方ない。でも、ロイは、沢山歌い、バンドを指揮し、時々踊り、終始観客を楽しませることを忘れなかった。こんな楽しいライブは何年ぶりだろう。嬉しさのあまりビールを4杯も注文してしまった。鳥肌が立ち、そして目頭が熱くなった。
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2008/09/20 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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Unknown

どうもありがとうございます。

>ガンバリーニもうまくて、トータルで質の高い演奏でした。

ガンバリーニのうまさにはあらためて驚きました。デビュー盤は持っていたのでうあが、ハンク・ジョーンズとやった第二作も買おうかと思ってます。

では、これからもよろしく。

criss to madame |  2008/09/23 (火) 01:52 [ 編集 ] No.3507


大満足のライブでした。

このビックバンドは本当にインパクトありましたね。ガンバリーニもうまくて、トータルで質の高い演奏でした。それにしてもメンバーに関してお詳しい。そう、ピアノも気なりました。
注目の新人でしたか。覚えておこう。
TB,ありがとうございました。

madame |  2008/09/22 (月) 21:39 [ 編集 ] No.3508

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