雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Bireli Lagrene / Electric Side

   ↑  2008/09/24 (水)  カテゴリー: 未分類

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ジプシーの血を引くフランス人ギタリスト、ビレリ・ラグレーンのエレクトリック・フュージョンに取り組んだ最新作。 2001年に“ Gypsy Project ”を結成してからは、マヌーシュ・スイング系のミュージシャンとの活動に軸足を置いていたので、ジプシー・スイングが苦手な僕は、しばらく疎遠になっていた。しかし今回、彼にしては比較的珍しいフュージョン作品であり、しかも超馬鹿テク・ベーシスト、エドリアン・フェローが参加していることもあり購入してみた。 ビレリが現在までにフュージョンを手掛けた作品は、知る限り本作品以外に2作品存在する。ひとつは95年にDreyfus に吹き込まれた『 My Favorite Django 』( 邦題:ジャンゴ・ライハルトに捧ぐ )であり、もうひとつは2000年に Universal に吹き込まれた 『 Front Page 』である。前者はデニス・チェンバース、アンソニー・ジャクソン、それからキーボードのクーノからなるカルテットでの演奏で、爽やか系のWR風フュージョンといった趣がる快作だった。後者は、デニス・チェンバースとドミニク・ディ・ピアッツァからなるトリオで、抜群のスピード感が心地よい傑作だった。 さて今回は、どんなフュージョン・サウンドを聴かせてくれるだろうか。メンバーは前述したようにベースのアドリアン・フェローの参加が何と言っても目を引く。ドラムの Damien Schmitt ダミアン・シュミット や キーボードの Michael Lecoq ミッシェル・ルコック はアドリアン・フェローのサポート・メンバーとして活躍しているミュージシャンである。また、サックスの Frank Wolf フランク・ウォルフ はビレリの“ Gypsy Project ” などで幾度となく共演している盟友である。スチールドラムのアンディー・ナレルが参加しているのが懐かしい。 収録曲は全9曲。そのうち7曲がビレリのオリジナル。意外にもダンサブルでポップな楽曲が並んでいる。アンディ・ナレルが参加していることから察しがつくように、アルバム全体に南国の香りが漂っている。しかし、緩くはない。ビレリはクリーンなサウンドと、フュージョン特有のオーヴァードライブ系のサウンドをうまく使い分け、多彩なサウンドスケープを作り上げる。フレーズも高速ビ・バップから、ジョージ・ベンソン風のクロマチック・ラインを多用したコンテンポラリーなものまで自由自在に織り交ぜ、聴く者の耳を釘ずけにする。個人的には9曲目 ≪ Hips House ≫ のベンソンズ・チルドレンを標榜したようなスタイルが気に入った。今更ながらアドリアンの超馬鹿テクにも腰を抜かす。もう、ここまでくると笑うしかない。スラッパーを別にすれば、今、世界で一番指が動くベーシストであることは疑う余地がない。マシュー・ギャリソン、ドミニク・ディ・ピアッツァを遥かに凌いでいる。ドラムのダミアンも手数が多く、かなりのテクの持ち主である。ただ、サックスのフランク・ウォルフが他のメンバーに比べて若干レベルが落ちるのが残念なところではある。 現代のジャズ界はあまりにも技術偏重傾向が強いのではないかと危惧する一方で、やはり「 超絶技巧の快感 」みたいなものは紛れもなく存在するわけで、ごく一部の天才的ミュージシャンにしか成しえない目も眩むような早弾きは、やはり失神するほど魅力的だ。 ハード・コア・フュージョンではないが、かなり聴きごたえのある硬質なサウンドであった。一度聴いただけではその真価が理解できないと思う。アドリアンのラインだけを傾聴しても、数十回は聴くことができそうな濃い内容だ。どうして日本にはこのようなフュージョン・バンドが生まれないのか、今更ながら悲しくなってくる。 Bireli Lagrene / Electric Side 2008 Dreyfus Bireli Lagrene (g) Hadrien Feraud (b) Frank Wolf (ts &ss) Andy Narell (steelpans) Damien Schmitt (ds) Dj Afro Cut-Nanga (dj) Michael Lecoq (key)
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2008/09/24 | Comment (8) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


Bar D2

こんばんわ。
相変わらず世界を飛び回っておりますね~。
うらやましいです。
僕など、この仕事していたら一生、日本から
離れられません。

D2ですが、場所はわかりました。
仕事場から散歩がてら寄れそうな場所です。
近いです。
なんだかジャズの趣味が渋そうなマスターで、
少しビビってます。
最初に入る時、緊張するなぁ。

criss to 中年音楽狂さん |  2008/11/21 (金) 00:25 [ 編集 ] No.3517


Bar D2

crissさん,是非行ってみて下さい。場所はちょっとわかりにくいと言えばわかりにくいですが,ディープな雰囲気をお楽しみ頂けます。

出張中のオーランドより失礼しました。今回は時差ボケは大したことがなさそうです。

中年音楽狂 |  2008/11/17 (月) 21:28 [ 編集 ] No.3518


Unknown

>評価については若干微妙なところもあるのですが,

よ~く、わかります、その気持ち。
ビレリのテクニックがあれば、もっと凄い
フュージョンができてもいいのでは、と、
思ってしまいました。

>Hadrian Feraudにはやはり瞠目させられるところありでしたね。

超高速の快感を十分享受しながらも、
「本当に彼のベースはこれでいいのか?」
という、懐疑心もあります。
「速く弾ければいいってもんじゃないだろう」
と。

あ、それから、中年音楽狂さんがブログで
書いていた、新橋のバー、D2 は全然知りませんでした。
仕事場も新橋なら近いし、今度行ってみようかと、思ってます。

criss to 中年音楽狂さん |  2008/11/17 (月) 17:30 [ 編集 ] No.3519


ご無沙汰しました

crissさん,こんばんは。

私も遅れ馳せながらこのアルバムをアップしました。評価については若干微妙なところもあるのですが,Hadrian Feraudにはやはり瞠目させられるところありでしたね。

TBさせて頂きます。うまくいきますやら...。

中年音楽狂 |  2008/11/14 (金) 23:41 [ 編集 ] No.3520


はじめまして

こんな辺境ブログまで、ようこそ
おいでいただきました。
ありがとうございます。

martin tayler で検索して僕のブログが
ヒットしましたか?
ちょっと意外です。
そんなに人気のあるエントリーでは
ないのですが。

>またマーティンテイラーのお話聴かせていだたきたいと思います。なかなかいないんですよ。

また、彼、来日するんですよ。
いつだったか忘れましたが。
今回は、他にもいろいろライブに出かける
都合もあり、パスしようと思ってますが。

気が向いたら、またお越しくださいね。
気軽にコメント残していってくださいませ。

では、また。

criss to KELLY |  2008/10/20 (月) 21:31 [ 編集 ] No.3521


はじめまして

はじめまして。

お父様の具合が悪いときに、失礼かと思いつつ書き込みをさせていただきました。

マーティンテイラーで検索してたどりついたものです。
あれは、いまから10年前。ジェントルレインなんかが入ったアルバムをよく聴いていました。

いまは縁あって彼の曲にもある「テネシーワルツ」はスコットランドの夫と海外で生活しています。雨の日に、JAZZ。わたしも大好きです。とくに、といってもマーティンテイラーとチェットベイカーを雨の日は聴きます。ちょっと曇り空にランプのオレンジ色の灯りが良い感じなんです。

ひとりでカフェな気分を味わっています。
写真はお子さんでしょうか?

とっても可愛いですね。
またマーティンテイラーのお話聴かせていだたきたいと思います。なかなかいないんですよ。なので遊びに来させてくださいね。

KELLY |  2008/10/18 (土) 20:34 [ 編集 ] No.3522


Unknown

4パツ続けてTBしていただき、ありがとうございます。

先ほどもお話したように、父の病気のことでいっぱいいっぱいで、ブログを放置していまして、どうもすみませんでした。

少しづつ、再開していきますので、
引き続きどうかよろしく。

>フェローに関してはオーバーダブだったといううわさがあるマクラフリンの「Floating Point」

え~、そんな噂があるんですか。知りませんでした。あんなに音数多いのに、さらに音を足すとは、いったい何を考えているのやら(笑)。

criss to nary |  2008/10/09 (木) 17:40 [ 編集 ] No.3523


今日は一気にTBさせていただいております

ハードコア・フュージョンと普通のフュージョンの中間といったところかな。
シンプルなビートの曲があったりして聴きやすいサウンドではありましたが、確かに内容は濃かったです。
フェローに関してはオーバーダブだったといううわさがあるマクラフリンの「Floating Point」よりは、本作の方が良かったような気がします。

nary |  2008/09/25 (木) 00:18 [ 編集 ] No.3524

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