雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Igor Prochazka / Easy Route

   ↑  2008/11/11 (火)  カテゴリー: 未分類

アダム・マコビッチ、ロベルト・バルザールと、チェコスロヴァキアのアーティストが続いたので、ついでにもう一人聴いてみましょう。

チェコ共和国に生まれ、ドイツでクラシック音楽を10年以上学んだ後、現在はマドリッドを拠点に活躍中の若手ピアニスト、Igor Prochazka ( イゴール・プロハースカ ) のデビュー作です。

ブルー・スカイ、乾いたブライトサンド、そしてオレンジ・イエローのアンティーク車。輸入盤取扱い店でも、ひときわ目を引く印象的な美しいアート・ワークの作品なので、手にとった方も多いのではないでしょうか。実際にもかなりのセールスを獲得しているようです。そしてアート・ワークだけでなく内容もそれに負けないくらい秀逸です。

何と言っても、4 ビート一辺倒では決してなくて、ロックやソウルの軽快なリズムを基調とした洒脱なナンバーを大々的に配したことが本作の特徴です。ピアノトリオというシンプルな編成でも、豊かなバックグラウンドを持つアーティスト同士が、柔軟な発想で取り組めば、たとえテクニック的に凡庸であっても、素晴らしい音楽が作れる、という見本のような作品です。

本作はジャズ批評誌の最新号 No.146 『 ピアノ・トリオ Vol.4 』でも3人のライターが推薦されていました。全7曲で録音時間35分ですから、1時間以上の作品が当たり前の時代にあっては、非常に短く感じます。あっという間に聴き終えてしまいます。でもその潔さがかえって作品のイメージを明確にし、よい結果を導いているようです。6曲がイゴール・プロハースカのオリジナルで、1曲がベーシストのクリスチャン・ペレスのオリジナル。やはり、これから売れるためには、クラシック音楽教育に裏付けられた高度な技術と、哀愁かつポップな馴染みやすいメロディセンスが必須条件なのでしょう。あと4ビートだけに拘泥しているとダメですね。

  

余談ですが、ジャケットの車はスペインの自動車メーカー、SEAT ( セアト )の60年代から70年代にかけて生産された車のようです。当時はフィアットとのライセンス契約で、フィアットのモデルを生産していました。このSEAT 850 もその一台です。しかし、1980年にフィアットが撤退し、現在はフォルクスワーゲン傘下にあるようです。日本への正規ルートでも輸入は行われていないので馴染みが薄いかもしれません。

で、面白いのは、リーフレットにある上の写真です。フロント中央に羽を広げたようなロゴが付いていますが、よく見ると『 JAZZ 』 と書かれてあります。本当はここには社名の『 SEAT 』と記されている車なのですが、この撮影のためにわざわざ特注したのでしょうか。お金のかかっていないアート・ワークのようで、隠れたところにちゃんとお金をかけている粋なお仕事ですね。


アルバムのタイトル曲 ≪ Easy Rout ≫ 。
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Comment


Unknown

掲載されているCDを買いまくってますね~。

僕としてはOlivier Trummerは、「あり」かな
って思いましたが、買うかどうかは迷ってます。

Joop Van Deurenは僕も欲しいので、今週末にも買ってくるか、店頭になかったら通販でオーダーしようと思ってました。

fm trioやNew Trio Oneの印象は、聴いたら教えてくださいね。Maryさんの感想を聴いてから、買うかどうか決めようかな。

最近の国内盤で欲しいものが全然なので、
もっぱらこのところ、輸入盤ばかり買ってます。とは言っても、忙しくて未開封のCDが
山積みになってます。

CHris Kase,
サド=メルのヨーロッパライブ、
クリス・ミン・ドーキーのベスト盤
ジェーン・モンハイト
etc

まだ聴いていません。

criss to Marty |  2008/11/12 (水) 23:38 [ 編集 ] No.3560


Unknown

Youtube って、便利ですよね。
この曲が、タイトル曲で、おそらく
アルバム中、ベストな曲だと思うのですが、
こうしてタダで、ライブ映像が見られちゃうん
ですからね。
CD買わなくても、これでだいたいの人は
十分でしょうね。

criss to ピッピさん |  2008/11/12 (水) 23:10 [ 編集 ] No.3561


さすが

クリスさん、こんばんは。
クリスさん、さすが細かいところまで見ておられますね。本作は、fm trio、Joop Van Deuren、Magnus Hjorthと同時注文しており、抱きあわせの関係で未着です。早く聴きたいな。
Olivier Trummerは視聴してやめました。ちょっと私とは合わないですね。行きつけの店では、評価真っ二つだそうです。まあまあという人は皆無だそうです。結局これをやめて、New Trio Oneにしました(笑)

Marty |  2008/11/12 (水) 22:21 [ 編集 ] No.3562


Unknown

なかなか小粋なジャケットに仕上げてありますね。よく見なければ気付かないロゴを変えるなんて、凝っていますね。こんな仕事をする人が好きなんですよねぇ。曲も軽快で元気が出ます

ピッピ |  2008/11/12 (水) 20:35 [ 編集 ] No.3563

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