雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Pat Metheny / Orchestrion ( 3 )

   ↑  2010/02/06 (土)  カテゴリー: guitar



Pat Metheny  /  Orchestrion ( 1 ) はこちら 。

Pat Metheny  /  Orchestrion ( 2 ) はこちら 。

前回からのつづき 。

さて、肝心の内容だが、これがあまりにも自然な演奏で、ひとたび聴きだすと、それがコンピュータ制御された≪ からくり音楽 ≫ であることをすっかり忘れてしまうほどだ。

圧巻は、立体的に繰り広げられるパーカッションやヴィブラフォン、マリンバの饗宴だ。あまりにも多重奏過ぎて、今、どんな楽器がどう響いているのか整理できないほど色々な音が詰まっている。理屈ではアクチュエータの数だけ音を重ねることができるのだから、それはもう千手観音ごとき音数である。しかし不思議と圧迫感はない。

音楽の主軸をパーカッションやヴィブラフォンなどの自動化しやすくMIDIデータとして扱いやすい打楽器に据えた点も、このプロジェクトを成功させた鍵であろう。そしてなによりも、自動化がもっとも難しいギターが、メセニーの本職だったことも幸いしている。

眼前に広がる音世界は、まぎれもなく聴き慣れたメセニーのそれであり、音楽的な妥協もなく、クオリティーの低下もみられない。そこが凄い。

どう凄いかと云うと、つまり、こういうことだ。 

前述したように、今回のプロジェクトは LUMER と Ragtime West という2社の自動演奏に関する技術力がなければ成しえなかった。それは間違いない。しかし、この2社が製作した楽器ロボットの奏でる音楽を実際に聴いてみると、驚くことにあまりにもチープでお粗末だ。

LUMER の制作した Guitarbot は実験レベルの楽器に留まっているし、Ragtime West の自動演奏ギターにしても工芸品の域を脱していない。にも関わらず、これらの楽器を聴いたメセニーは “ これは使える !! ” と判断した。そして実際、これらの不完全な道具を操り、ものの見事に PMGのサウンドを再現してしまった。その才能にただただ驚くばかりだ。

本作の音楽としての出来は普通かもしれない。しかし、こんな玩具のような楽器だけで、これほどのジャズを作り上げてしまうことを考えると、やはりメセニーは天才と言わざるを得ない気がする。

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