雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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The Osian Roberts & Steve Fishwick Quintet / ... With Cedar Walton !

   ↑  2010/02/24 (水)  カテゴリー: group
OSIAN ROBERTS & STEVE FISHWICK _cedar wlton
The Osian Roberts & Steve Fishwick Quintet / ... With Cedar Walton ! ( amazon )
2009 Hard Bop Records HBR33006


Steve Fishwick ( tp ), Osian Roberts ( ts ), Cedar Walton ( p ), Peter Washington ( b ), Matt Fishwick ( ds )




英国では最も優れたトランペッターと賞されているスティーヴ・フィッシュウィック ( Steve Fishwick , Manchester , 1976~ ) と、タビー・ヘイズの後継者と期待されているテナリストのオシアン・ロバーツ ( Osian Robers , Wales , 1976~ ) の双頭クインテットによる第三作目となる最新作。

彼らのスタイルは、50年代後半から60年代初頭のハードバップ、ファンキー・ジャズを完全に踏襲するもの。 Blue Note や Riverside あたりの作品を想起させるスタイルだ。僕は彼らの演奏を聴いてジュニア・クック=ブルー・ミッチェルの Jazzland 盤 『 Junior's Cookin' 』 やソニー・クラークの Blue Note 盤『 Leapin' and Lopin' 』 あたりを連想した。

現代の演奏家がこの種の古典的な楽曲を扱ったり作曲する場合、なんらかの新しい手法を織り交ぜ、現代風にアレンジして再演したりすることが殆どだが、彼らはそのような味付けは一切しない。古典は古典のまま演奏する。全くそこには照れや迷いはない。コークスクリュー・フレーズやスネーク・フレーズなど、アウトするフレーズは全く用いない。ドレミファソラシドで如何に歌うか、という昔のミュージシャンがごく普通にやっていたことを彼らもやっているだけだ。こういうことができるミュージシャンって意外に少ない。最近のミュージシャンは理論武装でフレーズを組み立てていくから、彼らのように至極当たり前の素朴なフレーズだけでソロをとることをしないだよね。

さて、今作は三作目にして初となるゲスト・ミュージシャンを迎えての作品だ。そのゲストとはまさにハードバップ期の生き証人のようなピアニスト、シダー・ウォルトンと、多くのミュージシャンから絶大なる信頼を得ているベーシスト、ピーター・ワシントンの二人。フィッシュウィックとロバーツの二人は、訪米して彼らとレコーディングを行っている。スティーヴ・フィッシュウィック の双子の兄弟であるマットフィッシュウィックもドラマーとして参加している。マットは一応このクインテットのレギュラー・メンバーに名を連ねているが、現在はニューヨークを活動の拠点にしているようである。

全8曲で61分の演奏。フィッシュウィックのオリジナルが3曲。シダー・ウォルトンも≪ Head and Shoulders ≫ という曲を提供している。この曲はウォルトンの Prestige に残されたデビュー・アルバム『 Ceder! 』( 1967 ) に収められていた曲。それ以外にはクインシー・ジョーンズの名バラード≪ Quintessence ≫ をカヴァしているのが嬉しい。この曲はコールマン・ホーキンスのカヴァが有名かな? 僕個人的にはフィル・ウッズの『 This is How I Feel About Quincy 』 に収められていたカヴァが好きけど。でもなんだかんだ云って、この曲はクインシーのオリジナル (やはりウッズがソロをとっていた ) が最高だけどね。

彼らのジャズをたとえ100回繰り返し聴いたとしても、そこからジャズの未来は決して見えてこないだろう。がしかし、僕らがジャズにハマり始めた若かりし頃のピュアな気分を大いに蘇らせてくれるには十分魅力的だし、そこには決して忘れてはいけないものが込められているように思う。

OSIAN ROBERTS & STEVE FISHWICK QUINTET _2nd On The Up And Up  ( HMV )
2008 Hard Bop Records HBR33003


Steve Fishwick ( tp ), Osian Roberts ( ts ), Oliver Slama ( p ), Dave Chamberlain ( b ), Matt Fishwick ( ds )





最新作よりもこちらの方がノリがイイ。「俺たちはアメリカが好きなんだぞ~。」って云う感じが伝わってきて微笑ましい。ジャケットもモロ Riverside だね。殆どがオリジナル曲なのだが、そのメロディーが非常に耳に馴染みやすく清々しく、初めて彼らのアルバムを買うならこの第二作目がお薦め。


OSIAN ROBERTS_STEVE FISHWICK_1st Too Much !  ( amazon )
2003 Hard Bop Records HBR33001


Steve Fishwick ( tp ), Osian Roberts ( ts ), Oliver Slama ( p ), Dave Chamberlain ( b ), Matt Fishwick ( ds )






2003年の初作。英国ハードバップ専門の新興レーベル Hard Bop Records の記念すべき第一弾作品。なかなかの好盤。何処となくSP盤っぽいアートワークが香ばしい。
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