雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

ブログパーツ

スポンサーサイト

   ↑  --/--/-- (--)  カテゴリー: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/?overture" target="_new

--/--/-- | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Bobby Broom / Clean Sweep ・Livin' For The Beat

   ↑  2010/04/06 (火)  カテゴリー: guitar

bobby broom livin' for the beat Bobby Broom /Clean Sweep ・ Livin' for the Beat  ( amazon )
2010 Expansion Records ( GRP原盤 1981&1984 )


Bobby Broom (g,b,drum programing), Terry Burrus (rhodes, e-p), Marcus Miller (b), Victor Bailey (b), Omar Hakim (ds), Dave Grusin (synth), etc.



1982年、この世にコンパクドディスクが登場して以来、LP時代のありとあらゆる音源がCD化されてきました。近年はかなりディープな領域までCD化が進んできた感がありますが、でもいまだにCD化されていないアルバムも意外に多かったりします。CD化されないがためにLPを処分できないでいるアルバムを誰しも何枚かあるんじゃないでしょうか。僕個人としてはメインストリームのジャズの分野よりもむしろ70年代から80年代のFusion / AOR の分野で再発してほしい作品が多くあります。

それでも最近、かねてから一日千秋の思いでCD化を待ち望んでいたジョン・クレマーの 『 Finesse 』 ( 前項あり ) やジェフ・ローバーの 『 The Jeff Lorber Fusion 』 ( 前項あり ) などが再発され、あらためて≪ 現存する全ての音源はいつかは必ずCD化される ≫ という思いを強めました。で、まだまだCD化してほしいアルバムはあるのですが、その中の一枚がこのたび突然、再発されました。とあるサイトで偶然見つけたのですが、その時はほんと、胸がじわ~と熱くなりました。こんなCDのことをアップしても誰も読んでくれそうにありませんが、ほんと嬉しいので、アップしちゃいました。

本作はギタリスト、ボビー・ブルーム ( Bobby Broom , NYC , 1961~ ) の81年のデビューアルバム 『 Clean Sweep 』 と84年のセカンドアルバム 『 Livin' For The Beat 』 をカップリングした 2 in 1CDです。CD化してくれるとすれば、おそらく米国の再発レーベル Wouned Bird あたりだろうと踏んでいたのですが、意外にも再発してくれたのは英国のDISCO / SOUL 系の再発専門レーベル Expansion Records でした。確かに、内容的には半分はBCM 系のサウンドですからね。なるほど納得。



ボビー・ブルームは、80年代初頭にフュージョン・ブームの勢いに乗りシーンに登場し、GRPからこの2枚のリーダー作をリリースするも期待通りのセールスが得られず契約を打ち切られ、シカゴに居を移したのが1985年のこと。70年代から80年代にかけてロリンズのバンドに長期に在籍し、また、レコーディングすらないものの87年頃にはマイルスのバンドに参加していたという輝かしい実績があるにも関わらず、当時はほとんど話題にのぼることはありませんでした。90年代には Criss Cross と契約しレコーディングを行うもやはり2作品を制作しましたがその後が続かず、同時期に Criss Cross から次々と作品を発表していたピーター・バーンスタインに大きく水をあけられたかたちで退散。結局シカゴを拠点に現在までライブハウスなどで地味に活動しているようです。

そんなわけで、本作は当時のフュージョン&ディスコ・ブームの波に乗って制作された下心見え見えのイロモノですので、真摯はジャズファンには決してお薦め致しません。

プロデュースはBCM界の売れっ子チーム、テッド・カリアー&デヴィッド・スプラッドリーとデイヴ・グルージン&ラリー・ローゼンの二組が半々づつ担当しています。

僕が特に愛してやまないのはセカンドの 『 Livin' For The Beat 』のほうで、その中でも≪ Let's Stay Together ≫ と ≪ Rubye ≫ の2曲はソフト&メローのブラコン寄りのギター・フュージョンで、お気に入りです。流石に Linn Drum やシンセの音には時代を感じずにはいられませんが、ギターソロのラインは惚れ惚れするほど美しいです。マイナー・ペンタトニック+♭5th を主軸に、コード分散的フレーズと大胆なクロマチックラインを織り交ぜながらソロを構築していく手法はジョージ・ベンソンそのものなのですが、彼の場合はそのベンソン・フレーズに加えて、グラント・グリーンっぽいニグロ臭も漂わせているところが彼独自の個性になっているんじゃないでしょうか。

当時はベンソンズ・チルドレンなんて揶揄はなかったけれど、いま聴くと、まさにベンソン直系のフォロアーらしいスタイルです。近年、日本人のジャズギタリストもかなりレベルが高くなってきましたが、どんなに日本人が巧く弾こうが、ボビー・ブルームのようなギターを弾けるミュージシャンは現れないんだろうなぁ、と思います。

ところで、このアルバムとの出会いは今は亡き城達也さんがナレーションと務めていたFM東京 ( 現:Tokyo FM ) の深夜の音楽番組『 ジェットストリーム 』でした。“ 遠い地平線が消えて、 ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、 たゆみない宇宙の営みを告げています。~” 懐かしいですねぇ。提供はJALだったんですよね。このボビー・ブルームの曲≪ Rubye ≫ がラジオから流れだしたときの何とも言えない心地よさって今でも鮮明に覚えています。その時の番組でいっしょに流れたのが、マイケル・ブレッカーの参加しているマーク・グレイの『 Boogie Holet 』でした。そうえいばこれもまだCD化されていないんじゃないでしょうか。
関連記事

FC2スレッドテーマ : JAZZ (ジャンル : 音楽

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/blog-entry-1302.html

2010/04/06 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


 すごくうれしいーーー!!!
このサウンドですーーー!
2009年に初めて知ったのに、たまらなく好きです。
 クリスさんが紹介して下さったCDを探していましたが、見つからず、諦めていましたが、これで曲は違うけど、このサウンドに囲まれて、日々を楽しめそう!
在庫が無くなるといけないから、まず、オンラインで注文をしてから、書き込んでいます。
 どうしてこんなに嬉しいのか理由がわかりませんが、全てが吹き飛んで、誰にも優しくなれる、一番良い、パワフルな私が満ちてきます。
パワフル、パワフル、、何でも来ていいよーーー、YES!  って気分です。
 また、Jeffさんの記事、、さりげなく、、、、うれしい、、うれし、、、。
本当に、うれしい、、、大切にして下さってありがとうございます。
(私は、ただの、ほんとうに、ただのファンですが、、なぜか、、感謝!)
大好きなJeff Lorber Fusion、、、春が廻ってきたのに、今年の3月も来日は無かった。この桜を見せてあげたいのに、、、。
あの感動のステージをブルーノート東京で見たい、いつも願っています。
また、友人達が、こんなこと書くと、笑うので、匿名で書けば良かった、、、。

 先日、東原さんという名字を見て、すぐに、東原力哉さん?
って名前を思い出しました。
以前、友人が、ドラム譜を書く時は、東原さんをお手本にアレンジをしている、と言っていました。
私が全く知らないので、話はそこで終わってしまいましたが、当時は、PCで調べたりって時代でもなく、ふーーん、と聞くだけでした。
今なら、たくさん質問したり、共感してあげられた、と思うと、悪いことをしました。力説していたので、本当にすごい方なんだろう、と思いました。
 トランプをした別の友人は、仲間で三重県の合歓の郷に遊びで行った時、ナニワの方々が、仕事でみえていて、どんな職業の人かも知らなかったみたいでしたが、レクレーション施設でお話しているうちに、誰かがトランプを持っていて、盛り上がったみたいです。
偶然、っていろいろあるのですね。

ひまわり |  2010/04/06 (火) 23:25 No.3856


ひまわりさん、こんにちは。


>在庫が無くなるといけないから、まず、オンラインで注文をしてから、書き込んでいます。

こんなCDを買う人は少ないから、どこのショップ、通販業者も仕入れはごくわずかでしょうから、思い立ったらすぐ買わないとなくなっちゃいますよね。
僕はアマゾンで買いましたが、まさにロングテールの先っぽのような商品だと思いますよ。

それにしてもこのサウンドに共感していただいて、僕もうれしいです。クロスオーバー~フュージョン~スムースジャズと名前が変わってきましたが、やはり時代時代で独特のサウンドってあるもので、この頃のボビー・ブルームらのサウンドって絶対、今聞けないですよね。このボビー・ブルームのサウンドは現在ではノーマン・ブラウンあたりに引き継がれていると思うのですが、でもやっぱり80年初頭の古めかしいシンセやドラムの音は今はやる人もいないし、やっても売れないだろうから、結局は古いLPを聴くしかありませんね。

ジェフのファンのひまわりさんには申し訳ありませんが、僕はジェフに関しては圧倒的にJLF時代が好きですので、今度の新作は大変うれしいです。できるだけあの当時の泥臭いフュージョンを再現してもらいたいです。

東原力哉の当時の映像はyoutubeでも観られますので、ぜひ観てみてください。かなり個性的です。当時は裸足でドラムを叩いていたと記憶してますが、最近はどうなんだろう。

criss to ひまわりさん |  2010/04/08 (木) 10:20 No.3860

コメントを投稿する 記事: Bobby Broom / Clean Sweep ・Livin' For The Beat

お気軽にコメントをぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメントとして投稿する。(管理人にのみ公開)
 

Trackback

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。