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Eugene Maslov / Where The Light Comes From

   ↑  2010/04/22 (木)  カテゴリー: piano
Eugene maslov_Where The Light Comes From...Eugene Maslov / Where the Light Comes from  ( amazon )
2007  Blue Canoe Records

Eugene Maslov (p), Vinnie Colaiuta (ds), Dave Carpenter (b), Trey Henry (b), Boris Kozlov (b), Alex Berenson (tp), Hubert Laws (fl), Bob Sheppard (ts), Louis Conte (per), Matt Doran (g)



ロシア出身の超絶技巧のピアニスト、ユージン・マスロフ ( Eugene Maslov , St Petersburg , 1959~ ) の2007年にリリースされた通算4作品目となる最新作。

マスロフは1989年にアメリカに移住し、現在はマサチューセッツ州ボストンを拠点に活動しています。移住後の1992年に録音された 『 Autumn in New England 』 が幻の名盤化され、高額取引物件として流通していたことで有名になったピアニストです。そのレア盤も近年、めでたく別ジャケで再発され、随分と手に入りやすくなりました。

同盤はロシア人の弾くピアノのイメージからはかなりかけ離れた欧州的抒情派路線の作品でした。 非常に丁寧に音を選びながら制作された名盤の名に恥じない素晴らしい出来具合だったのですが、僕個人的には、その後にリリースされた4作品、すなわち、『 When I Need To Love 』( 1999 )、『 Face of Love 』[2000 )、『 The Fuse Is Lit 』( 2002 )、そして本作『 Where The Light Comes From 』( 2007 ) のほうが、好みです。どの作品も4ビートとフュージョン・タッチの楽曲がバランスよく配されていて、色彩感豊かで、躍動的で、聴いていて純粋に楽しい作品なのです。僕はこの4作品からお気に入りの曲をプレイリスト化してよくiPod で聴いています。

本作はピアノ・トリオ編成を軸に、曲によってヒューバード・ローズやボブ・シェパードなどの管が入っています。ドラムスのヴィニー・カリウタとヒューバード・ローズは前作でも参加していました。

アルバムはエヴァンスの ≪ Nardis ≫ で幕を開けるのですが、なんと意表をついて≪ Nardis ≫ をシャッフルビートで演奏しているのです。なかなかないですよ跳ねるナルディスは。マスロフは 『 Face of Love 』 でもハンコックの ≪ Chan's Song ≫ をラテンで演奏したりしていますから、そういう奇想天外のアレンジって好きなんでしょうね。この ≪ Nardis ≫ は MOONKS の大河内善宏氏が選曲したコンピレーション・アルバム 『 MOONKSTYLE2 』 にも収められていたのでお聴きになった方もいるのではないかな。

ボリス・コズロフといい、カリウタといい、馬鹿テク達がサポートしているので全体にきりっと締まった印象を受けます。メカニカルなキメや変拍子、高速リフなど、テクニック嗜好のファンは大喜びする要素がいっぱい詰まっています。しかし逆にそのあたりが飽きやすく、底がすぐに見えちゃたりするかもしれません。



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2010/04/22 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


Crissさん、こんばんわ。

いやはやEugene Maslovの作品全てお持ちなんですね~、凄い。。。
自分は本作と『Autumn in New England』『The Face of Love』は持ってます。

そうでしたね、「Nardis」は『MOONKSTYLE2』に収められてたんですよね。
話は逸れますが、この『MOONKSTYLE』で大のお気に入り曲が収められてるんです。Joe Robinson「The Hare」がそれです!これ最高ですっ!!Joe Robinsonもザ・テナーっていうテナー吹いてますし。「The Hare」が収められてる作品も愛聴盤です。


Eugene Maslovは自分も間違いなく超絶技巧の持ち主だと思うんですが、この人のフレーズは歌ってますよね。キラリと光るフレーズがそこかしこで聴けて引き込まれます。こう言うとこが堪らなく好きだったりします。
「Hawaiian Evening」良いですね~、正にタイトル通りの曲ですね。全曲いいんですが、冒頭からのセンス良いリズム・チェンジやキメが楽しい「Last Lay」や、懐かしい雰囲気に旨口なソロが聴ける「Mother's Player」なんかも好きです。
『The Face of Love』がまた良いんですよね~。
やはり白眉は美メロの「Through Russian Eyes」。こういう曲は堪りません!雰囲気抜群!

SINTETIC |  2010/04/22 (木) 23:30 No.3903


SINTETICさん、こんばんわ。

>いやはやEugene Maslovの作品全てお持ちなんですね~、凄い。。。

でも全部で5枚ですから、大したことないですよ。この人、けっこう好きで、実はこっそり愛聴していたので、あまりみんなに知られたくないピアニストだったんですよね。

>Joe Robinson「The Hare」がそれです!これ最高ですっ!!

全くのノーマークでした。全然知りません。HMVで取り寄せられるようなので、とりあえずカートに入れておきました。試聴できるところをちょっと探したけれど見つからないので、まあ、1600円で安いし、買ってみるとします。

>Eugene Maslovは自分も間違いなく超絶技巧の持ち主だと思うんですが、この人のフレーズは歌ってますよね。キラリと光るフレーズがそこかしこで聴けて引き込まれます。

そうね、きらきらしてますよね。弩ジャズでもないし、かといってフュージョンばかりでもない、なんだか不思議な立ち位置でやってますよね。個人的にはエルダー・ジャンギロフなんかより数倍、好きですね。


>「Hawaiian Evening」良いですね~、正にタイトル通りの曲ですね。

これ、スティックス・フーパーに捧げた曲みたいです。前作がフーパーがプロデュースしていて、なにかと繋がりがるみたいですよ。

>やはり白眉は美メロの「Through Russian Eyes」。こういう曲は堪りません!雰囲気抜群!

僕もたまりません。あまりこういうのを「好きだぁ~」とは大きな声で言いにくいでしょ、とくにジャズのマニア相手には。こういうのばっかり聴いているのもどうかなって思うけど、たまに聴くと、なんだか気持よくなりますよね。この人、程良くジャズっぽいフレーズを挟み込むので、聴きこたえもあるし、実にいいですね。いや~、マスロフの話題が出るとは思ってもいませんでしたね。隠れマスロフ・ファンって、意外に多かったりしてね。

ということで、今日は「The Fuse is Lit 」を聴いています。
では、また。
よい週末を。

criss to SINTETIC |  2010/04/23 (金) 22:11 No.3905

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