雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Silje Nergaard / Port of Call

   ↑  2010/05/09 (日)  カテゴリー: vocal
Silje Nergaard_port of call
Silje Nergaard / Port of Call
2000 Universal


Silje Nergaard (vo)
Tord Gustavsen (p)
Harald Johnsen(b)
Jarle Vespestad(ds)






16歳のときにジャコ・パストリアスと共演し、1990年にパット・メセニーの後押しを受けデビュー。今やノルウェーを代表するジャズ&ポップス・ヴォーカリストとなった歌姫セリア・ネルゴー( シリエ・ネルゴール?  Silje Nergaard , Steinkjer, 1966~ ) が新作をリリースしました。


とは云ってもリリースされたのは昨年のこと。実はつい先日、拙ブログの読者でいらっしゃるアニキさんから教えていただき、初めて最新作がリリースされていることを知った次第です。で、喜びいそんで注文しようとしたけどこれがDisk Unionにも、HMVにも、Amaoznにもない。唯一、取扱っていたのがいつもはほどんど利用しない Tower Records Online のみ。しかも本国から取り寄せで4週間待ちらしい。通りで情報が入ってこなかったわけです。


10年来の大ファンの僕としては大変楽しみな新作ですが、これがなんとメトロポール・オーケストラとの共演盤なのです。当然、ヴィンス・メンドゥーサが指揮。ということで今から一人で盛り上がっています。


そんな訳で久しぶりに今日は僕が特に愛聴している2000年にリリースされた作品 『 Port of Call 』を聴いています。爽やかな微風が心地よい今の季節にはぴったりの快作です。と云うか、あんまり大きな声では云えませんが、これ、大名盤です(きっぱり)。


デビュー以来、どちらかというとポップス系のフィールドで活躍していたセリアでしたが、いまひとつパッとしなかったため、起死回生を狙って制作されたのがこのジャズ路線の 『 Port of Call 』です。バックはノルウェーのキース・ジャレットの異名をもつピアニスト、トルド・グスタフセン ( Tord Gustavsen , 1970~ ) のトリオで、曲によってはストリングスが入るシンプルな構成。彼女の透明感のあるキュートな声質が北欧の詩情性とうまく溶け合い、なんとも心地よい音空間を創造しています。純ジャズ作品と云っても、もともとポップな資質が備わっている彼女ですから、非常に聴きやすく、いわゆる“ イヤー・キャンディー ( Ear Candy ) ” 的なサウンドです。


スタンダード9曲とオリジナル3曲の計12曲という構成。スティングの≪ If You Love Somebody ≫ なんかも洒落たアレンジで演奏しています。この作品が素晴らしいのは一曲として駄曲がなくどれもイイ曲であるいこと。捨て曲なしの完璧な曲構成なのです。そのなかでも一番のハイライトはオリジナル曲の M-6 ≪ The Waltz ≫。優雅に響くストリングスのさざ波に乗ってセリアの甘くチャーミングな歌声が微かに震える。そこには現在の路線の礎が見られます。


この作品は当時、ジャズチャートでもかなりいいところまでいってヒットしたようです。ジャズ・ヴォーカリストとしての自信をつけたセリアは、その後もコンスタントに作品をリリースしてきましたが、近作は作風としてやや単調な印象も拭いきれません。最新作はレーベルを 古巣Emarcy / Universal Norway からColumbia に乗換え、心機一転、どんなジャズを聴かせてくれるのか大変楽しみです。


Silje Nergaard / A Thousand True Stories
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Comment


クリスさん、こんばんは。
セリア・ネルガードが正解だそうです。
クリスさんもセリアさんが好きなんですね。
セリアさんの歌声を仕立ての良いスーツに例えたマハールさんの評が的を得ています。
http://www.ne.jp/asahi/photo/jazz/jazz/today/2003/03/200303.htm#2003/03/08

Marty |  2010/05/09 (日) 23:53 [ 編集 ] No.3938


Martyさん、おはようございます。

>セリア・ネルガードが正解だそうです。
シリエのほうが本当の発音に近い、なんて記述もネットで見かけましたけどね。
" gaard " も " ゴー" と発音し、" d " はサイレントなのかとおもってました。
ベーシストの Jesper Lundgaard もイェスパー・ルンゴーって普通みんな云ってますよね。

マハールさんのサイト、拝見しました。このサイト、時々検索しているとヒットしますが、この方、海外に住まわれている方なんですね。このレビューを読んで初めて知りました。

criss to Marty |  2010/05/11 (火) 05:00 No.3940


crissさん、サイトのデザイン、素敵になりましたね♪ それから、先ほど、メールを送らせて頂きました。

先日、WDRで、Echo Jazz 2010という番組を見たのですが、この女性が、出ていました。何人だろうね、きっと、フィンランドかな、なんて、相変わらず、主人と適当な会話をしていました(笑)他に、Echo Klassik という番組があるのですが、毎年一度、主にその年に活躍したアーチストに、オスカー賞みたいな感じで授与されます。クラシックの方は、毎年、旬のアーチストが見れるので、見ているのですが、ジャズの方は、今年が始めてのプレミア番組だったようです。

そうそう、例のミヒャエル・ウォルニーも出ていました。他に、ニルス・ランドグレンのバンド、ウォルフガング・ハフナー、
クラウス・ドルディンガー、カーティス・シュタイガー、パオル・クンーンなども出ていました。授与式込みの90分番組ですが、一応、面白そうかなと思い、録画してみました。他の録画済みのものと、時期を見て、お送りしますね。

Laie |  2010/05/16 (日) 17:24 No.3954


Laieさん、こんにちは。

写真、拝見しました。Laieさんの演奏風景は初めて拝見させていただきましたが、
和服で琴、とは、おそらくドイツ人には大ウケだったことと思います。
後方の壁にディスプレイされていた絵画(絵柄ははっきりしませんが)もLaieさんが
書かれたものなのでしょうか?

>WDRで、Echo Jazz 2010という番組を見たのですが、この女性が、出ていました。何人だろうね、きっと、フィンランドかな、なんて、相変わらず、主人と適当な会話をしていました(笑)

フィンランドではなく、ノルウェーですね。でも僕も実はすぐこのあたりの北欧のミュージシャンがどこの国なのか、忘れることが多いです。僕にとっては、フィンランドもノルウェーもスウェーデンもあまり大差はないのです。ついでに、いまだにデンマークとオランダの区別もつきません。ミュージシャンの調べ物をするときはできるだけ地図を見ながらしているのですが、それでも最近は物覚えがわるくて覚えきれないんですよ。

Echo Klassik は知りませんでしたが、今のドイツのジャズ・シーンがリアルに理解できそうな出演者ですね。ぜひ見てみたいです。日本に入ってくるドイツのジャズ事情なんて、完全にCD取り扱い業者のフィルターを通ってきた情報なので、かなりゆがんでいますから、あてになりませんので。

いつもいつもどうもありがとうございます。

criss to Laie |  2010/05/17 (月) 22:26 No.3957


crissさん、経った今、少し長めの文章になってしまいましたが、御質問の内容も含め、メールさせて頂きました。

そうそう、Echo Jazz の番組ですが、司会がトランペットのティル・ブレーナーでビックリしました。大人しいイメージが何となくあって、あんなに素晴らしい進行ができる才能の持ち主だったのかぁ。。と驚かされました。それから、私が敬愛している、ゲッツ・アルスマンも賞をもらっていました。アーチストによっては、演奏はしないで、トロフィーのみの人もいました。

ニルス・ランドグレンの演奏最中に、電波の関係で、一時画面が真っ黒になってしまったのですが、どうやらWDRの方での手違いのようです。10秒くらいだったかな。。御了承下さい。

Laie |  2010/05/18 (火) 04:18 No.3960


Laieさん、こんばんわ。

メール拝見しました。でもやっぱり演奏レベルはプロ級ということですよね。プロの方と共演できるということはそれなりのレベルないと務まりませんから。それから400人も集まるライブって、素人では無理ですし。

>ニルス・ランドグレンの演奏最中に、電波の関係で、一時画面が真っ黒になってしまったのですが、どうやらWDRの方での手違いのようです。

僕はそういうことは全然気にならないほうなので、問題ないですよ。

あ、そうそう、以前いただいた Michael Wollny のアルバムを先日2枚入手しました。まだ聴いていませんが。近いうちにアップするつもりですが、日本語の彼に関する情報って皆無で、ネットで検索するとみんなドイツ語でちんぷんかんぷんなのです。

ということで、今日はこれから明日の仕事の準備で明けがたまで寝られそうにありません。
では、また。

criss to Laie |  2010/05/18 (火) 20:55 No.3965

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