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Jeff Lorber Live @ Blue Note Tokyo

   ↑  2008/03/16 (日)  カテゴリー: live report
Jeff Lorber Live @ Blue Note Tokyo

3月14日(金)、Blue Note 東京での Jeff Lorber のライブを観てきました。20年以上も彼のファンだったのに、生で観るのは今回が初めて。ただし、最近はあまり彼のCDを買うこともなかったですが、第50回グラミー賞で≪ Best Contemporary Jazz Album ≫( category45 ) に最新作『 He Had A Hat 』がノミネートされたのを知り、久し振りに思い出し買ってみたのです。そしたらこれがなかなか素敵なアコースティック・ベースの作品で、原点回帰と言うか、温故知新と言うか、70年代末から80年代前半頃のAritsa時代を彷彿させる打ち込みなしのファンキーな楽曲もあり、一曲だけですが4 Beat (しかもバップ!)などもやっていて、凄く良かったのですね。青春時代―特に女性にモテたいシチュエーションの時―にあれほどお世話になったのですから、お礼の気持ちも込めてライブを観るにはイイ時期かと思い、大雨の中、南青山まで車を飛ばして行ってきました。

今回のツアー・メンバーはNate Phillips (b)、Ricky Lawson (ds)、Eric Darius (as) の4人。ベースのNate Phillips は全く知りませんでしたが、ネットで調べたところ Dazz Band のメンバーだったとのこと。ドラムスのRicky Lawson はご存じYellowjacket の初代ドラマーで、Steely Dan の作品(たとえは『 Two Against Nature 』など)にも参加している凄腕で、なんでもMichael Jackson のサポートも務めた経歴を持つそうです。会場からの拍手が一段と多かったのも彼でした。Eric Darius は若干21歳のサックス奏者で、Art Porter ~ David Coz系譜の典型的なSmooth Jazz系の吹き手です。

この日の演奏曲目は以下の通りです。

< Set List > 2008. 3. 14. PM9:30~ 2nd Stage
1. NIGHT SKY( 新曲? たぶん )
2. ANTHEM FOR A NEW AMERICAN( from Album 『 He Had A Hat 』 )
3. NIGHT ON THE TOWN ( from Album 『 Night on The Town 』by Eric Darius )
4. TUNE 88 ( from Album 『 Water Sign 』 )
5. BC BOP( from Album 『 He Had A Hat 』 )
6. STEPPIN' UP ( from Album 『 Just Getting Started 』by Eric Darius )
7. HE HAD A HAT ( from Album 『 He Had A Hat 』 )
8. WATER SIGN ( from Album 『 Water Sign 』 )
9. THE UNDERGROUND ( from Album 『 Worth Waiting For 』 )
Encore
10. TOAD'S PLACE ( from Album 『 Water Sign 』 )

やっぱりと言うか、最新作『 He Had A Hat 』からは3曲だけで、なんと“ Jeff Lorber Fusion ” 時代の名盤『 Water Sign 』( 1979 Arista )から3曲も演奏してくれました。さらにはこれまた90年代を代表する名盤『 Worth Waiting For 』から≪The Underground ≫ もアナログで再演してくれるし、個人的には期待通りと言うか、期待以上の選曲に大満足。終始にやけっ放しで、傍から見たらさぞや気持ち悪いおやじだったでしょうね。

ただ、衝撃的だったのが、Jeffのギター! そう、彼はなんとギターもステージで弾いてしまったのですよ。これには吃驚。そしてそのテクニックがビミョーなのです。どう表現していいかわかりませんが、二日酔いの上に持病のキレ痔が悪化して演奏どころではないのにマイルスに頼まれたから仕方なしにスタジオ入りしたPete Cosey、、、のよう。しきりにカッティング・ギターをやるのですが (^-^;)。本人は完全に気分は Paul Jackson.Jr. のつもりかな。Jeff は90年代から時折、自分の作品の中でギターリストとして参加していましたから、弾けるのは知ってましたが、、、いや~参りました。でも楽しそうに弾いているその姿は愛らしく親近感が湧いてしまいました。

意外だったのが彼の機材で、グランドピアノとYamaha のシンセ S90ES のみと、いたってシンプル。たくさんのシンセやコンピューターを持ち込むのかと思っていたので、やや拍子抜けしましたが、彼が70~80年代にMINI-MOOGなどの多くのアナログ・シンセやローズを駆使して作り上げたサウンドは、今、たった一台のS90ES でいとも簡単にできちゃうのですね。90年代の一世を風靡し、数多くの彼のフォロアーを生み出した打ち込み系のサウンドは聴かれませんでしたが、個人的には昔懐かし “ Jeff Lorber Fusion ”がタイムスリップして蘇ってくれた楽しい一夜でした。

77年のデビュー以来、現在までに3枚のCompilation Alubum を含む計21枚の作品を制作しています。レーベル移籍も頻繁で、Inner City から始まり、Arista、Warner Brothers、Verve Forecast、Zebra、Samson、Narada、そして最新作を発表した Blue Noteと、渡り歩いてきました。噂によると既にBlue Note を離れ、Peak Records に移籍したとか。 そんな30年に及ぶキャリアの中で、個人的に愛着のある作品を数枚、ピックアップしてみました。

 
左:『 Water Sign 』  1979 Arista  右:『 Wizard island 』  1980 Arista
洗練される前の、フュージョンの名にふさわしいゴリゴリのファンク作品。Dennis Bradford という、どこかで聞いたことのあるような名前のドラマーと、Danny Wilson というベーシストが作りだすノリは凄まじかった。後にも先にもこんな強力ビートは聴いたことがない。この二人、いったい何処へ消えてしまったのだろうか。『 Water Sign 』 は第三作目で、『 Wizard island 』は第四作目ですが、最近やっとCD化されましたので、容易にしかも安く(1800円)手に入ります。絶対お勧め。なお、デビュー作『 Jeff Lorber Fusion 』(1977 Inner City)と第二作目の『 Soft Space 』(1978 Inner City)は、未だCD化されていません。


『 In The Heat of The Night 』  1984 Arista
僕がリアル・タイムで聴き始めたのが本作です。恥ずかしい話ですが、当時、『 Beppin' 』 という男性誌があったのですが、その雑誌の女性グラビアの隅の方に本作が紹介されていたのです。シタゴコロいっぱいで買った覚えがあります。よく女の子に聴かせました。結構、、、使えました。82年にJLFを解散後、急速にポップ化路線を推し進めたころの傑作です。


『 Worth Waiting For 』  1993 Verve Forecast
86年の『 Private Passion 』 が大ヒット作品したおかげで、各方面からオファーが殺到。一方、音楽の世界でも日進月歩のテクノロジー化の波が押し寄せ、それに乗ってますますJeff の音楽性は開花していったのでした。そして、多くのアーティストのプロデューサー業がひと段落ついた93年にやっとリリースされたのが本作。実に7年ぶりの新作でした。90年代には4枚の作品をリリースしていますが、どれも似たり寄ったりの作風で、ややマンネリ感が否めないのですが、その中でも本作は楽曲の出来がよく、何か聴こうという時にまず手が伸びる作品です。とにかく、爽やかでカッコいい。こんな作品を威張って「好きだ」とは言えませんが、車の10連奏チェンジャーの中にこっそり1枚ぐらい忍ばせておくにはもってこいの音楽です。


『 He Had A Hat 』 2007 Blue Note
昨年リリースされた最新作。先述したように、打ち込みに頼らないアナログ感に好感が持てる作品です。楽曲も良いし、何と言っても参加メンバーが凄いです。RandyBreaker, Chris Botti, Tom Scott, Kirk Whalum, Gerald Albright, Ada Rovatti, Bob Sheppard, Hubert Laws, Paul Brown, Paul Jackson.Jr, Russell Malone, Alex Al, Brian Bromberg, Abraham Laboriel. Jr, Vinne Colaiuta, Dave Weckl, Lenny Castro. その上、Blood, Seat & Tears のホーン陣が5曲で参加しています。
Randy と Ada、夫婦揃っての出演です。ドラマーのAbraham Laboriel. Jr はベースのAbraham Laboriel の子供さんなのでしょうね。
録音はいつものように、ロスのマリブ・ビーチ近くの高級住宅地に自宅を構えるjeff のハウス・スタジオ“ JHL Sound ” で行われています。当然、音質は最高です。
レーベル(Blue Note)の意向なのか、打ち込み系に飽きてきたのか、わかりませんが、なかなかジャズっぽくて、イイ感じです。あ、それから、全然知らなかったベーシストですが、Alex Al という人、かなり巧いです。

Jef Lorber の Official Web Site はこちら

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