雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Stephen Anderson Trio / Nation Degeneration

   ↑  2010/05/23 (日)  カテゴリー: piano
Stephen Anderson_Nation Degeneration.jpg
Stephen Anderson Trio / Nation Degeneration ( amazon )
2010 Summit Records


Stephen Anderson (p)
Jeffry Eckels (b)
Ross Pederson (ds)
Andrew Van Tassel(as M-3,4,7)





現在、ノースカロライナ大学のジャズ科の教授でもあるピアニスト兼作曲家のステファン・アンダーソン ( Stephen Anderson ) による最新作。2008年のデビュー作 『 Forget Not 』 に続くセカンド・アルバム。

彼は米国大学ビッグバンド界の名門、ノース・テキサス大学のOne O’ Clock Lab Band や Two O’clock Lab band に在籍していた経歴を持つが、今作のメンバーも同大学の卒業生である。3曲でアルトサックスのアンドリュー・フォン・タッセルが参加しているが、彼はアンダーソンが教授と務めるノース・カロライナ大学の生徒だ。

全9曲ですべてアンダーソンのオリジナル。硬質で切れ味鋭いリズミックな楽曲が並ぶ。彼はジャズのピアニストとしてライブ活動などを行う一方で、クラシックの作曲も行い、大学のオーケストラに楽曲を提供している。そんなバックグラウンドもあるためジャズのオリジナルにもクラシック的な重厚なハーモニーが頻繁に見られる。時に左手の重低音のバッキングはやや非ジャズ的に響くかもしれない。そして、モーダルで鋭角的、ときにパーカッシブに鍵盤を強打するあたりはハービー・ハンコックやマッコイ・タイナーあたりを連想させる。

ベースとドラムスの技量もなかなか高く、コンビネーションも抜群で息の合ったところをみせてくれる。随所のキメもカッコよく決まり気持ちがイイ。

あまり期待をしないで聴いてみたが、なかなか面白かった。彼らの限界もなんとなく感じながらも、それでも最後まで聴かせるだけの十分な魅力が詰まっているアルバムではないか。


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Comment


はじめてコメントさせていただきます。いつも楽しく拝見しております。

#1はリズミカルでアブストラクトな雰囲気がいいですね。"So What"みたいなモチーフにはちょっと笑いましたが・・・
#8は静と動の対比が印象的で感情を揺さぶられます。両曲ともドラムの切れ味いいプレイがすばらしいですね。

僕はまだまだジャズを聞き始めたばかりの若輩者なんですが、知らないプレイヤーも多く勉強になります。自分のような貧乏学生としては必然、入手できるCDも限られてくるのでどれを入手すべきか参考にしております。ありがとうございます。

Campo.f |  2010/05/27 (木) 19:45 No.4005


Campo.f さん、はじめまして。

>はじめてコメントさせていただきます。いつも楽しく拝見しております。
ありがとうございます。おそらく僕とだいぶ年齢が違うと思いますが、そういう別の世代の方も
見ていただいていると思うと、とってもうれしいです。中年親父ばかりじゃつまらないので、
これからも時々コメントくださいね。

それにしても毎日ブログ更新とはすごいですね。でもまあ、長く続けることが一番大切ですから、
息切れしないよう、ゆっくりいきましようね、お互い。

>"So What"みたいなモチーフにはちょっと笑いましたが・・・
そうですね、so what をフェイクしたようなテーマですね。

>僕はまだまだジャズを聞き始めたばかりの若輩者なんですが、知らないプレイヤーも多く勉強になります。
でも、ちょっとだけ拝見しましたが、十分ジャズを聞き込んでいるとお見受けしましたが。それから、ジェームズ・テイラーとかジョニ・ミッチェルとかキャロル・キングとか、古い音楽も聴かれるんですね。でもCampo.f さんにはきっとどれもが新譜を聞いているように新鮮にひびくのかもしれませんね。
まあ、拙ブログもかなり偏った選曲なので、バイヤーズ・ガイドにはなりませんが、少しでも参考になれるよう、てきと~に続けていきますので、今後ともどうかよろしくお願いします。

では、また。

criss to Campo.f |  2010/05/28 (金) 15:29 No.4010


決めぜりふ

 「随所のキメもカッコよく決まり気持ちがイイ。」って、本当にそうですね。自分も、期待した以上に良い作品でした。早速はステファインの生徒ですか、興味深い話ですね。自分はベースが結構気に入っています。もちろん、ステファンのピアノもですが。トラバっせてくださいね。

kumac |  2011/09/18 (日) 09:17 [ 編集 ] No.4489


kumac さん、こんにちは。

こんなアルバム持っていたことすら忘れていました。新譜ばかり聴いていないで、こういう手持ちの作品を繰り返し聴くことが本当は大切なんでしょうけどね。あらためて聴いてみましたが、非常に個性的なスタイルだし、ダイナミックで、スピード感もありいいですね。ベースも確かにうまいです。地元を中心に活躍するドメスティックなプレやーなんでしょうけど、この手の素晴らしいミュージシャンってアメリカにはたくさんいるんでしょうね。当然、なかなか日本には紹介されないひとたちです。このアルバムだってDisk Union や Vento Azul さんが取り扱ったからかろうじて僕らの目にとまったわけで、彼らバイヤーが紹介しなかったらまったく日本のファンには知られず埋もれてしまったミュージシャンですよね。

そんなことを考えながら、久しぶりに今、聴いています。
どうもありがとうございました。

criss to kumac |  2011/09/19 (月) 08:02 No.4492

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Stephen Anderson『Nation Degeneration』

 デビュー作2008年録音の『Forget Not』に続く2作目です。録音は、2009年夏テキサス州デントンで行われました。とにかく、腕っ節の強さで、強引に打楽器のように痛打するピアノタッチが印象的だった前作ですが、それからどれだけ進化したのか、興味深く聴かせて...

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