雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Derrick Gardner & The Jazz Prophets + 2 / Echoes of Ethnicity

   ↑  2010/06/02 (水)  カテゴリー: trumpet
DERRICK GARDNER_echoes.jpg
Derrick Gardner & The Jazz Prophets / Echoes of Ethnicity ( amazon )
2009 Owl Records


Derrick Gardner (p), Vincent Gardner (tb), Rob Dixon (ts)
Rick Roe (p), Gerald Cannon (b), Donald Edwards (ds)
Brad Leali (as), Jason Marshall (bs), Kevin Kaiser (perc)
Brandon Meeks (b)





米国人トランペッター、デリック・ガードナー ( Derrick Gardner, Chicago, 1965~ ) の “ The Jazz Prophets ” 名義による3作目となる最新作。現カウント・ベイシー・オーケストラのメンバーとして活躍する割には認知度が低く、特に日本では馴染みのないトランペッターですが、その認知度不相応にかなり腕の立つ吹き手なのです。

2003年に新興レーベル Impactjazz からリリースされたデビュー作『 Slim Goodie 』と、次いで2008年に Owl Records からリリースされたセカンドの『 A Ride to the Other Side.』が共に激しく心揺さぶられる素晴らしいハードバップ作品だったので、今回も購入したのですが、やはり期待を裏切らない素晴らしい出来でした。

デリック・ガードナーの兄で、現在は LCJO のメンバーでもあり、SteepleChase からも4作ほどリーダー作をリリースしているヴィンセント・ガードナーもバンドメンバーとして名を連ねています。基本編成はトランペット、テナー、トロンボーンの三管フロントラインですが、今作では更にバリサクとアルトが曲によっては加わっています。そして前作まではディック・カツツ ( DIck Katz ) がピアノを弾いていましたが、今作ではUnknown Records に数々のリーダー作を吹き込み、ピアノ・ファンには人気のあるリック・ロウ ( Rick Roe ) に交代しています。デリック・ガードナーはミシガン州立大学出身で、現在も母校で教鞭をとっているくらいなので、もしかするとその関係でデトロイトのローカル・ミュージシャンであるリック・ロウと繋がりを持っているのかもしれません。

全10曲。デリックのオリジナル中心で、それ以外はメンバーのオリジナルやフレディー・ハバードの《 The Melting Pot 》、スタンダードの《 Autumn in New York 》などが収録されています。兎に角、滅茶苦茶カッコいいハードバップです。完全にツボにハマり恍惚状態です。デリックの熱く激しい吹きっぷりは古くはリー・モーガン、最近ではラッセル・ガンあたりを彷彿とさせます。近年、このような暴れん坊で不良っぽいトランペッターって少ないので、とっても貴重。やっぱりトランペットはこうでなくちゃ。しかしながら単に勢いだけで吹いているかのように思わせておいて、実はかなり凝った構成のオリジナル曲を余裕綽々で吹いて、相当なワザ師であることがわかります。

こういう60年代のソウルフルで熱く燃えたぎるハードバップは、僕が考える理想のハードバップにかなり近いです。もう何度聴いても飽きません。現在 ( 6月2日22:35 )、amaozn には2枚在庫とマーケットプレイスには新品5枚があるようです。ハードバップの好きな方はぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。お薦めです。


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2010/06/02 | Comment (9) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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Comment


 すごく気持ちいいですね。
特にWe Jazz Juneの、一度上にいく流し方が、好きです。
最近、ビッグバンドを聴くようになってから、生での演奏風景がイメージ出来るようになりました。フレディ・ハーバードのフレーズも、なんとなく、想像出来ます。
私はラブコネクションのアルバムしか持ってないけど、別の人のアルバムで、
あ!このフリューゲルホルン、すごくいい!
誰だろう?って名前を見て、フレディの名前を見つけた時は、かなり、ゾクってきました。
彼の魂の音を引き継ぐ人がいることが、うれしいです。
 

ひまわり |  2010/06/03 (木) 07:37 No.4026


ひまわりさん、今晩わ。

>すごく気持ちいいですね。

そうですか~、あまりひまわりさんが聴くようなジャズじゃないんじゃないのかな~、と思うけど。
こういうのがカッコイイと思えばしめたものです。どんどんジャズの守備範囲が広がりますね。

>私はラブコネクションのアルバムしか持ってないけど、

お~、サンフラワーが入っている奴ですね。名盤ですよね。僕は持っていませんが。
サンフラワーは好きです。ミルトジャクソンのヴァージョンがいいな。

ジェフ・ローバー・フュージョンの新作、amazonにオーダーしたけど、けっこう時間かかるみたいですね。
まだ届いていません。<レイン・ダンス>とか<ウォーター・サイン>とかのリメイクもやってますね。
楽しみです。ジャケットもカッコイイです。

criss to ひまわりさん |  2010/06/04 (金) 21:56 No.4028


 このアルバムはすでに予約しましたよ!
この曲はコード進行が元々好きな進行のように思いますし、生の良さがCDから伝わってきます。バップや、ビッグ・バンドについても、探究心でいっぱいです。
 
 ジェフ・ローバーのCD、時間かかっていますね。私も、少し後に注文したのは、まだ着ていません。本当に運良く、たまたま1枚アマゾンから届いたものを、聴いています。
気持ちとしては、皆さんのお宅にCDが届くまで、どうぞ、聴いて下さい、と回りたいくらいです。Black Iceをかけながら、高速に乗ったら、すずっくさんのお宅まで、一気に行けてしまいそうな気分です。
感想についても、たくさん、お話ししたいことはありますが、新鮮さが無くなってしまっては申し訳ないので、今は我慢しておきます。
本当に、いっぱいお話ししたいですが、、、かなり我慢しています。

 フレディのLitlle sunflowerは、Alexander Zonjicのdoin' the Dを聴いてから、原曲を知りたくなり、たどり着きました。原曲を聴いたら、悲しい曲だと思ったのですが、歌詞を文字でみたら、まあ、求愛の歌??レコードの回転数を間違えたかしら?って歌い方なので、本当にびっくりしたんです。
ミルト・ジャクソンのも探してみます!



ひまわり |  2010/06/05 (土) 00:01 No.4029


わかりました!ダチョウの群れと太陽の光のジャケットのですね!
印象的なCDジャケットだったので、映像としては記憶していましたが、名前では、記憶になく、すみませんでした。現在の記憶の分野が極端に衰えています。
以前、お話されていた息子さんと愛犬の名前のミスの話ですが、私も姪の名前と犬の名前を間違えること数回です。
 父が母に用を言う時、居間から家族全員の名前、プラス、自分の一番下の妹の名前まで呼んでいたことが、当時は冗談でしょ、、と笑っていましたが、今は、納得、私の将来です。

ひまわり |  2010/06/05 (土) 09:42 No.4030


ひまわりさん、こんにちは。

そうですか、ゾンジックの新作で<sunflower>やってるんですね。

この曲、フレディー・ハバードの曲ですが、初演はフレディーのAtlantic 盤『 Blacklash 』 っていうアルバムで1966年の作品です。オリジナル・ヴァージョンではジェームズ・スポルディングのフルートが入っていて、緩やかなラテンムムードにぴったりだっはのですが、ゾンジックの中では、このオリジナル・ヴァージョンを膨らませてフュージョン風にアレンジしたんだと思います。

僕はこのオリジナル・ヴァージョンよりも72年にCTI からバイヴのミルト・ジャクソンが出した『 Sunflower 』 の中のカヴァが好きです。このカヴァにはやはりフレディが参加しています。サビのストリングスがいかにもCTI でイイですよ。ハンコックのローズもかっこいいし。<sunflower>のベスト・カヴァだと思いますが、機会があったら聴いてみてください。youtube あたりにアップされているかもね。アルバムとしても秀作です。

『 Love Conection 』 のヴァージョンは僕はあまり好きではありません。アル・ジャロウがボーカルやってますでしょ。アルは好きですが、ここでもアルはなんだか不気味で、あまり歌も巧くないような気がします。おっしゃる通り、回転数を落としたような謳い方ですよね。ここでもフレディのソロはイイと思いますけどね。


criss to ひまわりさん |  2010/06/06 (日) 06:35 No.4033


72年に出したアルバムなのですね!、、そうですか、、フレディ自身も吹いていて、ハンコックのローズもあるんですね。ますます、聴いてみたくなるアルバムですね。
私、フレディの音には情熱を感じ、生音ではなくCDなのに、、こんなにエネルギーに満ちていて、すごい人だわ、と感じています。聴く側にイマジネーションをくれて、聴いた後は、意欲に満ちてくるんです。
 でも、聴けばきくほど、この人は音楽に純粋で、少年のような感性なのだろう、本当に音楽が好きで、それだけで、してきた人なのだろう、と思います。
間違っていたらごめんなさい、、生きている時に、会いたかった、と思う一人です。
 
 今回は、ミルト・ジャクソンと言う人物を初めて知り感激しました。
お恥ずかしいですが、どうしてJazzにヴィブラフォンが出てくるのかも知らなかったので、全て納得しました。
鍵盤楽器を習っていた友人が、2コーラス目はヴィブラフォンのソロにしないといけない、先生に言われてる、と言っていた意味もよくわかりました。
今の私だったら、72年のSunflowerを聴いたら、もっとアイデアが出るかもね、中古店探してみよ!と言えたかもしれません。
昔、わからなかったことが、つながってくることは、かなりうれしいです。

ひまわり |  2010/06/09 (水) 07:34 No.4044


ひまわりさん、こんばんわ。

>聴けばきくほど、この人は音楽に純粋で、少年のような感性なのだろう、本当に音楽が好きで、それだけで、してきた人なのだろう、と思います。

う~ん、どうなんでしょ。この人、昔は巧くて評価されていましたが、途中から商業主義的なレーベル、CTIなんかにたくさん顔出して、金を稼ぐことにうつつを抜かし、堕落していった人なんですよね。80年代に入ってからはまたジャズに戻ってきましたが、今一つ盛り上がれず、静かにシーンから姿を消していって、そのうち病気になって、最後はみじめだったようですよ。性格もあまり良くなかったようですしね。

と、ひまわりさんの夢をぶち壊すようなこと書いちゃってすみません。ハバードは大好きですけどね。

ミルトジャクソンというと、MJQ での活動が有名ですが、もし機会があれば、プレステッジの『 Milt Jackson Quartet 』 を聴いてみてください。僕の一番の愛聴盤です。

criss to ひまわりさん |  2010/06/09 (水) 23:42 No.4047


夢をぶち壊し、、、とんでもないです。、それこそ現実で私に一番欠けているものなので、本当の姿を知れて良かったです。
良い演奏をする人が全て良い人ではないことは、何度もありました。
とにかく、私は人を信じすぎるので、自分の周りの人達に、お人よし過ぎる、悪い人の方がこの世の中は、多くを占めているんだよ、と注意されていますが、それでも、人を信じる方が好きです。どうやら、私の古くからの友人たちも、お人よしの部類に入っている気がしますが、みんな境界線を持ってビジネスでは生きているようでした。
 今回、短期の仕事でアメリカ方面に行きましたが、仕事では、弁護士を付けていると言っていました。
言った、言わない、手伝った、アドバイスした、に関しては、日本人なら、相手の気持ちをくんで、たぶん、お給料を支払うだろう?と考えても、実際は不払いだったり、知らないよ?と言われたり、一生ボランティアをしているのなら、それでいいけど、ここで生活するためには、日本とは考えを変えた、とはっきり言われました。お金さえ払えば、何でもやってくれる、とも言っていました。
 でも、実際、向こうでいると、初めて会った人や、困ってる人に親切に応える人が多く、あなたの友人が来るまで私達と一緒にいない、と、お菓子や、食べ物までくれる人もいて、この子、日本から来たの、新しいお友達!と、仲間に一緒に挨拶したり、日本ではありえない習慣です。ただ、年配者に話したら、あなた先生の名前を出したでしょ、だからよ!と辛口なアドバイスももらいました。
でも、道を聞いても、親切に応えて下さる人は多いですね。
 行き帰りの飛行機が、中国の人と隣りでした。
とてもパワフルで、ぶつかる、触れる、他人との距離感が全く異なる習慣で、通路側に入る私がいても、関係なく、窓側にいる友達と、おしゃべりしたり手が伸びてきたりでした。
私は時計を教える係になってしまったようで、私の手をつんつんして、ひっくり返して、時間を確認していました。
自分の席のリモコンを使うより、早くわかり、便利です。確かに!

ひまわり |  2010/06/17 (木) 06:21 No.4067


ひまわりさん、こんばんわ。

なんだか、お人よしな性格は僕と似てます。僕も知らない人と話していると、ついいい人なだ~なんて思っちゃて、信じてしまい、あとで痛い目にあうことがしばしば。よく妻に怒られています。妻のほうがずっと現実的でシビアな考えをしていますよ。

アメリカ人は曖昧なことをビジネスに持ち込まないですからね。僕も外資系企業の産業医をしていますが、日本の企業と同じような対応では絶対に通用しませんね。すべて文書にしていちいち契約書にサインしないと話が進まないです。正直、面倒です。

中国人もなかなかやっかいな人いますよね。悪気があってやっているんじゃないけど、どうしても馴染めないです。顔はそれこそ日本人と同じなのに、なんでこんなにずうずしく、うるさく、騒ぎ立てるのか、と臨床やっていても思います。最近、中国の人を診る機会が増えましたので、余計にそう思いますね。

ということで、関係ないけど、twitter始めちゃいました。ひまわりさんはアカウント持っていないんですか?

criss to ひまわりさん |  2010/06/17 (木) 21:56 No.4070

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