雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Gwilym Simcock / Perception

   ↑  2010/06/08 (火)  カテゴリー: piano
Gwilym Simcock _perspection.jpg
Gwilym Simcock / Perception ( amazon )
2007 Basho Records


Gwilym Simcock (p)
Phil Donkin (b)
Martin France (ds)
Stan Sulzmann (ts,ss)
John Parricelli (g)
Ben Bryant (perc)



昨日に引き続き、英国の精鋭ピアニストであるグウィリム・シムコック ( Gwilym Simcock ) の作品の中から、2007年にリリースされたデビュー作『 Perception 』を聴いている。ピアノトリオを軸に、サックス、ギター、パーカッションが加わった6人編成による硬質なコンテンポラリー系の作品。メンバー的にまず惹かれるのは、サックスのスタン・サルツマン ( Stan Sulzman, 1948~ ) の参加だろうか。日本ではあまり馴染みがないミュージシャンだが、英国では有名なサックス奏者だ。テナー、アルト、そしてフルートも操るのでマルチリード奏者と呼んだほうが妥当か。

2004年に『 Jigsaw 』というアルバムを本盤と同じ Basho Records からリリースしたが、これが素晴らしい作品だったのを記憶している。マーク・コープランド、ラリー・グレナディア、そしてビル・スチュアートという予想外の布陣で制作された秀作だった( 近日登場予定 ) 。サルツマンは純ジャズの分野での活躍も然ることながら、英国きっての優秀なスタジオミュージシャンとしてよくトランペットのヘンリー・ロウサー ( Henry Lowther )らとジャズ・ロック~ロックのアルバムにクレジットされていることが多い。

あと、どうでもいいことだが、77年にリリースされた山口百恵のロンドン・レコーディング作品『 Golden Flight 』でも吹いているので、あ~あの人ね~、と思いだすファンもいるのでは・・・、ま、いないか。

サルツマンは喩えるなら活舌は悪いが、でもよく聞くとちゃんとイイことを言っている実はキレ者的な吹き手で、実に味わい深い玄人受けするミュージシャンと云えるだろう。

シムコックはもちろん抜群に巧いのだが、彼をサポートするドラムもベースも相当に巧い。三者が鋭く反応しあって演奏全体を遥かな高みに引っ張っていく感じが、たまらない。この劇的な科学反応が本盤の醍醐味なのだが、最新作ではメンバーチェンジしていて、僕個人的には非常に残念に思う。

本盤は2008年の BBC Jazz Awards の《 Best Album 》賞にノミネートされている。また、2007年のParliamentary Jazz Awards における《 Best Musician of the Year 》に選ばれている。


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2010/06/08 | Comment (10) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


クリスさん、昨晩 Gwilym Simcock を紹介された際に、どこかで聞いた感じがすると思ったのですが、直ぐに思い出せませんでした。今日紹介のジャケットを見て、SGS Trio のピアニストだと思いだしました!
http://ventoazul.shop-pro.jp/?pid=7421708
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2705540
クリスさん紹介の2枚は持ってないのですが、上記のSGS Group,Inc. presents... は持っております。久しぶりにトレイに載せて聴いております。ベースはYuri Goloubev、ドラムはAsaf Sirkisです。何かのきっかけで、こうしてしばらく聴いてなかったCDを聴き返すのもジャズの楽しみのひとつですね。

Marty |  2010/06/09 (水) 00:16 No.4043


Martyさん、こんばんわ。

このSGS Trio は知りませんでした。
ドラムのAsaf Sirkisはそのままで、ベースのYuri Goloubevのかわりにサックスの Tim Garland が入った
トリオ、The Lighthouse Trio のアルバム『 Libra 』 は持っていますけど。これもなかなかイイです。

SGS Trio はどうですか? シムコックは暴れてますか? 
英国人ドラマー、Spike Wells のリーダーのトリオ作品にシムコックが参加していますが、
トリオ作品であるにも関わらず、自分がリーダーではないので、とってもおとなしい演奏で
ちょっとガッカリしたした。SGSもリーダーではないから、お行儀よくおさまっているんじゃないかって
思っちゃいますね。

それにしても、相変わらず、超マイナー・ピアノトリオは拾ってますね。あっぱれです。

criss to Marty |  2010/06/09 (水) 23:33 No.4046


crissさん、こんにちは。

シムロック氏の早速の記事、ありがとうございます!どちらものCDも、ステッパーをしながら、聞かせてもらいました(笑)。
楽器編成によって、かなり曲の雰囲気も違うんだなぁ~というのを実感しているところです。他の方からも、コメントがあったので、
知る人ぞ知る、というアーチストなのかもしれませんね。演奏会で見たシムロック氏のピアノは、どちらかというと、激しい感じでもありましたが、前に出すぎないで、というのを前提に演奏されていたように思いました。いつか、彼が、日本にまた、ツアーで行った際に、見れるといいですね。

全く関係ありませんが、昨日、アダムから、面白い添付ファイルが送られてきたので、クリスさんにも、お裾分けしたいと思います。
この後、メール致します。

今日は、シソの芽が出てきたので、別の入れ物に植え替えます。

Laie |  2010/06/10 (木) 15:34 No.4049


Laieさん、こんにちは。

アダムからのファイル、見させてもらいました。
開けるかどうか心配していただきましたが、このファイルはPower Point というプレゼンテーション・ソフトのファイルで、
僕ら医者の間ではもっとも使われているソフトです。一般的にもかなり有名なので問題なくオープンできましたよ。

エリック・ヨハンセン。スウェーデンの若きアーティストなんですね。いわゆるフォロレタッチ・アートですよね。
大変面白かったです。シュールですね。ネットで検索したら、他にもいろいろな作品がアップされていました。
どうもありがとうございました。

シソって、ドイツにもあるんですか? 日本から持っていたものでしょうかね、やはり。

criss to Laie |  2010/06/12 (土) 17:42 No.4052


たまたま見たSimcock

crissさん,こんにちは。Simcockを私はロンドンでたまたま見ました(Wayne Krantz目当てでライブハウスに行ったら,そこでアコピを弾いてました)が,なかなか鋭いフレージングを連発していましたよ。私も記事にしました(http://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2009/11/in-4f39.html)が,相変わらずのcrissさんのカバレッジの広さには敬服します。ここのところ,私は中国ばかり行っていて,真っ当に音楽が聞けていません。困ったもんです。来週も天津に出張です(嘆息)。

中年音楽狂 |  2010/06/13 (日) 10:41 No.4058


中年音楽狂さん、今晩わ。

そう云えば中年音楽狂さんが何処かでシムロックに触れられていたな~とは分かっていたのですが、
検索できませんでした。中年音楽狂さんのブログって、ちょっと検索しにくくて、、、すみません。
クランツと一緒にギグっていたとは知る由もありませんが、想像するだけでかなりカッコ良さそうです。
ビルブラフォードのアースワークスで2005年頃来日しているのですが、当日、緊急手術で観に行けなかったのを
今でも後悔しています。
当時はまだ忙しくて、3回チケットをとってもそのうち1回は緊急オペなどで行けなかった時代です。
今はまずそういうことで呼ばれないので嬉しいですけどね。

また中国ですか。前にも云ったかもしれませんが、僕の患者さんでも中国出張に行かれる方、
凄く多いです。毎年増えてきているような気がします。中国から帰ってくると軒並みデータが
悪くなっていたりして、あちらでは交渉の席では必ず酒を飲む習慣があるとか、
とある方が言ってました。

くれぐれもお体にはお気を付けください。まあ、中年音楽狂さんはスタミナありそうだから
心配なさそうですけど。

では、また。

criss to 中年音楽狂さん |  2010/06/13 (日) 23:51 No.4060


帰国しました。

crissさん,こんばんは。またも中国に行って参りました。

「あちらでは交渉の席では必ず酒を飲む習慣がある」というのは本当です。正確には必ず懇親会
がセットになっているって感じですが。そこで出てくるのがアルコール度数52度の白酒ですから,
大概の人はおかしくなります。量は少ないと言えども,盃は乾さなければなりませんので,アルコー
ル摂取量は相当なものになると思います。私は酒が好きなので,まだ大丈夫ですが,それでも
飲み過ぎて転倒して,肋軟骨を折ってしまいましたが...(笑)。

次回は月末にまた行くことになっています。いつになったら抜けられるんでしょうかねぇ。

中年音楽狂 |  2010/06/20 (日) 21:46 [ 編集 ] No.4079


中年音楽狂さん、お疲れ様でした。

いや、ほんと、中国進出&拡大している企業って多いですよね。中年音楽狂さんのところのような
大企業ばかりじゃなく、中小の企業もこぞって進出していますね。

患者さんをみていても、中国から帰ってくると、太って、コレステロール上がって、血糖値が上がって、
血圧上がって、肝機能悪化して、脂肪肝ひどくなって、中国から帰還する方が多いですね。

皆さん、中国人の飲みっぷりには驚かれているようです。付き合い以上の飲酒には
十分お気をつけください。

criss to 中年音楽狂さん |  2010/06/21 (月) 08:28 No.4081


暴飲暴食

crissさん,おはようございます。今日は諸事情ありまして会社を休んでおります。

中国における飲食生活を考えれば,医学的データが悪化することは必定でしょう。基本的に脂っこい
ものが多く,かつ,あれだけの酒を,あれだけのペースで飲んでいれば,肝臓は悲鳴を上げるに違い
ません。

付き合い以上の飲酒は避けようと思っていますので,泥酔したことはありませんが,やはりきつい
です。本当に私も注意しないとやられますね。次回の上海では大人しくしていたいと思います。

中年音楽狂 |  2010/06/24 (木) 09:13 No.4089


中年音楽狂さん、こんばんわ。

>中国における飲食生活を考えれば,医学的データが悪化することは必定でしょう。基本的に脂っこい
ものが多く,かつ,あれだけの酒を,あれだけのペースで飲んでいれば,肝臓は悲鳴を上げるに違い
ません。

よく酒を呑むと肝臓に悪い、とか一般の方は思っているようですが、確かに肝機能は悪くはなりますが、
日本人って、アルコール性肝炎→アルコール性肝硬変と進行するような激しい飲み方をする人はほとんどいなく
(欧米人は逆にアルコール性が多いですが)、アルコールの問題点はむしろ、血圧や糖尿病などの致命的な
生活習慣病の原因になる、という点なんですよ。それに逆流性食道炎や脳の機能低下、食道がんなどの悪性腫瘍も
リスクが増幅されますし、いろいろな点で悪です。

先日もWHOが世界にむけてアルコールの規制を呼びかけるガイドラインを発表していましたね。僕の同僚の内科医は
タバコよりもアルコールのほうが毒だ、と常々言っています。

それから、CMでやっている脂肪燃焼させる黒烏龍茶なんていうのも全然だめですからね。少しだけ中性脂肪を
下げるだけで、コレステロールには全く効きませんからね。お気をつけください。

criss to 中年音楽狂さん |  2010/06/24 (木) 23:57 No.4092

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