雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Bernardo Sassetti Trio / Motion

   ↑  2010/06/19 (土)  カテゴリー: piano
Bernardo Sassetti_motion
Bernardo Sassetti / Motion ( amazon )
2010 Clean Feed


Bernardo Sassetti (p)
Carlos Barretto (b)
Alexandre Frazao (ds)






時折、明け方に目が覚めてしまうことがある。微睡みの中で窓の外を眺めていると、まだ昏い東の空が、茜色から橙色に徐々に移ろっていくのが見られる。その一方で、いくつかの星は儚い輝きを放ちながらも、静かにその姿を消していく。起床するにはまだ少し時間がある。なにかジャズでも聴こうか。柔らかい光が部屋に差し込み始める中、CDの棚から一枚手に取る。ベルナルド・サセッティの『 Nocturno 』。

ベルナルド・サセッティ ( Bernardo Sassetti ) は1970年、リスボン生まれのピアニスト兼作曲家。9歳からクラシック・ピアノを学び始め、のちにポルトガルでは有名な音楽学校 Academia de Amadores de Musica でクラシック音楽を学んでいる。しかし次第にジャズの即興演奏に魅せられていき、ローランド・ハナやホレス・パーランに師事し技術を磨き、1987年にプロとしてのキャリアをスタートさせている。カルロス・マーティン ( Carlos Martins ) のカルテットなどで活躍する一方で、ケニー・ホイーラ、パキード・デリベラ、フレディー・ハバード、アート・ファーマーらなどの著名なミュージシャンとの共演を通してそのキャリアをアップさせてきた。1995年には英国人トランペッター、ガイ・パーカーの Verve デビュー作『 Into The Blue 』に参加。同作は1995年マーキュリー賞の《 Ten Albums of The Year 》にノミネートされた。1994年に初リーダー作『 Salssetti 』をリリース。一方で2000年頃からは映画やテレビ音楽のフィールドでも活躍している。ジャズ・ファン必見、マット・デイモン主役の映画『 The Talented Mr. Ripley ( 邦題:リプリー ) 』( 1999 ) もサントラも担当している。現在はジャズ・ピアニストとしてよりもむしろサウンドトラック制作の仕事のほうがメインのようだ。

そして今回、待望の新作が届いた。打楽器アンサンブルを取り入れたオーケストラ作品であった前作『 Unreal- Sidewalk Cartoon 』からは4年ぶり、トリオ作品としては『 Motion 』以来8年ぶりとなる新作。

1分少々のインタールード的小品を含む全17曲。去る2010年3月6日に自らの命を絶ったアメリカのシンガーソングライターで、スパークルホース ( Sparlke Horse ) のリーダー、マーク・リンカス ( Mark Linkous ) の楽曲《 Homecoming Queen 》 が冒頭を飾る。最後はカタルーニャ出身の作曲家、フェデリコ・モンポウ ( Fredeeic Mompou ) の曲で締めくくられている。それ以外はサセッティのオリジナル曲。

繊細にして静謐な響きをもつサセッティのピアノの音色。その音色はあまりに美しく聴き手を静かに桃源郷へ誘ってくれるであろう。行間を十分にとったシンプルで幾分内省的なメロディー・ラインは、ちょうどECMに作品を残しているポーランドのピアニスト、マルチン・ボシレフスキー ( Marcin Wasilewski ) あたりを彷彿そさせる。






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Comment


クリスさん、こんばんは。
御盆は休みなしだったので、今日一日休暇をいただき、阪神百貨店の中古CD・レコードセールに行き、その後、中平穂積さんの写真展に行ってきました。阪神の中古セールはめぼしいのがなく、何も購入せず・・・。中平さんの写真展は大阪では初めてだそうで、エヴァンスが煙草を咥えながらピアノに向かっている貴重な写真などを観賞してきました。
ところで、ジャズ批評の次号はヨーロッパのピアノ特集だそうで、Bernardo Sassetti の 「Motion」 も掲載されるようですね。リストを見ましたが、最近の作品もそこそこ含まれていますね。最近ピアノトリオものに食傷気味なので、購買意欲が上がるか・・・ですね。

それと、Max Ionata+Luca Mannutzaのオルガントリオ(9月発売予定)を視聴しました。ちょっとクラブジャズぽいんですが、なかなか期待できそうな作品でした。ではでは。

Marty |  2010/08/18 (水) 20:33 [ 編集 ] No.4200


Martyさん、こんばんわ。

ジャズ批評の最新号は今日、仕事帰りに買ってきたところです。今、ぱらぱらめくりながら書いてます。Du の真鍋氏がBernardo Sassetti の 「Motion」を挙げてますね。共感はしますが、この字数ではSassentti の魅力は表現するのが難しいようですね。全体的に取り上げている作品はイイのですが、コメントがどれもインパクトが弱いような気がします。僕ならこう書くんだけどな~といろいろ空想していたところです。でもまあ、この200字内でまとめるのって書いてみると分かるけど難しいですよね。その点、ブログは字数制限がないからとても楽です。

>最近ピアノトリオものに食傷気味なので、購買意欲が上がるか・・・ですね。

僕はジャズそのものに食傷気味で、あまり新譜も買う気がおきません。無理に聴こうとせず自然な感情の発露を待つことにしてます。で、それまではJ-Popなどを聴きつつ、ジムで汗をかくことに時間を費やそうと思ってます。ジャズばかり聴いて貴重な時間を消費するのはなんだかもったいないような気がしていて。やっぱり歳ですかね。

>Max Ionata+Luca Mannutzaのオルガントリオ(9月発売予定)を視聴しました。

お~、そんなのもでるんですか。完全に浦島太郎状態です(笑)。

criss to Marty |  2010/08/30 (月) 20:32 No.4207

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