雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Matt Ray / Lost in New York

   ↑  2010/07/11 (日)  カテゴリー: Jazz
matt ray_lost in NY
Matt Ray / Lost in New York ( HMV )
2007 Cap


Matt Ray (p)
Danton Boller (b)
Quincy Davis (ds)





Smalls のライブ音源アーカイブがインターネット配信されている ことは先日お話しましたが、どんなアーティストの音源がアップされているのかと思い、 [ Audio Archive ] をあれこれ覗いていたら懐かしい名前を見つけたので、思わず聴き入ってしまいました。

マット・レイ ( Mat Ray )。ニューヨーク界隈で活動しているピアニストです。日本では一部のマイナー・ピアノ・トリオ・ファンの間でしか知られていない弾き手です。2008年から2009年にかけて3回だけですが Smalls に出演していたようです。

僕も特別マイナーなピアニストばかり聴いているわけではないので、マット・レイのことは全然知らなかったのですが、5年ぐらい前に一度だけ彼のライブを聴いたことがあります。場所は新宿のパークハイアット東京の52階にあるニューヨーク・バー ( New York Bar )。ここはジャズ・クラブではないのですが、毎日8時から米国で活躍しているアーティストによる演奏が聴けるのです。ただし、ニューヨーク風のおしゃれな空間を演出する小道具としてジャズ・バンド使われているといった感じですので、有名なアーティストが出演していることは皆無ですが。僕も数回、行ったことがありますが、ジャズを聴くためではなく全て仕事絡みでした。

ニューヨークで活躍中のジャズ・ミュージシャンの生演奏が聴ける、と云われると否応なしに期待しちゃいますが、本当にニューヨークの街でミュージシャンとして飯を食っているのかと疑いたくなるようなはっきりって下手なミュージシャンもいます。それこそカクテル・ピアノ以下の酷いピアニストの演奏を1時間以上( 2set ) 聴かされたこともありました。現地の悪徳エージェントにホテルの担当者が騙されたのでしょうね、きっと。

そんな中、このマット・レイだけはしっかりしたジャズ・ピアノを聴かせてくれたので、大変印象に残っているのです。場所が場所だけに静かなカクテル・ピアノ風の演奏ではありましたが、でも生き馬の目を抜くニューヨークで活躍するアクチュアルなアーティストとしての片鱗が随所に垣間見られ、まさにバーの名前に恥じない素晴らしい演奏でした。カクテル・ピアノと一口に言っても、本当に巧い人が弾くカクテル・ピアノはやっぱり何処か違うものですよね。

上掲のアルバム『 Lost in New York 』は、2007年にリリースされたセカンドで、ピアノトリオによる演奏です。デビューアルバムは下掲の『 We Got It! 』です。これは2001年にジェレミー・ペルトやジョン・エリスなどの管入りクインテットで吹き込こまれています。両方ともCap Records からのリリースです。Cap は自らもピアノを弾くマイク・ロンゴ ( Mike Longo ) ( 前項あり ) が主宰する独立系レーベルで、ロンゴ自身がそうであるように、派手ではないけどスインギーで確かな演奏力をもったピアニストのアルバムを作り続けているレーベルです。以前に拙者ブログで紹介したジェイ・ダミコ ( Jay D’Amico ) などの作品も Capでした。

マット・レイのスタイルはいたって普通です。この手の記名性の低いピアノ弾きって世界中に佃煮にして売れるほどいるんじゃないでしょうか。でもまあ、1999年のセロニアス・モンク・ピアノ・コンペティションでセミファイナルまで進んだ実力は持っていますから、聴いてて不安はありませんし、退屈もしません。マイナーなローカル・ピアニスト特有の野暮ったさも感じません。

上掲の『 Lost in New York 』は全10曲の構成。選曲で個人的に惹かれるのはスティービー・ワンダーの《 Where Were You When I Needed You? 》 とカーティス・メイフィールドの《 The Makings of You 》 を演奏しているところ。特にメイフィールドの《 The Makings of You 》は学生時代、死ぬほど聴いた名曲なので感激もひとしお。高校の時に読んだハッピーエンドの松本隆氏のエッセイにカーティス・メイフィールドがよく登場していて、それに影響を受けて彼のアルバムはたくさん聴きました。何処となく孤独を漂よわせるあのファルセットがいいんですよねぇ。スティービー・ワンダーのカヴァはジャズ界でもよく見かけますが、カーティス・メイフィールドのカヴァはなかなかお目にかかれないので新鮮です。


matt ray_we got it.jpg
Matt Ray / We Got It! ( HMV )
2001 Cap


Matt Ray (p)
Rodney Whitaker (b)
Gregory Hutchinson (ds)
Jeremy Pelt (tp)
John Ellis (ts)



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2010/07/11 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


今日は午後から仕事なので、雨の日はジャズを聴きながら、、しています。
雨の被害大変ですね、毎年、深刻化しているように思います。
降らなくても困るし、降り過ぎても困るし、こんなに文明が進んでも、雨の量を世界規模でコントロールして、砂漠化を防いだり出来ないんですね。
それ以前に、どの国が雨を支配するかで、戦争になるかな?
 Matt Rayさんのピアノの音いいですね。
特に、Where were you when I needed you? 雨の日の静けさが、より心地良く感じられ、温かくなる音です。スティービーワンダーのカバーと伺い、なるほど、と思いました。スティービーの作品には、どれほど好きな曲があるかわからないくらいです。
 ムンテラと言う言葉、初めて知りました。
私は家族として、担当医から聞いたことあります。
本当に、その後3日くらいでした。
ただ、最後まで、聴力だけは、聞こえていたようで、家族や、親せき、自分の兄弟や、姉妹の会話が聞こえていたようで、息をしながら、時々、ため息のような返事をしたり、はーあはあはあ、と返事しているようにも聞こえました。
面白い話には、笑っているように聞こえました。
 叔父達がこの日は大切な商談がある、この日は見本市がある、困ったなぁ、と口々に枕元で話していましたが、その日を避け、さらに、母が、トイレに行ったまま、なかなか病室に戻らず、叔母達も、みんなで、お母さん、まだ戻ってこないけど、もう、時間がなさそうね、でも、ここを動いている時間ないようだわ、、、と。
私も、母を迎えにトイレに行ってるうちに、いなくなってしまいそう、どうしよう?
大きな声で、お母さんが、まだ、トイレから戻らなくて、まだ、だめよ、まだ、待っていて、
と声をかけ続けました。
母が、親せきがいっぱいいる部屋に驚きながら、あら?まあーー
と病室に帰ってきて、父の頬に触れた瞬間、閉じられた瞼から、涙がみえ、その瞬間フッと、息を引き取りました。
私は初めて人が亡くなる瞬間を見たのは、父でしたが、あれだけ闘病で大変だったのが嘘のように、穏やかな顔に変わっていきました。
 実は、前の晩、不思議な緑色の光を見て、とうとう頭がおかしくなったのかな?って思ったほどで、この日、母が病室でお昼寝したいから、みんなに帰って、と言ったのですが、私と、父の妹は、お願い、静かにしているから今日だけはいたいの、と言い、しばらくすると、他の叔母達もやってきたところだったのです。
 叔母達がいてくれたお陰で、病室もすぐに片付き、父が対面したがっていた愛犬にも、病院の外の車の中で、少し最後のお別れが出来ました。
父は、母が倒れないように、最後まで、守ったのだと、ピンときました。
5か月の闘病中の病院のスタッフとの会話、闘病の日々は、私の人生を変えるほどでした。毎日、毎日、いろんなスタッフが病室に来て、そのたびに、普段なら知ることもなかった気付きを下さったんですよ。
たぶん、クリスさんが、日々普通にされてみえることは、患者や、患者の家族には、ありがたいことなんです。



 

ひまわり |  2010/07/13 (火) 11:13 No.4137


ひまわりさん、こんにちは。

>降らなくても困るし、降り過ぎても困るし、こんなに文明が進んでも、雨の量を世界規模でコントロールして、砂漠化を防いだり出来ないんですね。

ちょうど夕べ、家族でテレビをみていたら土砂災害のニュースが流れていて、「雨って恐いね~」なんて妻が言うと、
息子が「でも、雨って大切なんだよ~、どうして降っちゃだめのな?」って聞くから、僕が
「降らなくても困るし、降り過ぎても困るんだよ。」って説明したところです。息子は幼稚園で雨のことを勉強したみたいです。

先日、これもテレビですが、ある研究室が飛行機でたしか食塩を空中散布して人工的に雨を降らせる実験に成功したとやっていました。近い将来、雨もコントロールできる時代がくるかもしれませんね。

お父様の亡くなる直前の光景が目に浮かびます。同じような光景を何度となく目にしていますから。それこそ毎日ように。最近は外科の現場を離れているのでその頻度は減りましたが、先週末も2家族の亡くなられる場に立ち会ったばかりです。以前にもお話したかもしれませんが、ひまわりさんのお父様のように多くの家族に見送られながら最後を迎えられる方って、想像以上に少ないです。身内がいなかったり、いても遠方の家族が仕方なしに一人二人駆けつけるなんて普通ですから。この前の日曜日の家族など、ご主人が今、亡くなったというのに笑っているんですよ。流石に僕も引いてしまいました。一体、夫婦の間にどんな感情があったのでしょうか。長年連れ添った相手に対して、何の感情も沸かないものかと唖然としました。

中には思わずもらい泣きしてしまうほど暖かい家族もいますが、稀ですね。その点、ひまわりさんのお父様は幸せだったのではないでしょうか。僕の大切な家族、両親、妻、息子、にはまだ不幸はありませんが、この先、そのような状況がやってきたとき、自分はどのように振舞えるのか、想像できません。仕事で多くの現場に立ち会っているにも関わらず、いざ自分のことになるとおそらくパニックになってしまうと思います。いつ、どんな不幸が降りかかっても動じない、たくましい精神力を持ちたいと常に思っているのですが、なかなか意気地なしで駄目ですね。

今日も暑くて、そして蒸してますね。今、仕事から帰ってきたところです。いろいろやらなきゃいけないことが山積みで、一日30時間ぐらい欲しいです。では、また。

criss to ひまわりさん |  2010/07/14 (水) 19:15 No.4140

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