雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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いまだに震災後症候群

   ↑  2011/05/29 (日)  カテゴリー: 未分類

東日本大震災から2か月あまり経ち、世の中では徐々にではあるが復興の兆しが見えていた感じもするが、でも個人的にはあの忌まわしい震災のショックからいまだに立ち直れないでいる。

仙台市の弟家族も、いわき市の叔母夫婦も無事だったのだから、それほど陰に籠る必要もないのだが、どうも元気が出ず、休みがとれても生産的なこともせず、だらだらと懶惰な時間を過ごしてしまうことが多い。

そして、震災以降、どうしてもジャズを楽しむ気になれないのだ。無理して聴く必要もないのだから、そのうち聴きたくなったら聴けばいいさ、と思いながら、気がつけばあっという間に2ヶ月が過ぎてしまった。

震災で亡くなられた数多くの方々に対する追悼の念とか、自粛とかいう気持ちから音楽を聴かないのではない。一瞬のうちに津波にのまれ、何が何だかわからないうちに大量の泥水を飲まされ、息絶えていった人々の無念さを思うと、胸が締めつけられて、どうしても音楽に没頭できないのだ。

特に、亡くなられた幼い子供たちのことを思うと胸が張り裂けそうになり、目が潤む。

「複数の子供の遺体が、がれきとともに山の斜面に折り重なっていた」と言われる全児童の8割が死亡した石巻市釜谷の市立大川小学校の子供たち。

津波が押し寄せる中を、逆に海に向かって走っていき、津波に飲み込まれ亡くなった幼稚園バスの園児5人。バスの中では、泣き出す年小の園児の手を握り、「大丈夫だよ」と励ます年長の子供のいたという。

また、一方では、震災で両親を亡くした孤児が震災三県で少なくとも184人に上ることもわかっている。

仕事を終え、遅い時間に帰宅すると僕の帰りを待っていた息子が「パパ、おかえりなさい」と言いながら駆け寄ってくる。いつものように深く抱きしめる。一日のうちで一番幸せを感じる瞬間。でもそれと同時に亡くなった子供たちのことが脳裏をかすめる。「この子だけは絶対に守らなければ」と強く心に刻み、抱きしめる腕にもいっそう力が入る。

そして、現に人類が今まで経験したことのない「長期間低線量被曝」の底知れぬ恐怖に子供達は晒されている。おそらく長期間低線量被曝は僕ら大人にはあまり問題ではないのだろう。問題は僕らの子供の世代にどんな晩発性障害が現れるかだ。枝野官房長官の「ただにち健康に影響はない」という言葉が今後、徐々に現実味を帯びてくるのだろう。

更には、身体的不安ばかりではなく、経済的にも多大なる不安を与えられつつある。復興税や消費税アップの問題。物価も少しづつインフレに傾いてきている。日本経済は本当に立ち直れるのだろうか?

「誠に残念ですが、日本は貧しい国になるでしょう」。米国家経済会議(NEC)前委員長のローレンス・サマーズ米ハーバード大学教授が23日、ニューヨーク市内の講演で断言すると、会場が静まり返った。米国では、震災後の落ち着いた日本の社会秩序が評価される一方で、経済の先行きが懸念されている。[ 2011.3.30 MSN ニュース ]

日本が今後、貧しい国になっていくという予測は、なにもこのハーバード大学の教授だけのものではないだろう。世界中の人々が表向きは日本復興を応援しているように振舞ってはいるが、しかし内心ではおそらく日本はもう終わったと思っているに違いない。こうなると、あとはアメリカだけが頼みの綱だろう。日本が沈没して一番困るのはアメリカだから、あらゆる手段を講じて日本を蘇生してくれるだろう。それに期待するしかない。

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2011/05/29 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


こんにちわ

こんにちわ。
今回の地震は本当にショックですね。
自分は関西ですが、あの日、僅かに揺れていました。
神戸の震災を体験して以来、自分は小さな揺れも怖く敏感になりました。神戸の時はネットも普及してなくて携帯さえまだ少ない時代で情報も無く連絡も取れなくて混乱してたのを思い出します。

今回の震災は津波、原発と日々映し出される被災地の現状と変わらぬ日常を過ごせる自分、どちらも同じ国であり、、そのギャップに考えさせられ、混乱する日が続きました。被災地へ行かれた方の話を聞くと耳をふさぎたくなるくらい厳しい現状に胸が痛みます。

僕も音楽を聴く頻度が減り、CDもとりあえず買っておこうか・・・と聴いてないモノが増えてきつつあります。

僕の住む町は地震の影響か、海外から訪れる観光客が少なくなったように思います。



rock |  2011/05/30 (月) 14:57 [ 編集 ] No.4368


rockさん、こんばんわ。
rockさんも、音楽への熱意が震災をきっかけに萎えてしまっているんですね。

小沼純一氏をご存じですか? 早稲田の教授で音楽評論家でもある方ですが、彼も震災後音楽を聴けない、と言ってました。あのような素晴らしい評論家さんでもそうなんですからねぇ。意外にそう思っている音楽ファンって多いのかもしれませんね。

でも、あれでしょ、今回の震災への反応って、関東人と関西人ではかなり受け止め方が違いますよね。関西に住む友人に聞いても、今回の震災はどこかよその国の出来事のような受け止め方ですし。

関東人と東北人もまた震災にたいするショック度が違うし、まあ、仕方ないですけど。

細野晴臣氏がswitchという雑誌のなかで、「東京は中途半端な被災地」と表現していましたが、まさにその通りで、一見ふつうの日常を生きているようで、実はなんとも居心地の悪い、すっきりしない日々を過ごしています。

criss to rock |  2011/05/30 (月) 23:06 No.4370


 クリスさんの気持ち、、、そう、、、子供達の事、、、信じられない。日本の将来も、、そう、誰もが、口に出せないでいるかもしれない。でも、必ず良い方法があるから、みんな、とりあえず、今は、いつもと変わらないように生きましょう、、って自分に言い聞かせているのかもしれない。
良いことが必ず訪れると信じるしかない時が、あるかもしれないわね。
奇跡でもいいから信じたい。
 以前、医大生のお子さんを持つ会社の先輩が面白いことを言っていたの。
初めての解剖の授業で、教授が、80歳後半の遺体を見ながら、ハイ、足には銃弾の残骸が入ったまま、、、肺は真っ黒、、、でもこのほとけさんは、戦争でも死ななかった、肺がんにもならなかった、老衰でした。人は神様と決められた生き方をして、時期が来たら、戻るんです。とおっしゃったようです。
そんな、医療の最先端の現場で?と医大生のお嬢さんは、びっくりして、お母さんに話したようです。
子供達のことも、とても痛ましく、悲しいことだけど、神様との約束で、少しの間、地球に降りてきただけなのかもしれない。
私は、向こうの世界は必ずあり、亡くなった人々や、子供達も、向こうでは幸せに過ごしていると信じています。
たぶん、今を生きている人達に、何かを伝えるため、学びを与えるために存在したのだと思う。
だから、亡くなられた人は、その人の肉体は無くなっても、魂は、無くならない、近くにいる。むしろ、私達に頑張れと言っている、と信じましょう。
 昨日、茨城の鉾田の友達と話していました。その間にも、地震で揺れ、彼女も、もう、死ぬかも?と思った震災の日を忘れられないでいた。
まだ、被災地では、仮設にも入れない人もいるし、原発も収束していない。
でも、私達は、乗り越えるしかない、今回のことで、学ぶしかないと思っています。
私は、原発はもういらない。どんなに便利で明るい光の暮らしがあっても、、NO。
これだけは言える。
 義援金がうまくいきわたらないのは残念。だから、私は、方向を変えた。知人や、友人に、直接送っています。
もどかしいこともたくさん、でも、私達は、日本でしか生きていけない。この国で良い時代もあった。だから、この国のために復興を信じて生きて行くしかないわ。
 息子さんをたくさん抱きしめてあげてね。息子さんは、たくさんの愛を感じて、豊かな笑顔をくれるわね。それって、一番素敵なことね。
生身の身体があるから、体温を感じられる。
抱きしめて、愛を感じられる。
音楽も、そのうち、聴けるようにあるわ、大丈夫よ。
復興は、小さなことから、とりかかればいい。
継続しましょう。


ひまわり |  2011/06/01 (水) 23:06 No.4372


ひまわりさん、おひさしぶりです。

>初めての解剖の授業で、教授が、80歳後半の遺体を見ながら、ハイ、足には銃弾の残骸が入ったまま、、、肺は真っ黒、、、でもこのほとけさんは、戦争でも死ななかった、肺がんにもならなかった、老衰でした。人は神様と決められた生き方をして、時期が来たら、戻るんです。とおっしゃったようです。

この話には僕も驚きです。解剖学の教授が神の話をするなんて・・・。
皮肉にも、僕が神の存在を否定するようになったのが、解剖の実習の時でした。いまでもたまに病理解剖というのをやります。原因不明で亡くなった患者さんの死因を追求するための解剖ですが、一般のかたには信じられないような処理をするんですよ。頚を切り離し、頭部を開け、脳を取り出したり、おなかを切開し、ありとあらゆる臓器をハサミで切り離し、重さをはかったり・・。もうそれこそどんなオカルト映画よりも残酷なことをやっているんですが、そういうことをしていると、あ~、死後の世界なんてないな~、神なんているはずがないな~、って思っちゃう。この前、ホーキンスが「死後の世界はない」と発言し物議を醸していましたが、やっぱり冷静に考えて死後の世界はないと思う。まあ、このあたりは個々の考えだから神を信じるも信じないもどちらもありだと思うのですが。

> 義援金がうまくいきわたらないのは残念。だから、私は、方向を変えた。知人や、友人に、直接送っています。
僕の施設も、義捐金を集めましたが、日本赤十字に送っても被災者の手許に届くのがいつになるかわからないので、直接、福島原発の近隣の11の町に直接送ることにしたばかりです。僕個人的には、今年からしばらくのあいだ、保有数る株式で得る配当金(年間高々10万ほどですが)を義捐金として送ることに決めました。

>息子さんをたくさん抱きしめてあげてね。息子さんは、たくさんの愛を感じて、豊かな笑顔をくれるわね。それって、一番素敵なことね。

そう思って、毎日しっかり抱きしめています。でもそのうち抱きしめると嫌がられるようになるんだろうなぁ。「パパ、臭い~」んなて言われて。そう言われるまで、思いっきり触れ合おうっと。

criss to ひまわりさん |  2011/06/02 (木) 22:10 No.4375

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