雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Luis Salinas / Salinas

   ↑  2011/07/30 (土)  カテゴリー: guitar
Luis SalinasLuis Salinas / Salinas ( amazon.co.jp )
1996 GRP Records

Luis Salinas (g,vo)
Ricky Peterson (key)
Didi Gutman (key)
Paul Peterson (b)
Michael Bland (ds)
Sammy Figueroa (perc)


暑い日が続きますね。このところちょと涼しいかと思っていたら今日は久しぶりに猛暑日でした。朝の天気予報では最高気温25度、雨が降ったりやんだりの一日でしょう、なんて自信げに言っていたけど、雨なんか殆ど降らず、それどころか30度越えの暑さで、朝持って出かけた雨傘を日傘にして差したいくらいだったです。こんな日は流石にむさ苦しいジャズなんか聴く気がおきず、手にしたmp3プレーヤーの選曲は[ ジャンル→フュージョン ] へ無意識にスワイプしてたりします。

で、仕事帰りのメトロ銀座線(それにしても銀座線って一年中なんであんなにム~と暑いんだろう? ) に揺られながら聴いていたのがこのルイス・サリナス( Luis Salinas ) の 『 SALINAS 』。

夏になると必ず聴きたくなるアルバムってないですか? 僕の場合は、渡辺貞夫の 『 Elis 』 とか、ラーセン・フェイトン・バンドの 『 Full Moon 』 とか、アンリ・サルヴァドールの 『Chambre Avoc Vue 』 とか、カシオペアの『 Mint Jams 』 とか、森園勝敏の 『 4:17 p.m. 』 (早くCD出してくれ~) とか・・・、いろいろあるのですが、このルイス・サリナスも夏の定番アルバムとして、ず~と愛聴してきた座右の逸品です。

サリナス(あるいはサリーナス)と言っても日本ではあまり知られていないかもしれませんね。母国アルゼンチンでは絶大なる人気を得ているギタリストなのですが、何故か彼の情報は日本には届かないようです。

ルイス・サリナスは1957年、ブエノスアイレス生まれのギタリストです。聴いてすぐわかるようにメチャクチャ巧いですが、彼はこの技術を独学で習得したといいます。

ワールドワイドな本格的な活動は90年代に入ってからで、94年に 『 Salsalinas 』 でアルバムデビューを飾っています。そして、モントルー・ジャズ・フェスティバルをはじめ、多くのイベントに招かれ、そのキャリアを積んでいき、チック・コリア、ジョージベンソン、チューチョ・バルディス、スコット・ヘンダーソンなどから賞賛されるまでに実力をつけていきます。更にその業績が当時 GRPレコードの社長に就任したばかりのトミー・リピューマの目にとまり、1996年、晴れてGRP より本作 『 Salinas 』 でデビューを果たします。

トミー・リピューマとしては彼を第二のジョージ・ベンソンに育て上げたかったのかもしれませんが、残念ながら本作はヒットには至らず、GRP Records からの二作目は制作ざれず、サリナスは GRP をこの一作のみで去ることになります。しかしその後も多くのリーダー作をリリースし、客演作品も多く、母国では絶大なる人気を今でも得ています。

彼はエレクトリックとアコースティックの両刀使いです。ソリッドなエレキギターを手にするとフュージョン色の強い演奏をしますが、アコースティックギターを手にした時はトニーニョ・オルタやバーデン・パウエルのようなボッサ・スタイルで演奏します。ただ、トニーニョ・オルタやバーデン・パウエルよりは遥かにジャズ的なフレーズの組み立て方をします。

また、時々ヴォーカルも披露します。これがまた味があっていいのです。決して巧くはないのですが。ギターも巧いが歌も巧い。これが母国での人気の所以かもしれません。

爽快感のみならず、適度な哀愁を漂わせながら、軽快に淀みなく、そして、隅々いまで配慮された歌心を持って演奏されるソロには心底、惚れ惚れするのですが、少々残念なのは個性がやや希薄なことです。キャラが弱いんですね。よくわからんワザを多用して聴衆を煙に巻くようなことは一切しない正統的なスタイルなので、巧いんだけど匿名的な音楽に聞えてしまうところが惜しい点です。

上掲したサンプル音源はノリのよいラテン・フュージョンですが、他の曲にはアコースティックで優しい曲もたくさんあります。たまにはこんな南米音楽が生み出す独特の緩やかな時間感覚のなかで休日を過ごすのもいいものです。



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