雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Gentle Giant / Octopus

   ↑  2011/09/07 (水)  カテゴリー: Progressive Rock
GENTLE GIANT Octopus2Gentle Giant / Octopus ( amazon.co.jp )
1972 Vertigo

Gary Green ( g, perc )
Kerry Minnear ( key, vib, perc, cello, Moog, lvo )
Derek Shulman ( vo, as )
Philip Shulman ( sax, tp, mellophone, vo)
Raymond Shulman ( b, vl, g, perc, vo )
John Weathers ( ds, perc, xylophone )

刺身にしても、酢モノにしても、あるいはから揚げにしても美味しい日本人の大好物、ミズダコ。しかしその生涯の最後にとても切なく、そして感動的なドラマを孕んだ生き物だったのです。先日、息子にせがまれて映画館に観に行ったBBC製作の自然ドキュメンタリー映画 『 ライフ- いのちをつなぐ物語』でそのドラマが綴られていました。

ミズダコは生涯に一度だけ産卵をします。オスとの交接(精子を受け取る)後にメスは岩穴や岩礁の陰で産卵します。そして驚くことに孵化するまでの半年間、メスタコは何も食べずにひたすら新鮮な水を漏斗から送り込みながら卵を育てるのです。半年後、孵化して泳ぎ去っていく子供達を見届けながら、メスタコはその場でひっそりと一生を終えます。その稚タコを見つめるメスタコの目が、心なしか微笑んでいるようで美しい。

たかがタコ。されど、なんという究極の犠牲愛。タコの映像で目頭が熱くなるなんて予想もしていなかった。命をつないでいくこと、そのことこそが生物の唯一にして最大の使命、なんだということを、タコから教わった気がした。タコも僕ら人間も生きることの目的は一緒。この地球上に住む全ての生物の目的は子孫を残すことであり、親から受け継いだDNAを子供に受け渡すことなんだと改めて認識させられた。というか、おそらく、子を生み、命をつなぐことを最終目的としない生物は、自然に淘汰され、現在の地球上には生存していない、と考える方が自然かも知れない。

仕事に忙殺され、家に帰って飯食って、ひたすら寝て、朝起きてまた汗だくで仕事に励む。仕事のために生きているのか、それとも、生きるために仕事をしているのかわからないまま、毎日があっという間に過ぎていく。人生の目的なんて考える暇などないくらい慌ただしく日々が過ぎていくけど、ふと立ち止まって人生の目的を考えてみたとき、それはなにも出世することでも、デカイ家に住むことでも、大好きな音楽をたくさん聴きまくることでもなく、ただ一つ、子供を作り、育むことこそ、人生の唯一の目的であり、最大の喜びなんだと、このタコの姿をみて思った。

タコのDNAの最終章に、あんな劇的な儀式がプログラムされていたなんて、、、。あのミズタコははじめから知っていてたのだろうか。この数日間、そのことが頭から離れない。繰り返すけど、たかがタコなんですけどねぇ。息子のおかげでとってもイイ映画を観させてもらいました。この究極の親子愛はきっと息子の心の奥深くにも刻まれたことでしょう。

でもあれですな、この映画観ちゃうと、迂闊にタコ焼きも喰えなくなりますな。

gentle giant octopusということで、タコジャケの作品を一枚。真っ先に思いだされるのがこのジェントル・ジャイアントの1972年リリースのサード・アルバム『 Octopus 』 でしょうか。初期の作品のなかでは一番好きかな。ドラマーがこの作品からジョン・ウェザーズに交代しているんですが、そのことが功を奏しているように思えます。リズムが躍動的になり、またどんな複雑な変拍子やアンサンブルでもしっかりキマっています。管やバイオリンやビブラフォンなどの多彩な楽器編成とジャズや中世音楽のマナーを導入、唯一無比な不思議な音世界に聴き手を誘ってくれます。どの曲も短めでプログレ特有の長尺な曲は一曲もないけれど、アルバム総体としてやっぱりプログレ的なドラマ性、ストーリー展開が感じ取れる名盤だと、思います。

オリジナルのUKジャケは上掲のロジャー・ディーンのアートワークが採用されていますが、US盤では左のように瓶詰めタコのジャケに変更されています。僕個人的にはこのUS盤の方が好みですね。



33分00秒~35分54秒 : ミズダコのチャプターです。厳密には映画と違いますが、大体同じ内容です。

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