雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

ブログパーツ

スポンサーサイト

   ↑  --/--/-- (--)  カテゴリー: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/?overture" target="_new

--/--/-- | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Frank Zappa / Jazz from Hell

   ↑  2011/09/12 (月)  カテゴリー: Around Jazz
frank zappa jazz from HellFrank Zappa / Jazz From Hell ( amazon.co.jp )
1986 (原盤) Barking Pumpkin

All compositions executed by Frank Zappa on the Synclavier DMS with the exception of “St. Etienne”.
“St. Etienne”: Frank Zappa (lead guitar), Steve Vai (rhythm guitar), Ray White (rhythm guitar), Tommy Mars (keyboards), bobby Martin (keyboards), Ed Mann (percussion), Scott Thunes (bass), Chad Wackerman (drums)



1986年、フランク・ザッパ ( Frank Zappa, 1940~1993 ) が当時発売されたばかりのシンセサイザー、シンクラヴィア ( Synclavier ) だけを用いて、まるまるアルバム一枚を作ってしまった画期的な宅録作品。シンクラヴィアにはサンプラー、シーケンサー機能も装備されており、しかもおそらく当時では唯一のハードディスクレコーディングが可能な楽器だったと思います。今で言うところのDAWみたいなシステムだったのでしょう。新し物好きな先進的ミュージシャンがこぞって自身の作品に用いた楽器でした。スティービー・ワンダーとかハービー・ハンコックとか、日本だと小室哲哉などが使ってましたが、シンクラヴィアだけで一枚作っちゃったのはザッパ大先生ぐらいじゃないでしょうか。

この『 Jazz from Hell 』はテクノっていうのかな? よくわからないけどとっても心地よいピコピコ音なんですよね。ザッパらしく複雑怪奇な音列が一見無秩序に並んでいるように感じるサウンドなのですが、でもやっぱりいい加減に打ち込んでいたら絶対作れない緻密な幾何学模型のようなサウンド・スケープ。何言っているかわかりませんが、とにかく誕生したばかりのまだまだ不安的で発展途上にあったシンクラヴィアでここまでのサウンドを作り上げるのは流石ザッパ!と唸ってしまう作品です。決してザッパの代表作でも名盤でもありません。むしろ彼の経歴のなかでは異色作といってよい作品ですが、なぜか愛着のわく作品です。

このアルバムは88年のグラミー賞の最優秀ロック・インストゥルメンタル賞を獲得しています。普通なら喜ぶべき受賞ですが、多くのザッパファンにとっては決して諸手を挙げて喜べない受賞です。それまでのアルバムはなんだったの!? 『 Sheik Yerbouti 』や『 One Size Fits All 』がグラミー獲れていないのに何故『 Jazz from Hell 』が獲れちゃうの? ザッパ自身も笑い泣きしていたはず。

ザッパって前立腺がんで53歳の若さで亡くなったんですよね。シンクラヴィアだけでこれだけのサウンドを創作できる人ですから、今生きていたらどんな音楽を聴かせてくれたか。ホント惜しい天才を僕らは失ってしまった。せめてタバコをやらずに、人間ドックを毎年きちんと受けて、PSA ( 前立腺特異抗原 ) を測定していれば死なずに済んだのに。まあ、ザッパが毎年ドックを受けている姿なんで想像できませんけどねぇ。

関連記事

FC2スレッドテーマ : JAZZ (ジャンル : 音楽

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/blog-entry-1499.html

2011/09/12 | Comment (3) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


crissさん たいへんお久しぶりです。

なつかしい名前を見つけて、ちょっと寄らせてもらいました。
私がZappaと主に関わっていたのは、マザーズ・オブ・インベンションの時代ですから、
このアルバムより、だいぶ前、ちょうどニュー・ロックなどということばが、生まれて
間もない頃でしたが、独自性に富んだ音楽で、好奇心旺盛な少年時代の特別な存在でした。
こうして、Zappaの名前が、記事としてJazz関係ブログから出ることも極めて少なく、
もう大拍手です。

J+works |  2011/09/13 (火) 18:48 No.4485


お久しぶりです。

僕も最初に聴いたのがマザーズ・オブ・インベンションの『 One Size Fits All 』ですよ。実際に聴いたのはリリース後ずいぶんたった1980年代前半ですが。当時はまだ貸しレコード屋というのがあって、大学時代に近所の貸しレコード屋に通ってジャズやフュージョンのLPを借りていたのですが、その店主(40歳代ぐらいのおばさん)が、「ジャズばかり聴いていないでこれ聴いてぐらん」っていって無料で貸してくれたのがトッド・ラングレンの『魔法使いは真実のスター』とザッパの『 One Size Fits All 』だったんですよ。最初聴いたときは感激しましたね。いっきに視野が広がっていく感じで、それ以来、夢中でアルバムを収集していったのもです。

これからはジャズばかりじゃなくて時々、プログレやロックのアルバムも取り上げようと思ってます。あまり蘊蓄語るほどの知識はないのですが、いいな~と思う往年の名盤なんかをぼちぼちと。

criss to J works さん |  2011/09/14 (水) 22:52 No.4486


承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

 |  2014/03/15 (土) 07:29 No.4533

コメントを投稿する 記事: Frank Zappa / Jazz from Hell

お気軽にコメントをぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメントとして投稿する。(管理人にのみ公開)
 

Trackback

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。