雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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2011年 極私的愛聴盤ベスト20

   ↑  2012/01/04 (水)  カテゴリー: Jazz
2011年ベスト25


恒例の 「極私的愛聴盤2011」 をまとてみました。本来なら年末にアップすべき記事ですが、例年になく今年はバタバタしちゃて、書けませんでした。昨年前半は東日本震災や原発問題などがあって、ジャズを聴く気分にもなれず、陰鬱な日々を過ごしてしまいました。ですので、昨年は新譜買いも例年に比べて極端に少なかったです。ジャズの新譜に限って言えば120~130枚ぐらいでした。でも、ほとんどハズレらいいハズレもなく、意外に豊作の一年だったのではないでしょうか。では、左上から右下に向かって簡単にコメント付けていきましょう。なお、20枚の順番は愛聴度や重要度とは無関係です。

まずは、今年一番の注目新人アルティスト、マリウス・ネセット ( Marius Neset ) のセカンド・アルバム 『 Golden Xplosion 』 から。

マリウス・ネセットは1986年、ノルウェー生まれの26才。2003年にコペンハーゲンの Rhythmic Music Conservatory に入学し、そこで奇才ジャンゴ・ベイツに師事。その後もベイツのビッグバンドのメンバーとして活躍する新人です。本作は彼の二作目になります。ジャンゴ・ベイツ好きの僕としては無条件で買いのアルバム。なにしろベイツもキーボードで参加していますから。完全に期待通りのベイツ遺伝子直系の吹き手です。不規則、無秩序で鋸歯状の音列が変拍子に乗って炸裂。今後も目が離なせません。

ルドレシュ・マハンサッパ ( Rudresh Mahanthappa ) の最新作 『 Samdhi 』もマリウス・ネセット同様、脳髄直撃の刺激的、攻撃的な凄盤でした。最新作と言っても録音は2008年とちょっと古い。

ご存じのようにルドレシュ・マハンサッパはインド系アメリカ人。ヴィジェイ・アイヤーと同じルーツですね。そしてふたりともエリート。ヴィジェイ・アイヤーは名門エール大学卒。対してマハンサッパは世界最高位のジャズ学科をもつノース・テキサス州立大学を卒業しています。それはそれとして、僕が初めてマハンサッパを聴いたのはヴィジェイ・アイヤーの 『 Blood Sutra 』 だから、もう5~6年になるだろうか。どうしてもインド人のジャズという良くも悪くもインド独得の音階やシタールやタブラが入った民族音楽をベースに作られているんだろうと勘繰ってしまうけど、マハンサッパにしろ、アイヤーにしろ、いままであまりインド人であることを意識させるような作風ではなかった。大体において、彼らは生まれも育ちもインドじゃないからね。でも今回は前作群に比べ、お香の匂いが鼻を突く感じが強いかもしれません。そう言えば、今回は触れませんが、アイヤーの新作 『 Tirtha 』 もいつになく中近東路線を強めた作品でしたよ。

でもって、マンサッパ繋がりで聴いてみたら凄く良かったのがパキスタン出身のギタリスト、レズ・アバシ ( Rez Abbasi ) のセカンド・アルバム『 Suno Suno 』。

メンバーのヴィジェイ・アイヤーやルドレシュ・マハンサッパの演奏もカッコいいし、アビシの捩れたアウト・フレーズ全開のソロも抜群にうまいし、なんだかんだいって、楽曲が最高。大きく括れば NYコンテンポラリー系、となるのだろうけど、明らかにニューヨークにあって彼らは新たなる潮流になろうとしている。

以上、ちょっとトンガリ系の重たいジャズを列挙しましたが、続く4枚はいずれも爽快なハードバップ作品です。

今年、実際に最も聴いたハードバップ作品はこのシーン・ジョーンズの最新作 『 No Need for Words 』 ( 前項あり )。

リーダー作としては6作品目となる。元 Lincoln Center Jazz Orchestra のメンバー。最近はウェインショーター、マーカスミラーらのバンドで活躍と、着実にその知名度を上げてきたジョーンズですが、日本ではいまひとつ盛り上がっていませんね。とっても巧いトランペッターなんですけどねぇ。拙ブログで大、大、大プッシュしておきましょう。ドラマーのオベッド・キャルベアも大暴れしてますから、ドラム好きにもマストアイテムでしょう。

ロシア生まれのトランペッター、アレックス・シピアギンの通算12作品目となる最新作 『 Destinations Unknown 』 ( 前項あり )は Criss Cross から。

この人も前述のシーン・ジョーンズと同様、日本での認知度は低いね。やっぱり国内盤がでないと駄目なんでしょうね。「マンデイ満ちるの旦那 」 と説明する大概のジャズファンは思いだす。シピアギン~ポッター~ビーニー の3管フロントラインは鉄壁。安定した高水準な作品。

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2012/01/04 | Comment (3) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


crissさん、こんにちは。
ブログ上では、今年初めてですので、改めまして、本年も宜しくお願い致します。

年末に送って下さったCDを聞かせてもらっています。2枚組みの方は、CD1の方を何度か繰り返して聞かせて頂きました(CD1の最後の曲が好きです)。それから、オムニバスの方ですが、全体的に優しさと甘美な曲で統一されていて、とても聞きやすく、自身も優しい気持ちを覚えました。退屈なアイロン作業にも、拍車がかかります(苦笑)。色々とお手数をお掛けしてしまいましたが、遠方からのお心遣い、有難く受け取らせて頂きますね。有難う御座いました。

去年のベスト版のご紹介も有難うございます。また、少しずつ聞かせて頂こうと思います。

Laie |  2012/01/16 (月) 16:02 No.4512


Re: タイトルなし

Laieさん、こんばんわ。

本年もよろしくお願いいたします。2枚組みの「Jazz for Japan 」は、僕は聞いたことがないのですが、メンバーも超豪華だし、録音もLA のキャピトル・スタジオなので、楽曲の善し悪しは別としても、非常に心地よいサウンドに仕上がっているはずだと思います。普段はジャズをあまり聞かない方でも楽しめる作品と思い、今年はこれを選びました。僕自身の選曲したCDのほうは、静かでメロディーが親しみやすいものを選んだつもりです。

昨夜は関東地方に雪が降りました。東京都内も5cmぐらいの積雪があったんですよ。何年ぶりでしょうか。このところの寒さで、持病の腰痛が再発し、それでなくても歩くのに不自由しているところに凍りついた道路で、ほんと、怖い思いで通勤しました。今年の東京は例年になく寒いです。朝は大体2~3度ぐらいですよ。でも、Laieさんのお住まいのほうが寒いのかな。

先週あたりからインフルエンザも流行り出しています。ドイツでもインフルエンザは流行っているのでしょうか?ワクチンは打ちました? 僕らは当然打っていますが、同僚で打っていたにも関わらずおもいっきりインフルにかかったやつもいます。あれはあまり当てになりませんからね。体調を崩しやすい季節です。どうか十分、ご自愛くださいませ。

criss to Laie |  2012/01/24 (火) 20:40 No.4515


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 |  2013/02/24 (日) 13:33 No.4527

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