雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Eric Legnini / Trippin'

   ↑  2008/04/26 (土)  カテゴリー: piano
eric legnini trippin'

今年の7月で拙ブログも開設後3年になる。ジャズに関するエントリーも500を超えてきた。最近は育児に時間がとられ、なかなかブログを更新する時間が作れず苦労しているが、≪ ブログ寿命3年説 ≫ というジンクスに負けないよう、これからもマイペースで続けていこうと思っている。  

ところで、Google で日々、ジャズ・ミュージシャンを検索していると、僕自身のブログ記事に出くわすことが時々ある。しかも上位、時にはトップにランキングされていることもあり、驚くばかりである。  たとえは、Daniele Scannapieco、Kasper Villaume、Moutin Reunion、Vince Mendoza、Paris Jazz Big Band、Paquito D’Rivera、Mario Biondi、Christian Jacob、Karel Boehlee Trio、タル・ウィルケンフェルト( Tal Wilkenfeld だと2位 )などはすべて Google検索でトップに表示されている。  

僕は別にブログを通じて商売をしているわけではないので、上位表示されても別段メリットはないが、それでもやはりうれしいものだ。あくまで愛好するミュージシャンについての備忘録を記すつもりで続けているだけであるし、取り上げるミュージシャンもマイナーな方々ばかりなので、アクセス数は期待できない。そもそも、仕事現場で競争し、会社からランク付けされ、へとへとになり帰宅したのに、さらにブログのランキングを気にしないといけないなんて真っ平ごめんだから、はじめからアクセス数を稼ぐつもりもない。しかし、検索で上位に表示されるというのはやはり快感だ。どういう理論かは知る由もないが(注1)、Google のアルゴリズムが、拙ブログの記事を価値あるテキストとして認めてくれたことに素直に感謝したい。  

さて、Eric Legnini エリック・レニーニ( 1970年ベルギー生まれ )の通算7枚目の新作が発売された。今回も Label Bleu (国内販売は Video Arts )からのリリースだ。ちなみに“ Eric Legnini ”でググると、拙ブログの記事『 Eric Legnini Miss Soul 』がHMVのサイトに次いで2位に表示される。ここまで書いてふと思ったのは、「エリック・レニーニってベルギー人だったんだよね」ということ。長いことパリを拠点に活動を続けてきたから仕方ないのだが、あまり意識しないで聴いているとフランス人と勘違いしてしまう。同世代のベルギー人ピアニスト、たとえばナタリー・ロリエ、ディーデリク・ワイセルズ、イヴァン・パドゥアらが母国での活動を主軸にしているのに対し、エリックは早い時期からフランスに移住してしまった人だ。しかし、コンポーザー・タイプのアーティストであるという点で、ナタリー、ディーデリク、イヴァンらと共通している。ベルギーの中堅ピアニストはいずれも個性的、独創的な音世界を持っていて実に面白い。   

Jacques Pelzer ジャック・ペルツァーへの追悼盤として制作された95年の『 Rhythm Sphere 』以降、まったくリーダー作に恵まれなかったエリックであるが、06年に突如 Label Bleu から『 Miss Soul 』をリリース。ラムゼイ・ルイス風のR&B,やゴスペル調の曲を演奏したかと思えば、フィニアス・ニューボーン・Jrや,クリフォード・ブラウンの曲をハード・バピッシュに奏でたりするなど、以前のキース・ジャレット直系の抒情派ピアニストの面影が微塵も感じられないその変貌ぶりに誰もが驚かされた作品だった。さらにその1年後の07年にも、ブーガルーを大胆に取り入れた『 Big Boogaloo 』をリリースし、近年の好調ぶりをアピールしたのも記憶に新しいところだ。そして今回の最新作の登場だ。  

基本的には『 Miss Soul 』~『 Big Boogaloo 』路線を踏襲する作品と捉えてかまわないと思う。4ビートのバラードからバップ、モード、ブーガルーまで、何でもありのごった煮娯楽作品だ。 全15曲で内9曲がエリックのオリジナル。≪ Darn That Dream ≫ や ≪ The Shadow of Your Dream ≫ などのスタンダードや、スティービー・ワンダーの≪ The Secret Life of Plants ≫ なども演っている。M-8 ≪ Darn That Dream ≫ は、昨年11月3日、4日に開かれた『 ギンザ・インターナショナル・ジャズ・フェスティバル 』でも演奏していた。また、M-18 ≪ Doo-Goo ≫ は、同フェスティバルでは ≪ New Boogaloo ≫ と紹介されていた曲であるし、Fドリアン一発モノのモーダルな楽曲M-6 ≪ Bleak Beauty ≫ も、ライブではタイトルのアナウンスなしで演奏されていた曲だ。それもそのはずで、本作が録音されたのは、2007年11月8日~11日。『 ギンザ・インターナショナル~ 』に出演した直後だったのだ。   

サポート・メンバーは近年ずっと一緒に活動してきたFranck Agulhon フランク・アギュロン( ds ) とMathias Allamane マティアス・アラマヌ ( b ) の2人。個人的にはフランク・アギュロンのせわしくうるさいドラムが好きだ。“ うるさい ”というのは僕にとってはドラマーに対する最大級の褒め言葉と思ってもらいたい。ピアノのうしろでリズムキープするだけのドラマーなど退屈で仕方ない。やはり、うるさくてピアノの音を掻き消すくらいの自己主張の強いドラマーが好きだ。その点、フランクは合格点だろう。それほど巧さは感じないが、音楽に生き生きとした表情を与える術を身につけている。  

全体として、それほどインパクトのある作品ではないが、単純に酒を飲みながらリラックスして聴くには最高の娯楽作品ではないだろうか。本音を言えば、できればこの路線はこれくらいにして、新たな展開に打って出てもらいたいものだ。

注1:グーグルの中でも、検索アルゴリズムを完全に知る人は数人しかいないといわれ、エリック・シュミットCEOですら、「知らない方がいいことがある」として、自分でも詳細なアルゴリズムは知らないことを打ち明けている。( 『 グーグル革命の衝撃 』NHK取材班著より )途中ですが、これから青山のBody & Soul にスカンジナビア・コネクションを観に行ってくるので、ここでひとまず中断。あとは帰宅ご書きます。酔っ払って眠ってしまうかもしれませんが。
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