雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Stefano Battaglia / Bill Evans Compositions

   ↑  2006/11/26 (日)  カテゴリー: piano
Stefano Battaglia evans1&2

イタリアの孤高の耽美派ピアニスト Stefano Battaglia (ステファノ・バターリア)の1992年の作品『 Bill Evans Compositions Vol. 1&2 』( Splasc(H) )です。正確には1992年にVol.1 が発売され,次いで93年にVol.2 が発売されたのですが,今年になり両者のカップリング盤として再発されました。

実はもともと僕はVol.1 だけを某オークションで手に入れ愛聴していたのですが,どうしてもVol.2 が手に入らず,今回泣く泣くカップリング盤を買い増ししたというわけです。2枚組みで3800円はちょっと痛かったけど,なにせ,凄く出来がよかったので満足です。

ところで,あまり日本ではバターリアの知名度が高くないですね。国内盤としてはおそらく P.J.L のEuropean Piano Jazz Series として1993年の『 Baptism 』 ( Splasc(H) )が発売されているだけですから,しかもこれ,ピアノソロなので初めてバターリアを聴いてみよという人にはちょいと抵抗があります。そのあたりも人気のなさに関係あるかもしれません。最近,ジャズ批評『 ピアノ・トリオ Vol. 3 』で2003年の『 Where Do We Go From Here 』( Labour of Love )が紹介されたので,この機会にファンが一気に増えることを期待します。

さて,本作はタイトルが示すようにビル・エバンスの作曲に焦点を当てた作品なのですが,演奏自体は特にエバンスを意識したものではなく,彼の持ち味であるキース・ジャレットの奏法を踏襲する路線です。しかし唯のキース路線ではありませんよ。キース派の百花繚乱する欧州ピアノ界にあって,彼は頭ひとつ抜きん出た個性を兼ね備えています。エンリコ・ピエラヌンツィをも凌駕するバターリアの存在は,これからのイタリア・ピアノ界を益々面白くしてくれることでしょう。

メンバーはバターリアのレギュラー・ベーシストと言ってもよい Paolino Dalla Porta (パオリノ・ダラ・ポルタ)とドラムスがAldo Romano (アルド・ロマーノ)。取り上げている楽曲は《 Interplay 》,《 Time Remembered 》,《 Orbit 》,《 Loose Bloose 》,《 Nardis 》,《 Very Early 》,《 Displacement 》などなど,エバンスのアルバムでお馴染みの曲が名を連ねていますが,中には全然聴き覚えのない曲も多く,とっても渋い選曲です。原曲にかなり手を加えて原型をとどめないものまであります。それにしてもいつもながらバターリアは音楽に真摯に向かい合い,その奏でるジャズには一寸の隙もありません。

しかも深遠で陰鬱な世界感を持っているので,ピエラヌンツィがそうであるように,聴き手にもそれなりの集中力と覚悟が必要です。まあ,あまり日常的に聴くジャズではないのでしょうね。それにしてもVol.1 とVol.2 を比べると,断然,僕が持っていなかったVol.2の方が出来がイイ。特に《 There Came You 》から《 The Two Lonely People 》の繊細な美旋律にすっかり耽溺してしまった。やっぱり買ってよかった。

バターリアの『 The Book Of Jazz 』については別項(2005年10月18日)で書いてます。
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