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E.S.T. / viaticum

   ↑  2006/12/27 (水)  カテゴリー: piano
E.S.T.   viaticum

このところE.S.T. のアルバムをデビュー作から順を追って聴いてきましたが,E.S.T. の通算9作目にあたる本作『 viaticum 』(2005年)でやっと御仕舞いです。ふ~。(最新作『 Tuesday Wonderland 』は最初に紹介済み)。僕の中では,1999年の『 From Gagarin’s Point of view 』をE.S.T. の頂点として,以後の作品は結成当初の北欧の風土に根ざした独特のリリシズムや即興性から徐々に遠退いていき,多くの大衆に受け入れやすい,ジャズファンにもあるいはロックファンにもアピールする,最大公約数的ポップ・ミュージックに変異していったように思われて,興味が薄れていったというのが正直な所ですが,そんな< Post-Gagarin >の作品群の中では比較的良く出来た作品だと感じるのがこの『 viaticum 』です。

Viaticum とはキリスト教用語で「臨終の聖餐」と訳され,イエス・キリストの最後の晩餐に因んだ臨終を迎える際の儀式のようなものだそうです。Voyage (航海,人の一生)の語源になったラテン語でもあります。まあ,意味はどうあれ,こんな重々しいタイトルが示すように全体に暗鬱な曲調が多く,最初聴いた時はあまり好きになれず,しばらく放置していました。でも,聴きこんでいくと1曲1曲の出来はとっても良くて,やや色彩感や温度感が薄い単調な曲が並んでいるので,一聴して印象に残りにくいのですが,意外にスヴェンソンは感性を研ぎ澄ました鋭いアドリブを披露しています。僕は特にM-8 《 A Picture Of Doris Travelling With Boris 》が好きです。ドラマティックな美旋律が次々と溢れ出る6/8拍子の名曲です。個人的にはこの路線を踏襲して欲しかったな~。そうすれば第二のパット・メセニー・グループになれるのに。

ということで,E.S.T. の全10作品を今回あらためて聴いてきましたが,わずか13年の間にここまで彼らのジャズが変貌するとは全く予想外で驚きでした。昔のE.S.T. をしる僕としては,現在の彼らの活動には少々戸惑いを禁じえませんが,これも激しい競争社会である音楽業界を生き抜くための手段なのでしょう。では,最後に超個人的なベスト3 をあげて終わりにしたいと思います。

1位 : 『 From Gagarin’s Point of view 』 (1999年)
2位 : 『 When Everyone Has Gone 』 (1993年)
3位 : 『 Viaticum 』 (2005年)
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