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Andre Ceccarelli / Live Sunside Session

   ↑  2008/12/12 (金)  カテゴリー: 未分類
andre ceccarelli live sunside

フランス・ジャズ界の重鎮アンドレ・チェカレリの最新作が、フランスの新興レーベル、Cristal Recordsから発売された。

昨年発売された前作 『 Golden Land 』 は、エンリコ・ピエラヌンツィやデヴィッド・エルマレクを擁した優雅で気品に満ち溢れた傑作であった。今回は、アントニオ・ファラオ、シルヴァン・ブフ、トーマス・ブラメリを迎えてのライブ盤で、しかも二枚組だ。

ライブ会場となったのは、パリの Sunside というライブ・ハウス。この Sunside のあるロンバール通りには他にも Baiser sale (ベゼ・サレ)や Duc des Lombards (デュック・デ・ロンバール)など、ジャズを聴かせるクラブが点在している。例えるならば“ パリのニューヨーク52番通り ” みたいなものだ。

この Sunside  はビルの1階にあるのだが、実は地下にも Sunset  というライブ・ハウスがある。もともとは83年にまず地下の Sunset  がオープンし繁盛したため、レストランであった1階部分をライブ・ハウスに改装して2001年にオープンしたのが Sunside  である。 Sunset  は主にエレクトリック・ジャズやワールド・ミュージックのライブを、 Sunside  はアコースティック・ジャズのライブを行っているようだ。

本作は2枚組でトータル92分とやや短めの録音時間。収録されている曲は、Disc 1 に 5曲、Disc 2 に 5 曲の計 10 曲。最初と最後に ≪ Giant Steps ≫ のバージョン違いを持ってきている点が面白い。どちらも甲乙つけ難い名演である。そのほかにはショーターの ≪ Juju ≫ や、マイルスの ≪ Seven Steps to Heaven ≫ などもやっている。残りはメンバーのオリジナルである。

やはり小さなハコで繰り広げられる一流ミュージシャンのライブは凄まじい迫力があり、圧倒される。決して Hi-Fi な録音ではないが、それがかえって臨場感を高める。最後列からチェカ爺が強烈に煽る。ファラオもそれに加担する。でもって、ブフが否応なしに熱くなり、沸点超えの強烈ブローを繰り広げる。どんどんとテンションの上がっていく様は圧巻だ。今、フランスで最も勢いのある若手テナーはブフとエルマレクだろう。そんな確信を与えてくれる演奏だ。

それにしても、チェカ爺は1945年生まれだから、今年で63歳になるはずだが、いったいこのエネルギーはどこから来るのだろう。老境に入っても若手ミュージシャン相手に一歩も譲らず、むしろ余裕綽綽で彼らを後方から激しく煽るのだから大したものだ。音圧の衰えなど微塵も感じられない
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