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ペトルチアーニは何故肺炎で死ななければならなかったのか(1)

   ↑  2005/08/17 (水)  カテゴリー: piano
ペトルチアーニは何故肺炎で死ななければならなかったのか(1)。

Michel Petrucciani 「 Days of Wine and Roses : The Owl Yeas 」

1981年から1985年までのOwlレーベルに残した6枚のアルバムからのコンピレーション。数あるペトルチアーニのアルバムの中で最も優れた内容(と勝手に思っている)。

ミッシェル・ペトルチアーニはなぜ肺炎で死ななければならなかったのか。
これが今日のテーマです。
その前にペトルチアーニの先天性の骨の病気である骨形成不全症( Osteogenesis Imperfecta: OI )について簡単に説明します。

この病気は常染色体優性遺伝(時に劣性遺伝の場合もある)ですが、遺伝的素因を持たない遺伝子の突然変異から生じることもあるようです。1型コラーゲンの質的異常および量的異常から骨にまつわる様々な症状が生じる難病です。
以下にその症状をまとめてみると、
1) 青色強膜
2) 脊椎湾曲症
3) 樽状胸郭
4) 三角顔面
5) 難聴
6) 低身長
7) 多発骨折
8) 脆弱な歯牙
9) 四肢の関節の不安定と筋肉の成長不良
10) 呼吸器障害
11) コラーゲン形成障害

これらの症状の出現数や重症度によってタイプ1からタイプ4まで分類されています。詳しくはこちらのサイトに書かれています。
青色強膜とは、白眼の部分が青や紫に変色していることです。あらためてペトルチアーニのジャケット写真を見てみましたが、ほとんどの写真はモノトーンや横顔、あるいは遠景からの写真であって青色強膜かどうかはっきりしません。もしかすると青色強膜を隠すためのジャケットデザインなのかもしれません。脊椎側湾症はなかなか外見ではわかりませんが、樽状胸郭はまさに樽のような体幹のことで、これはペトルチアーニの写真から容易に理解できると思います。三角顔面や低身長も見られます。以上にようにOIの特徴をいくつか認めることができます。ここで興味深い事は、典型的なOIでは難聴や四肢の筋力低下なども見られるという事です。ところが、ペトルチアーニには他の症状が出現したにもかかわらず、難聴や上肢の筋力低下は生じなかったと思われるのです。ここがOIでありながらピアニスト、ミッシェル・ペトルチアーニとして大成できた最大のポイントだと思われます。神様はペトルチアーニにOIという難病を背負わせましたが、ピアニストとしての存在意義を持たせるために聴力と腕の筋力は残してくれたのです。まさにピアノを弾くためだけにこの世に生まれた神童と言われる所以なのです。

長文になってしまいましたので、死因の肺炎についてはまた次回に。

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