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Dave Douglas' Tinny Bell Trio 『 Constellations 』

   ↑  2007/06/20 (水)  カテゴリー: trumpet
Dave Douglas' Tinny Bell Trio  『 Constellations 』
デイヴ・ダグラス,ブラッド・シェピック(g),ジム・ブラック(ds)からなるベースレスの変則トリオ・ユニット“ The Tinny Bell Trio ”は現在までに計4枚の作品を残していますが,本作は1995年の第2作目。

1991年に結成されたこのトリオは,元々はダグラスがアコーディオン奏者のナビラ・シュワブと組んで演奏していた東欧民族音楽をベースに更にジャズ・アレンジを施して発展させようとしたユニットです。はじめは毎週金曜日にニューヨークのソーホー(SOHO)にある“ Bell Café ”のギクっていたようですが,徐々に東欧民族音楽に彼ら即興/ジャズ手法を融合させていき,オリジナリティーに溢れる独自の音世界を築き上げていったのでした。

本作は1994年の初ヨーロッパ・ツアー直後に録音されたもので,この時期にはかなり音楽的に自由なスタイルに変化していて,有名なフランスの吟遊詩人ジョルジュ・ブラッサンスやロマン派の作曲家ロベルト・シューマン,さらにはハービー・ニコルスの曲まで題材に取り上げています。M-4《 Taking Sides 》は,ユーゴスラビア内戦で虐殺された犠牲者に捧げた曲です。

セルビアのブラスバンド,ブルガリアやマケドニアのアンサンブルにインスパイアされた楽曲,ということですが,使用される音,スケール,モードは確かに東欧・バルカン系ではありますが,それほど民族音楽臭さはありません。あくまで自分達の即興/ジャズのための素材に東欧音楽を用いているといった感じです。ベースレスではありますが,ブラッド・シェピックの低音弦の使い方が巧いため,意外に重心の軽さは感じません。シェピックはポール・モチアンのエレクトリック・バンド( Paul Motian and The E.B.B.B.)に参加していましたが,正直,カート・ローゼンウィッケルの影に隠れて,あまり印象に残っていませんが,ここではかなり鋭角的で斬新なアドリブを披露していて爽快です。ジム・ブラックはやや大人しめかもしれません。でも流石に巧いです。

このバンドも混沌とした騒音炸裂のフリー・ジャズかと思いきや,意外や意外,全体にダグラスの緻密なスコアが冴え渡る丁寧な仕上がりのエキゾチック・ジャズでした。

Dave Douglas' Tinny Bell Trio 『 Constellations 』 1995 hatOLOGY 542
Dave Douglas (tp)
Blad Shepik (g)
Jim Black (ds)
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