雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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LTC / A Different View

   ↑  2008/07/30 (水)  カテゴリー: group

LTC  / A Different View 

Pietro Lussu ( p )
Lorrenzo Tucci ( ds )
Pietro Ciancaglini ( b )

イタリアの中堅プレイヤーであるピエトロ・ルッス ( p )、ロレンツォ・トゥッチ ( ds )、ピエトロ・シアンカグリーニ ( b ) らが結成したユニット LTC の第二弾。発売になったのは昨年暮れでしたが、最近になってやっと購入し、思いのほか出来が良くて愛聴している作品です。ピアノのルッスは、スケーマ・セクステット~ニコラ・コンテ・バンドの流れで徐々に頭角を現してきた人で、ちょっとクラブ系の範疇に入るミュージシャンというイメージもありますが、90年代からロザリオ・ジュリアーニのサポートもしていましたし、05年にはこのLTC名義で第一弾となる『 Hikmet 』( VVJ ) という列記としたジャズ作品を出しています。

この『 Hikmet 』はゲストにマーク・ターナーを迎えたハード・バップ作品でしたが、マーク・ターナーはゲストという役回りながらも、全曲で豪快にブローし、しかもこの時は絶好調だったため、LTC のメンバーはやや影が薄く、LTC の音楽性が発揮できていない作品でした。ただし、全体としてのサウンドは滅茶苦茶カッコよかったのです。あのブルックリン系の覇者マーク・ターナーがこの時だけは豪快なバッパーに変身していて非常に面白かった。

そして、あの時の控え目な LTC のイメージがあったのと、なんといっても今回の新作の解説が小川充氏と帯に記されていたのが、今まで購入を躊躇っていた理由です。

キャプションには、「 解説:小川充 イタリア発。スタイリッシュな新世代ジャズの極致!」 と書かれています。僕は帯に“ 小川充 ”とか“ 須永辰緒 ”書かれているだけで真っ先に購入リストから外しています。彼らのことを誰かが「ジャズという惑星をめぐる宇宙人」と譬えて言い表していましたが、宇宙人ですから話が通じない。彼らの話も理解できない。全くジャズに対する価値基準の異なる方が薦めるジャズなど信用できない。ということで、今まではスルーしてきたのですが、今回はちょっとした冒険買いをしてみました。

一曲目から哀愁メロディー&ラテン・リズムのクラーク=ボラン・ビッグバンドの名曲≪ Just Give Me Time ≫ です。いかにもクラブ系のファンが喰いつきそうなナンバーです。やはりクラブ系をターゲットにした作品なので、全体に 非4ビート の軽快な楽曲が多いです。やや荒っぱい演奏ですが、打鍵が強くダイナミックで、聴き心地は確かにイイ感じです。70年代のホレス・シルバーを連想させるラテン・ゴスペル調の曲もある。終盤にはニーナ・シモンの≪ I Wish I Knew How It Would Feel to be Free ≫ なんてやってて、泣けます。

緊張感は皆無で、テクニック的にも平凡。でもまあ、聴いているうちに自然に体が揺れている軽快なサウンド。たまにはこんなのもイイな~と思いながら、たまにではなく、このところ頻繁に聴きこんでいます。

LTC  hikmet 
LTC + Mark Tuner  『 Hikmet 』  2005年  Via Vento Jazz

これは名盤。な~んだ、ちゃんとしたバップもできるじゃ~ん、と、マーク・ターナーの懐の深さを思い知った衝撃の一枚。ふにゃふにゃ、うねうねと変態フレーズを浴びせかけるターナーも素敵ですが、こんな王道路線も一枚位持っててもいいですね。
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