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Jazz Orchestra of The Concertgebouw @ Blue Note Tokyo

   ↑  2008/10/20 (月)  カテゴリー: live report
Jazz Orchestra of The Concertgebouw @ Blue Note 

2008年は日本とオランダの外交関係が樹立してからちょうど150周年にあたり、さらに2009年は両国の通商関係が400周年を迎える年であることから、現在 “Nederland in Japan 2008-2009(日本オランダ年2008-2009 ) ”と題した祝賀行事が行われている。そのイヴェントの一環としてこのたびオランダの新鋭ビッグバンド“ Jazz Orchestra of The Concertgebouw ”が初来日を果たした。

10月12日のホテルオークラをかわきりに、13日の三島文化会館(静岡)、15日のBlue Note Tokyo の計3回の公演が行われた。

私が観たのは15日のBlue Note Tokyo の 1st set 。ホテルオークラの公演は、6月にオープンしたばかりの本館1階の新宴会場である曙の間を使用して、2ドリンク、2オードブル、サービス料込で16000円。オークラにしては良心的な値段設定だったので、Blue Note にするかオークラにするか迷ったが、オークラはたぶんオランダ大使館の招待客で堅苦しい雰囲気だろうと思い、結局Blue Note のライブを観ることにした。

さて、いつものように30分前に入店したのだが、客席はすでに満員に近い状態だったため、不本意な席に案内されてしまった。予想以上に人気があるようで( ただ、ほとんどの客はヴァン・ルーラー目当てだと思うが )、ライブ開始時には超満員となり、立ち見のお客さんもでるくらいだった。

このビッグバンドはトランペットが5人の上にジェシー・ヴァン・ルーラーのギター、それに指揮者のヘンク・ムトーヘルトもステージに立つので、計18人の大所帯BBであり、ホーン・セクションの一番はじの人が小さなステージからこぼれおちそうなくらいだった。余談だが、ヘンク・ムトーヘルトのメンバー紹介を聞いていると、ヴァン・ルーラーは“ ジェシー ” ではなく 、 “ イェセ ”と発音されているように聞こえた。

選曲は昨年発売されたJOC の『 Riffs’n Rhythms 』から2曲。今年発売された JOC featuring Jesse van Ruller の『 Silk Rush 』から5曲と、ヴァン・ルーラーにスポットライトをあてたライブであった。 アンコールの“ Tokyo Jazz Party ”という曲は単純なテーマのB♭ブルースなので、即席で作った曲であろう。

圧巻は最後に演奏してくれた ≪ The Secret Champ ≫ だ。キーCのI-VI-II-V の循環コードによるブーガルーっぽい軽快な曲で、ヴァン・ルーラーの 『 Circles 』 や 『 Catch 』 でも演奏しているが、断然このビッグバンドのヴァージョンがカッコいい。まさにフィナーレに相応しい熱い演奏であった。

ヴァン・ルーラー以外にもソリストはみな凄腕そろいで、しかも非常に個性的なミュージシャンばかりだった。たとえば、アルトサックスで言えば、淡く憂いを含んだ乾いた音色をもつヨルク・カーイに対して、艶やかでスピード感溢れるマルコ・ケーゲルの対比。トランペットで言えば、メロディアスで抒情的なフレーズが持ち味のヤン・ヴァン・ダウケレンに対して、メカニカルで瞬発力のあるルート・ブルルスの対比。しかし、そんな超個性的なミュージシャンが個を殺して、一致団結して一つの曲を作り上げることに全神経を集中されることから生まれる強烈なスイング感は、どうしようもなく魅力的だった。

ヴァン・ルーラーを観るのは初めてだったが、期待どおりに素晴らしいテクニックを披露してくれた。注意深く音を追って聴き入ったが、ミストーンは皆無だったと思う。音色もクリアで太く、ホーン陣に負けない力強さがあった。また、ピーター・ビーツの体のデカさには少々驚いた。体型はもちろん違うが、オースカー・ピーターソンが弾いているようにピアノが小さく見えた。残念だったのは、ドラマーのマタイン・フィンクではなく、ロイ・ダッカスという人に変わっていたことか。

Jazz Orchestra of The Concertgebouw
Wed. October 15 in 2008 at Blue Note Tokyo 19:00~

1) Riffs & Rhythms ( Henk Meutgeert )
   solo :  Ruud Breuls ( tp ) Bert Boeren ( tb ) Jorg kaaij ( as )
            Peter beets ( p ) Simon Rigter ( ts )
2) Amsterdam ( Jesse van Ruller )
   solo : Jesse van Ruller ( g )
3) Silk Rush ( Jesse van Ruller )
   solo : Marco Kegel ( as ) Jesse van Ruller ( g )
4) Vienna Night Express ( Jesse van Ruller )
   solo : Jesse van Ruller ( g )
5) Here Comes The Sun ( Jesse van Ruller )
   solo : Jesse van Ruller ( g ) Bert Boeren ( tb )
6) Somewhere Between The Stars ( Jan Van Duikeren )
   solo : Jan Van Duikeren ( flh )
7) The Secret Champ   ( Jesse van Ruller )  
   solo : Jan Van Duikeren ( flh )  Jesse van Ruller ( g )
<ENCORE>
8) Tokyo Jazz Party  
   solo : Peter beets ( p ) Juan Martinez ( bs ) Hansjorg Fink ( tb )
           Frans van Geest ( b )

Orchestra of The Concertgebouw については過去に拙ブログで二回取り上げているのでこちらをご覧ください。
『 Riffs’n Rhythms 』  2008年6月28日掲載
『 Silk Rush 』  2008年9月2日掲載

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