雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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High Five / Live For Fun

   ↑  2009/02/25 (水)  カテゴリー: group

high five live for fun

昨年11月のBlue Note Tokyo での来日公演を収めたHigh Five の通算4作目。前作 『 Five For Fun 』 ( 前項あり )  から約7か月という短いインターバルで発売されたわけで、如何に Blue Note が彼らに期待を寄せているかが窺えるだろう。

彼らは11月16日から19日までの4日間のギグを行ったが、本最新作はそのうち18日と19日からのベストトラックで構成されている。ちなみに私が観たのは17日だったので、個人的には都合がよい(意味不明)。収録曲は全8曲でうち5曲は過去に録音経験のある曲だが、それ以外はショーターの ≪ Adam’s Apple ≫、スタンダードの ≪ Body & Soul ≫ や ≪ What Is This Things Called Love ≫ などを演奏している。64分という収録時間もちょうど Blue Note でのライブ 1セットと同じくらいの長さで、疾走感を持続しながら最後まで一気に聴き通せる。

米国の60年代ハード・バップへの憧憬感が漂う彼らの熱く元気な演奏は、当然、現代の( 特にNY界隈の )ジャズとは隔越した音楽性を有している訳で、ジャズの先鋭性という尺度で測れば当然イタリアのジャズは劣っているのだが、彼らの音にマナで触れていると、そんなことはどうでもよくなるくらい、気持ちいい。決して新しくないが、忘れてはならないジャズの醍醐味がこの作品には見事にパッケージされている。

この種のハード・バップは、平易な文法上で機能するジャズなので、凡庸なジャズメンが演奏すると何ら面白くないが、ボッソやスカナピエコのような確かな演奏力と、カンツォーネを子守唄に育った彼らの哀愁漂うメロディ・センスにより、とても魅力的な音楽へと昇華されている。金管(ボッソ)と木管(スカナピエコ)のカウンターバランスの繰り成す音響的な面白みや多彩なハーモニーの美しさにも聴き惚れるし、ボッソの何処までも飛翔するノン・ブレスの超高速フレーズと切れ味鋭いタンギング・フレーズも快感以外の何物でもない。


ただ若干残念なことは、ドラムスのロレンツォ・トゥッチがやや技術的にみて他のメンバーよりも劣る点だろうか。やはりもう少しフロントを煽るくらいの余裕があるドラマーの方が適任ではないかと、個人的には思うのだが。ダニエレ・スカナピエコのデビュー作 『 Daniele Scannapieco 』 では、フロントがボッソ=スカナピエコで、ドラマーがアンドレア・チェカレリだったのだが、今聴き返すと、やっぱりリズムが立体的かつ躍動的で、フロントラインは同じはずなのにHigh Five とは一味も二味も違う演奏が聴かれるのだ。

そんな訳で、欲を言い出したらキリがないが、もちろん鼻血が出そうなくらい熱い演奏であり、私が観た17日は絶不調だったスカナピエコも、この録音日ではすこぶる快調だったようで、その点でも充実した実況盤ではないだろうか。

High Five  /  Live For Fun      星1つ星1つ星1つ星1つ
2009  EMI Music Japan  TOCJ-66496

Fabrizio Bosso  ( tp )
Daniele Scannapieco  ( ts )
Luca Mannutza  ( p )
Pietro Ciancaglini  ( b )
Lorenzo Tucci  ( ds )


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2009/02/25 | Comment (6) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


High Five / Live For Fun!!

職業病ですねぇ。。
ダーリンは、以前は前かがみにならなければならないお仕事が多くて、腰痛持ちになりました。。
ところが、最初に症状出たのは、足が痺れて麻痺することだったのです。
夜中に泣いてるんだもん。心配しちゃった。
歩けなくなると困ると思ったらしいの。


>私が観たのは17日だったので、個人的には都合がよい(意味不明)。

わたくしにも、、個人的には非常に都合が良い。。。(きっぱり)e-349

ジャズの熱い時期への憧憬ってのは、基本的にジャズファンなら誰でも持ってる気がします。もちろん、演奏する人も。(と、思いたい)
ところが、、サウンドにしたとき、お国柄が出て来ますよねぇ。。
元(アメリカ)の持ってる、ダークだったりダーティだったり、、そういう部分は感じずに、からっと、でも、哀愁フレーズで置き換わる世界で、、わたくしはこれはこれで好きです。

つう事で、わたくしも当然このアルバム購入してます。
ただ、到着順で、今、はまってるのはラバのECM盤デッス。e-266


Suzuck |  2009/02/26 (木) 08:47 [ 編集 ] No.220


Re: High Five / Live For Fun

>最初に症状出たのは、足が痺れて麻痺することだったのです。

それって、立派な椎間板ヘルニアじゃないんですか? 悪化すると大変な手術が必要になりますから、気をつけてくださいね。

>以前は前かがみにならなければならないお仕事が多くて、腰痛持ちになりました。。


僕も手術のときは、どうしても前傾姿勢になってやるので、手術後、腰が固まって辛いです。外科医で腰痛持ちじゃないやつって、いないくらいです。
腰痛も職業病ですね。

背部痛は今日あたりはほとんどなくなり、やっと気分がよくなってきました。
ただ、年度末になってきて仕事が忙しくなり、
なかなかPCの前に座ってられなくなってきました。

ところで、来月はブラッド・メルドーやミラバッシを見に行く予定ですが、Blue Note のイヴァン・リンスも行こうかなって思ってます。

では、また。

criss to suzuck |  2009/02/27 (金) 08:16 No.222


Blue Note のイヴァン・リンス

今日、、知りました。。
いいなぁ。。

わたくし、コットン倶楽部のケニーワーナーとフリゼールも行きたい。グリセットも行きたい。。
行きたければ、、行けばいいじゃん。。って、言われちゃうと、、そこまでなんですが。。

失礼、、いたしました。



Suzuck |  2009/02/27 (金) 22:00 [ 編集 ] No.223


Re: High Five / Live For Fun

こっとんくらぶの、ケニー・ワーナー・アレックス・リールは今、迷ってます。ちょっとライブ行きすぎで、かみさんが怒り出しそうなので、彼女の顔色見ながらきめようかと。

イバン・リンス、CHIC, ジョシュア、ミラバッシ、メルドー、と、ライブ三昧の日々がしばらく続きます。幸せです。

criss to suzuk |  2009/02/28 (土) 01:17 No.224


Re: High Five / Live For Fun

クリスさん、早起きですね!
Bossoが新しいプロジェクトに取り組むことが判明しました。今回は、フレディ・ハーバードに捧げる企画アルバムです。タイトルは「Black Spirit」
曲名は、
1. Nutville
2. Bossando
3. A Night In Tunisia
4. E La Chiamano Estate
5. Babble On
6. Up Jumped Spring
7. Dizzy's Blues
8. Body And Soul
9. Black Spirit
10. Do You Know What It Means To Miss New Orleans

の10曲。メンバーは、Fabrizio Bosso(tp)、Luca Mannutza(p)、Nicola Muresu(b)、Lorenzo Tucci(ds)、Max Ionata(ts on 1,2,3)(fl on 4)(ss on 10)、Marco Tamburini(tp on 5,9)です。
M&Iから11月下旬発売です。
楽しみですね!

Marty |  2009/10/25 (日) 08:26 [ 編集 ] No.777


Re: High Five / Live For Fun

Martyさん、こんばんわ。

>クリスさん、早起きですね!

休みの日は日中、家族サービスでつぶれてしまうので、ジャズを聴きたきゃ、眠い目をこすりながら早起きしないといけないんですよ。こんなにジャズを聴く時間を工面するのが大変だとは、独身の時は想像もしませんでした。

>Bossoが新しいプロジェクトに取り組むことが判明しました。
当然、知りませんでした。すぐにCatfish さんのサイトで確認しました。イオナータは半分の曲で参加しているのがうれしいですね。それから、マルコ・タンブリーニの参加は意外ですね。どう考えてもボッソとタンブリーニってバトルにならないように思うのですが。はじめから勝負にならないでしょ。そういえば、タンブリーニの新譜『 Isole 』 のレビュー書いてなかったな~。

criss to Marty |  2009/10/25 (日) 19:47 No.780

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