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Stewy Von Wattenwyl Generations Trio featuring Eric Alexander / Live at Marians

   ↑  2009/04/29 (水)  カテゴリー: piano
Stewy Von Wattenwyl _live at Marians 

Moments Notice


スイス人ピアニストと言ってまず頭に浮かぶのはやはりフィル・ウッズらとの共演で知られるジョルジュ・グルンツあたりだろうか。ちょっと欧州ジャズをかじった方ならティエリー・ラングを思い浮かべるかもしれない。そして、今日取り上げるステューイ・フォン・ワッテンウィル ( Stewy Von Wattenwyl b. 1961 ) も最近耳にする機会が増えたスイス出身の名ピアニストだ。

日本では2002年に P.J.L がスイスの独立系レーベル Brambus に残したステューイの3作品 『 Live and Elsewhere 』、『 To The Point 』、『 Cookin Live 』 を国内同時発売したことで注目されるようになった。また、「 幻のCD 廃盤・レア盤 掘り起こしコレクション 」 ( 2005 マガジンランド ) に 『 Icarus' Flight 』 ( 1992 TBC ) が 掲載されたことで廃盤マニアの間でも話題になったこともある。

ステューイは、欧州独特の叙情的センスと米国ポスト・モダン流儀を兼ね備えたヴァーサタイルなプレーヤーで、特別なことや気負った音作りをするわけではないが、とても洗練された印象を受ける。

余談だが、 P.J.Lはステューイを日本に紹介した翌年から、Europian Jazz Piano Collection と題して杉田宏樹氏監修のもとエリック・レニーニ、チャールズ・ルース、イヴァン・パドゥアら、多くのピアニストの作品を国内リリースし、現在の欧州ジャズ・ブームの口火をきっている。

そのステューイの最新作が B.J.L ( BounDEE Jazz Library ) より発売された。彼は2003年にエリック・アレクサンダー (Eric Alexander b.1968 ) と『 Live at Bird's Eye 』 ( Roving Spirits ) というライブ盤を制作しているが、今回もエリックを招聘しての実況録音盤だ。前作は熱気にあふれる名演が聴かれた秀作で、ステューイもそのおかげでだいぶ評価を上げたと思う。本新作にもいやがおうにも期待が高まる。

会場はスイスのベルン ( Berne ) にあるライブハウス “ マリアンズ ” 。録音は2008年1月。全8曲ですべて他のアーティストの曲を演奏している。とは云うものの、8曲中3曲がブルースなのが個人的にはちょっと不満だ。M-1 ≪ Fried Pies ≫ はウェス・モンゴメリー作だが、これはFのマイナーブルース。 M-6 ≪ Sonnymoon For Two ≫ はソニー・ロリンズ作だが、これはスローなB♭ブルース。そして最後M-8 ≪ Stan's Shuffle ≫ はスタンレイ・タレンタイン作だが、これもGのブルースである。ライブなのでブルースが入るのは仕方はないが、いくらなんでも3曲は多くないか。まあ、そういう意味では非常にリラックスしたセッション風なノリなのだ。

個人的にはエリックを聴くのは久しぶりだ。以前はCDが出るたびに買って聴いていたが、最近は滅多に買わなくなった。しかも某国内レーベルから出る作品はバラードばかりで聴く気になれない。Criss Cross のころのように、ブリブリ豪快に吹きまくってほしいものだ。その点で言うとやっぱりエリックはライブが最高ということになる。3年前にCotton Club で彼を観て、その確信を更に強めた。スタジオに籠ってバラード作品を作るエリックにはあまり魅力は感じない。One For All も好きだが、、こちらも最近はややマンネリし食傷気味だし、早くライブ盤がでないかなぁ~と心待ちにしていたので、今回の作品はとてもうれしい。なにしろエリックの最高傑作は今はなき原宿のライブハウス “ キーノート ” での1999年の実況盤 『 The Live at The Keynote 』だと思っているくらいなので。

で、そのエリックだがやはり凄い。かっこいい。威風堂々たる直立不動の姿勢で一心不乱に吹きまくる彼の姿が目に浮かぶ。ライブならではのザックリ感も心地よい。そして肝心のステューイだが、やはり美味しいところはエリックに持って行かれ、やや分が悪いのは致し方ない。しかし随所にマッコイ風の切れ味鋭いモーダルなフレーズを織り交ぜながら目の覚めるようなソロを聴かせてくれる。ただ、こう言っちゃもともこもないが、ステューイはピアノ・トリオの方が好きだ。エリックにしたってカルテットを組むならやはりピアノはハロルド・メイバーンが最高だと思う。

 Stewy Von Wattenwyl Generations Trio featuring Eric Alexander  /  Live at Marians
星1つ星1つ星1つ
2009  B.J.L.  DDCB 13008

Stewy von Wattenwyl  ( p )
Reggie Johnson  ( b )
Kevin Chesham  ( ds )
Eric Alexander  ( ts )
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2009/04/29 | Comment (7) | Trackback (3) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


Re: Stewy Von Wattenwyl Generations Trio featuring Eric Alexander / Live at Marians

http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/classic/1231169260/
祝☆復活

後藤誠 |  2009/04/30 (木) 11:58 [ 編集 ] No.320


鳥の目っ!

こんにちは。
『 Live at Bird's Eye 』とても懐かしいです。
今日は、新潟はお天気も良くて、、朝一番はランディ イン ブラジルを聴いていたのですが、、この書き込みみて久しぶりに『 Live at Bird's Eye 』をかけました。
エリックは、いつの頃から、、(ヴィーナスで新譜出し始めた頃から?)新譜を追いかけなくなってしまったのですが、やはり、巧いですよね。
20枚以上持ってると思うので、違うお口が欲しくなっただけかと思うのですけどね。。
勝手なものです。

このアルバムとは、ベースもドラムも違いますが、鳥の目はとてもかっこいいな。好きだな。トラバしちゃおうかナ。

って、、感じだったかな?v-10

すずっく |  2009/05/01 (金) 16:46 [ 編集 ] No.323


Re: Stewy Von Wattenwyl Generations Trio featuring Eric Alexander / Live at Marians

お手数おかけしてすみません。

>いつの頃から、、(ヴィーナスで新譜出し始めた頃から?)新譜を追いかけなくなってしまったのですが、やはり、巧いですよね。

僕も今、CD棚見てみたら、
ヴィーナス作品はほとんど買ってませんね~。

One For Allのヴィーナスも2枚だけです。

ヴィーナスって、アーティストの毒気を抜いて、綺麗にラッピングして商品化するのが上手いですよね。

それが好きな点でもあり、飽きやすい点でもあります。

ということで、suzuckさんは今日からお休みでしょうか?

僕は今日の昼過ぎまで仕事で、夕方から栃木の実家に帰省する予定です。なんとか生きているオヤジの顔を見に行ってきます。

lorenzo tucci の新譜が軽くてドライブには似合いそうなので、それをかけながらのんびりドライブです。

では、良い休日を。

criss to suzuck |  2009/05/02 (土) 06:34 No.325


ドライブ日和ですね。

>ヴィーナスって、アーティストの毒気を抜いて、綺麗にラッピングして商品化するのが上手いですよね。

>それが好きな点でもあり、飽きやすい点でもあります。

そうなんですねぇ。。
実際、うまく、そういう企画がはまることもあったのですが。。
あのジャケットあたりから(裸ネ)、、もう、いいや、って、思ってしまいました。

と、お時間ありましたら、トラバしなおしてみてね。


すずっく |  2009/05/02 (土) 11:08 [ 編集 ] No.328


Re: Stewy Von Wattenwyl Generations Trio featuring Eric Alexander / Live at Marians

>あのジャケットあたりから(裸ネ)、、もう、いいや、って、思ってしまいました。

ヴィーナスの裸ジャケでも、品がいいやつ(たとえばエディ・ヒギンズの「You Don't Know What Love Is 」のような)は許せるし、「秘密の恋」なんかもジャケは好きなんですけどね。品のないやつはどうも好きになれませんね。

スイングジャーナルも買わなくなって久しいのですが、やはりヴィーナスの広告ばかり多くて、それだけならまだしも、ヴィーナスの新作がみんな賞をとってるもんだから、ばかばかしくて買う気になれませんね。

でも、5月号は買いました。rhodiaさんの知人、富田さんがイタリアのジャズについて書かれているので。

>と、お時間ありましたら、トラバしなおしてみてね。

あれ、失敗でしたか?
これからもう一度やってみます。

criss to suzuck |  2009/05/05 (火) 01:51 No.331


Re: Stewy Von Wattenwyl Generations Trio featuring Eric Alexander / Live at Marians

こちらからもTBさせていただきます。

本作はなんか久しぶりに良いエリックを聴いたなあって感じでした。
やはりライブになるとより一段と熱くなってますね。
こんなエリックばかりだといいのですが、最近はヴィーナスはもちろんのこと、クリスクロスやシャープナイン盤にもだいぶマンネリを感じています。
なにせメンバーがいつも同じだからなぁ(苦笑)
私は基本的にブルースが大好きなのでそれほど気にならなかったのですが、8曲中3曲は確かに多いかもしれませんね。

nary |  2009/05/15 (金) 23:22 No.369


Re: Stewy Von Wattenwyl Generations Trio featuring Eric Alexander / Live at Marians

naryさんもドラムやるからわかると思いますが、
僕らアマチュアが集まって、じゃあ、なにかやろう、となると大体はじめはブルースじゃないですか。基本とはいえ、やっぱり弾きあきているし、したがって聴きあきてもいるわけで、わざわざプロのブルースは聴きたくない、って思っちゃうんですよね。しかも、一曲目からブルースだったりすると、こいつらやっつけだな~、なんておもちゃって。

でも、これ、いいですよね。

ということで、今日の日曜日はあいにくの雨です。
これからショッピングがてらヤン・ラングレンでも買いに行ってきます。

では、また。

criss to nary |  2009/05/17 (日) 10:18 No.373

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