雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Lorenzo Tucci / Touch

   ↑  2009/05/04 (月)  カテゴリー: drums
lorenzo tucci 

≪ Olhos Negros  ≫


≪ Please Don't Leave ≫


High Five Quintet やロザリオ・ジュリアーニのバンド,あるいはピエトロ・ルッソ、ピエトロ・シアンカグリーニリと組んだLTC などで活躍中のイタリアの人気ドラマー,ロレンツォ・トゥッチ( Lorenzo Tucci , Roma, Date of Birth: Unknown ) の『 Sweet Revelation 』 ( 2001 ) 、『 Drumonk 』 ( 2007 ) に続く通算3作目となる最新作。前作 『 Drumonk 』 ( 前項あり )  は、ファブリツィオ・ボッソ、ピエトロ・シアンカグリーニと組んだピアノレス・トリオによるモンク集であった。トランペット・トリオという特異的なフォーマットであったためやや取っつきにくい作品であったが、トゥッチの技術が遺憾なく発揮されており、何度聴いても味わい尽くせない素晴らしい作品だった。昨年発売されたLTC の『 A Different View 』 ( 前項あり )  も洗練された粋なハード・バップ作品で好盤だった。


さて、本作はトゥッチにとっては初めてのイタリアのクラブ・ジャズ・レーベル Schema からのリリースだ。参加ミュージシャンは、ファブリツィオ・ボッソ、ダニエレ・スカナピエコ、マックス・イオナータ、ジャンルーカ・ペトレラ、ルカ・マヌーッツァ、ピエトロ・ルッソ、そしてパオロ・レッチア ( 前項あり )  と、こうして名前だけ並べてみるととんでもなく強力なハードバップ合戦が繰り広げられるかと期待してしまうが、アリーチェ・リシャルディとウォルター・リッチという男女のヴォーカルが参加しているし、ニコラ・コンテもギターでクレジットされているあたりから、聴く前から大体の音が想像できてしまうかもしれない。

全12曲。トゥッチのオリジナル曲1曲以外はすべて他のミュージシャンの曲。Schema らしくほとんどが軽いラテン・ジャズ。フランシー・ボラン、サヒブ・シハブ、ジミー・ウッズ、ゲイリー・マクファーランド、そしてジョン・サーマンらの曲がスタイリッシュに蘇っている。こうしてみるとクラブ・ジャズ系のリスナーに人気が高いクラーク=ボラン・ビッグバンド関連の曲が多い。ジョン・サーマンの≪ Wintersong ≫ だってCBBBのレパートリーたった。サヒブ・シハブのラテン・ジャズの名曲≪ Please Don't Leave ≫ もウォルター・リッチのヴォーカルでカヴァーされているのも泣ける。これらの選曲はやはりクラブ・ジャズならではのもので、普通に米国系ジャズを聴いていたら一生耳にしない曲ばかりだ。

ボッソ以下の凄腕ミュージシャンも緩くバック・アンサンブルで参加するだけで、それほどソロらしいソロはとっていない。まあ、凄いことをやっていない時の彼らもたまにはいいもんだ。それにしてもボッソ=スカナピエコ=イオナータ=ペトレラ=レッッチア らが一列に並んでアンサブルしてるなんて、ヴィジュアルを想像しただけで鳥肌が立つでしょ。

BGMとして聴き流すことももちろん可能な軽薄さがいかにもイタリアのラウンジ・ユース的であり、好き嫌いが分かれるところだろう。

こんな作品を吊るしあげて、良し悪しを議論するなんて意味がない。天気のいい日にベランダでビールを飲みながら何も考えずに聴き流し聴き終えた後、あれ、何を聴いていたんだっけ? て、忘れてしまうくらいのいい加減な聴き方が許される好盤ではないかな。

Lorenzo Tucci  /  Touch     星1つ星1つ星1つ星1つ
2009  SCHEMA  SCCD 445

Lorenzo Tucci ( ds )
Luca Mannutza  ( p, arr )
Fabrizio Bosso  ( tp, flh )
Paolo Recchia  ( as )
Gianluca Petrella  ( tb )
Gianfranco Marchesi  ( tb )
Daniele Scannapieco  ( ts )
Max Ionata  ( ts )
Nicola Conte ( g )
Pietro Lussu  ( p )
Walter Ricci  ( vo )
Alice Ricciardi  ( vo )
Pietro Ciancaglini  ( b )
Luca Florian
 ( perc )




 Sahib Shihab  /  Summer Dawn ( 1963  Argo )  収録 ≪ Please Don't  Leave ≫


Lorenzo Tucci_hilmet  LTC 
LTC + Mark Turner   (  2005  V.V.J. )   前項あり
イタリアのヤングライオン LTC が米国コンテンポラリー・ジャズの先駆者、マーク・ターナーと共演した傑作。

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2009/05/04 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


Re: Lorenzo Tucci / Touch

はじめまして。rio-caと申します。
JazzのBlogを探していたらこちらに辿り着きました。

ツボにはまる曲を沢山紹介して下さっているので
とっても参考になります!

今後とも楽しみにしています。




rio-ca |  2009/05/05 (火) 12:00 No.333


Re: Lorenzo Tucci / Touch

rio-ca さん、はじめまして。

>ツボにはまる曲を沢山紹介して下さっているので
とっても参考になります!

非常にうれしいお言葉です。僕自身がツボにはまった作品を紹介しているので、共感いただき、こんなうれしいことはありません。

僕のジャズリンク集にも大変参考になる凄いブログがたくさん載っていますので、ぜひ参考にしてみてください。

今後ともどうかよろしく。
また、コメント待ってます。

criss to rio-ca |  2009/05/06 (水) 00:43 No.334


Re: Lorenzo Tucci / Touch

こんばんはー。まだアルバム未購入なのですがcrissさんの記事で大体予想が出来ました。(ちゃんと買います)楽しみです。
そう、「夏のビール」でいいんですよね。Schemaだし。

rhodia |  2009/05/07 (木) 01:11 No.338


Re: Lorenzo Tucci / Touch

>そう、「夏のビール」でいいんですよね。Schemaだし。

でも、ビールとはいっても、Schema に似合うのは炭酸が抜けたビール、かな。

あ、先日コメント入れたとき忘れてました。
お誕生日、おめでとうございます。
ことしもまたrhodiaさんにとって素晴らし一年でありますように。

criss to rhodia |  2009/05/07 (木) 20:53 No.340

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