雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Diego Barber / Calima

   ↑  2009/05/09 (土)  カテゴリー: guitar
diego barber5





新進気鋭のギタリスト、ディエゴ・バーバー ( Diego Barber, Canary Island, B. 1978 ) のデビュー作。もちろん全く知らないギタリストだが サポート・メンバーに FLY  ( 前項あり ) を起用しているので購入。このディエゴというギタリストは、実は完全にクラシック畑のミュージシャンらしい。

地元カナリア諸島の音楽学校を卒業後マドリードに移り住み、アルトゥロ ソリア音楽院 ( The Conservatory of Arturo Soria ) でクラシック音楽を学んでいる。その後、サラマンカ王立音楽院 ( Conservatory Superior of Music of Salamanca ) でクラシックギターで学位を取得し、さらにオーストリアにあるザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学 ( Mozarteum University in Salzburg ) でも著名なクラシック・ギターーの権威、マルコ・タマヨ ( Marco Tamaya )  に二年間師事した。マイアミ第一回国際ギター・コンテスト ( 2005年 ) で優勝をはじめ数多くのコンクールで優勝しており、その高いクラシック・ギターの技術は折り紙つきのようだ。しかしプロのジャズ・ミュージシャンとしての活動は彼の経歴からは見えてこない。つい最近になり活動の拠点をミューヨークに移しているが、渡米する直前にマドリードでチェマ・ビルチェス(馬鹿テク!! Toutube 必見 ) というギタリストにジャズについて学んでいる。ジャズに関する正式な教育はおそらくその時期だけであろう。

もともとジャズにも関心があったようだが、何故デビュー作品がクラシックではなくジャズなのかは謎だ。それまで交友がなかった FLY を起用した理由についてはSannyside Records のウェブサイト に次のように書かれている。

≪ 渡米してすぐにレコーディングのチャンスが巡ってきたが、彼が描くプロジェクトを実現するための適切なミュージシャンを選ぶだけの時間的余裕がなかった。そのため彼 が目をつけたのがニューヨークで最もf先進性に富むバンドとして注目を集めている FLY だった。≫

全8曲ですべてディエゴが音楽在学中に書き貯めていたオリジナルだ。最後のM-8 ≪ Air ≫ は21分におよぶ大作。クラシック、フラメンコ、ジャズの間をシームレスに行き来しながら優雅にフレーズを紡いでいく様は流石と言えるが、基本的にはジャズの要素は希薄な作品だ。百戦錬磨の FLY だけあって見事にディエゴの音楽性にシンクロしている。がしかし、マーク・ターナーとディエゴの間には全くインタープレイが見られないし、そもそも音楽に対するロジックが全く異なるので非常に違和感を感じる。それでも ディエゴはM-4 ≪Catalpa ≫ や M-7 ≪Virgianna≫などでロック・ビートに乗せてジャズ的アプローチ( 大半はペンタトニック・フレーズだが ) を見せて健闘している。

テクニカル的には申し分ないが、もし彼が今後ニューヨークでジャズ・プレーヤーとして生き抜くためには、更なるジャズのトレーニングが必要となるだろう。今後の活躍に期待大だ。


ちなみに、彼の Myspace では本作の8曲のうち6曲を試聴することができる。余談だが、Myspce にアップされている曲は Free Music Zilla で簡単にダウンロードできる、、、らしい。詳しいことは知らないが。

Diego Barber  /  Calima     星1つ星1つ星半分
Diego Barber  ( g )
Mark Turner  ( ts )
Lary Grenadier  ( b )
Jeff Ballard  ( ds )


『 ジャズCDの個人ページBlog 』 の工藤さんが書かれた Diego Barber に関する記事はこちら
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2009/05/09 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


Re: Diego Barber / Calima

こんにちは。
TBがうまく入らないのでコメントのみで失礼させていただきます。

クラシック・ギターの使用はラルフ・タウナーなどで先例があるので、これはこれでアリかなあ、とも思うのですが、Flyのメンバーは変拍子を多用して自由に動き回れる空間を利用したトリオでのサウンドが特徴でもあって、それを4拍子基調に固定されてしまって、そのあたりがどうかなあ、なんて思ってしまいました。ディエゴ・バーバーの曲自体はけっこういいとおもうんですけど。

910 |  2009/07/09 (木) 16:52 No.498


Re: Diego Barber / Calima

910さん、こんにちは。

彼くらいのクラシックのテクニックがあれば、ジャズのメソッドを習得するくらい簡単なことだと思うので、今後、ラルフ・タウナーの方向に発展、進化していけば、それはそれは素晴らしいミュージシャンになるのではないかと思っています。

近い将来、「第二のラルフ・タウナー」なんて呼ばれている可能性だってあるかも、です。

そんなわけで、こちらからはTBさせていただきます。
本文中に910さんのページをリンクさせてもらいますね。

では、また。

criss to 910 |  2009/07/12 (日) 07:54 No.502

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