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Gordon Goodwin's Big Phat Band / Act Your Age

   ↑  2008/11/01 (土)  カテゴリー: large ensemble
Gordon Goodwin's Big Phat Band / Act Your Age

LA の売れっ子スタジオ系ミュージシャンにより結成された超馬鹿テク集団 Big Phat Band の二度目の来日コンサートが来週に迫っています。作曲兼編曲を担当するのは主にテレビや映画音楽のフィールドで活躍されている Gordon Goodwin ( ゴードン・グッドウィン )。有名どころでは『 Mr. インクレディブル 』や『 スピード 2 』などがあります。ディズニーリゾートで売られているCDにもクレジットされているのを見たことがあります。グラミー賞1回とエミー賞3回を獲得しており、名実ともにアメリカ西海岸を代表するアレンジャーです。

このバンドは18人編成で、リード・アルトは昔チック・コリア・エリクトリック・バンドで活躍した Eric Marienthal ( エリック・マリエンサル )、リード・トロンボーンは Andy Martin ( アンディー・マーティン )、そしてビッグバンドの要、リード・トランペットには西海岸で最も多忙なトランペッターと呼ばれている Wayne Bergeron ( ウェイン・バージェロン )を擁しています。

バンド・スコアやマイナスワンCDなどのラインナップも充実していて、アマチュア・ビッグバンドの世界では絶大なる人気を博しているようです。

結成は2000年とまだ新しく、現在までに計4枚のCDをリリースしており、最新作『 Act Your Age 』は先月に発売されたばかりです。日本ではまだまだ知名度は低いですが、ビッグバンド・ファンの聖地、銀座山野楽器では、以前からポップ付き面置きで売られており、知る人ぞ知る存在ではありました。最近では特設コーナーまで設けて大々的に売り出しているくらいです。

さて、11月4日から8日まで、Blue Note Tokyo でライブが行われます。今年の1月にパティー・オースチンをゲストに迎えて来日した時は、残念ながら聴けませんでしたので、今回は絶対観にいこうと思ってます。というわけで、予習も兼ねて、土曜日の長い夜、デビュー盤から順に聴いてみようかと思っています。

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『 Swingin' For The Fences 』 2000 SILVERLINE 282002-2

2000年のデビュー作。一糸乱れぬアンサンブルとはこういうことを言うのだろうか。針の穴を通すような精度で超高速フレーズを聴かせてくれる。ハード・エッジでクリアなサウンドはひたすら爽快で気持ちがイイ。ジャズの持つ人間臭さをうまく排している。現代のビッグバンドはややもするとソリスト重視で、アンサンブルが希薄になりやすい傾向になるが、このバンドの素晴らしいところは、あくまでアンサンブルで聴かせるバンドであること。アルトゥーロ・サンドヴァル ( tp ) やエディ・ダニエルズ ( cl ) がゲスト参加している。のちにメンバーとなるエリック・マリエンサルやアンディー・マーチンもこの頃はまだゲスト・ソリストとしての参加だ。ブランドン・フィールド ( as ) がソロで参加しているのも、個人的には嬉しい。


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『 XXL 』 2003 SILVERLINE 281206-2

2003年のセカンド。このアルバムからエリック・マリエンサル、アンディ・マーティン、さらにはトランペットのボブ・サマーズらが正式メンバーとして加わり、ほぼ現行の主要メンバーがそろった形となった。いつも豪華ゲストを迎えて制作しているゴードンだが、今回はマイケル・ブレッカー(1曲のみソロ)、 Take 6 、ジョニー・マティスら、大物を招き、ラテン、クラシックのカヴァー、スタンダードと、多彩な楽曲を演奏している。ちなみにゲスト扱いではないが、ピーター・アースキンが5曲叩いている。メンバーがそれそれ売れっ子スタジオ・ミュージシャンなのだから、それほどリハーサルの時間もとれないだろうに、どうしてこんなに音が気持よく合うのか、不思議で仕方無い。純粋に音楽的に凄いのか、と聞かれると何とも言えないが、少なくとも超高速でアンサンブルなどをキメられると、ちょうど鍛え上げられたアスリート選手の演技を観ているときのような理屈を超えた快感を覚えるのは確かだ。



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『 The Phat Pack 』 2006 IMMERGENT 284404-2

2006年の3枚目。個人的には一番好きな作品。カヴァーは最低だけど。今回はデヴィッド・サンボーン、Take 6 、ダイアン・リーブスらがゲスト参加している。前作を踏襲する作風ではあるが、スピード感のある楽曲がやや多めなので車の中でよく聴いたCD。デヴィッド・サンボーンのフィーチャーされた曲、エリック・マリエンサルをフィーチャーした曲を聴き比べると、何度聴いてもマリエンサルの方が巧く聴こえるのだか….。この作品にはボーナスDVDがついていて、全曲の5.1 サラウンド・ヴァージョンをはじめ、レコディング風景、ライブ演奏などの動画、譜面などなど、盛りだくさんの内容である。


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『 Act Your Age 』 2008 IMMERGENT 281147-2

先月発売されたばかりの最新作。メンバーはほとんど前作と同じ。そして今回のゲストは超豪華! チック・コリア、デイヴ・グルージン、パティ・オースティン、そしてリー・リトナー。リー・リトナーはプロデューサーとしてもクレジットされている。そして、パティー・オースティンの歌う E.W.& F. の≪ September ≫ 、チック・コリアがピアノを弾く ≪ Senor Mouse ≫、デイヴ・グルージンとリー・リトナーがフューチャーされた ≪ Punta Del Soul ≫ 、さらには、昔のアート・テイタムのピアノだけを抜いて、それに彼らがアンサンブルを加えたヴァーチャル共演曲 ≪ Yesterdays ≫ など、ものすごく話題豊富な内容だ。でも、う~ん、洗練されすぎるのもいかがなものか。万人受けする聴きやすさは確かに増したのかもしれないが、アンサンブルが炸裂する元気な楽曲が少なめなのがちょっと残念。本作にもボーナスDVDがついている。

全部まとめて聴きたいときはこちら→
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