雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

ブログパーツ

この記事に含まれるタグ :
イタリア  クラブジャズ  

スポンサーサイト

   ↑  --/--/-- (--)  カテゴリー: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/?overture" target="_new

--/--/-- | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

JAZZLIFE SEXTET / Tall Stories

   ↑  2009/07/15 (水)  カテゴリー: group
jazzlife sextet




本年2月に国内初となるイタリアン・ジャズに特化したインディペンデント・レーベル、アルボーレ・ジャズ ( Albore Jazz ) が設立されたばかりだが、3月に今度は国内大手のポニー・キャニオンがデ・ジャヴ・レーベルを主宰するイタリアジャズ界の重要人物パウロ・スコッティをプロデューサーに迎えて、同様のイタリアジャズ専門レーベル、 Norma Blue を発足させた。

ポニー・キャニオンは既に欧州ジャズに強いM&I MUSIC を子会社化しているが( 2009年5月1日付けでM&I MUSICは株式会社ポニーキャニオン音楽出版へ社名を変更 )、Norma Blue はクラブ・ジャズ・ファンをターゲットにした作品づくりでM&I MUSICとは差別化を図っているようである。

Norma Blue からは既に、女性シンガーのステファニア・ラヴァ、ジャンニ・バッソ&イリオ・デ・パウラ、女性シンガーのフランチェスカ・ソルティーノをフィーチャーしたTrain Up というグループなどの作品をリリースしているが、今回、私が初めて手にした作品は、同レーベル第四弾となるJAZZLIFE SEXTET の作品。

JAZZLIFE SEXTET はイタリア北部エミリア・ロマーニャ州で活躍している中堅ミュージシャンらによって結成された3管フロントラインのハードバップ・グループで、メンバー全員が日本では知られていないミュージシャンばかりだ。

彼らの簡単な略歴を見る限り、本国ではそれなりに売れている40代のミュージシャンが中心になっているようだ。パーマネントで活動しているグループではなく、今回の企画のためにパウロ・スコッティによって招聘されたミュージシャン達なのだろう。

パウロ・スコッティに 「彼らの音を聴いたとき、 Idea6 に出逢った時と同じ感動があった!」 と言わしめたらしい。ジャンニ・バッソ、ディノ・ピアナを中心に結成されたIdea6 は実に素晴らしいグループであった。果たしてJAZZLIFE SEXTETはIdea6を体感したときと同様の感動をもたらしてくれるのであろうか。眉に唾をつけて聴いてみたが、確かにイタリアのジャズらしく洒落たアレンジと熱いサウンドでなかなか心地よい作品であった。敢えて比較するのであれば、日本の ROUTINE JAZZ QUINTET  にも似肌ざわりか。ただし、Idea6との格の違いは歴然としていたが。

全12曲で、メンバー作のオリジナル路線を主軸に、ホレス・シルバーの ≪ Nutville ≫、マイルスの≪Sippin' at Bells ≫、ナット・アダレイの≪ Work Song ≫、ジョビンの≪ So Danco Samba ≫ などを織り交ぜた選曲。リー・モーガンの≪The Sidewinder ≫ を彷彿とさせるジャズ・ロックやラテン・ビートも適度に効いていて、曲によってはジェジェ・テレスフォロという男性ボーカルのスキャットがフィーチャーされて、これがまたなかなか達者な歌い手で魅力的である。

基本的にはギミックや難解さを極力排したストレートなハード・バップなのだが、やはりパウロ・スコッティがプロデュースするだけあって、クラブ・ジャズ愛好家にも受け入れられやすい特性、つまり重心が軽く、リズムが軽快で、そして適度にこなれたメロディー感覚が彼らの最大の魅力であろう。一聴してすんなり受け入れられたというのが率直な感想だが、解りやすさを良しとしないジャズ・ファンには少々物足りないかもしれない。

欲を言えば、トランペッターのステファノ・セラフィーニの技量がもう少し高ければ最高だったのだが。どうしてもイタリア人トランペッターはファブリツィオ・ボッソと比較されてしまうので気の毒なのだが、やはりこの手の2管あるいは3管編成では、トランペットが要だからね。

と云う訳で、彼ら自身も決して無理はせず、等身大の演奏に徹しているし、そういった意味で気を抜いて楽しめる作品だと思う。鬱陶しい梅雨も明け、猛暑の日々が始まってしまったが、気が遠くなるよな満員電車通勤の時には、結局、こんなジャズをプレイリストから選んでしまうんだよね。なんだかんだとこのところ毎日電車に揺られながら聴いています。

JAZZLIFE SEXTET / Tall Stories(HQ-CD) ( amazon )  星1つ星1つ星1つ星半分
2009  Norma Blue PCCY-50059

Jazzlife Sextet are :
STEFANO SERAFINI  (TP,FLH)
ALESSANDRO FALISELLI  (TS)
FEDERICO TASSANI  (TB)
MASSIMILIANO ROCCHETTA  (P)
GABRIELE PESARESI  (B)
MASSIMO FERRI  (DS)

Addional Musicians :
GEGE TELESFORO  (VO)
LUCA FLORIAN  (PER)
MAURO OTTOLINI (SOUSAPHONE)
関連記事

この記事に含まれるタグ : イタリア クラブジャズ 

FC2スレッドテーマ : JAZZ (ジャンル : 音楽

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/blog-entry-432.html

2009/07/15 | Comment (6) | Trackback (2) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


Re: JAZZLIFE SEXTET / Tall Stories

crissさん、こんにちは、monakaです。
ガンダムとはとても遠い存在です。
ガンダムほどのジャズマンが入るのでしょうか。最近なぜかビックのジャズマンのトリビュートづいています。
さてこのアルバムショップでいくつか並んだひとつでしたが、選びませんでした。
選んだのは目的のアルボーレ・ジャズ・レーベルの一枚、そしてイタリアのアルバムでミンガスをトリビュートした一枚でした。

Monaka |  2009/07/15 (水) 21:46 No.516


Re: JAZZLIFE SEXTET / Tall Stories

>選んだのは目的のアルボーレ・ジャズ・レーベルの一枚、そしてイタリアのアルバムでミンガスをトリビュートした一枚でした。

僕はマックスのCDは今日買ってきました。秋葉のタワーでたくさん面置きされていてうれしかったです。まだ聴いていません。明日当直なので、その時の楽しみにとってあるんです。

ミンガス・トリビュートのピエトロ・シアンカグリーニは僕も持ってます。ちょうと今も聴いているところです。イタリアっぽくなくて渋い作品ですね。なかなかイイです。聴けば聴くほど味が出てきそうです。ここでもマックスがイイ仕事してますよね。

criss to monaka |  2009/07/15 (水) 23:05 No.518


Re: JAZZLIFE SEXTET / Tall Stories

Pietro Ciancagliniの新譜を未購入なrhodiaです、こんばんはー(笑)
maxが入ってるんでしたよね、失念。
秋葉原も面置きだったんですか。やったー。TB手ぐすねひいて待っています。ぷぷ

rhodia to monakaさんcrissさん |  2009/07/16 (木) 22:49 No.519


Re: お庭拝借 JAZZLIFE SEXTET / Tall Stories

rhodiaさん、こんにちは,monakaです。
crissさんもこんにちは。
2枚のアルバムそのうち記事にしますので、TBよろしくお願いします。
それにしてもよそ様のお庭で逢引しているようで、私はとても楽しいです。

crissさん失礼しました。

monaka |  2009/07/17 (金) 10:51 No.520


Re: JAZZLIFE SEXTET / Tall Stories

>秋葉原も面置きだったんですか。

しかも他の面置きCDに比べた、明らかに数が減っていました。売れていると思いますよ。

>TB手ぐすねひいて待っています。ぷぷ

やっと書きましたので、TBさせていただきます。いや~イイ作品です。たくさん売れるといいですね。

criss to rhodia |  2009/07/18 (土) 22:39 No.522


Re: JAZZLIFE SEXTET / Tall Stories

>それにしてもよそ様のお庭で逢引しているようで、私はとても楽しいです。

どうぞどうぞ遠慮なく。ご自由にお使いください。そうそう、オフ会やらないとね。
なんだか、腰痛が今日、また悪化してちょっとつらいです。この連休はどこにも行けそうにありません。

よくなり次第、やりましょうね。

criss to monaka |  2009/07/18 (土) 22:43 No.523

コメントを投稿する 記事: JAZZLIFE SEXTET / Tall Stories

お気軽にコメントをぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメントとして投稿する。(管理人にのみ公開)
 

Trackback


この記事にトラックバックする

Max Ionata Quartet feat. Fabrizio Bosso 「Inspiration」

一日千秋とはホントにこのことです。 あのMaxが。日本にあんなに興味を持ってくれてたMaxが、 慣れ親しんだメンツを従えてこんなカッコいいアルバムを完成しちゃうなんて 私には感無量過ぎます 3月のレコーディングに豊田さん達がローマに行っている間も、 「どん...

rhodia DIARY 2009/07/18

フレーズの勢い  Inspration / Max Ionata

Max Ionata、マックス・イオナータは最近知ったミュージシャンです。気力十分なblogでのお仲間が精力的に(実に精力的に)応援するので、影響を受けてしまいました。 ここで買った二つのアルバムとも参加です。 こちらはリーダーアルバムなので、一番売りたい線を作ったの...

JAZZ最中 2009/07/21
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。