雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Bobby Broom / Livin' For The Beat ( 2 )

   ↑  2009/08/12 (水)  カテゴリー: 未分類


さて、このあまりにも恥ずかしいジャケット・デザインの彼の第二弾作品の話をしよう。

恥ずかしいとは云って当時のブラコン系のアルバムにはこんな臭いジャケットが横行していたから別段珍しくなかった。ジャケットからも想像がつくように本作の半分はBCM系で、残りの半分はJAZZ系でできている。そして前者のプロデュースを手掛けたのはBCM界の売れっ子チーム、テッド・カリアー&デヴィッド・スプラッドリーで、後者はもちろんデイヴ・グルージン&ラリー・ローゼンが担当している。1984年当時、私は大学生で毎日のようにディスコに通い、家ではエリック・ドルフィーとアイズレー・ブラザーズを何の抵抗もなく並列で聴いていたので、こんなBCM系JAZZにはごく自然に接することができた。とにかく、ヘヴィな打ち込みリズム&サンプリング&エフェクトが印象的A面に対して、ボビーのソウルフルなギター・ソロをじっくり聴かせるB面というコントラストが面白く、その日の気分で聴き分けていたものだ。


ソニー・ロリンズや渡辺貞夫のバンドでの活躍や、90年代以降のリーダー作などを聴けばわかると思うが、彼はウェス系のストレート・アヘッドなジャズを演奏するのも得意だが、この作品で聴かれるようなベンソン系のフュージョンでもその才能をいかんなく発揮する。

マイナー・ペンタトニック+♭5th を主軸に、コード分散的フレーズと大胆なクロマチックラインを織り交ぜながらソロを構築していく手法はベンソンそのものだが、ベンソンに比べたら超絶技巧度は低め。そのかわりグラント・グリーンっぽいBlackness がプンプン漂ってくるのが彼の個性となっている。まあ、このあたりのベンソンズ・チルドレンではノーマン・ブラウンが圧倒的に巧いので、ボビー・ブルームにとってはちょっと分が悪い。

ヘフナー・ギターのJazzica モデルを地面と水平に抱え、ベンソン同様に逆アングルでピッキングする。何ともいえずカッコいい。あのような格好でフルアコを弾けるにはやはり体が大きく、腕の長い欧米人じゃないと無理だな。

70年代から80年代にかけてロリンズのバンドに長期に在籍し、また、レコーディングすらないものの87年頃にはマイルスのバンドに参加していたという輝かしい実績があるにも関わらず、ほんと、彼の知名度は低い。悲しくなるくらい低い。

ちなみに本アルバムと1981年リリースの初リーダー作 『 Clean Sweep 』 の2作品は、おそらく未だCD化されていないと思う。ので、手に入れるのは困難だが、最近の作品の中では、1995年のCriss Cross 作品 『 No Hype Blues 』 や、昨年にOrigin からリリースされたライブ盤 『 Way I Play 』 などが出来がいいと思う。ぜひこの機会に御一聴あれ。


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2009/08/12 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


Re: Bobby Broom / Livin' For The Beat ( 2 )

 Bobby Broomいいですね!
すっかり、ファンになりました。
曲を聴いているだけで、リゾートの島々にいるようです。
マイナーペンタトニックからの分析を取り入れた文は、学問的に考え楽しめました。
いつから、このタイプを聴かなくなったのかな?
と昨日は考えて、角松敏生、ジョーサンプルのカセットを出してきて聴いていました。
 良いものは、今もいい!
友人がThe Squareのカセットを石垣島の旅に持って来て、kimi wa harricaneの曲になると、どうしてもアクセルを踏みすぎてしまったこと、みんなに、スピード!
と叱られたこと、懐かしいです。
 これらを聴いていると、夏の季節の良さがさらに倍増します。
 
 夏は、良い季節です。
夏が素敵だと、秋の訪れもドラマチック、冬の温かい部屋の中での和やかな時間、そして迎える待ち遠しい春、、、、すべて季節が輝き始めますね。

ひまわり |  2009/08/13 (木) 17:55 No.568


Re: Bobby Broom / Livin' For The Beat ( 2 )

>角松敏生、ジョーサンプルのカセットを出してきて聴いていました。

角松の話を今日偶然、看護婦と話をしていたところです。お互い40代で音楽の話がよく合うのですが、彼女も角松すきだったらしいです。

角松いいですよね~。
明日は「SEA IS A LADY 」でもiPODに入れて
通勤中に聴いていこうかな。

今日はね、山下達郎の「ライド・オン・タイム」とカシオペアの「 Photographs 」を聴きながら仕事場い行きました。やっぱり夏限定の名盤ってありますよね。

松田聖子の「パイナップル」を先ほどから聞いていますが、あれも夏っぽいアルバムです。名盤ですよ。松田聖子といってもばかにできません。バックミュージシャンは凄い人ばかりです。

それにしてもやっと夏らしいくなりましたね。
新型インフルも増えているみたいですので、
お体にはお気をつけください。

criss to ひまわりさん |  2009/08/14 (金) 00:25 No.571


おぉっ!パイナップルですか

crissさん,横から割り込み失礼します。

私にとっての松田聖子の最高傑作は今も昔も"Pineapple"と決まっています。奇遇ですねぇ。最近Blu-specで出たようですが,さすがにそこまではって感じですが,それでもこれは日本歌謡史に残る名盤と思っています。

このアルバムについては,ブログを始めた当初に記事にしたことがありますが,さすがにcrissさんのところにTBは恥ずかしいのでやめておきます。失礼しました。

中年音楽狂 |  2009/08/14 (金) 00:36 [ 編集 ] No.572


Re: Bobby Broom / Livin' For The Beat ( 2 )

>私にとっての松田聖子の最高傑作は今も昔も"Pineapple"と決まっています。奇遇ですねぇ。

偶然ではなく、必然ですよ、これいいもん。

曲ごとのミュージシャンのクレジット見てるとワクワクしちゃいますよね。

ベースだけみても、高水健司、伊藤広規、岡沢章、ですもん。

パラシュート、プレーヤーズ、山下達郎バンド、の面々が勢ぞろいですよ、こりゃすごいです。

作曲も来生たかお、財津和夫、そして原田真二ですからね、思えばすでにこのころから原田真二って聖子の近くにいたんですね。このころからすでに関係があったりしてね。

そしてやっぱり松本隆の詩がいいですよね。
なんだか無条件で幸せな気分になる感じ。
やはりこの人、天才です。

昔、彼の「微熱少年」なんていう著書が好きだったな~。

>最近Blu-specで出たようですが,さすがにそこまではって感じですが,

そうですね。店頭で僕も手にとってみましたよ。DVDもついているから仕方ないんですが、3000円はちょっと高いので今のところ買っていません。でも買うかもしれない。たぶん、買っちゃいそうです、このままじゃ。近くのレンタル屋さんに入るといいんですが、無理かな。


実は、僕も昔、パイナップルについてちょっとだけ書いてます。僕も恥ずかしいので内緒ですが。

criss to 中年音楽狂さん |  2009/08/14 (金) 22:49 No.574

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