雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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WASABI / WASABI featuring Alessandro Gwis Emanuele Smimmo Lorenzo Feliciati

   ↑  2009/08/27 (木)  カテゴリー: group

wasabi



CDショップや書店に足を運ぶと最近、スタッフお手製のPOP広告がやたら目につく。

昔は単に商品を陳列していただけだったのに、いつの間にか商品の脇に色鮮やかな手書き文字の解説が添えてあることがごく普通になった。僕などは書店にしてもCDショップにしても買う商品がはじめから決まっていて出かけるわけではなく、ぶらぶら店内を物色しながら気に入ったブツを思いつきで買ってくるほうなので、この手のPOP広告は実に重宝している。

相手側もPOPによる販売促進効果を十分承知しているから手間暇をかけてて丁寧に書いているのだろう。

僕が日頃から足繁く通う Disk Union などは昔からPOPを採用していたけれど、秋葉の石丸電気などはそのあたりは素っ気なくて機械的に新譜を面出し陳列するだけだった。が、最近はどういう心境の変化なのか、やたらとPOPをベタベタ貼り付けて売っている。ちょっと異様な感じすら受ける。

このPOPはやはりあの紫メガネをかけた髭のバイヤーさんが書いているだろうか。そんなことを考えながら昨日も石丸電気6階フロアを物色していたら目に飛び込んできたのがこの WASABI というピアノトリオの新譜。

≪ まさにイタリアのE.S.T. ~≫ という惹句で始まるA3サイズもあろう大きなPOP。E.S.T. の大ファンである僕にとってはまさに一撃必殺のキラー・ワード!! その瞬間、完全に思考回路は停止し冷静な判断力を失い、気がついたときには手に握り締めてレジにむかっていたのです。

エスビョルン・スヴェンソンが不慮の事故で亡くなって事実上 E.S.T. が消滅してからというもの、CD販売店では ≪ E.S.T. のお好きな方は必聴!! ≫ とか、≪E.S.T. の遺伝子を受け継いだ~ ≫のような惹句を頻繁に見かけるようになった。

そんなキャッチコピーを見るたび全く無名の未知のピアノ・トリオを買ってしまうのだが、いまだかつてE.S.T. を凌駕するようなバンドに出逢ったためしがない。似ていればまだしも、まったくE.S.T.とは別物としか思えないものまで無理やりE.S.T.に結びつけて売ろうとする傾向も無きにしも非ずだ。


喩は悪いが、、、
≪ねえ、そこのお兄ちゃん、優香似の可愛い子がいるから遊んでいかない~ ≫ なんていうキャバクラの客引きに釣られて入店しても、優香ちゃんみたいな子が出てきたためしがない !!  それどころか南海キャンディーズのしずちゃん似の子がいきなり体を摺り寄せてきて萎えてしまった・・・・みたいなものばかりだ。( なんじゃそりゃ ) 

そんなわけで、あまり期待もせずにプレーヤーにディスクを乗せたのだが、これが凄く良いピアノなのだ。案の定、E.S.T.にはほとんど似ていない。完全に期待を裏切られたわけだが、良い方向に裏切られた、というべきだろう。

静謐な音の質感は確かにE.S.T.に似ていなくもない。薄暗い神殿の大理石の廊下を素足で歩いて行くような肌ざわりだ。ピアニストがアコピに加え、電子音も操るあたりもE.S.T. ライクだ。アコピに連動してシンセの音が被るあたりは、moog のpiano bar を使用しているのだろうか。あまり嫌みのない洒落た使い方で好感が持てる。テクニック的にもかなり高水準だ。

そうそう、この WASABI という奇妙な名前のバンドのメンバーはだれなんだろう。脊髄反射的に手に入れたディスクなので、メンバーが誰なのか全く知らずに買ってしまった。あらためてメンバーの3人を見てみよう。

ピアノはアッレサンドロ・グイス ( Alessandro Gwis , Roma , 1969~ ) 。ジャケット左端の長髪のイケメンが彼。8歳からクラシック・ピアノをはじめ、80年代後半よりジャズ&ポップ界に進出。1994年からはジャズ・タンゴのバンド Aores Tango のメンバーとして名をはせた。1993年から2000年まで、イタリアン・ポップス界の大御所ジャンニ・モランディのサポート・メンバーとしても活躍した。一方、ジャズ界においては、ステファノ・ディ・バティスタ、パオロ・フレス、エンリコ・ラヴァら、一流ミュージシャンらとも共演を果たしている。灯台もと暗しとはこの事で、M & I から既に2枚のジャズ・タンゴ作 ( 『 タンゴ・エロチカ 』 、『 タンゴ・エクスタシー 』 ) をリリースしている。確かにCDショップでジャケットは見た記憶がある。この人だったのねぇー。

ベースはロレンッツォ・フェリシアチ ( Lorenzo Feliciati ) 。ジャケットの中央で左手を広げているのがこの人。年齢不詳だがおそらく年齢的にも一番上で、実質上のリーダーのようだ。曲もほとんど彼が書いている。本作ではダブル・ベースを弾いているが、得意なのはエレキベースのようだ。過去2作のリーダー作はいずれもエレベでフュージョン/プログレを演奏しているし、youtube にアップされている映像もすべてエレベを弾いている。

最後にドラムのエマニュエル・・スミーモ? ( Emanuele Smimmo , Cagliari , 1973 ) だが、彼のweb site はあるもののすべてイタリア語なので全くわからない。7歳のときにクラシックのパーカッション&ドラムを習い始め、18歳になったときにローマに移住。そこでキューバ人ドラマー、オラシオ・エレナンデスに師事している。主にスタジオやテレビ番組の仕事が多いらしく、またイタリアの最も権威ある音楽学校( どこ?) や楽器店でクリニックを開いているようだ。

  DEEZER で全曲フルで試聴できますよ。

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