雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Diederik Wissels / From This Day Forward ( ReEntry )

   ↑  2009/10/20 (火)  カテゴリー: piano

diederik wissels from this day forward





静かなバイオリンの音色で始まり、それをストリングス・アンサンブルが包み込み、やがて恐ろしく澄んだ音色でメロディーが奏でられる。ただただゆっくりと、夢幻的な世界に聴き手を誘う幽玄なサウンドがディーデリク・ワイセルズの持ち味。他の誰にも到達できない彼独自の孤高の音世界。それは幻想世界に鳴り響く鐘の音かもしれない。

本作はベルギーを代表するジャズ・シンガーであるデヴィッド・リンクスとの共同作品も多く制作しているディーデリク・ワイセルズの97年の代表作。D・ワイセルズは1960年にロッテルダムに生まれ、68年にブリュッセルに移住。その後渡米し、バークリー音楽院でケニー・ドリューやジョン・ルイスに師事し、,80年代以降は常にブリュッセルのジャズ・シーンの第一線でピアニストおよびコンポーザーとして活躍してきた。

彼の音楽はヨーロッパの叙情的サウンドというよりは、徹底的にクールネスとダークネスに貫かれた彼独自の音世界であり、他の欧州圏のピアニストを聴き慣れた耳には多少の違和感を感じるかもしれない。光りを求め、魑魅魍魎が蠢く霧深き森を彷徨う迷い人、そんなヴィジュアル・イメージを想起させる本作だが、しかし、その幻想的で立体的、そしてドラマティックな音世界に一度嵌ると病みつきになること必至だ。そして、D・リンクスの透明感溢れるクレヴァーなヴォーカルが絡んだ作品では、その世界観は更に深度を増し、他の何処にも存在しない極めて特異なサウンドを放散する。彼のジャズには、4ビートを基調としたスウィンギーな伝統芸能としてのジャズの要素など微塵も感じられない。これぞコンテンポラリー・アート。そんな音だ。

Diederik Wissels / From This Day Forward  ( amazon )
星1つ星1つ星1つ星1つ
1996 Igloo IGL128

Diederik Wissels  ( p )
Kurt Van Herck  ( sax )
Gwenael Micault  ( bandoneon )
Cecile Broche  ( violin )
Frans Vander Hoeven  ( b )
Hans Van Oosterhout  ( ds )
Michel Seba  ( perc )
Ilona Chale  ( vo )
David Linx  ( vo )

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2009/10/20 | Comment (6) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


Re: Diederik Wissels / From This Day Forward ( ReEntry )

 まさに、これからの季節を想像する色彩感に溢れていますね。同じ秋でも、ヨーロッパの落ち葉の街にいるような空気が伝わってきます。
ただただ物悲しいのではなく、メロディーがバンドネオンに切り替わる辺りの真の力強さと、ストリングスの風の唸り声のようなトレモロ、絵画の世界にいるようで、好きです。
 今日友人が、ブレッカー兄弟のことを思い出したように話してくれて、マイケルの方は白血病で、確か、、なったのでは?
あなた、ランディが病気と勘違いしていなかった?
ランディは弟のために骨髄移植できる人を探していたはずよ?と言っていました。
まあ、、白血病?

クリスさん、間違っていたら、ごめんなさい。

 こんな話をしている一方、私はたまたま今日値下げした?と言うカバンを買い、猫好きの友人へのプレゼントを探していたら、カバンを買った店の隅に、とても可愛い猫の写真入れを見つけ、5000円以上買ったから、と、おまけまで、もらいました。
さらに、お花を飾りたかったので、スーパーのお花コーナーを見ると、まだ一つつぼみの付いている甘い香りのカサブランカが150円!!
まあ、なんてタイミングがいいのでしょうか?
今日は、とても充実した日。
これから、夜空のオリオン座を見ます。
今日は、流れ星を見つけられそう!!

 悲しみと、幸せはとても近いところにあるように感じています。今日は、たくさん、たくさん、感謝です。

 

ひまわり |  2009/10/20 (火) 23:20 No.746


Re: Diederik Wissels / From This Day Forward ( ReEntry )

 マイケル ブレッカーさんのことが気になって検索していたら、雨の日にはJAZZの記事が出てきました。
大変失礼いたしました。
そういえば、すずっくさんに、夏の頃、少しうかがっていたように、思い出しましたが、最近の記憶が年々衰えつつあり、悲しいです。

 昨日、1時20分頃、三ツ星の真ん中あたりで、左から右下に落ちる流星を見ました。
とても強い光でした。
夜間に飛ぶ飛行機も、見ました。
星の瞬きのように、、、という、城達也さんのセリフを現実のものとして実感しました。


ひまわり |  2009/10/21 (水) 15:46 No.748


Re: Diederik Wissels / From This Day Forward ( ReEntry )

この曲を聴いて、僕もひまわりさんのように詩的な表現で曲を言葉にできればいいのですが、なかなか簡単にはいきません。ひまわりさんのコメントの最初の4行をそっくりそのままいただきたいくらいです。

マイケル・ブレッカーは2007年1月に亡くなっています。白血病ということですが、正確にはDMSという病気です。僕のおばあちゃんもその病気で亡くなりました。
こちらに記事を書いています↓。
http://jazzlab.blog67.fc2.com/blog-entry-166.html

>これから、夜空のオリオン座を見ます。
今日は、流れ星を見つけられそう!!
ひまわりさんは空が綺麗なところにお住まいなのですね。東京の空は見ていると息苦しくなってくるくらい汚いです。たまに栃木の実家に帰ると星の多さと空の高さに眩暈がするくらいです。

criss to ひまわりさん |  2009/10/22 (木) 00:00 No.752


Re: Diederik Wissels / From This Day Forward ( ReEntry )

ひまわりさん、こんにちは。

ひまわりさんの二つ目のコメントを読む前に↑のようなコメントを書いちゃいました。私のブレッカー訃報記事を発見していただきましてありがとう
ございます。仕事がら、病気に対してはシビアにみてしまうくせがあり、
ブレッカーがMSDになった時も、その時点で個人的には諦めていました。

血液疾患ばかりは防ぎようないですから、しかたありませんね。

今、昼休みです。今の仕事は昼休みがほとんどなく、唯一、木曜日だけが1時間ほど昼休みをとることができるんですよ。

>最近の記憶が年々衰えつつあり、悲しいです。

僕もすべての記憶がぼんやりとしたものになりつつあります。こわいようで、結局、そのほうが幸せかなって思ったりしています。

城達也。懐かしい響きですね。あの人はタバコで早死したんですよね。

criss to ひまわりさん |  2009/10/22 (木) 12:37 No.756


Re: Diederik Wissels / From This Day Forward ( ReEntry )

 貴重なお昼のお休みの時間に、すみませんでした。
病院の外来に来ると、2時くらいでも患者さんがみえて、先生、看護師さんは、いつ、お食事をされるのだろうか?
って、心配に思ったことが何度かあります。
私なら、仮眠室で寝ていないと、体がもたないので、本当に時間は貴重に思えてなりません。
 良い音楽を聴くことが、とても大きな楽しみになっていますので、これからもよろしくお願いいたします。
私はJAZZを通して、さらに毎日が楽しくなりましたよ。
様々な方々の、温かい心や、想いにも触れられるので、それも楽しいのかもしれません。



 

ひまわり |  2009/10/22 (木) 22:51 No.763


Re: Diederik Wissels / From This Day Forward ( ReEntry )

おはようございます。今、土曜日の5時55分です。
木曜日は当直だったので、昨日は帰宅するとすぐ寝てしまい、
先ほどまで9時間も眠ってしまいました。

一般の方は、当直明けは休み、だと思っているみたいですが、
僕らの世界は、当直明けも普通に仕事です。

若いうちはそれでも平気で、逆に当直明けの日はハイテンションににって
そのまま飲みに出かけたりよくしましたが、さすがに最近はぐったりして
帰宅するとすぐ寝てしまうようになりました。

>先生、看護師さんは、いつ、お食事をされるのだろうか?
って、心配に思ったことが何度かあります。

そうですよね。今の職場は昼休みがなく(看護師はありますが)、昼ごはんが食べられません。そのおかげで一年半で体重74kg から66kg(現在)までダイエットできました。痩せるにはなんだかんだいって食べないのが一番です。

>良い音楽を聴くことが、とても大きな楽しみになっていますので、これからもよろしくお願いいたします。
私はJAZZを通して、さらに毎日が楽しくなりましたよ。

こちらこそよろしく。なかなか忙しくて頻繁に更新できなくなてしまっていますが、のんびり、マイペースで続けていきますので。

criss to ひまわりさん |  2009/10/24 (土) 06:05 No.770

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