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Peter Erskine, Tim Hagans & The Norrbotten Big Band / Worth The Wait

   ↑  2009/11/08 (日)  カテゴリー: large ensemble

norrbotten big band worththewait 


ティム・ヘイゲンス ( Tim Hagans ) が監修を務めるスウェーデンの名門ビッグバンド、 ノルボッテン・ビッグバンド (  Norrbotten Big Band :  NBB ) にピーター・アースキンが客演したた2007年の作品。 ティム・ヘイゲンスとピーター・アースキンは、70年代初めに共にスタン・ケントン楽団に在籍し、同じ釜の飯を食った仲間。その繋がりでこの共演盤が実現したのだろう。

スウェーデンには首都ストックホルムに本部を置く Stockholm Jazz Orchestra ( SJO ) や イェーテボリを拠点に活動している Bohuslan Big Band ( BBB )  など、優秀なビッグバンドがあるが、この NBB もSJO や BBB に比べても決して遜色ない素晴らしいビッグバンドだ。

NBB の活動拠点は北スウェーデンのリューレオ市 ( Lulea )  にある。 BBB で長年、常任ベーシストとして活躍している森泰人氏によると、北スウェーデンという地は自然環境が厳しいため、スウェーデンの腕の良いミュージシャンは住みたがらず、都市部へ移り住んでしまうらしい。そのため NBB のメンバーは現地のミュージシャンではなく、ストックホルムから招聘された外部のミュージシャンが多いとのこと。

そう言われてみると、NBB のリード・アルトのヨハン・ホーレン ( Johan Horlen ,1967~ )  や人気若手ベーシストのマーティン・シェーステッド ( Martin Sjostedt ) ( 前項あり ) は、普段はストックホルムを中心に活躍していて、SJO のメンバーとして活動しているミュージシャンだ。

ただし、彼らのOfficial Web Site の 《 Musicinas 》 で現在のメンバーを確認すると、どうもヨハン・ホーレンはすでに脱退しているらしい。その代わり SJO から同バンドの看板ソリストであるテナー奏者のカールマーティンア・ルムクヴィスト ( Karl-Martin Almqvist  ) ( 関連前項あり ) が正式メンバーとして参加している。

本作は、ピーター・アースキンのソロが大々的にフィーチャーされているので、アースキン・ファンにはたまらない一枚になるであろう。しかし僕個人的には、アースキンの知性溢れる見事なプレイも然ることながら、ここでは前述アルト奏者のヨハン・ホーレン にも注目してもらいたい。日本ではほとんど無名だと思うが、その演奏能力は抜群で、誰しもが欧州ジャズの懐の深さに驚くはずだ。

ピーター・アースキンのオリジナルが3曲、ティム・ヘイゲンスのオリジナルが4曲で、全7曲収録。アレンジの殆どをヘイゲンスが手掛けている。どの曲もセンスがよく、安らぎと刺激が交互に押し寄せてくるようなダイナミックな曲が大半を占める。ホーン・アンサンブルはやや甘さがみられる箇所があるが、ソリストはそれぞれ個性的で巧いし、総体としては世界レベルと云ってよいのではないか。少なくともスウェーデンの田舎のローカルバンドを匂わせる野暮ったさは皆無で、アースキンの貢献もあるのだろうが、非常に洗練された印象を受ける。本作は発売時、Down Beat 誌で四つ星を獲得しており、評論家の評価もすこぶる良かったようだ。

NBB の Web Site によると、本年の5月にはピーター・アースキンとの第二弾作品をレコーディングするため、訪米しているとのこと。しかもゲストとしてランディー・ブレッカー、ジョー・ロバーノ、デイヴ・リーブマンらも参加しているらしい。これはすごく楽しみだね。

Peter Erskine, Tim Hagans & The Norrbotten Big Band / Worth The Wait
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